2018年12月22日(土)
札幌・円山ノクターン
吾妻 光良トリオ+マダムギター 長見順
吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
長見順 (g,pf?,vo)
初めてお邪魔します、札幌円山のノクターンさん。更にマダムギターとの共演というのも珍しいですが、それに加えて札幌にこの人あり、と言われる あの、MTヤKヨシさんも来るという噂も・・・・!
そして、催し自体は肝振東部地震チャリティーの 第7回目だそうです。
18:00 open / 19:00 start
前売り5,000円 / 当日5,500円 +1Drink 500円
チケットの販売は
ベガーズハーレム:011-233-0555
円山ノクターン: 011-623-0666
円山ノクターン スケジュールページ
てなわけで、2018年も色々なところに呼んで頂き大好きなブルースやR&Bを奏でる、というありがたい活動を続けてこられたのですが、今年を締め括る最後のライヴは札幌のノクターン、という初めてお邪魔するライヴハウスです。既に岡地さんは細君の長見順ちゃんと一緒に、他のライヴなどのために前乗りしているので、吾妻と牧だけで札幌へと向かいます。当初予定では、15:30ぐらいには現地入りできるか、と踏んでいたのですが、結局お店に着いたのは16:20ぐらい、この日は順ちゃんの曲6曲、更に松竹谷清さんの曲3曲のリハもあるので、開演に間に合うかどうか心配なところでしたが、テキパキと進めた結果、開場時間の5~6分前にはすべての曲のリハを終了。頭を傾けると耳から曲の構成が流れ出て行ってしまいそうですが、とりあえず隣の焼き鳥屋でたしなみと作戦会議。団体さんの宴会が入っていてお店が忙しかったので、折角の北海道なのにあまりツマミを頼めずに残念でした。
一部は我々トリオだけで、クリスマス・ソングなども交えて6曲、最後の二曲で順ちゃんを呼び込みました。
休憩後は、順ちゃんがピアノを弾いて歌う「夏に生まれた夏子さん」。良い曲だよねえー。あんまり良い曲なんで、つい弾きすぎてしまうという、今回は経費の都合で参戦できなかった早崎さんの気持ちが判る様な気がしました。
そして続いては順ちゃんと交替する様な形で札幌の生んだスター、もしくは史上最大の小物、とも異名をとるキヨシさんの登場です。
「ところでどうして、こんなひどい写真ばかりなんだ?」
はいはい、お察しの様に自動カメラを適当なところに置きっぱなしで撮っているので、こんなものなのです。岡地さんの知り合いから数枚頂いた写真で見ますと・・・
吾妻がギブソンのSG、キヨシさんはレスポール、順ちゃんはギルドの箱モノ、というギターの並びだとかなりロックっぽいしつらえとなる筈なのですが、何故かフォーク的なムードが漂っています。全体図で見てみますと・・・、
もはやどういう音楽の人達なのか良くわかりません。更に梅津和時さんや藤井康一さんのアルバム・ジャケットやポスターで有名な、我々の「カッコいいよね福田さん」のネット配信の画も書いてもらった、画家の久原大河先生に見つかったら、格好の餌食にされてしまいそうな一枚です。さて、それはともかく、吾妻はクリスマス、ということもあって緑のシャツに赤いネクタイ、なのですが、これだけだとシャツが余りにキツく腹を締め付けているのがモロばれなので、上着を着て見た目を緩和するという作戦で臨んでいるのですが、札幌まで上着を持ってきて持って帰る、というのも面倒です。そんな中、実はエリの裏地が破れ始めていて捨てようか、と思っていた上着があったのでそれを着ていたわけです。ライヴ終了後に、お店の方に捨てて良いかどうか尋ねようとしたら、あ、どうせ捨てるのなら貰います、という方々が何人かおられたので、ジャンケンをしてもらって、この「無頼餡せっちゃん」さんに譲り受けて頂きました。着るなら洗ってから着てくださいね。
翌日は岡地夫妻は恵庭でもう一本ライヴ、吾妻と牧は羽田へ、と別行動ではありますが、全員揃ってチェックアウトという予定の筈が、順ちゃんは時間になっても起きられずとりあえずまたね、ということになり、最後は雪の札幌をバックにトリオで記念撮影。一年お世話になりました。
2018年12月15日(土)
高円寺Jirokichi
吾妻光良トリオ+1 with タンメン!
吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
早崎詩生(pf)
<ゲスト>福嶋 “タンメン” 岩雄
———(ex ファッツ・ボトルB.B from 京都)
前回はBoppersのゲストとして、一年を締めくくってもらったタンメン、今年はトリオ+1に加わっていただき、前回より、ゆったりとたっぷりと歌うタンメン・ワールドを堪能して頂きましょう。クリスマス10日前でもありますしねー、彼女や彼氏と来ても良いかも知れませんねー。大きなお世話ですか? でっすよねー。
予約(♪3500)当日(♪4000)
Open 18:30 Start 19:30 charge+ 1 order
Jirokichi ホームページ
2018年の東京でのライヴとしては最後となるこの日は、お世話になっている次郎吉で、しかもはるばる京都からのゲスト・タンメンを迎えての特別な日であります。タンメンとも嬉しいことに今年は二回目の共演ですが、リハは気取らないこんな感じでリハはスタート。
クリスマス近いですからね、当然クリスマスソングもやるわけですが・・・、
牧「ねえ早崎、悪いけどそんなに弾かないで。」
早崎「あ、す、すいません・・・・」
牧「これ、雪がシンシンと降っている曲だから」
早崎「いや、あのぅ、た、タイに行ったりしてて」
牧「これじゃ、灼熱アフリカのクリスマスだよ。」
早崎さんに年末ならではの指導も飛ぶなか、お向かいの極楽屋さんでたしなんでから開演。
あらあら、結局弾きまくってしまいました。でも、周囲も喜んでる様ですから良いのかも知れません。元気が一番、ということでしょうか。
一年の締め括りでもありますからね、お前、あの時はどうだったこうだった、とメンバーで互いを批評し合う様な雰囲気も見え隠れしましたが・・・、
まあ、どっちもどっち、ということなのでしょう。さて、そんな辺りでタンメンの登場であります。
朗々とシャウトするタンメンの背後で苦悩の表情を浮かべる牧さん、一体、何を考えているのでしょう。
・「うーん、チューニングが合わん・・・」
・「Baby It’s Cold Outsideはセクハラか?」
・「健康診断のγ-GTPはいくつなのかな?」
正解の方には賞品を上げたいところですが、すべては謎のままなのでしょう。
一方、こちらはもっと簡単なリアクション。さすがシャウター、凄い大口、俺もあれぐらい開けられるのだろうか、という光景ですね。
一流のシャウターはその歌の力だけでバンド全体をグイグイと引っ張っていきます。タンメンのその力に乗せられて、コーラスとリズムに打ち込むメンバーの姿が確認できますね。
ここ最近のタンメンは、独自の「直訳唱法」による 日本語レパートリーも増えてきてまして、この風景は「いくら何でも、そんなこたないやろ」とその日本語にツッ込んでいるところの様です。今度、是非この日本語モノだけで一晩やってみたいものです。そんな頃、この写真を見ると・・・・
あれ、右端に誰かもう一人ギターが・・・?そうですね、ドリンキン・ホッピーズの富山君も後半3曲とアンコールに参戦していただきました。
「見に行きます」と連絡が来たので、それならばと引っ張り出してしまったわけですが、吾妻は後ろを向いて何をしているんでしょうか?
そしてシャウターといえばジョー・ターナー、歌うバーテンダー、としてその名を馳せたターナーに 敬意を表し、最後の曲で客席に出るタンメンです。
こちらも負けてはおられませんので、Tボーンもどきで応戦致しますと、次郎吉も格闘技会場の様です。
いやあ、ブルースって本当にいいもんですねえー、今年1年お疲れさまでしたー、というウチアゲ直前の1枚。いや、タンメンとはまた余り間を置かずに来年演りますから楽しみです。
2018年12月8日(土)
神保町視聴室
早崎詩生 with 安藤健二郎
グッドバイモカ、富山優子、カルアミルク、他
早崎です!
年末恒例となりましたイベントに参加します。今年は、カセットコンロス安藤健二郎さんをお呼びしてデュオで吹きまくり、弾きまくります。是非お越しください。
開場 18:00 開演 18:30
予約3000円、当日3500円(1ドリンク込み)
視聴室HP
早崎「アンドウ君。女性の出演者の方が多い
ライブイベントって出演したことある?」
アンドウ君「う~ん。ないような…」
早崎「ライブイベントの最後に出演者全員で合奏
するんだよ。来てデュオやらない?」
こんな会話があったようななかったような・・
ということでとても快くデュオを引き受けてくれ
ました。とはいっても最初はソロからでした。
客席からアンドウさんがクラリネットを吹きながら登場しました。
そして、ハイノートも駆使して大音量で吹きまくっていただきました。後日、お客さんから「ハイノートが耳に残って夜寝付けませんでした」と、苦情のような賛辞が寄せられました。アンドウさんは良く眠れたとの事です・・。
デュオはこんな感じでしたが・・・。
別にハイノートに耐えかねて逃げ出したわけではありませんが・・・
最後の出演者全員での合奏も無事終わり、出演者、主催者の山本さん、お客さんも交えての最後の記念撮影でした。来年も予定されていますのでよろしくお願いします。
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そしてもうひとつ! 別場所で別の催しが!
神保町と三鷹でお客様争奪戦か?
