カテゴリー別アーカイブ: 11月 千住cub/ブライトブラウン/House of Crazy/Nashville West

2019年11月

2019年11月9日(土)
ミュージックライン千住 はしごライヴ
Live Bar CUB 吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo,G)、牧裕(Bass)
岡地曙裕(Dr)、早崎詩生(Pf)

5年前にトリオでお邪魔した北千住の街あげての音楽イベントに今年も参加させて頂きます。ここ数年は、南会津大宴会の後にも飲み上げてたりしますんで、以前よりだいぶ土地勘もついてきました北千住の街並、楽しみであります。

イベントHP

そうです、いくら南会津大宴会の後で何回かこの街で昼飲みを敢行しているとはいえ、五年ぶりに訪れるお店、となると皆目、何も覚えておりませんで、駅に着いたは良いけど迷う迷う。結局一度、店の前を通り過ぎてしまい、何とか5分遅れぐらいで、Cubにたどり着きました。お店はなぁんとなく、しか記憶にありませんが、マスターのK林さんは、ああ、こういう方だった様な、ともう少し記憶のよすがが残っていました。リハを終えてそれでは、と桐生から遊びに来られたK柴さんを伴って本番前のたしなみに行きますが、不案内でしょうから、とK林さんが裏道を案内してくれたのですが、おお、ここは何となく記憶が濃く残っている。どの店に入ろうかなぁ・・・、と周囲を見回していると、あれ?

おお!これは南会津大宴会終わりで3回ぐらい来ている店じゃないか!ということに気づき、否も応もなくこの店の中に吸い込まれていきました。そしてたしなみが終わりいざ本番、

いや、この日も多くの方々にお越し頂きまして、ありがたい限りです。 このCub、ご覧の様にコンクリート・モルタル剥き出し風の壁が良い感じの響きを醸し出しており、なかなか各楽器が響いて気持ち良い空間でした。

マスターK林さんのお知り合いの方が撮ってくれた写真だと思うのですが、一人一人のアップの写真がありましたので、折角ですので4枚まとめて並べてみました。

令和2年のアーティスト写真(?)として使わせて頂くかも知れません。そして、非常に良く見に来られていて、写真もご提供頂いているMasuminさんにも練り歩きコーナーを一人ずつ撮って頂いたので、これも並べてみましたが、まあ、これは他には特に使えませんでしょうな。

とまあ、日頃の感謝も交えまして、良く来られている方々も交えて、お店で打ちあがって上機嫌で帰りました。また是非宜しくお願いします。

danraku

2019年11月8日(金)
帰ってきた(?) プレミアム・フライデー企画
パワポ・レコードコンサート第五弾
「酒の歌を聞きながら?む会」
中野 ブライトブラウン
吾妻 光良+富山浩嗣 +浦野紘彰(ホッピーズSaxミニライヴ時)

東海地区でも初めてお披露目したパワポ作戦、
大成功(?)に味をしめた二人組が、今度は酒の歌
で?みあげます!いつもどおり、プレゼン後は
ミニ・ライヴもあります!
19:30 open / 20:00 start? ?¥800+Order

ブライトブラウン facebook

浜松ビスケット・タイムでの好評に調子に乗り、久々に開催の決まったこのパワポ・コンサート、これでもう5回目ですので、諸々な部分も合理化されてきており、最初の頃は、だ、ダメだ、もう間に合わないかも知れない!と焦っていた資料準備も前日にはすべて終わり、もうあとは本番のみ、いやあ、本番前の吾妻も富山も近隣の串揚げ屋で嗜んだ後で、実に嬉しそうであります。

さて、酒の歌といえば、手前どもの「大人はワイン2本まで」の歌詞にも堂々と登場してきますが、やはりエイモス・ミルバーン、この人抜きには語れません。A面一曲目は先ず、この曲から入りました。

そうですね、「悪い悪いウィスキー」です。二曲目はジョー・リギンスのピンク・シャンペン、三曲目は、またワイノニーでクワイエット・ウィスキー、四曲目は・・・、という辺りである休日の夕方に気づきました。
「こ、これはウィスキーとワインの曲を交互に並べられるのでは・・・・?」
というところに着想を得て、第一部は本邦初「ウィスキー/ワイン歌合戦」の開催となりました。ブライトブラウンの協力を得て、勝ちのチームに投票した方の中から抽選で一名様にウィスキー一杯、もしくはグラスワインをプレゼント、という企画を展開したところ、知人のKさんが当選。ヤラせじゃないですからねー。さて、酒の歌といっても時代や文化が色々と異なりますので、容量とか価格についてこんなスライドも用意しました。

