カテゴリー別アーカイブ: 2018年

2021年8月

2021年8月28日(土)
渋谷クラブクアトロ
SCOOBIE DO
ゲスト:吾妻光良 & The Swinging Boppers
CHAMP RECORDS presents
「FUNKY & JAZZYな男達」

そうなんですよ、もう何年前か忘れましたが、スクービーさんと一緒に早稲田の大隈講堂のコンサートに出たことがありましてそれ以来ですねー。こんなコロナの時に呼んでいただけるなんて有難い話じゃありませんか。学校の先輩にあたる、ということもあるのかも知れませんが、ここで先輩風を吹かせたりしたら、もうダメです。謙虚におとなしく上品にということを肝に銘じて臨まないといけませんね。
スクービーさんってところで結成どれぐらいになるんでしたかね、とググってみると、ほうほう、26年ですか、いや、我々は42年ですけどね、ほらほら!そういうのがいけないのです!

開場 16:45 / 開演 17:30
前売 5,000円 + 1ドリンク600円

渋谷クアトロ・HP

2021年8月7日(土)
高円寺 Jirokichi
吾妻 光良トリオ+1-1

直前のお知らせで申し訳ありませんが、体調不良のため、Drの岡地は欠席となりました。

吾妻光良(Vo,G)、牧 裕(Contrabass)、早崎詩生(Apf,Pianica)

緊急事態宣言下ではありますが、なじみの次郎吉でいつものメンバーで20名様限定+配信、という形で執り行わせて頂きます。吾妻プロ入り後の初ライヴは中野ブライトブラウンでしたが、SoldOutでしたので、告知もひそやかだったわけですが、

「つうか、ブライトは15名限定だったんだろ?」

まあまあまあ、今回はそれより5名多いし配信もあるし、ということで告知に踏み切ったわけでございます。8月7日のこの時間帯の東京五輪は、バスケ男子決勝、新体操決勝、陸上決勝、空手決勝、サッカー決勝、と決勝が目白押しですが、「そんなの関係ねえ!」という高らかな小島よしおさんのステップに乗って、我々も頑張りたいと思います。

開場 17:30 / 開演 18:00 (閉店20:00)
前売 3,500円 / 当日4,000円 +1 (ソフト)ドリンク

Jirokichi HP

2021年8月3日(火)
高円寺・次郎吉より生配信

7/30から一旦延期となったこれ、8/3(火)にやります!

先月で勤め人としての退職を迎え、今月からはプロ入りだ、と吠えていたら、次郎吉さんで緊急会見ということになりました。
「先ずは一勝を上げて次郎吉さんに貢献したいです」
という話になるのかどうか判りませんが、ついでに所有ギターを10本ほど持ち込もうと思っていますが、自慢ではありません。

youtubeの配信チャンネル

 

2021年6月

2021年6月6日()
高円寺 Jirokichi
吾妻 光良 トリオ+1

吾妻 光良 (Vo, G)、牧 裕(Contrabass)
岡地 曙裕(Drums)、早崎 詩生(Apf,Pianica)

「あれ、6日って日曜日じゃないの? 土曜日だけしかやらない、って言ってなかったっけ?」
あのね、そんなこと言ってる場合じゃないんですよ、もう全員がライヴ禁断症状、それもとりわけ次郎吉の様な馴染みのお店でのライヴに飢えているというわけで敢行いたすことにしました。その代わりにちょっと早めの時間設定になっております。

入場は25名限定(全着席)+ 同時配信有りで、と思ったらまさかの緊急事態宣言延長につき無観客配信のみ、です
Start 17:00 

jirokichi ホームページ

2021年6月12日(土)
長野市芸術館
ジャズ・フェスティバル2021

吾妻 光良
   & The Swinging Boppers

昔から色々とお世話になっている、ジャズ&高カロリー料理の店・長野バックドロップ店主にして日本ジャズ界の裏フィクサー(?)とも呼ばれるKさんからのありがたいお誘いで、ジャズ・フェスに出ることになりました。長野のジャズ・フェスといえば大昔に「ジャズinちとせ」だったかなあ、それに出させて頂いたボヤっとした記憶がありますが、そのたしなみで入った店が高くて一挙に「150~300」を書きあげた、という記憶は鮮烈であります。前夜祭とDay1、Day2、三日間の催しの中日に出ます。

Day1 :14:30 開場/15:00 開演
前売:¥5,000 /  当日:¥5,500

長野市芸術館ジャズ・フェスHP

2021年6月26日(土)
下北沢 空飛ぶこぶたや
「こぶたや記念・2021夏GI」
番外編

下田卓(カンザスシティバンド)
ワダマンボ(カセットコンロス)
井上大地(孤独のヒュード)
ナギラアツシ
吾妻光良

大地選手のお誘いを受けて、初めてこぶたやさんにお邪魔します。ギタリストだらけの催しですが、何かジャンケンで出番を決めるという話もあり、参加者中最高齢の吾妻としてはついていけるのか、という不安もありますが、ライヴ演らせてもらえるなら、もうそれは喜んで!「やる気茶屋」モードで伺います。既に会場の20名限定チケットは完売の様ですが、配信の方は見られるということです。
ところで、GIって何でしょうか?兵隊さんのことでは無いですよね。この日初対面となるナギラさんに会ったら聞いてみましょう。

詳しくはナギラさんのHPで・・・

 

2021年3月

2021年3月6日(土) 高円寺 JIROKICHI 吾妻光良トリオ+1

観客限定(20名) + 同時配信ライヴ 吾妻 光良 (Vo, G)、牧 裕(Contrabass) 岡地 曙裕(Drums)、早崎 詩生(Apf,Pianica)

まだ緊急事態宣言中じゃねの?といぶかしがる方もいるかも知れませんが、大丈夫です、夕方に始めて20時にはJIROKICHIさんも閉店です。我々もすぐに家路につこうか、という大変に健全なライヴですので、ご安心してお越し/ご覧ください。

開場16時/開演17時 前売り3,500円/当日4,000円 +1ドリンク

JIROKICHI HP

いやあ、年明け以降余りに久々なもので、気がついたら手元に何の写真も残ってない、というていたらくでしてこの「過去の公演」コーナーのネタになる素材も何も残ってない、という状況であります。記憶だけを頼りに思い起こしますと・・・、

昨年3月のBoppers+ホトケさん以来、ほぼ一年ぶりの次郎吉なので吾妻は去年と同じグレッチのクリッパーというギターで参戦。 早崎さんはいつもと同じ赤い服で参戦。 終了後の翌日、岡地さんからは「次郎吉の音の良さに感激しました!是非、また4月に演りたいです!」というメールが来る。 その翌日、牧さんからは「これから年度末で忙しいのでそこは無理」という返信あり。 これぐらいしか思い出せませんが、本当に次郎吉さんにはお世話になりっぱなしでありました。ご来場の、またネット配信ご覧になった皆さん本当にありがとうございました。 という、いかにも内容の無い文章を見て哀れに思われたのか、日頃からお世話になっているMs.Df様より写真が送られてきました! ありがとうございます!ナマステ!以外の何物でもありません!

ね?きちんと感染防止に留意した社会的距離を保って演ってるでしょ?そして些細なことですが毎回毎回、少しずつ改善を重ねているのです。この吾妻のマスクをご覧ください。

そう、アゴマスクは良くないぞ、アゴにビールスが付着するからな、といったご批判も受けとめまして、今回首バンド付のマスクを製作して対処しています。今後、しばらくはこれで行こうか、と思っております。何はともあれ、Dfさん写真、ありがとうございました。

 2021年3月20日(土) 大阪高槻 ナッシュビル・ウェスト 全日本JIVE大会 in 大阪

吾妻光良 (Vo, Gt, Mandola) / 富山浩嗣 (Vo, Gt) / 井尻昌孝 (Vo, Gt)/鶴賀信高 (Wb) / Kumaco (S.Sax)

なかなか、緊急事態宣言とかもこうスパっと解除にはなりませんが、3月も後半なら行けるだろ!LIVEも回さないと、いや、それを言うならJIVEも回さないと、ということで昨年に阿佐ヶ谷Soul玉で開催したJIVE大会を今度は大阪で開催します。会場は大変お世話になっているナッシュビル・ウェストさんであります。メンバーも大阪のお二人を加えて前回よりも増強されております!

16:00 open / 17:00 start 3000円 (+1drinkオーダー) 人数制限あり:予約申込先着 35名まで ソーシャル・ディスタンスに配慮した客席配置。 マスク着用、入店時の手指消毒にご協力ください。

ナッシュビル・ウェストHP

というわけで、日本独特の同調圧力ムード、というものが本ページにも影響を与えておりまして、思い返せばこの2021年3月ぐらいからしばらく「過去の公演」に関するコメントなども控えなければちとヤバい様な、そんな世相でありましたなあ・・・、

2019年10月

2019年10月26日(土)
四日市ジャズ・フェスティバル
吾妻 光良トリオ+1 with トクゾーホーンズ

吾妻光良(Vo,G)、牧裕(Bass)
岡地曙裕(Dr)、早崎詩生(Pf)
小埜涼子(A.sax)、石渡 岬(Tp)
登 敬三(T.sax)

この秋、ジャズづいております!これも歴史あるフェスにトクゾー・ホーンズの皆さんと合流して出演します。それもこれも昔からの知り合いの M田さんとのコネのおかげであります。

四日市ジャズフェスHP

そして、フェスは夜の早いうちに終了してしまいますので、何とWヘッダー! 夜は以前お世話になったジャズ喫茶”Vee Jay”に出演します!

