カテゴリー別アーカイブ: 1月 国分寺ギー/湯田オルガンズメロディー

2018年1月20日(土)
山口県湯田温泉 Organ’s Melody

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

これが二回目のオルガンズ・メロディー、良く
考えたらここも温泉地なのでした!
頑張るぞー!(何をだ??)

18:30 open / 19:00 start
opening act 弱者連合
料金:前売¥3,800/当日¥4,300(1drink別)

オルガンズ・メロディー スケジュール

さてさて、今年二本目のギグは今年初となる東京を離れての興業です。これが二回目の山口・湯田温泉のオルガンズ・メロディー。純正トリオで顔を合わせるのもこの日が今年初ですので、羽田の待ち合わせ場所で新年の挨拶を交わしながら出発カウンターに。
「お、珍しいなぁ、バスで飛行機まで行くのか。」
「タラップで飛行機に乗るなんて何年ぶりだろ。」
「何かアレだな、外タレっぽいよな。」
「ハイ、牧さん、日本のファンの方々に手を振って!」

ORGAN_0

なかなかそう思う様な写真は取れないもので、風邪明けのマスクを装着して地味にタラップを上がって行った牧さんでした。
宇部山口空港に着いて、マスターの福田さんとそのバンドのベースの方のクルマでオルガンズ・メロディーに入り、まあ年初ということでいつもよりもタップリ目のリハをやって、一旦ホテルにチェックイン、さあ、温泉だっ!というタイミングでしたが、残り時間と料金と露天風呂が無い、という三点の条件により吾妻は入湯を断念、しっかり風呂を味わったのは岡地さんだけでした。ライヴは福田さんのバンド「弱者連合」からスタート。

ORGAN_1

ご覧の様に、大変多くのお客様方にお越しいただいたのは、福田さんの宣伝力ももちろんですが、この「弱者連合」もともとは福田さんと仲間二人で始めたバンドですが、ギター/Voの方が東京に行ってしまい活動休止、今回は久々に山口に戻られての凱旋公演で、しかもトランペットとスチール・ドラムも加わった珍しい編成で、彼らの仲間も数多く聞きに来てくれていた様です、ありがとうございました。で、短い休憩を挟んで我々の出番ですが、吾妻のこの日のギターは、モニター契約という栄誉ある申し出を受けました、キング・スネークのデトロイト・フォー、というギターです。

ORGAN_2

「これじゃ、どんなギターか良く見えないじゃないか。」
ですよねー。実は昨年買ったこの「猿人」カメラの余りの画質の悪さに嫌気が差したので、撮影のモードを変えて解像度を倍以上に設定したのですが、解像度はともかくピントが合ってない様に見えます。拡大して調べてみますと、

ORGAN_3

やっぱりボケボケです。なかなか使い方、難しいですねぇ。え?何故、今年はこんなに客席をあおっているのか、って?いやいや、あおっているわけでも何でもなくて、この季節にしか歌わない「正月はワンダフル・タイム」という曲の終盤の、
「今年いいことありますように
神社に手を合わそう♪♪」
という部分を歌っているところなのであります。
そして最後は、今年も恒例、ほぼ生音のトルバドール・スタイル、左上のスポットライトの影響で、ボケてはいるものの何か山口湯田温泉の歴史を感じさせる様な味わい深い一枚の写真に・・・、なってないですかね?

ORGAN_4

さて、終了後は満杯のお客さん達も家路や飲み路に着かれて、我々も片付けが順調に進み、お店を出られる様になったのは、まだ夜も浅い10時半、吾妻を筆頭にウチアゲに行く気満々であります。

ORGAN_5

こうしたゆとりのあるスケジュールは、肉体的にも精神的にも宜しい様で、特に二日酔いになったり、極度な眠気や倦怠感を抱えたりすることもなく、爽やかに朝を迎えた三名で湯田温泉をしばし散策。湯田温泉駅前の伝説の白狐の前で記念撮影。