そんなこんなもあり、いや、まあ二人ともよく喋る喋る。
「吾妻さん、こういう催しはいいですねー!」
「そりゃ俺も楽しいけど、改めてどうして?」
「ライヴで何かMCで喋ってると、メンバーから『早く次の曲行けよ』っていう無言の圧力がかかるんですけど、こういう催しは喋り放題ですもんね!」
何か本末転倒、という気もしますが、まあ良いでしょう。あと一曲を残して15曲紹介したところで、本日の曲の内容をグラフで分析してみました。さて共通点は何でしょう?

判りましたか?この15曲の共通点は「酔ってる」のです。そりゃあさ、酒の歌だから酔ってるだろ、と思うのが大間違い。まるでそんなことは考えてなかったのですが、神のお導きか単なる偶然か、最後の曲はジミー・リギンスの「アイ・エイント・ドランク」!

「酔ってない」と言い張るジミー・リギンスの歌声に乗って本編は無事終了。続いてのミニ・ライヴ・コーナーでは、浜松で活躍したホッピーズの「ウラニィ」、浦野君も混じって、本編で取り上げたり取り上げなかったりした曲を織り交ぜてお届けしました。

あれ?ピアノのところにも誰かいる?

シッツレイしましたー、普段は赤い服を着ているあの方が座って弾いています。実は開演前に、串揚げ屋から戻ってきたら既にカウンターに座っていた彼と、
「あれ!今日来るって言ってたっけ!?」
「えええ、この前行くって言ったら、それじゃピアノ弾いてくれよ、って言ってたじゃないですかー」
という会話もあり、まあ、?み過ぎはいけませんね。また、当企画鋭意続けますので、宜しくお願いします。というのと、併せて少ない経費で回せますので、地方興行などお考えの方は気軽にご相談ください。引き続き熱海、箱根、日光方面大歓迎です。

danraku

秋の東海~近畿ツアー!

毎年この季節は、東海地区とかにお邪魔しているケースが多い様な気もしますが令和元年も例外なく参ります!
吾妻 光良トリオ+1
吾妻光良(Vo,G)、牧裕(Bass)
岡地曙裕(Dr)、早崎詩生(Pf)

2019年11月2日(土)
豊橋ハウスオブクレイジー
19:00 open / 19:30 start
adv \3,500 / door?\4,000 + 1drink

ハウスオブクレイジーHP

2019年11月3日(日)
高槻ナッシュビル・ウェスト
オープニングアクト:桑田瑞樹
17:30 open / 18:30 start
前売 \3,500 /当日 \4,000 +1drink \500

ナッシュビル・ウェストHP

秋の近畿・東海ツアーの初日は豊橋。さて、いつ以来だったっけ、何かフェスみたいなので来たよねー、森・湖・大地、じゃなくて何だったっけ?あ、森・道・市場、じゃね?あ、それそれ、とかなり記憶もあやふやでしたが、かろうじて思い出しつつ、駅構内を歩くと、あ、このサ店で四人で電車待ってた、そういえば早崎があの時、ケータイをi-phoneに変えて一切使い方が判らなくて困ってたな、そうそう、仕事で連絡取らなきゃいけなくなって大変な時なのにな、そうだそうだ、とどうでも良いことは沢山覚えているのに、お店への行き方はまったく覚えておらず、一番良く来ている岡地さんの後を皆でカルガモの様についていきました。
無事にハウス・オブ・クレイジーに着いてリハを終えると、恒例化しつつあるのが、主にW大学の音楽サークル関係の後輩で、今や地元名士の方々との懇親会、というかたしなみ会。

もう40年以上前の話なのに、F井さんがテストの珍回答のせいで単位を落としてしまった話に大笑いできるのはありがたいことで、もう本番前に出来上がっている感じですらあります。 トリオとかこのトリオ+1で演る時は、ちょっと高めの椅子に座って演奏することも多いのですが、前回がどうだったかも思い出せません。まあ、吾妻が今回選んだギターもたまたまロック色の強いギブソンSGですので、たまには立ちでいいか、とこんな感じで始まりました。