8:30? 開演 詳細未定

VeeJay スケジュールページ

ここ数年、こうした小編成でのツアーも一泊二日にとどまらず三日間で二回興行、という様な果敢な挑戦も取り入れたりしているわけですが、今回の四日市は一日で二回興行という、ジジイ大丈夫か?的スケジュールとなりました。更にトクゾー・ホーンズの皆さんとはたまにしか共演していないので、事前のリハも必須でなかなかハードルの高いタスクだったわけですが、四日市駅近くのスタジオの予約から駅から、また会場への移動、更にホテルへのチェックインまですべてを取り仕切って頂いたのは、四日市の陰のフィクサー、いや、表の、なのかな?とりあえずそういうお立場のM田会長のおかげでありました。メールで事前に送って頂いたスケジュールはこんな緻密なものでした。

しかし、リハーサル時間が足りなくなることも無く、移動が間に合わないよ、ということも無く、一定の音楽的しつらえも整えて、メイン会場のある広場へと向かいました。

とりあえず一息ついたところで、ステージ脇にあるテントの楽屋で、我々と会長で記念撮影。

あ、しまった、モザイクかけるの忘れた、ってフィクサーだからいいよね。そして上がったステージはこんな感じ。

トクゾー・ホーンズの皆さんと吾妻の間隔がやけに空いている様に見えますが、嫌われているのでしょうか?もう少し近づいてみますと・・・

ふむ、確かに。次回はもう少しステージの配置を考えた方が良いかも知れません。更に近寄ってみると・・・

間隔がどうこういうよりも、横方向から撮るとジャズ・フェスだからちょっとフォーマルに、というつもりで選んだフルアコ・ギターと黄緑のシャツが、無茶苦茶に格好悪く見えます。変に気取らない方が良い、ということですね。さて、一応好評のうちにジャズ・フェスでのライヴを終え今度はそこから歩いて二分のジャズ喫茶”Vee Jay”へと移動します。このVee Jayですが、9月初頭のこの地域の大雨で店が水没する、という凄い被害に遭われました。直後の様子はこんな感じだったそうです。

椅子もテーブルもドラムもアンプも、そしてグランド・ピアノもすべてが水に浸かってしまいました。M田会長始め地元の皆さんのボランティアやクラウド・ファンディングによる支援によって、10月の初旬には、

こんな具合に完全復旧となりましたが、マスターを始め、皆さんのご苦労はさぞや大変だったろうと思います。それにしても、我々も復旧といってもピアノは電子モノでしか復活できないだろう、と思っていたのですが、何と寄付をしてくれた方がおられたそうで、しかとグランド・ピアノで復旧していたのには驚きました。

トクゾー・ホーンズと我々も何だかんだ、長く演っておりますもので、フェスの演目とVee Jayの演目が一曲もダブらなかった、というのは自分達でも驚きました。やってて良かった、ということですね。新しく寄付されたピアノがまるでずっと昔からこの店にあるかの様に鳴りまくっているのにすっかり感激していた早崎さんでしたが、他の皆も一様に気分良くライヴを終え、ウチアゲに突入しました。

これからもVee Jay、頑張ってください。それではまた!

danraku

danraku

2019年10月5日(土)
代々木ル・デパール
吾妻 光良? 変型トリオ

吾妻光良(Vo, Gt),牧裕(Bass),早崎詩生(Pf)

お久しぶりでございます、代々木上原のレストラン
ル・デパールでのディナー、いやサパー・ショウ、と
いうしつらえのライヴ、今回で三回目ですね。早い
時間から秋の風情を感じつつの土曜日、なんてね、 なかなか良いのではないでしょうか?

1st stage: open 4:00PM /start 4:30PM
2nd stage: open 6:30PM/ start 7:00PM
2500円(自由席) + 要フードor ドリンクオーダー

イベント・ホームページ

“秋の風情を感じつつの土曜日”、なんてテキトーなことを書きましたが、当たることもあるもんで、本当にこの日は、ガラッ、と音を立てるぐらいの勢いで季節が夏から秋へと変わりまして、普段は先ず演奏していない様な遅い昼下がりの四時半に第一部スタート、何かちょっと店内にも優雅な雰囲気が漂っている様な気がいたします。

ここ数年、牧さんの仕事の繁忙期と重なる都合で3月と9月は活動も控えめで、ほぼ我々としてはまるまる1ヶ月ぶりのライヴとなりますでしょうか。いつになく力の入る吾妻の歌唱に、お前どうしたんだ、いやなことでもあったのか、といぶかる牧さん、といった構図にも見えます。

そして、冒頭の写真からかれこれ4時間弱経って夜に入りますと、1940年代米国南部のジューク・ジョイント、ほどではないでしょうが、若干、場も荒れてきております。

そして、恒例のトルバドール式客席練り歩きでも、ビッグ・ジェイ・マクニーリィ、はたまたアルバート・コリンズに倣って、ちょっと秋の代々木上原の街に出てみました。もちろん道行く人々は怪訝な顔をしておりましたが。

そして、マスターの素敵なイタリア料理をつまみながらの打ち上げですが、ちょっと吾妻は他の席で話していて良く把握していないのですが、牧さんがお客さんから何かを打ち明けられて、いやあ、それは知らなかった、困ったなあ、と言っている様な言ってない様な・・・

まあ、大丈夫なのでしょう。てなわけで、年末に向けてまた活動開始、という感じでナマステー!

danraku

2018年12月22日(土)
札幌・円山ノクターン

吾妻 光良トリオ+マダムギター 長見順
吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
長見順 (g,pf?,vo)

初めてお邪魔します、札幌円山のノクターンさん。更にマダムギターとの共演というのも珍しいですが、それに加えて札幌にこの人あり、と言われる あの、MTヤKヨシさんも来るという噂も・・・・!

そして、催し自体は肝振東部地震チャリティーの 第7回目だそうです。

18:00 open / 19:00  start
前売り5,000円 / 当日5,500円 +1Drink 500円

チケットの販売は
  ベガーズハーレム:011-233-0555
  円山ノクターン: 011-623-0666

円山ノクターン スケジュールページ

てなわけで、2018年も色々なところに呼んで頂き大好きなブルースやR&Bを奏でる、というありがたい活動を続けてこられたのですが、今年を締め括る最後のライヴは札幌のノクターン、という初めてお邪魔するライヴハウスです。既に岡地さんは細君の長見順ちゃんと一緒に、他のライヴなどのために前乗りしているので、吾妻と牧だけで札幌へと向かいます。当初予定では、15:30ぐらいには現地入りできるか、と踏んでいたのですが、結局お店に着いたのは16:20ぐらい、この日は順ちゃんの曲6曲、更に松竹谷清さんの曲3曲のリハもあるので、開演に間に合うかどうか心配なところでしたが、テキパキと進めた結果、開場時間の5~6分前にはすべての曲のリハを終了。頭を傾けると耳から曲の構成が流れ出て行ってしまいそうですが、とりあえず隣の焼き鳥屋でたしなみと作戦会議。団体さんの宴会が入っていてお店が忙しかったので、折角の北海道なのにあまりツマミを頼めずに残念でした。
一部は我々トリオだけで、クリスマス・ソングなども交えて6曲、最後の二曲で順ちゃんを呼び込みました。

休憩後は、順ちゃんがピアノを弾いて歌う「夏に生まれた夏子さん」。良い曲だよねえー。あんまり良い曲なんで、つい弾きすぎてしまうという、今回は経費の都合で参戦できなかった早崎さんの気持ちが判る様な気がしました。

そして続いては順ちゃんと交替する様な形で札幌の生んだスター、もしくは史上最大の小物、とも異名をとるキヨシさんの登場です。

「ところでどうして、こんなひどい写真ばかりなんだ?」

はいはい、お察しの様に自動カメラを適当なところに置きっぱなしで撮っているので、こんなものなのです。岡地さんの知り合いから数枚頂いた写真で見ますと・・・

吾妻がギブソンのSG、キヨシさんはレスポール、順ちゃんはギルドの箱モノ、というギターの並びだとかなりロックっぽいしつらえとなる筈なのですが、何故かフォーク的なムードが漂っています。全体図で見てみますと・・・、

もはやどういう音楽の人達なのか良くわかりません。更に梅津和時さんや藤井康一さんのアルバム・ジャケットやポスターで有名な、我々の「カッコいいよね福田さん」のネット配信の画も書いてもらった、画家の久原大河先生に見つかったら、格好の餌食にされてしまいそうな一枚です。さて、それはともかく、吾妻はクリスマス、ということもあって緑のシャツに赤いネクタイ、なのですが、これだけだとシャツが余りにキツく腹を締め付けているのがモロばれなので、上着を着て見た目を緩和するという作戦で臨んでいるのですが、札幌まで上着を持ってきて持って帰る、というのも面倒です。そんな中、実はエリの裏地が破れ始めていて捨てようか、と思っていた上着があったのでそれを着ていたわけです。ライヴ終了後に、お店の方に捨てて良いかどうか尋ねようとしたら、あ、どうせ捨てるのなら貰います、という方々が何人かおられたので、ジャンケンをしてもらって、この「無頼餡せっちゃん」さんに譲り受けて頂きました。着るなら洗ってから着てくださいね。


翌日は岡地夫妻は恵庭でもう一本ライヴ、吾妻と牧は羽田へ、と別行動ではありますが、全員揃ってチェックアウトという予定の筈が、順ちゃんは時間になっても起きられずとりあえずまたね、ということになり、最後は雪の札幌をバックにトリオで記念撮影。一年お世話になりました。

 

danraku

2018年12月15日(土)
高円寺Jirokichi

吾妻光良トリオ+1 with タンメン!

吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
早崎詩生(pf)
<ゲスト>福嶋 “タンメン” 岩雄
———(ex ファッツ・ボトルB.B from 京都)

前回はBoppersのゲストとして、一年を締めくくってもらったタンメン、今年はトリオ+1に加わっていただき、前回より、ゆったりとたっぷりと歌うタンメン・ワールドを堪能して頂きましょう。クリスマス10日前でもありますしねー、彼女や彼氏と来ても良いかも知れませんねー。大きなお世話ですか? でっすよねー。

予約(♪3500)当日(♪4000)

Open 18:30 Start 19:30 charge+ 1 order

Jirokichi ホームページ

2018年の東京でのライヴとしては最後となるこの日は、お世話になっている次郎吉で、しかもはるばる京都からのゲスト・タンメンを迎えての特別な日であります。タンメンとも嬉しいことに今年は二回目の共演ですが、リハは気取らないこんな感じでリハはスタート。

クリスマス近いですからね、当然クリスマスソングもやるわけですが・・・、

牧「ねえ早崎、悪いけどそんなに弾かないで。」
早崎「あ、す、すいません・・・・」
牧「これ、雪がシンシンと降っている曲だから」
早崎「いや、あのぅ、た、タイに行ったりしてて」
牧「これじゃ、灼熱アフリカのクリスマスだよ。」

早崎さんに年末ならではの指導も飛ぶなか、お向かいの極楽屋さんでたしなんでから開演。

あらあら、結局弾きまくってしまいました。でも、周囲も喜んでる様ですから良いのかも知れません。元気が一番、ということでしょうか。

一年の締め括りでもありますからね、お前、あの時はどうだったこうだった、とメンバーで互いを批評し合う様な雰囲気も見え隠れしましたが・・・、

まあ、どっちもどっち、ということなのでしょう。さて、そんな辺りでタンメンの登場であります。

朗々とシャウトするタンメンの背後で苦悩の表情を浮かべる牧さん、一体、何を考えているのでしょう。

・「うーん、チューニングが合わん・・・」
・「Baby It’s Cold Outsideはセクハラか?」
・「健康診断のγ-GTPはいくつなのかな?」

正解の方には賞品を上げたいところですが、すべては謎のままなのでしょう。

一方、こちらはもっと簡単なリアクション。さすがシャウター、凄い大口、俺もあれぐらい開けられるのだろうか、という光景ですね。

一流のシャウターはその歌の力だけでバンド全体をグイグイと引っ張っていきます。タンメンのその力に乗せられて、コーラスとリズムに打ち込むメンバーの姿が確認できますね。

ここ最近のタンメンは、独自の「直訳唱法」による    日本語レパートリーも増えてきてまして、この風景は「いくら何でも、そんなこたないやろ」とその日本語にツッ込んでいるところの様です。今度、是非この日本語モノだけで一晩やってみたいものです。そんな頃、この写真を見ると・・・・

あれ、右端に誰かもう一人ギターが・・・?そうですね、ドリンキン・ホッピーズの富山君も後半3曲とアンコールに参戦していただきました。

「見に行きます」と連絡が来たので、それならばと引っ張り出してしまったわけですが、吾妻は後ろを向いて何をしているんでしょうか?

そしてシャウターといえばジョー・ターナー、歌うバーテンダー、としてその名を馳せたターナーに 敬意を表し、最後の曲で客席に出るタンメンです。

こちらも負けてはおられませんので、Tボーンもどきで応戦致しますと、次郎吉も格闘技会場の様です。

いやあ、ブルースって本当にいいもんですねえー、今年1年お疲れさまでしたー、というウチアゲ直前の1枚。いや、タンメンとはまた余り間を置かずに来年演りますから楽しみです。

 

danraku

2018年12月8日(土)
神保町視聴室

早崎詩生 with 安藤健二郎
グッドバイモカ、富山優子、カルアミルク、他

早崎です!

年末恒例となりましたイベントに参加します。今年は、カセットコンロス安藤健二郎さんをお呼びしてデュオで吹きまくり、弾きまくります。是非お越しください。

開場 18:00 開演 18:30
予約3000円、当日3500円(1ドリンク込み)

視聴室HP

早崎「アンドウ君。女性の出演者の方が多い
        ライブイベントって出演したことある?」

アンドウ君「う~ん。ないような…」
早崎「ライブイベントの最後に出演者全員で合奏
        するんだよ。来てデュオやらない?」

こんな会話があったようななかったような・・
ということでとても快くデュオを引き受けてくれ
ました。とはいっても最初はソロからでした。



客席からアンドウさんがクラリネットを吹きながら登場しました。

 そして、ハイノートも駆使して大音量で吹きまくっていただきました。後日、お客さんから「ハイノートが耳に残って夜寝付けませんでした」と、苦情のような賛辞が寄せられました。アンドウさんは良く眠れたとの事です・・。
デュオはこんな感じでしたが・・・。

別にハイノートに耐えかねて逃げ出したわけではありませんが・・・

最後の出演者全員での合奏も無事終わり、出演者、主催者の山本さん、お客さんも交えての最後の記念撮影でした。来年も予定されていますのでよろしくお願いします。

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そしてもうひとつ! 別場所で別の催しが!
神保町と三鷹でお客様争奪戦か?

三鷹バイユーゲイト

町田謙介(vo、g)+牧 裕(b)

牧「12月8日は何の日か知ってる?」
町「ルーマニアの憲法記念日だね」
牧「へぇ、そう? 僕の誕生日なんだけど」
町「知らないよ」
3年ぶりのデュオ・ライヴです。

open 19:00 start 20:00

料金 2500円(+1drinkオーダー)
バイユーゲイト:0422-55-5782

バイユー・スケジュールページ

約4年ぶりのデュオ・ライヴでした。オープニング・アクトはスライド・ギターの弾き語りという珍しいスタイルのカトキチさん。素晴らしいオリジナル3曲を演奏していただきました。

このデュオは町田さんのオリジナルに加え、普段は2人とも演る機会のない、でも大好きな曲の数々を披露できる場であり、誰よりも本人たちがキャッキャと楽しんだことでした。お付き合いいただいたお客さんたち、店主の上田さんには感謝しております。
写真のケーキは、私(牧)の誕生日祝いに皆さんが用意してくれたものです。ロウソクが7本立っていますが、どういう計算なのか訊くのを忘れました。

danraku

2018年12月1日(土)

渋谷クアトロ 吾妻光良 &The Swinging Boppers

民謡クルセイダーズさんのレコ発ライヴのオープニング・アクトで出演します!

17:30 開場 / 18:30 開演 料金:前売¥4,000/当日¥4,500(+Drink代600円)

渋谷クアトロHP 結構、頻繁に演っている様な気になっているバッパーズですが、実は東京で演るのはこれで今年3回目、しかもクアトロは6月以来。今回は、Pヴァインからのアナログ盤発売を受けて、今や飛ぶ鳥が落ちている、という民謡クルセイダースさんのゲストというわけですが、我々は出番が前だとリハーサルは後という、立場によって嬉しくなったり理不尽に感じたりする、昔からの興業界の慣習のおかげで、この日はゆっくり家を出て元気いっぱい、ないつもの楽屋に見えますが、 ずいぶんメンバーが少なくなったかの様に見えますが、実は2名ほど別の用事がありまして。別の用事といってもスイミン・クラブに通っているだけですが・・・。 「おい、生きてるんだろうな?」 「縁起でもないこと言うなよ!」 こんな会話も絵空事では無い、そんな境地に入ってきましたので、日常的な声がけが大切だ、ということを改めて認識いたしました。で、リハが終わってから本番開始までが一時間半ほどしか無いため、この日はたしなみには行かず、シウマイ弁当とビールとワイン、焼酎などで時間をつぶしていますと、あっという間に本番。 おお、そんなやる気の無さそうな楽屋のよどんだ空気はどこへやら、久々の東京公演でい!という感じでいつもよりパワフルに始まった様にも見えるステージ運びです。 そして、間もなくクリスマス・シーズンという中、そういえば昔のR&Bの大御所達の様な「二番煎じ」「2匹目のドジョウ」を狙った様な曲が余り無いね、ということから「最後まで楽しもう」の路線で作った久々の新曲、「ご機嫌目盛り」の初披露の模様です。 途中にラップの部分があるのは「最後まで」と同様なのですが、二人一緒に仲良くラップするのではなく、バトル形式で互いのことをディスる、そうした若者達の姿勢を取り入れたものになっている筈なのですが、撮影した龍ちゃんによると「後で見るととてもラップには見えない」シーンとなっておりました。そして、第二部の民クルさんのステージも怒涛のうちに終了すると、有志参加によるアンコール大会。 本物の民謡歌手フレディ塚本さんが歌うは「会津磐梯山」あれ?吾妻が持っているのは? そう、何と沖縄の三線なのであります。実は民クルの女性Voメグさんは、最近当ページでもお馴染みの富山さん率いるドリンキン・ホッピーズのゲストでも歌っているので、このライヴの何日か前に吾妻も含めて飲み会を開いていたのですが・・・、 富「吾妻さん、俺、三線持ってるけど使います?」 吾「おお、民謡だもんな!貸して貸して」 メ「えええー、楽しみぃー!」 吾「お、メグちゃん喜ぶならやっちゃうよ!よし、どうせなら浴衣着て出てこうかな!」 メ「きゃああ、楽しみぃ!」 さすがに、それはキ▲×〇沙汰なので止めろ、とメンバーに止められ、衣装だけはズートスーツのままでしたが、そんなこんなで二度ほどピックアップの大接触不良ノイズはありましたが、無事三線で参戦できました。そう、バッパーズからは他にもこんな参戦者が。 見えませんが、後ろでは岡地さんもカウベルで参戦していました。さて、楽屋に戻って本来ならウチアゲですが、既にかなり飲んでおり、また撤収終わりの民クルさんを一時間半以上待っていると、多量にスイミン・クラブ入りする人間が出ると予想されるため、この日はこれでお疲れ様。最後に楽屋で民クルリーダー田中さんのギターにサイン。 寄ってたかって色々言われているのは、ダメだお前、そんなこと書いちゃ、とたしなめられている様子ですが、ライヴもアンコールも無事終わった安堵感からか、かなりテキトーなサイン「ツマミ取れてるし」とか書かれたサインになってしまいました。 何はともあれ、次回は是非どこかの居酒屋で盛り上がりましょう。失礼しました、ナマステー!  

2018・晩秋東海ツアー! 東海地区を代表する二つの 老舗ライヴハウスを4人で 回ります。

POOH_BISCUIT

ツアー初日:2018年11月23日(金・祝) 名古屋 アラン・プーサン

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs) 早崎詩生(Pf)

初日はお世話になっている赤色のプーサン、 赤い人を連れて行けるのは今回初となります!

19:00 open / 20:00 start 料金:前売¥4,000/当日¥4,500

アラン・プーサン Facebook ———————————————–

ツアー二日目:2018年11月24日(土) 浜松ビスケットタイム

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs) 早崎詩生(Pf)

二日目は青い看板のビスケット・タイム ですが、こちらにも赤いピアノの人を初投入!

