2020年10月24日(土)
JAZZ@OWADA
“SHIBUYA JAZZ CROSSING”
吾妻 光良
& The Swinging Boppers
これぞ3月7日の次郎吉以来初めてのBoppersライヴです。
渋谷区文化総合センター・大和田伝承ホールでの定期的 ジャズ・イベントへの出演です!
「ジャズ? 本当に? 違うんじゃないの?」
いや、そこんところは是非、ご内密にお願いします。
そしてこのご時世ですので、定員345名様のところ100名様に限定してのご入場、そして一部、二部完全入れ替え制でお送りします。
全席指定:2000円(一般の方)/1500円(渋谷区民の方)
第一部:15時開場 / 本番16時~17時
第二部:17時半開場 / 本番18時半~19時半
3月7日の次郎吉以来の7ヶ月と二週間ぶりのフルメンバーによるBoppers公演、久々なので覚えているだろうか、指は動くだろうか、唇は切れないだろうか、色々な不安を抱えつつも何とかリハは終了。楽屋に引き上げると、何しろ「伝承ホール」だからでしょうか、良く判りませんが部屋には畳のスペースもあり、美味しいお弁当を頂いた後だけに、何人かのメンバーはほぼ瞬殺で睡眠Boppersに。
これで19回目という由緒正しいジャズ・コンサートですので、演奏前にはジャズに関連した映像が流れていましたが、エリントンが語ったというこんな有名な言葉が我々の真上に掲げられているという状況に、どうも、すみませんでしたーっ、とつい謝ってしまいそうになります。
なので急ごしらえでジャズを気取っても仕方ない、ということで、吾妻はロック風味の赤いソリッド・ギターで登場しました。もちろんマスク着用も忘れません。
何かやけに配置がゆったりとしてるな、と思われた貴方、いや、お目が高い。感染予防の観点から客席から全景が見えるギリギリの配置で、メンバー間の距離を可能な限り広く取ったセッティングにして頂いたのです。
そりゃあ密な方が、我々も盛り上がるのですが、コロナ下じゃあ仕方ないです。そんなこともあり、いつもより少しだけ上品な感じのステージ運びだったかも知れません。
完全入れ替え、途中には換気の時間も設けての二部制ですが、中には一部、二部両方ご覧になる方もいらっしゃるかも知れません。登場ギターと常用ギターを入れ替えたのに加えて、登場時のルートも一部は下手袖からでしたが二部は客席から、ということにしました。しかしお客様の近くを通ることになりますので、マスクだけでは感染予防策としては甘い!と摘発されかねません。
満を持して、じゃねえな、万全を期してフェースシールドも併用いたしました。しかし、こうして久々に客席を練り歩くと、コロナ前にしばしば客席に下りていって演奏していたことが懐かしく思い出され、つい下りていきたくなるわけですが、ギリギリ自制することが出来ました。
そうそう、この日は名取さんが仕事で出席できないということで、Drinkin’ Hoppysの大槻君に代打をお願いしました。冨田さんとは、同門サークルの先輩、後輩という関係ですが、御父上と同年齢だという話で・・・。
いよいよ、大団円、大声でコーラスして盛り上がりたいという局面ですが、体制だけは取るものの、飛沫が飛ぶのを防ぐために物凄く小さな声でコーラスする、というちょっと珍しい盛り上がりを迎えました。
ということで久々の単独ライヴでしたが、倒れることも、演奏が止まることも無く無事終了、ステージの入り口ではオフィシャル・カメラマンの方による記念撮影。やっぱりジャズっぽくは無いですが、ま、許してください。
そしてジャズだろうが、ロックだろうが、フォークだろうが、ライヴは何種類もあるわけですが、良いライヴは一つしかありません。ウチアゲが楽しいライヴがそれです、と言わんばかりに近くの知り合いの店でのウチアゲが催されました。やっぱりこういう日常が最高ですねー。
