2020年8月

2020年8月29日(土)
代官山 晴れたら空に豆まいて
 ~14周年記念配信ライヴ~
吾妻 光良トリオ+1
吾妻光良(Vo.G)、牧 裕 (Bass)、
岡地曙裕(Drs)、早崎詩生(Apf)

お世話になっている晴れ豆さん14周年の配信ライヴです。8/29はその見た目通り「焼肉の日」で、是非お家から、バーベキューなどしながら楽しんで頂ければな、という主旨ですが、晴れ豆さんは14年、一方我々も40年以上も活動を続けてきていると、実はそんなにもう昔ほど肉は食わないなぁというメンバーも出てきてまして、肉よりは魚、魚よりは豆腐、お!豆じゃんか!とうまくオチがついたところで、お後がよろしい様で・・・。

で、急遽数曲ゲストに長見順ちゃん決定しました

密を避けられる人数の15名様限定で、実ライヴ・チケットの販売もあるそうです。ご希望の方はお店に電話かメールで。

配信開始:19:30から1時間半程度 。
無料ですが、投げ銭受けつけてます。

  晴れ豆さんスケジュール・ページ   

さて、トリオ+1のメンバー的には3月7日のBoppersでの次郎吉ホトケさん入りをやってから、5ヶ月が経過した訳ですがその間に行ってきたのは、次郎吉からの配信2回、サムズアップから1回、に続いての4回目の配信ということになりまして、1ヶ月に一回弱のペース、後期中年者にしては頑張っているじゃないか、という状況ですが、直前に15名様限定で客入れ公演にさせて頂けないか、といった案が浮上してきて、何と175日ぶりのお客さんの前での演奏とあいなりました。そして急遽、ゲストに決まった順ちゃんも加えて、さて、本番前のたしなみはどうしよう・・・?

「あそこはどうよ、駅前の串カツのT中は?」
「ダメダメ! リーズナブルだし三密に決まってる!」
「そもそもソース二度漬け厳禁、つっても飛沫がさ・・・」
「いやいや、ソースは漬けるの、やめてるらしいよ」

とりあえず様子を見に行こう、と繰り出したところ、何とガラガラ! よし、これは千載一遇!と入店して飲み始めました。久々に居酒屋で飲むのは楽しいなあ!と大変盛り上がったことは言うまでもありませんが、いっぱしの大人ですので、会計時まで全員しっかりマスク姿でした。

焼肉の日に串カツとは反則な気もしますが、ま、焼こうが揚げようが似た様なもんです。そう、そして人生は数奇なもので、この8/29に吾妻が使用したギターはジャージーガールさんのES-298、とても偶然とは思えません。

いや、綺麗なギターだなあ、とほれぼれしてしまいます。ちょっと写真だと判りにくいのですが、4名の配置も可能な限り距離を取っていて、配信のセンターカメラを見ると物凄い広いところでやっている様な画になっていました。牧さんと岡地さんの2ショットにもどことなく前後の奥行きが感じられます。ワインのテーブルもゴージャスです。

晴れ豆さんはピアノ良し、小屋の響き良し、PAミキシング良し、と三拍子揃っているのですが、更に配信の映像制作もなかなかのもので、こんな合成画面も見られました。

何か、演奏している図というよりは、年寄り2名が困ったよなァ、と相談しているみたいな図ではありますが。そして、やはりゲストがいると盛り上がります。順ちゃん!

吾妻も串カツのT中で久々にリラックスしてしまいましたので、ステージに上がってくるゲストに対して思わず、

「うわっ、スゲえ化粧!」

と叫んでしまいましたが、まあ見る角度によっては、

こんな感じですから神様も許してくださることでしょう。そして、この日順ちゃんにはピアノも弾いてもらい、メンバー全員が大好きな「夏に生まれた夏子さん」を。真夏に一緒に演奏するのは初めてでしょうか。みんなその歌声に酔い痴れておりました。え?ピアノを追い出された赤い人はどうしてたか、って?

大丈夫です、しっかりこうして吹いていま、いや、吹きすぎていました。終了後は、お店が出してくれたワインやおツマミをがんがんと飲み食いして一銭も払わずに帰る、というとても大人とは思えない振る舞いをしてしまいましたが、それもこれも晴れ豆スタッフの皆さんの温かいもてなしのおかげで、あ、そうか、ピアノ良し、小屋の響き良し、PAミキシング良し、映像良し、スタッフの方々良し、で五拍子揃っていたのでした。善人に悪い人無し、です。

2020年8月8日(土)
京都 磔磔
三宅伸治 真夏の夢
  やっぱり磔磔3DAYS・中日

三宅伸治&the spoonful
 三宅伸治(Vo.G)、高橋”Jr.”知治(Ba)、
 KOTEZ(hca)、茜(Ds)
ゲスト:吾妻光良

なかなかこうスケジュールが決まるライヴも少ない中ですが、コロナ騒ぎが始まる前から三宅さんから誘われていたこの催し、チュウニチ、じゃないですよ、3日連続の三宅さんイベントのナカビ、ですからね、敢行することになりました。え?観光じゃないだろうな?い、いえいえ、8月8日、といえばその昔は「ハチハチRockデー」なんていう催しもあったぐらいで、ロックな日ですからね、頑張ります!

前売 ¥5000/当日 ¥5500
開場 17:00 / 開演 18:00

磔磔HP

アラビア語をお喋りになれるんだがなれないんだか、いま一つはっきりしない知事の方が、やたらはっきりと「他県には行かないでください」と訴えてらっしゃるのは、判らないでも無いですが、こちらも義理というものがありまして、これまで何回か誘われてきた、この三宅さんの磔磔での恒例ライヴ、覚悟を決めて感染対策グッズもいろいろと取り揃えて京都へと赴きました。ステージに呼ばれると、

先ずは除菌シートでマイクを清めるところから始めます。いや、別に磔磔が不潔だ、ということではありませんが、可能性は小さくても誰かの飛沫が付いていたらアウトですので念には念を入れております。また、写真では判らないですが、首から今年3月の次郎吉ライヴでも使用した除菌ペンダントもぶら下げています。

ステージ左から高橋ジュニアさん、三宅さん、茜ちゃん、と来て一番右にコテツさん、という布陣のSPOONFULですが、服装にさほど統一感が無いのに救われて、吾妻のロック風味のジャズシャツ(意味不明、EBayで2900円)も激しく浮いてしまう様な悲劇には見舞われませんでした。
段々興が乗ってくると、各メンバーの演奏にも力が入りますが、やはり出身が同じブルース畑のコテツ氏とは似た様なところで盛り上がりがちで、ソロのところなどはつい今まで通り、対面で飛沫を飛ばし合いそうになってしまうので、目くばせで顔を向かい合わせない様に留意しました。

しかし、それもあくまで冷静なうちだけで、ブルース衝動が突き上げてくると、若い(部類の)コテツ氏はやはり抑制が効きません。吾妻は飛沫を避けるのに懸命であります。

この日は人数制限付きとはいえ、3月の次郎吉以来初めてのお客さんが入ったライヴで、いやあ、やっぱりこれが良いんですよねー。終わってからのステージ上での全員集合写真にも、そんな来ていただいたお客さんに対する感謝の表情が読み取れるのではないでしょうか?

と言いつつも、吾妻はコテツ氏の飛沫を恐れてファイルでしっかりと防御しておりました。
ちなみにこの配信、8/22まで購入してご覧いただけるそうですので、ご興味がある方は、是非下記からどうぞ。

ツイキャス・プレミア配信