18:30 open / 19:30 start 料金:前売¥4,000/当日¥4,500(Drink別)

ビスケットタイム HP

二日連続の東海ツアーという作戦により、初めて4人でお邪魔することが出来たプーサンとビスケット・タイム。先ず初日は、名古屋のプーサンですが、車で名古屋駅まで迎えに来ていただき、一路プーサンを目指しますが・・・、 「斉藤さん、こんなに名古屋から時間かかった っけ?」 「ええ? 今日は早い方ですよ。」 「おっかしいなあ、前より遠くなってない?」 「それは吾妻さん達、生き急いでいるからです よ。」 いまいち、納得できないまま、アラン・プーサンに到着してリハも終了。前回と同様、近くの「コノミヤ」というスーパーに買い出しに行って、楽屋として利用させて頂いている向かいのカフェ・プーでしばし休憩とたしなみ。

開演時間には多数の地元の方々で満員となった店内、ありがたいことです。最初に店主の斉藤さんから 簡単な紹介があって始まりました。

この日は、その斉藤さんのたつての願いということもあって、バッパーズの一部の曲ぐらいでしか使わない、ダブルネックを投入しました。

昔は、これを持って歩く、しかも2泊3日のツアーなんて自殺行為だ!という気持ちもあったのですが、時代は移ろいコロ付きのスーツケースに楽器以外を入れてしまえば、それほど体力を使わなくて済むのです。そして、お、吾妻チャン、ノリノリだねー!という風に見える写真ですが・・・・、

別にノリノリ、というわけではなくて、滅多に使わないダブルネックを操るのに苦しんでいる、という図であります。ギターはネックを見ながら弾くということが多い楽器ですが、弾きなれていないので、つい上側の12弦のフレットを見ながら、下の6弦を弾いてしまうのです。そして、12弦だろうがダブルネックだろうが、アンコールはトルバドール・スタイルで締めくくります。

「エントツさん、苦しそうですね」というのは昔の何かの薬のコマーシャルでしたが、アンプを首にかけているサマがどこか苦しそうです。というのは、ロクに調べないで家から持ってきた電池アンプに固定具がついていなくて、首でアンプを挟みながら店内を練り歩く、という不思議なショーになってしまったのです。 そんなこんなで楽しく終わった公演でありましたが、プーサンは飲み屋さんとしても機能しておりますので、終演後も多くのお客さんが飲み続けておられまして、最後は皆さんとムンクの「叫び」風の記念撮影で散会。ありがとうございました、ナマステー!

さて、栄のビジネスホテルをゆっくりチェックアウトして、実家の用事がある早崎さんを除いた三名は昼飯を食べよう、と名古屋市内をうろつきますが、 「おお! ひつまぶしは3,500円か!」 「げげ、味噌煮込みうどんは長蛇の列だ!」 とめげまくった結果、岡地さんの長年の嗅覚に助けられ、普通の定食屋で海産系のランチを済ませ在来線で浜松に向かいました。ホテルにチェックインを済ませ、Sさんという方に迎えに来ていただき、いざビスケット・タイム。リハを済ませて、さてどうしようか、といったところですが・・・。

「大城さん、この辺りの名物というと?」 「長澤まさみも来る有名なファミレスがありますけど」

よもや来ているわけが無いので、以前も訪れた浜松餃子の店で開演までたしなみました。プーサンに比べると何故か、周囲の風景も覚えているのが何とも不思議です。

ご覧の様に快調な滑り出しでして、実人数はさほど多くないのですが、結構な密度感であります。

人生は数奇なものでありまして、お隣の豊橋のY夫妻などは何回も来て頂いてますが、吾妻の以前の勤務業界の知人の方とか、更には20年近く一緒の職場で仕事をした先輩まで見えられて、嬉し恥ずかし、といった不思議なムードで進みました。アンコールは昨日、固定に苦慮した小型アンプをぶら下げての、トルバドール大会に突入。

イメージ図ではありますが、こんな感じで早崎・吾妻で店内を練り歩きました。

吾妻は勢い余って、外の駐車場まで出てしまいました。往年のビッグ・ジェイ・マクニーリーとかアルバート・コリンズのやり口ですね。

ということで、無事終了した晩秋東海ツアー、また同じしつらえで臨んでみたいものです。

【番外編:朝の浜松駅にて】 「浜松の新幹線の駅にピアノがあるんです」 「そりゃ、楽器の街だからあるだろ」 「いや、ほら、誰が弾いても良いっていう」 「ああ、テレビとかでもやってるやつか」 実家の用事を済ませてから、あと乗りで浜松入りした早崎さんのこんな話を前日飲みながら聞いておりましたので、翌朝チェックアウトして、新幹線ホームに向かう間、当然の如くそのピアノをチェックするわけですが・・・。

ピアノがあれば、弾かないわけには参りません。 更に連弾まで始まってしまいました。

道行く人々に拍手なども貰ってしまうと、もうこれは止まりません。ビョーキの様なものです。赤い人が大音量で弾き始めました。

よし、これぐらいにしといてやるか、という感じでホームに上がって電車を待ち、あと10分程で電車が来る、という段になって早崎さんが子供連れのお母さんから声をかけられます。

「あのう、さっきピアノ弾いてた方ですか?」
「はい、左様ですが?」
「あ、あの、ケータイお忘れじゃあ?」
「あ、あああっ!!!」
何と早崎さん、良い気になってピアノを弾いてこの通り、ピアノの上にスマホを置きっぱなしに。

そのお母さんの付き添いで預けた駅員さんのところに行って、ことなきを得た早崎さん。お母さんとお子さん、本当にありがとうございました。 「こんな世知辛い最近の世相でこんな良い話はありません、すっかり心が白くなりました。」 と、新幹線の中で語っていましたが、仲間といつもの様にゲハゲハ笑っているうちに東京に着く頃にはすっかりいつもの黒い心に戻ってしまいましたとさ

danraku

2018年11月17日(土) 新宿レッドクロス 新宿コネクション

吾妻 光良トリオ、ハッチェルズ 中野ミホ with N.O.S & F

前回はハッチェルズとズクナシさんとで大いに盛り上がり、ブルース評論家の小出斉さんも 絶賛だった新宿コネクション、今回は中野ミホ with N.O.S & Fの方々と一緒にさて、どんな夜になりますことやら。きっと本番前はまた ハッチさんと呑みに行くんでしょうな。

open 18:00 start 18:30 前売¥3.000 / 当日¥3.500 ドリンク代¥600

レッドクロス スケジュール 行きましたとも、行きましたとも。前回と同じ明治通り沿いの「世界の山ちゃん」、ワイン一本980円ですから何だ、冷えてないじゃないか、といったワガママを申してはいけません。もう、開演前から盛り上がり状態で。 おい、ハッチ、今度はライヴ無い時に普通に飲みに行くからな! ヘイ、合点で!みたいな、一回り違えど良好な先輩/後輩関係を保ったまま約一時間半たしなんでお店に戻ると、若手の中野ミホさんの楽団が始まったところ。 いやあ、もう少しお話したかったけれど、おじさん達も結構照れ屋さんなので、また今度ね、ナマステー、とか言っているうちに手前どもの時間になりまして。レッドクロスさんはトリオ、という制限もあってどうもロックっぽい運びになってしまうという反省もあって、また、年間のギター・ローテーションの都合もあってこの日はドブロもどきを抱えて、多少カントリーっぽくお届けしてみようか、と。 まあ、後半はいつもと同じになってしまいますが、若干いつもとは違った感じでお届けしよう、という心づもりは伝わるでしょうか? 伝わらねえかなぁ。そして三番手はハッチェルズ! この日は新機軸のテスコ製エレキギターを投入したり、新加入のアコーデオンの人が素晴らしかったり、見所は色々あったのですが、まあ、一言でいうと 「ハッチェルズ いつも変わらぬ イカサマ感」 という感じでしょうか。いや、本当に素晴らしい! アンコールでは、吾妻も大好きなイカサマ・ワルツの「花束」を一緒に歌いまして、更に中野ミホさんも交えて「蛍の光~Bring it on home to me」を大合唱/合奏。 開演前から飲みすぎて、吾妻がトイレに行っている間にハッチさんと他の二人はこんなご機嫌ムードの1枚。 飲みに行きましょう!という声が聞こえてきそうです。 danraku

2018年11月4日(日) 福生ブルース・フェスティバル

FUSSA_BF

毎年開催されているのは知ってましたが、初参戦です。 ローラー・コースターや次郎吉でお世話になった方々と一緒に 11:00~16:00の開催。東福生駅前でやってます。

吾妻光良(Gt,Vo)、小安田憲司(Gt,Vo)、大西真(Bs)、 山崎よしき(Ds)、後藤輝夫(Ts)

前売:3,000円/当日:3,500円 高校生以下、70歳以上、障害者手帳お持ちの方、は入場無料。 以前から名前は知っていましたが、何とこれで13回目という福生ブルース・フェスティバル、大体日曜日開催が多いので、吾妻としては翌日の仕事もありまして・・・、と何回かお断わりしてきましたが、今回初めてお邪魔しました。メンバーはドラムに山崎さん、ベースに大西さん、テナーに後藤さん、ギターとVoに小安田さん、と良く知っているメンバーですが、特に小安田さんとは前日に、バッパーズの牧さんとかも含め吉祥寺のビル屋上のBBQガーデンで昼飲みを楽しんでおりました。そんなおだやかな秋の昼下がりの福生の空の下でブルースを、と思っていたらとんでもない。 fussa_1 見事な曇天でして。何でもこのフェスで「雨男」と異名を取っているのは、昔ローラー・コースターでお世話になったドラムの山崎さん。そんなに昔、雨男とかって言われてましたっけね?と尋ねたところ、 「吾妻、お前、明るいところで見ると老けたなあ」 ですと。大きなお世話でございます。でも、この会場のしつらえ、結構斬新でした、まずこのステージは何とトラックの荷台なのですね。あと、PAも近隣からの苦情が出ない様に、最低限の小出力に抑えてますが、意外にこれが良いのです。うるさくないし、隣と会話も出来るし。聞いててうるさくない、苦にならない、という点では南会津の大宴会と双璧を成す音量設定で、是非世間の他の野外コンサートも見習ってほしいものです。で、何しろ、初めてお邪魔する「ブルース・フェス」ですから、自分の出自も考えて多少いつもよりカッチリと、チトリン・サーキット風の服装で出た方が良いのかな、と思って、ジャケットとストラト・キャスター、という吾妻としては珍しいこしらえで臨みました。 fussa_2 しかし、所詮服装ぐらいではそう常日頃とやり口が変わるわけでもなく、結局最後はよくある歯弾き奏法で大団円。 fussa_3 後藤さん、大西さん、山崎さん、と一様に喜んでいただけた様で良かったのですが、何故か小安田さんだけは下を向いてうつむきながら弾いています。どういう心境なのでしょうか。 1.また、あんなことして。先輩だけど恥ずかしいな。 2.ここはおどけてないで、しっかり伴奏するでがす。 3.う、うう、今頃昨日の酒で気持ち悪くなってきた。 何にせよ、月曜から3の様な目には合いたくないので、終了後はたしなまずに一人帰りましたとさ。