ORGAN_6

これも何か真っ白っちゃけた写真になってしまい、とことん写真運の無い湯田温泉でありました。

danraku

2018年1月13日(土)
国分寺 giee(ギー、と読みます)
吾妻光良変型トリオ
吾妻光良(Vo,Gtr) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

阿佐ヶ谷在住の吾妻、三鷹在住の牧、仙川在住の早崎で新春は国分寺のジャズ喫茶にて、ライヴ初めです!2017年の締めくくりは三鷹、2018年のスタートが国分寺、となかなか中央線から離れられません。離れるつもりもありませんが。

オープン19:00 スタート19:30
¥2500+ドリンクオーダー

オープニング・アクト:国分寺スリム片岡(vo,g)
ギーさんのスケジュール・ページ

さてさて、皆様、明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願いします。というなか、2018年のライヴ初めは、これが初回の国分寺のジャズハウス、”Giee”であります。いや、と言っても来たことはあるのです。実は二年ほど前にこちらでジャズ・セッション・デーが催されているというのを知り、ホッピーズの冨山君と一緒にスチール・ギターの武者修行を兼ねて来たことがあるのです。
その時はチャーリー・パーカーの”Confirmation”をスチール・ギターで弾く、というかなり無理矢理な企画に挑戦したらセッション・リーダーの方に、「うーん、何か”ぬらりひょん”みたいなチャーリー・パーカーだな」と言われました。まあ、それ以来というわけですが、そんなこの店を紹介してくれて一緒にセッションにも参加していた小平在住、阿佐ヶ谷勤務の国分寺スリム片岡氏がこの日のオープニング・アクトでした。

GIEE_1

片岡さんはラグタイムと小唄ものの中間を狙った様な曲を、弾き語りで演る、という珍しいスタイルでしたが、演奏時間は10分弱、ちょっと短かったですね。次回はもう少し長めに、またバンドで演るのも聞いてみたいものです。

GIEE_2

そして休憩の後は我々ですが、にしても、そろそろ、この自前の小型カメラの画質にイライラ来始めております。決してこう広い店ではないのですが、そうだなあ、0.3ジロキチぐらいでしょうか、でもそこに30名を超える方々に来ていただき、しかもほとんどの方々に座っていただけたという、なかなかアットホームな良い雰囲気でありました。

GIEE_3

片岡さんに撮っていただいた、より鮮明な写真でチェックしますと、左端の二人はいつもより真剣に譜面を見ている様で、吾妻は何か目が泳いでいます。どうしたことでしょうか。

GIEE_3B

この曲間の写真を見てみると、あのね、あそこの進行は違うんだよ、Aメロ一回でサビに飛ぶんだよ、と改めて説明している様に見えます。まあ、年末からほぼ三週間ぶりのライヴ、ということもあって曲を忘れてしまっている、というのと牧君が前日まで風邪で高熱を出して臥せっていた、という影響なのでありましょう。

GIEE_4

そして年が改まったわけでして、我々も十年一日の様なライヴ活動をのんべんだらりと続けているわけにはまいりません。ということで、世の中はAIだICTだ、とハイテクになってきていますので、吾妻も昔から持っているギター・シンセに3,600円で購入したデジタル音源をつないで新たな展開に挑戦しました。が、セッティングの手間や操作性に比して効果が薄い、ということが判明し、今後の活用に早くも暗雲が立ち込めてしまいました。

GIEE_5

そして日本の正月というのもここに来て大きく変わっており「虚礼廃止」ということで年賀状を出さない方も増えているそうですので、我々もこの日は虚礼廃止でステージから降りないまま、二曲続けてアンコールを演らせて頂きました、が、この写真、不思議ですね。明らかに牧と吾妻は演奏しているのに、何故、早崎だけが後ろ向きに立っているのでしょうか・・・?
実はギター・シンセは結果が思わしくなかったものの、我々にはもう一つ今年の秘策があるのです。その秘策とは・・・・? おそらく次回以降の「過去の公演」で次第に明らかになっていくことでしょう。