2020年10月17日(土)
阿佐ヶ谷 SOUL玉 TOKYO
JIVE小唄やカクテル・ブルースの秋
吾妻 光良 (Vo,G,Mandola)
富山 博嗣 (Vo,G)
井尻 昌孝 (Vo,G from 大阪)
早崎 詩生(Keyboard)
「え?井尻ィ、東京来るの?」
「そうなんですよ、GOTOとかあるやないですか」
「お、それだったらどっかでギグやるか?」
「あ、いいですね、いいですね!」
「あのぅ、私もいいでしょうか?」
「おお、弦楽器だけじゃ寂しいから是非是非。」
というわけで急遽、ご近所のSOUL玉さんにお願いして突然の東西ジャイヴ愛好会、的なライヴを展開することになりました。15名様限定です。
チャージ:1,500円
開演:20時ぐらいから
本当に急遽決まったこのライヴ。メールで一人5曲希望曲を出すとよろしい、とだけ指定して、当日集まってみるとカクテル・ブルース(静かめの甘いブルース)はそれほど無くどちらかというとキャッツ・アンド・ザ・フィドルを中心とした大ジャイヴ大会となりまして、何しろこの編成でこうした曲をワン・ステージ分しっかりとさらうだけの時間も無いのでほぼぶっつけに近い状態です。しかし早崎さんはさておき、井尻、富山、吾妻の3名は筋金入りのジャイヴ・マニアですので、リハでひとつ確信できたことは
「良く聞き込んでいる曲は演奏出来る」
という中学生バンドの様な法則でした。そしてジャイヴというとギターに加えて、ウクレレのお化けの様なティプレという楽器が使われるのが定番ですが、多少似た音が出るということで吾妻はこの日は、マンドリンより少し低い音の出る「マンドーラ」というエレキ楽器を投入しました。
当たり前の話ですが、自分達の好きな曲しかやらないわけですから、3人とも喜色満面の表情であります。定説ではないかも知れませんが、ジャイヴはその後のギターロックに通じる部分もあるのか、ジャッジャッジャッジャッ、とビートを刻んでいるうちに妙に興奮してきたりします。
とりわけマンドーラを抱えていると、妙にその感覚が強くなり見た目とは裏腹にロック!な魂が芽生えてきます。
しかしさすがにぶっつけに近いリハ状況だったので、どこをやっているのか判らない!という事故も数曲ありまして特に吾妻の歌った変形ブルースは、普通のブルースと違い頭の一度のコードが4小節ではなくて8小節、しかし早崎氏はつい普通のブルース進行で弾いてしまいガタガタになり焦った吾妻は自分の頭に手をやり、さながら福禄寿の頭の形の様になぞって「頭が長い、頭が長い!」と伝えようとしたのですが、早崎氏には「帽子を脱げ、帽子を脱げ!」と伝わっていた様で、何の改善も見られませんでした。
そんな頃、Soul玉の店主は・・・、
どうしたのでしょうか、一緒に歌ってくれていたのでしょうか? 急遽の強引なブッキングに快く応じて頂けただけでなく、一緒に歌って頂けたとはありがたい限りです。終了後は店の前で記念写真。次回はマスクも取れてリハも事前にどこかのスタジオで、という形で出来ると更に嬉しい催しとなるでしょう。
2020年10月3日(土)
マジカルコネクションvol.95
~10th Anniversary Special last gig~
@名古屋・今池 valentine drive
出演:
早崎詩生 fromスウィンギン・バッパーズ (ピアノソロ)
虹色電鉄、ヒヌカムブロウ、板屋貴司
名古屋のプロデューサー山本さんのイベント、マジカル・コネクション(in名古屋 10周年記念)に単品ピアノで出演です。久しぶりの故郷名古屋です。ディープな音楽の街、今池に参ります。もちろん名古屋駅で赤い名鉄電車みて、新幹線ホームのきしめんやソールフード、スガキヤラーメン食べてから行きます。(早崎 談)
開店18:00/開演18:30 料金2000円(飲食別途)