2018年10月27日(土) 代々木上原 ル・デパール

吾妻 光良 変型トリオ 秋のディナー(?)ショー

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf) 1st stage open 4:00PM start 4:30PM 2nd stage open 6:30PM start 7:00PM

2500円(自由席) +要フード orドリンクオーダー ①Peatix https://azuma-trio.peatix.com ②メール/電話予約(当日受付精算) 【お問い合わせ先・ご予約】 WEB http://nonsuch.tokyo Mail info@nonsuch.tokyo TEL070-4198-2564 辻堂の辻庵さんと並んで我々としては珍しい、ディナー・ショー(?)というか食べ物つきのライヴでお邪魔している代々木上原のデパールさん。これで2回目というか2.5回目というか、0.5というのは別の催しでウチアゲに来たらピアノが置いてあったので弾いてしまった、という程度のことですから、まあ2回目、といった方が正しいのでしょう。 食べ物付きの催しとなると、立ち食いソバじゃないんですから、そう10分とか30分で入れ替えを強いるのも無粋ですので、1時間半弱を2ステージ、と意外なボリュームになりますが、変型トリオの住んでる中央線/京王線からのアクセスは至便で、14時半過ぎという早めの集合もまったく苦になりません。だいたいこの歳になるとそんな時間まで昼寝は出来ませんしね。リハを終えて16時から近所のワインバーのハッピーアワーでビールを飲みながら演目を決めて、定刻通り第一部スタート。 depar2018_1 そう、ご覧の様に結構狭いのです。おそらく最近お世話になっているお店でもこと狭さにおいては随一、ともいえるかも知れません。ですので、リハがちょっと長めに設定されているのも楽器の位置決めに普通より時間がかかるからです。しかし狭い、というのは決して悪いことだけではなくて、仲間の出している音や声、ひいては足音や息遣い、気持ち悪いな、まあ、そういったものももより近くに感じられるため、否が応にも一体感が高まるわけです。そんなこんなもあって、最初は気取って始めたものの、次第に緊張も解けて笑顔での演奏へと変わっていきました。 depar2018_2 何しろ手を延ばせば他人の楽器、というぐらいの距離ですので、つい他人様の領分に入り込みたくなるのも仕方ありません。でもさすがに逆サイドから弾くのは難しいものです。広い世界には、狭い店でこうやって逆側からピアノを弾いてやんや、と喝采を浴びる、そんなショーを日々繰り広げているバンドもあるのでしょうね。 depar2018_3 そんな他人の楽器の領分にズカズカ入り込んでくる様なバンマスは許せねえっ!家出してやるっ!ということではないと思いますが、二部の後半には赤い人が、厨房の奥からピアニカを持ってこんにちわ。マスターの迷惑そうな前傾姿勢が、何とも良い味を醸し出しています。 depar2018_4 終了後は、マスターの手料理でウチアゲる我々ですが、一人黙々と鶏を切る吾妻、この様子はちょっと飲みすぎているのかも知れません。まあ、確かに1日のライヴで30分ずつとはいえ、2回も別の?み屋さんに行ってますもんでね。 depar2018_5 danraku

2018年10月20日(土) 三鷹バイユーゲイト

吾妻光良トリオ

吾妻光良(Vo, G) 牧裕(Bs) 岡地曙裕(Ds)

「10月20日は何の日か知ってる?」 「いや、判らないね。」 「頭髪の日なんだって。10-20で。」 「うっせー!ジジー! おととい来やがれ!」 の様な気軽なエスプリの利いた(?)時間が流れる、中央線地元・南風音楽バーにての定例ライヴです。

open 19:00 start 20:00 料金 2500 (+1 order)

バイユー スケジュール 「えええ、タコ焼きぃ?」 「いいのいいの、今日は何かロックっぽい日だし」 というわけで、慣れたバイユーですから17時にお店に入って、リハを小一時間、何か秋の夜という感じでしっとり、という展開になるかと思っていたら、久々のギター・トリオ、7月の渋谷のクラブ以来という感じの、今日の俺達どことなくロックっぽくね?みたいな感想も抱えつつ、本番前のたしなみは、三鷹駅前のYキ屋さん。タコ焼き三個とビールで400円、というのにつられて、いぶかる牧さんも含め三人ともこのセットを頼んでしまいました。やはり、食うもの食わないと、なかなかロック、というわけにもは参りませんのでね。え? 肉じゃなくてデン粉で良いのか、って? 食ってすぐ燃やすにはデン粉が良いのです。 BAYOU_2018_0 そして開演を迎えたバイユーもお客さんの入りもなかなかロック!な感じです。そうなんです、ガラガラの入りはロックには似合いません。だからロックをジュリーで公演キャンセルです。 BAYOU_2018_1 ロックっぽさを醸し出すには、表情の面でも一定の枠組みを保ってなければいけません。余りニヤニヤ、ヘラヘラしているのはロックではありません。さながら武道館のアリーナを射る様な鋭い視線で演奏する必要があります。 BAYOU_2018_2 しかし、次第に気が緩んでくるといつもの様に、ニヤニヤ、デヘデヘ、的なたたずまいに戻ってしまうもので、気を引き締めて臨もうとするのですが、 BAYOU_2018_3 吾妻以外の二名はロック風味もどこへやら、笑い放題となってしまいました。こんなに笑うこた無いのにな、と思いますが、何を笑っているのでしょうか? 悪口で笑っている可能性が極めて高い一枚、と申せましょう。しかし、初心貫徹、吾妻だけはロック的なアプローチをあきらめてはいませんでした。 BAYOU_2018_4 古くはジミヘンの、いや、ひょっとするとギター・スリムの時代からか、ロック風味と言えば「歯で弾く」奏法は欠かせません。しかし悲しいかな、右手がブレて写っているせいか、ロックっぽいというよりは、げっ歯類っぽい一枚になってしまいました。予想はしていましたが、全般的にはロックというよりは、ご近所っぽい一夜でありました。 danraku

2018年10月13日(土)

吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ 群馬あかぎ公演

もう何年前か忘れましたが、ここ群馬赤城の大間々町の「ながめ余興場」という場所にトリオでお邪魔したことがありました。どんなところか、というと・・・・

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いわゆる「芝居小屋」というヤツでしょうか、中を見るとこれまた趣がある、と言いましょうか、

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凄いですよねー、花道歩きたくなりますねー、三法を踏みたくなりますねー、え、六方でしたか? シッツレイしましたー。東京から赤城までは東武電車で1時間40分強、季節もよろしくなってきそうな秋の土曜日、散策も兼ねて群馬・赤城まで足を伸ばされてはいかがでしょうか?

開場17:00 / 開演18:00 前売 3,000円/ 当日 4,000円

群馬あかぎ公演 FaceBook 問合せ先:スローハンド 小柴和久       TEL:090-3505-5704 これまで過去39年間、Boppersでお邪魔したことのある東京以外の土地を思い出せる限り並べてみると、帯広、札幌、苫小牧、仙台、苗場、長野、名古屋、大阪、神戸、広島、博多、といろんなところに行ってますが、意外に無いのが関東一都六県。あ、所沢は行ったことありましたが、群馬はこれが初めて。今回は車で現地入りする小田島さん+牧さん組と近さんを除いた9名で北千住に集合して、どこか東欧の雰囲気を醸し出す東武の特急に乗って一路赤城駅を目指しました。何か、このガラガラの貸し切り状態、というのが東欧的な雰囲気を更に盛り立てている様にも感じます。 NAGAME_1 今回は主催者でもあり、赤城で楽器商を営んでいらっしゃるKさんの何とも手厚い粋な計らいで、赤城駅到着以降の我々の移動手段は、駅から会場、会場から打ち上げのお店、お店からホテル、ホテルから翌日のお昼ご飯のお店、そして再び駅まで、がすべて貸切マイクロバス、という何かいきなり大スターの気分であります。 NAGAME_2 ちょっと老人会の旅行に見えなくもありませんが、40年代ぐらいから黒人のR&Bバンドもこうやってバスで「チトリン・サーキット」と呼ばれる地方の興行に出かけていたことを思い起こすと、何かこう身が引き締まる思いでもあります。B.B.キングのこんな有名な写真のことも思い出しましたが・・・、 NAGAME_3 だいぶ雰囲気は違いますな。ま、いいか。で、駅からバスで約10分、たどり着いた「ながめ余興場」がこちら。 NAGAME_4 1930年代からこの地にあり、その昔、この界隈がパチンコ産業や織物産業でにぎわっていた頃は、この小屋でひっきりなしに何かしらの興行が行われて人々を愉しませていた、という由緒ある小屋なのです。ところで、Ken Awashima? そう、大阪からいつもの謙ちゃんも遊びに来てくれていました。しかし小屋はどうあれ、先ずは平常心/平服でのリハです。手前右側は主催のKさんですね。 NAGAME_5 そして、リハも終わり、本番までの間は、秋の群馬の涼しい風が窓から入ってくる楽屋で、ああ、こりゃエエ気持っちゃ!と全員でくつろぎます。 NAGAME_6 ますます、チトリン・サーキットからは遠のき老人会やら民宿やら温泉、といった言葉が似合う写真になってしまっているのは否めません。さて、そして定刻になりオープニング・アクトの方々はアイリッシュ・トラッド系の音楽ですが、この余興場の花道で生音で演奏をしておられました。そして終わると我々の出番ですが、これだけの花道のしつらえですので、メンバーからも関係者からもこれを活用しないテは無い、と多くの助言があり、花道から歌舞伎風の登場、とあいなりました。 NAGAME_7 しかし、慣れないことをするものではございません。歌舞伎風の見た目、ということに気を取られすぎたのか、ギター用ワイヤレスがうまく動作せず、まったく音が鳴らないまま、ステージに進んでいく体たらくになってしまいました。どうやら電池切れだったようで、これは音響関係の仕事ならば、顛末書・始末書の類です。まあ、それもこれも一旦始まってしまえば、いつものライヴとそう変わることはございません。 NAGAME_8 吾妻のこの日のギターは、50歳記念に作ってもらったES-298というもので、ジャージーガールというメーカーのものですが、実はBoppersが長年使っているこの譜面台もジャージーガール製です。そして主催者Kさんの古くからの友達がそのジャージーガールのG藤さんで、この日は北海道の旭川から来場されていました。遠路ありがとうございました。 NAGAME_9 一部の最後は、テナーの西川と吾妻の二名で再び花道に出て、太郎冠者/次郎冠者風にジャンプを解釈して、とちと無理があった様にも思います。 NAGAME_A そして、終演後は再びマイクロバスで打ち上げ会場へ。「牡蠣のカンカン焼き」おいしゅうございました。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。 NAGAME_B 翌日は、これまたマイクロバスで地元で有名なうどん屋さん(?)、ソースかつ丼屋さん(?)の「しみずや」さんにお邪魔しました。ひもかわうどん、って知ってますか? 太ぉいきしめん風のうどんなんですね。どれぐらい太いか、というと・・・ NAGAME_Y コーゾーの顔がほぼ隠れるぐらい太いわけです。ま、遠近法ではありますが。 NAGAME_X そんなこんなで、本当に、と何度言っても言い足りないほどお世話になりました、群馬の皆さんありがとうございました、ナマステー、とつぶやきながら北千住方面に戻ったジジイ達でありました。