前週のジャズ!なムードとは趣の異なったロックな感じが良いですよねー、と続けているうちに、ステージ右手の赤い人はあらら、

いつの間にかロックらしくない楽器を咥えたかと思いきや、それに触発された吾妻もあらら、客席に下りていってしまいました。

そして当然、何のためのピアニカか、と赤い人も下りてきて場内を練り歩いていき、

まあ、結局どこでやっても同じテイストではありますが、たしなみに続いて飲みの第二ラウンドはより増殖したメンバーで、楽しく深く続きました。

ちなみに前出のF井さんは、我々を見送って帰宅途中、急に走りたくなって走ったら、ものの見事につまずいて倒れて手首を怪我したそうで、もう若くないのですから、是非気をつけたいですね。

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そして、翌日はこちらは三回目なのでもう慣れているナッシュビル・ウェスト、の筈が誰一人お店への入り方が判らない。先に着いた早崎以外の三人は偶然通りかかったマスターのお父様に案内されて、後から来た早崎は宅急便の方(?)に教わって入れたというぐらいで、まだまだです。ご家族経営で知られるここナッシュビルですが、またまたワインなどを頂いてしまいましたが、良い気になっていると以前の様にギターを忘れて帰ってしまいますので(2016年2月の記事を参照)、ここは是非、と着払いで送って頂く様にお願いしました。そしてナッシュビルといえば思い出されるのが、壁一面に飾られた数々の古いビザール・ギター。

こちらはリハの時の様子ですが、こんな感じでドドーッ、と飾られているギター、驚くべきはそれぞれを手に取ってみると、実はすぐにでも弾ける様な感じの弦が張られていてチューニングもかなりの精度で保たれています。お店のK辺さんが日々キッチリ面倒見ているのかも知れません。K辺さんにお聞きしたところ、このコレクションは知人の兄弟の方のコレクションで、家に置いておくよりもこうして人の目に触れるところに置いておいた方が良かろう、という提案もあってお店に飾っているそうです。後ほど撮られた写真の一枚ですが、吾妻はいとおしそうに楽屋に飾られていた一台を手に取って眺めておりましたとさ。

さて、話は戻って、遊びに来ていた井尻ィと彼のバンドのサックスのkumacoさんとたしなんで帰ってくると、既にオープニング・アクトの桑田瑞樹さんが歌っていました。

カントリー・ブルースの”ローリン&タンブリン”を思わせる様なリフに乗せて、何とも不思議な歌詞を乗せて歌う桑田さん、ニューウェーブというんでしょうか、グランジというんでしょうか、良く判らないなりに我々の世代も面白く、というか笑いのツボに響く感じで楽しく聞けました。そして、ここナッシュビルでも危うく前回使った椅子が判らなくなるところでしたが、どうやら廃棄品がそれだったらしく、ゴミに出されるちょっと手前で復活して、無事座りのライヴとなりました。

にしても、次の写真、何をこんなしゃかりきに合図しているんだ、と思われるかも知れませんが、

我々も折角ツアーで連日演るのなら、なるべく演目は日ごとに変えよう、と見上げた態度で臨んではいるのですが、余り演らない曲もあるためか、場合によってこんな感じで強い合図が必要になったりしたわけです。


そしてやはりこの日も終盤は、こんな感じで、店内をうろつくわけですが、それにしても壁のビザール・ギターが素晴らしい!今回、初めて判りましたが、ここナッシュビルの壁一面を飾るこのギターはほとんどあるご兄弟がコレクションされてきたものだ、ということで、集めた努力もさることながら、その保存状態に頭が下がります。そんなことは余り関係なく、赤い方はお店の方々に頭を下げながらピアニカを吹きながら行脚しておりましたが。

終了後は、ご経営一族に我々、更に井尻ィとkumaco嬢も混じっての大宴会でしたが、宿に帰る終電の都合もあってそんなに深酒せずに帰れた、

筈がホテルの吾妻の部屋で全員でもう一飲み、学生じゃないのにねー。豊橋の皆さん、高槻の皆さん、ありがとうございましたーっ!