三鷹バイユーゲイト
町田謙介(vo、g)+牧 裕(b)
牧「12月8日は何の日か知ってる?」
町「ルーマニアの憲法記念日だね」
牧「へぇ、そう? 僕の誕生日なんだけど」
町「知らないよ」
3年ぶりのデュオ・ライヴです。
open 19:00 start 20:00
料金 2500円(+1drinkオーダー)
バイユーゲイト:0422-55-5782
約4年ぶりのデュオ・ライヴでした。オープニング・アクトはスライド・ギターの弾き語りという珍しいスタイルのカトキチさん。素晴らしいオリジナル3曲を演奏していただきました。
このデュオは町田さんのオリジナルに加え、普段は2人とも演る機会のない、でも大好きな曲の数々を披露できる場であり、誰よりも本人たちがキャッキャと楽しんだことでした。お付き合いいただいたお客さんたち、店主の上田さんには感謝しております。
写真のケーキは、私(牧)の誕生日祝いに皆さんが用意してくれたものです。ロウソクが7本立っていますが、どういう計算なのか訊くのを忘れました。
2018年12月1日(土)
渋谷クアトロ 吾妻光良 &The Swinging Boppers
民謡クルセイダーズさんのレコ発ライヴのオープニング・アクトで出演します!
17:30 開場 / 18:30 開演 料金:前売¥4,000/当日¥4,500(+Drink代600円)
渋谷クアトロHP 結構、頻繁に演っている様な気になっているバッパーズですが、実は東京で演るのはこれで今年3回目、しかもクアトロは6月以来。今回は、Pヴァインからのアナログ盤発売を受けて、今や飛ぶ鳥が落ちている、という民謡クルセイダースさんのゲストというわけですが、我々は出番が前だとリハーサルは後という、立場によって嬉しくなったり理不尽に感じたりする、昔からの興業界の慣習のおかげで、この日はゆっくり家を出て元気いっぱい、ないつもの楽屋に見えますが、 ずいぶんメンバーが少なくなったかの様に見えますが、実は2名ほど別の用事がありまして。別の用事といってもスイミン・クラブに通っているだけですが・・・。 「おい、生きてるんだろうな?」 「縁起でもないこと言うなよ!」 こんな会話も絵空事では無い、そんな境地に入ってきましたので、日常的な声がけが大切だ、ということを改めて認識いたしました。で、リハが終わってから本番開始までが一時間半ほどしか無いため、この日はたしなみには行かず、シウマイ弁当とビールとワイン、焼酎などで時間をつぶしていますと、あっという間に本番。 おお、そんなやる気の無さそうな楽屋のよどんだ空気はどこへやら、久々の東京公演でい!という感じでいつもよりパワフルに始まった様にも見えるステージ運びです。 そして、間もなくクリスマス・シーズンという中、そういえば昔のR&Bの大御所達の様な「二番煎じ」「2匹目のドジョウ」を狙った様な曲が余り無いね、ということから「最後まで楽しもう」の路線で作った久々の新曲、「ご機嫌目盛り」の初披露の模様です。 途中にラップの部分があるのは「最後まで」と同様なのですが、二人一緒に仲良くラップするのではなく、バトル形式で互いのことをディスる、そうした若者達の姿勢を取り入れたものになっている筈なのですが、撮影した龍ちゃんによると「後で見るととてもラップには見えない」シーンとなっておりました。そして、第二部の民クルさんのステージも怒涛のうちに終了すると、有志参加によるアンコール大会。 本物の民謡歌手フレディ塚本さんが歌うは「会津磐梯山」あれ?吾妻が持っているのは? そう、何と沖縄の三線なのであります。実は民クルの女性Voメグさんは、最近当ページでもお馴染みの富山さん率いるドリンキン・ホッピーズのゲストでも歌っているので、このライヴの何日か前に吾妻も含めて飲み会を開いていたのですが・・・、 富「吾妻さん、俺、三線持ってるけど使います?」 吾「おお、民謡だもんな!貸して貸して」 メ「えええー、楽しみぃー!」 吾「お、メグちゃん喜ぶならやっちゃうよ!よし、どうせなら浴衣着て出てこうかな!」 メ「きゃああ、楽しみぃ!」 さすがに、それはキ▲×〇沙汰なので止めろ、とメンバーに止められ、衣装だけはズートスーツのままでしたが、そんなこんなで二度ほどピックアップの大接触不良ノイズはありましたが、無事三線で参戦できました。そう、バッパーズからは他にもこんな参戦者が。 見えませんが、後ろでは岡地さんもカウベルで参戦していました。さて、楽屋に戻って本来ならウチアゲですが、既にかなり飲んでおり、また撤収終わりの民クルさんを一時間半以上待っていると、多量にスイミン・クラブ入りする人間が出ると予想されるため、この日はこれでお疲れ様。最後に楽屋で民クルリーダー田中さんのギターにサイン。 寄ってたかって色々言われているのは、ダメだお前、そんなこと書いちゃ、とたしなめられている様子ですが、ライヴもアンコールも無事終わった安堵感からか、かなりテキトーなサイン「ツマミ取れてるし」とか書かれたサインになってしまいました。 何はともあれ、次回は是非どこかの居酒屋で盛り上がりましょう。失礼しました、ナマステー!