9月28日(金) 中野ブライト・ブラウン プレミアム・フライデー企画

“秋の夜長に旧いバラードにどっぷり浸る会”

司会/解説/多少演奏: 吾妻 光良、 富山浩嗣(Drinkin’ Hoppys)

さて、秋本番、秋と言えばバラード! たゆたう様なコーラスやサックス、そして時の流れも 止まる様なベースの響き、チロチロと灯る焚き火の 様に出ては消えるギターの調べ、に乗って歌い 上げられる何とも切なく甘い歌詞・・・、 さあ、今宵みんなでメソメソ、クヨクヨしながら、 30~50年代の旧いバラードに浸りましょう! という 訳詞パワポ付きCDコンサート。やかましいノリノリの 曲をかけてくれい!という方は入場お断り!

19:30open / 20:00start 800円+1Drink
ブライト・ブラウン HP

これで4回目、だと思いますが、ブライト・ブラウンでのCDコンサートですが、こうしてバラードだけ集めたのは初めてで、へえ、そうなのか!と自分達でも気づかなかったのは、バラード=遅い=単位時間あたりの歌詞が少ない、ということでして、そうか、これだけの歌詞で画面を切り替えていくのもウザいな、ということに思いあたり今回初の試みとして、静止画像に歌詞を加えた動画のプレゼン資料を作りました。ですので、本番時のオペレーションは極めて少ないため、富山さんと吾妻の表情にもゆとりが見られます。 BALLAD_.1 まあ、紹介部分では一部パワポも使いますが、曲本編はすべて動画で処理したため、本番時は吾妻も富山さんもどっぷりと曲に浸れるのは非常に快適で、いやあ、秋に聞くバラードは本当に良いものです、心に沁みます。 BALLAD_.2 最後は、紹介した曲の中から数曲選んで二人でミニ・ライヴ。これはファッツ・ウォーラーとディープ・リバー・ボーイズの”Romance A La Mode”を演っているところですね。 BALLAD_3 いや、色々今までCDコンサートもやってきましたが、これは季節の関係もあるのか、大当たりの企画、と言っても良かったのではないでしょうか。吾妻も富山さんも終わってから、楽しかった!を連発しておりましたし、20名以上お越し頂いた皆様からも「面白かった」とお褒めの言葉を頂きました。どうでしょうか、近県のライヴハウスにてご用命ありましたら、富山さんと吾妻でかけつけますので、是非、ご連絡ください。 danraku

2018年9月22日(土) 阿佐ヶ谷ロフト 「塚本功 presents vol2」

塚本功(Vo,Gt)、吾妻光良(Vo,Gt)

ある日、地元阿佐ヶ谷の街を歩いていた吾妻が偶然、ネタンダースの塚本さんにバッタリと会いまして・・・。 「ありゃま、塚本さん、お久しぶりで」 「あ、どもども。」 「こりゃまた、いってえどういう風の吹き回しで?」 「あ、オレ今、阿佐ヶ谷に住んでるんですよ。」 「へえ!オレも阿佐ヶ谷だよ。」 「じゃあ、時々ロフトでやってるんで一緒に演りましょうか。」 「だよねー。」 というのが正確だったかどうか、ちと記憶にありませんが、ともかくそんなこんなで塚本さんとのデュオとあいなりました。歩いて行く気満々です!

OPEN 18:30 / START 19:30

前売¥3,200 / 当日¥3,700(※飲食代別)

阿佐ヶ谷ロフト HP さて、何しろ地元ですから吾妻はこの日、16時42分に家を出て17時1分には現場の阿佐ヶ谷ロフトに到着しました。何故か、朝起きるとアコースティック・ギターを持って行かなければ、という義務感の様なものがふつふつ、と心の中にあるわけですが、確かロフトのYさんにそう言われていた気がして過去のメールを見返すのですが、いやあ、何か見つかりません。夢のお告げでしょうか、それともボケてきたのでしょうか。何となく気持ちが悪いので、到着後すぐに初めてお会いするYさんに確認したところ、あ、私がメールでお願いしました、ということで、ああ良かった、ボケてなかった。 LOFTA_1 しかし、阿佐ヶ谷に20年以上住んでいますが、あるある、とは聞いていたものの入るのは初めて、という阿佐ヶ谷ロフトです。いやあ、こんなところがあったんですねえ。塚本さんとやあやあどうもどうも、と言って簡単にリハを済ませちょっとたしなみに行ってから、先ずは二人でスタートしたわけですが、ご覧の様に最初はちと緊張感があります。そりゃ初めて二人で演るわけですから、この段階からイエーッ!カモンベイベー!というのは日本人的感覚では先ずありえません。しかし、この後続いて、塚本さんも結構仲が良いという一時もっと若い頃は「ブルース業界の最底辺」と非道いことを言われていた若手の井上大地も加わって3人編成でお送りしますと、若干表情も和らいできます。ちなみに吾妻が塚本さんの何にこれほど怯えているのか、はもはや謎であります。あ、あと近いから、エレキ・マンドリンも投入してみましたとさ。 LOFTA_2 ライヴが進んでいきますと、だいぶ表情もこなれてきます。何しろ、ブルース業界最底辺の後輩がいますからね、何かあったらヤツのせいにしてしまえば良いんです。 LOFTA_3 しかし、緊張がほぐれていくのは吾妻だけではなく、塚本さんも酒類はたしなんでいないのに、ずいぶんハイになってきたのか、突然繰り出したのはTボーンの背中弾き奏法! LOFTA_4 どちらかというとストイックに求道的なイメージすらある塚本さんに背中で弾かれたら黙っているわけには参りません。こちらは同じくTボーンの又下弾き奏法で対抗します。 LOFTA_5 そして最後の大地は何と、ビア・ジョッキを使ったボトルネック風奏法で対抗。ただ、いまいちうまく行かなかった様で、途中でこのビールを飲み始めてしまいました。その辺りにもまだ「最底辺」呼ばわりされる隙があるのかも知れません。 LOFTA_6 ということで、珍しい企画でしたが、なかなか楽しくお届けすることが出来ました。是非またこのメンバーで演りたいものです。何と言っても近いですしね(笑) LOFTA_7 danraku

2018年9月15日(土) なんばHatch なにわ ブルース・フェスティバル 2018

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

初めてお邪魔いたします、なにわブルース・フェス。70年代の日本のブルース・ブームの中心地といえばそれは関西。若い頃に憧れて見ていたそんな先輩方に混じって、胸を借りるつもりで演らせていただき、っていう我々もいまや後期中年者ですからね。きちんとしなければいけません。しかし、やはり緊張してしまったのか、ホームページ用にバンドのプロフィールを送ってください、と言われていたのに間違えて「意気込み」を送ってしまいました・・・。

開場16:00 / 開演17:00 前売・一般席6,000円/ブルースシート 10,000円

なにわブルース・フェス HP danraku さて、Boppersとしては2017年の4月以来、1年半ぶりの大阪です。やはり、電車での移動となると飛行機よりも気が楽なのか、行楽気分にも拍車がかかります。 NBF_shinkansen 今回は12時過ぎに新大阪着、12時50分にはリハーサル開始、ということでスムーズな移動が必至となりますが、不慣れな土地です。更に行き方を間違えると、重い楽器を担いで10分以上も歩くことになるので、心配してくれたいつもの現地ローディーの謙ちゃんが、はーい、皆さんこっちですよー!と次々と乗り換えの指示をしてくれます。 NBF_midousuji もう、謙ちゃんにくっついてればこちとら楽勝よ、と何の心配もせずにバカ話に興じていたメンバーですが、 NBF_kozo1 <spanstyle=”color: #000000;”> あれ?何か、今、ホームから出て行った逆側に向かう電車に見慣れた顔が乗ってなかったか? NBF_kozo2 おお!何ということか!昔からではありますが、一切他人の話を聞かず、自分の話と思い込みだけで生きている、という態度に加齢で更に拍車のかかってきたコーゾーさんが、一人で勝手に逆側の電車に乗り込んでしまったのです! NBF_kozo3 これは一大事!と吾妻が必死でコーゾーさんを携帯で追いかけますが、あわ、あわわ、乗って、間違って、逆が、俺は何も悪くない、と動転してパニックに陥ってしまっているので、とりあえず「なんば」という駅で降りてハッチを目指すように指示しました。 NBF_kozo4 そんなこんなもあって、コーゾーさんを除いた他のメンバーがハッチに着いたのは定刻の2分後ぐらい、コーゾーさんが到着したのは7分後ぐらいでしょうか。 「ずいぶん、この日は細かい時間を気にするんだね」 そりゃあね、ああた、私どもやLeyona嬢だけのライヴなら10分や15分ぐらいどうということは無いのですが、何とこの日は、天下の上田正樹先生=キー坊のバックを一曲務めなければならないのです。事前に何となく一度合わせてはいるのですが、相手はブルース界の大先輩、それこそ吾妻が大学生の頃は、酔っ払ってY先輩の家に泊まる度に安ぅいウィスキーを飲みながら「ぼちぼち行こか」を聞いてたわけですから、ちゃんと出来るのか、怒られやしないか、とドキドキもんなので、先ず遅刻などもっての他、というわけです。まあ、そんななか、ドタバタ、ヒリヒリのリハを終えて、大丈夫かなあ、上田さん怒ってないかなあ、などと言いながら楽屋に戻ります。その頃、行楽シーズンのあおりを受けて、全然新幹線のチケットが取れなかったLeyona嬢は我々よりも更に15分ぐらい遅れて来たので、リハは上田さんの曲だけ参加して、彼女の曲は楽屋でのリハとなりました。 NBF_leyona-reh さて、ここから本番までは約5時間あるので、メンバーは一度宿にチェックインして、大浴場に浸かったり、たしなみに行ったり、ですが、リズセク・メンバーは比較的ブルース濃度が高いこともあり、他の出演者を見ないわけには行かない、と楽屋と客席を行ったり来たりしていましたが、途中で有山じゅんじ先生が我々の楽屋に乱入してきました。 NBF_gakuya_ari 「有山さん、有山さん、上田さん怒ってなかったすか?」 「え? 何いうてんの、全然怒ってへんよ。」 「いや、何か、リズムがいまいちで、怒ってるのかなと」 「あんな、あいつも長いから大体いつもあんな感じやで」 とりあえず良かった良かった、ということで、有山さんも交え、これまたバカ話に興じていると有山さんが、隣の加納さんの楽屋を冷やかしに行こう、というのでついていくと・・・、 NBF_gakuya_kano おお!完璧に加納さん、本番モードです!この日は折角のハレの催しということもあってここ一番、という時に使っているというマーシャルのギター・アンプで参戦したそうですが、そのアンプ、何と取得価格は600万円だった、とか。おそろしい。 さて、ラス前に置かれた我々のコーナーも、Leyona、上田さん、どちらも大きな粗相はなく終了、良かった良かった、と楽屋で記念撮影。Leyonaが隠れちゃってるのが勿体無いですが。 NBF_aftergig 「何か演奏の写真が全然無いね。」 そうなんです、上田さんのバックを務める、ということでまったく心に余裕が無く、いつもの猿人カメラを仕込む、とか知人を探して依頼する、ということがまるで出来ず、演奏の写真は一枚もな、いや、そんな頃アンコールの様子だけ三平さんが撮っていてくれました。 NBF_encore なかなか凄い陣容だ、というのはお判りいただけると思います。さて、終了後のウチアゲには我々からは、リズセクの4名が参加、左奥には初夏ちゃん、手前にLeyona、右に行って有山さん、上田さん、ザ・たこさんの山口さん、というなかなかのメンバーでした。 NBF_uchiagelast リズセクの四人も育ちには若干の違いがありまして、早崎さんと吾妻はブルース業界にどっぷりと浸かって洗礼を受けてきたわけですが、牧さんはジャズだったりフォークだったりですので、上田さんと同じテーブルにいても若干距離感が違って面白いものです。岡地さんがいないのは、逃げたわけではなくて、彼が泊まったホテルだけ何故か1時に門限があり、それを過ぎると一切入れなくなる、という事情のためです。 NBF_bluestrio そしてそんな夜中、他のメンバーはどうしていたか、というと管楽器のみの反省会を開いていましたが、人生は数奇なものです。彼らが飲んでいたのは、本隊のウチアゲが行われていたのと同じチェーン店であり、しかも彼らのほとんどは、その本隊ウチアゲで使用した店で本番前にたしなんでいたのです。 NBF_hornparty 反省会、とはいってもテナーの文二さんは、生まれてこのかた「反省というものをしたことが無い」そうでうらやましい限りです。その文二さんが見えませんが、トランペットの近さんも見えません。どうしたのでしょうか、と目を転じると NBF_hornparty2 すっかり出来上がって、というか茹で上がっていました。 こうして各自一時過ぎまで飲んだ割には、翌日はシャキッ!と起きて全員定時前にロビーに集合、昔はここから天王寺の串カツなどに行ってたものですが、さすがにそんな体力はありません。新大阪駅地下の中華屋のワンコイン・セットで一泊二飲、もしくは一泊三飲を楽しみました。 NBF_chuka 何にせよ、我々はこれで終わりで良いですが、翌日曜には、木村さん、房の介さん、金子マリさん、とこれまたブルース業界の重鎮の先輩方がドッ、と集まられて、この方々をウチアゲまで案内するという主催の方々の労力に敬意を表しつつ、いや、お疲れさまでした!

2018年8月25日(土) 高円寺 jirokichi 「全日本 Jive 祭り」

吾妻光良3+1にホッピーズの富山さん、 そして大阪の Jump&Jive の期待の新星 トミー井尻ィ氏を迎えてJive 好きの貴方、 貴女に送る一夜のお祭りです。

吾妻光良(Vo, G) 牧裕(Bs) 岡地曙裕(Ds) 早崎詩生(Pf) GUEST:富山 浩嗣(Vo,G) 井尻トミー昌孝(Vo,G)

open 18:30 start 19:30 料金 \2500 (+1 order)

jirokichi スケジュール そもそもこのバンドなんてぇものをやる様になったのは、ある曲を聞いて好きになり、それを自分でも演ってみたいという、ある種音楽愛好家的な心情がその根っこにあったから、ではないかと思うわけですが、全国津々浦々にブルース・マニアもいればジャズ・ファンもいるし、そしてジャイヴ愛好家も多々、かどうかは微妙ですが存在しているのは間違いありません。そんな愛好家でしかも自分でもバンドをやっている人々を集めてジャイヴ祭りをやってみたい、というのは飲んだ時などに時々話にも出たりするわけですが、そんな折、関西の愛好家で知人のトミー井尻ィ氏が来日、いや来京すると聞き、よし!第一回全日本ジャイヴ祭りの開催だ!ということにあいなったわけです。いくら何でも大阪から一人呼ぶだけで全日本、は言いすぎじゃないのか、という声も一部にはありましたが、こうして理想を高めに持つことは大切です。 「ところで、”ジャイヴ”って何?」 これを語ると長くなりますが、一番簡潔に説明するなら1930~50年代の黒人ポピュラー音楽、と言ってしまっても良いのかも知れません。ちなみに昔、日本でも活躍していた長見順ちゃんと一緒に演奏したりしていたアーカンソー・ファッツというお爺ちゃんは、 「”ジャンプ”だの”ジャイヴ”だのという言葉は勝手に誰かがこさえたもんだ!ああいうのもこういうのも全部ひっくるめて”ブルース”なのだ!」 と言っていて、おお、本場のざっくり感は凄いなあ、と感心したのを覚えています。さて、愛好家的観点から言えば、このジャイヴ、しかも30~40年代のもので欠かせないのはこの楽器。 TIPLES そう、ティプレというウクレレをちょっと大きくした様な鉄弦の楽器ですが、これがシャラーン♪とコードを鳴らすといかにもジャイヴだなぁ、というムードになるもので、吾妻もなんちゃってティプレを一台持っていますので、これを投入しようと画策していたのですが、何と猛暑のあおりか、ある日ブリッジが、メリ、という音とともに浮き上がってしまい使用を断念、その代わりということで、同様の複弦の響きが出せる12弦ギターを投入しました。色も白ですので、三週間ぶりに36度という猛暑の、しかも阿波踊り真っ盛りの高円寺においてはなかなか涼しげなセレクトではありました。 TOMMY_IZZY_1 先ず、オープニングはいつも通りのトリオ+1でスタートしまして・・・、 TOMMY_IZZY_2 早速、井尻ィ氏の登場。ナット・キング・コールからジミー・ラッシング、他にもあまたの人が歌っている”Baby Won’t You Please Come Home”を日本語訳も交えて披露していただきました。そうそう、井尻ィ氏は「ブルース日本語化協会」の会員でもあるのです。ひとしきり歌が終わると赤いピアノの人のソロとなりますが、あれ、打ち合わせしていた尺で終わらず更にもうワン・コーラス弾き続けます。本当に弾きたがりはしょうがねぇなあ、と周囲から冷たい舌打ちの音が聞こえるなか、続いて吾妻のソロへ、とつながりますが、あああ、ど、どうしたことでしょう、弾き止めることが出来ずに、結局早崎氏と同じだけの所定の倍の尺、ソロを取ってしまいました。弾きたがりというのはどうやら伝染するものの様です。井尻ィさん、すみませんでした。 TOMMY_IZZY_3 そして、ホッピーズでもお馴染み、富山さんの登場ですが、一曲目は珍しくバイオリンを弾いて歌うスタッフ・スミス、という方の”Is Is”、富山さんの談では皆に聞かせるための音源がyoutubeなどに落ちていないものか、と探すのだけど、このタイトルで検索するとほとんどがイスラミック・ステートに関するページが出てきてしまうそうで、困った世の中です。富山さん、本業は教育関係ということもあって、コード譜などキッチリした資料を用意してはくれるのですが、どうにもこのコード譜の評判が悪くリハの時には・・・、 「ちょ、ちょっと待った富山、いまどこ演ってる?」 「あ、いまダルセーニョで戻ったところで。」 「あれ? さっきダルセーニョしたけどな?」 「あ、ソロの後はダルセーニョ2なんです。」 「そうか、2っていうのがあるのか・・・。」 「あれ?富山、今どこ行ってる?」 「コーダです、コーダ。」 「コーダ2だろ?」 「あ、あ、コーダ3です。」 「3なんて無いよ。」 「い、いや、ここの3段目の・・・」 「え? あ!このちっちゃく書いてあるのか!」 「あのね、富山君ね、この書き方はもし気づいた方はコーダに飛んでください、気づかなかった方はそれはそれで結構です、という書き方だよ!もっとコーダとかはでっかく書くもんなんだよ!」 「あとなあ、ダルセーニョやコーダってのは本当は一つにしてほしいところだよ!二つも三つもあると何が何だか判らないじゃねえか!あと、コーダ行った途端ブレイク、っていうのは反則だ!」 「あとよ、この”ブライゲ”っていうのは何よ?」 「あ、ブリッヂです。」 「あのな、ブリッヂの綴りはbrige、じゃなくてbridge!」 牧と吾妻の大学の後輩だというのも若干は関係あるのかも知れませんが、もう惨憺たるやられようでした。意外にキッチリしている様で抜けているところがあるのは、こんな近所に出かける時の様なリラックスした足元にも表れているのかも知れません。 TOMMY_IZZY_5 まあ、リハは大変でしたが、本番は普段なかなか出来ない完コピものなども含めて楽しく、また盛夏ということもあり、偶然揃った白系のシャツに色とりどりのギターを持って並んでいる3人、というのも得難い感じの見た目でもありました。 TOMMY_IZZY_4 そして、終演後は阿波踊りの喧騒をよそに次郎吉で談笑して記念撮影。 TOMMY_IZZY_6 うーん、井尻ィ君、まだジャイヴ味が足らないなぁ、と指導を受けてもう一枚。 TOMMY_IZZY_7 今後、更に本格的な全国展開を目指して各地の状況をリサーチしていきたいものです。 danraku

2018年8月18日(土) 第9回すみだストリート ジャズフェス

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

昨年は突然の雷雨と豪雨で3曲しか演奏でき ませんでしたが、今年はその屈辱戦です!違うな、 雪辱戦、って雪とか降らないだろうね???

会場と出演時間が決まりましたっ! 錦糸公園メインステージ 15:00~15:50

去年の予定演目のまま臨もうか、という話もあります。

詳細は下記を・・・

すみだジャズホームページ 屈辱を晴らす、とか雪辱を果たす、という場合、普通ならば、よーし、見てろよ!という強い決意や必死の朝練、滝に打たれたり座禅を組んだり、たるんでいるとケツバット、という努力がつきものですが、我々のすみだジャズの場合、何しろ相手が天候ですから、努力しても無駄でありまして「待てば海路の日和あり」、「果報は寝て待て」といった具合に何の努力もせず当日を迎えたわけですが、いや、日頃の行いの良さなのでしょうか、異常気象と呼ばれるこの2018年の夏には珍しく、素晴らしい快晴、しかし最高気温27.2度、湿度54%、オーウ、ココワァ、カールファオーニアデェスカァ?というぐらいの爽やかな天気に恵まれました。昨年、こんなに汗をかいている人は見たことが無い、というぐらいの汗で出迎えてくれたスタッフのT野さんも、今年は涼やかな顔で一年ぶりの対面でした。T野さんが案内してくれた楽屋用の場所は、町の集会場みたいなところで、前回の楽屋のカラオケ屋よりもだいぶさわやかで涼しげな環境です。余りに居心地が良いからか、コーゾーさんはさながら家にいるかの様なランニング姿でウォーミング・アップ。 Sumida2018_1 やめてくれよ、香港の魚屋じゃないんだから、などと散々周囲からの批判を浴びた末にきちんとシャツに着替えます。さて、この日は昨年とまったく同じ選曲で臨もう!という作戦を立てたわけですが、そうは言っても我々も日々活動を続けていますので、演りたい新ネタなどもあります。一曲だけ「焼肉 Under The Moonlight」に差し替えたのは良いものの新しいネタだけにうろ覚えです。快適な楽屋で本番直前のリハーサル、吾妻は電池式のアンプ、早崎はピアニカ、でのリハであります。 Sumida2018_2 「おいおい、待ってよ! 今、コーダだろ?」 「いやいや、俺ちゃんとこの通り吹いてるし」 「あれ?3回繰り返しじゃねーの?」 「あ、そうだ!この前やった時、コーダの位置が違うね、って話してたんだ!」 いやあ、危ない危ない、リハやっといて良かった、というひとコマでした。 Sumida2018_3 楽屋からステージ裏に移動するとそこには”回す関取”(?)と異名を取るDJでも有名な敷島親方が、いやあ、良い天気になって良かったっす!と応援に来てくれました。ここはみんなで青空を見上げて感謝、というわけではなくて敷島親方による自撮りでした。でっかい構えの自撮りですねえ。 Sumida2018_4 そして見てください、このすみだの青空! 調理職場制服用として売られていた赤シャツとのコントラストが何とも好評でした。いや、去年と同じ青シャツにしなくて良かった良かった。 Sumida2018_5 そんな頃、これはどうしたカットか、と申しますと、Boppersのごく初期のメンバーであり、一枚目の”Swing Back With The…”のジャケにも写っている、松ブーが58歳にしてインドネシアのジャカルタに赴任することになり、ここは彼の壮行の意味も込めて、いつもの一曲目のインスト”Things Ain’t…”の時に出て来て1コーラスだけソロを吹いてもらったというわけです。 Sumida2018_6 松ブーのソロが終わり、いよいよ本編への突入直前、というひとコマですが、このビッグバンドがステージに板付いている状態で、1人だけ下手にポツン、とラッパの人間がいる、という景色は余り本場のジャズとかの写真でも見た覚えがなく、何かビッグバンドに1人だけ応援団の団員がまぎれこんだ様にも見えるのが不思議なところであります。 Sumida2018_7 さて、快晴だ、涼しいな、と浮かれてばかりではいけません、曲がりなりにも野外フェス、健康管理などにも気を配っておかないと楽しいバカンスの筈から、一転して奈落の底へと落ちかねないものであります。特に、酒の嗜み方を良くご存知無い様な若い方々に向けての警鐘を鳴らす一曲、という意味合いで選んだ一曲でございます、という紹介でお届けしたのが「大人はワイン2本まで」 Sumida2018_8 「カーンパーイ! 先ずはいっぱーい♪」 おお、コーラスもバッチリですが、後半になってくると Sumida2018_9 「赤いのー! かなり酔ってるなー♪」 三平さんの顔がかなり赤くなって酔いが回っている様にも見えますが、そうではありません。涼しいけれどかなり直射日光は強いのです。何人かは日焼けしてしまったと思われます。 Sumida2018_A 予定演目の後半には「150~300」を入れましたが、涼しいせいか、随分レイドバックしたテンポで始めてしまった早崎さん、途中で吾妻があおってテンポを上げようとしますが、一度始まったものは、そう簡単には変わりません。まあ、低血圧ヴァージョン、ということで良かったのかも知れませんが。それにしても早崎のズボン、吾妻のシャツ、とどちらの赤も強烈です。 Sumida2018_B ライヴも佳境に入り、吾妻も「ダブルネック2本使いオクターブ奏法」という大技に挑みますが、見た目はともかくまったく取るに足りない音しか出せていないところをどう改善していくか、が今後の課題といえましょう。 Sumida2018_C ジャズフェスですからね、最後は当然”On the Sunny Side of the Street”でしめたいところですが、とはいえ野外フェスですからね、見た目はピート・タウンゼントを意識した風車奏法で大団円となりました。5分ぐらい余って、アンコールも用意してなくはなかったのですが、ダダダ、とボランティアのPAスタッフの方々が片付け始めたのでこれでエンド。まあ、こういうフェスは進行を守るのが一番大切です。 Sumida2018_D 楽屋に戻りまして、手伝っていただいたT野さんを始めボランティアの皆さんと記念撮影。ありがとうございました! この後、我々は長見順ちゃん達の「パンチの効いたオーケストラ」を観戦し、駅の反対側で予約しておいた2,980円呑み放題のお店で嗜んで帰りましたが、お店はもっと良いところがあったらしく残念です。次回はその屈辱戦、いや、雪辱戦が望まれるところです。 danraku

2018年8月4日(土) 横浜サムズアップ

吾妻光良3+1にLeyonaを迎え、 アンデーが炊きまくる箸の日

吾妻光良(Vo, G) 牧裕(Bs) 岡地曙裕(Ds) 早崎詩生(Pf) GUEST:Leyona(Vo) 安藤健二郎(Sax,Cla)

「アンデーが吹きまくる」と送ったら「炊きまくる」になってしまったけど「箸の日」ですから良いんです。 その昔、シティロードという情報誌に「水銀バッタ」というバンド名で載ったこともあるぐらいですから、これぐらいへっちゃらです!

open 18:00 start 19:00 前売 \3500/当日 \4,000 (+Drink)

サムズアップ ホームページ さて、若干1名タイからの出張帰り、という御仁もいたりして、コップンカー、とか暑いですタイ!という言葉も飛び交うなか、近隣スタジオでのリハとサウンド・チェックを終えて本番開始までは一時間強、とても近隣にたしなみに行こう、という気にもならない酷暑の日でした。ひたすら楽屋に引きこもって談笑しながらサムズにお願いした酒類でたしなんでいるうちに、あっという間に本番スタート。まあ、19時スタート、と早いですからね。でもこれぐらいに始めないと何かあると中央線組は帰れなくなったりしますから、はい。 And_Lyn1 おや、そのタイ帰りの御仁がいないじゃないか、と思うかも知れませんが、なかなかライヴハウスのステージ全体像を捉えるというのは難しいもので、あ、そうだ、今回の写真はすべてアンデーのご友人から頂いております、ありがとうございます。大丈夫です、タイ帰りも何のその、いつもの様に真っ赤な服に身を包み一生懸命弾いております。 And_Lyn2 時折「弾き過ぎだ!」と糾弾されることもあったりしますが、基本的には一生懸命弾いてくれている、というのはありがたいことですし美しいことで、それ自体、他人様からどうこう言われる筋合いのものでは無いですし、服の色も個人の自由ですが、 And_Lyn3 このTシャツだけは何とかならんのでしょうか。真夏のお化け屋敷の様です。ちなみに早崎さん、このシャツは二枚お持ちだそうで。さて、気を取り直して肝心のアンデーさんはというと、 And_Lyn4 オヤジはいつもの様に喜んでおりますが、何だ、いつも通りじゃないか、そんなに炊きまく、いや、吹きまくってないじゃないか、とお嘆きの方もいるでしょうが、 And_Lyn5 大丈夫です、そこはそれ、トリオ一派よりもひと周り程度若いので、まくる時はまくります。還暦過ぎると、ここまで体を斜めには出来ません。何しろこの酷暑ですから、頭から湯気が出てる様にも見えます。でもステージにデブが多いと暑苦しいな、とお感じの方々のために、良く演っている”Everybody Loves the Fat Man”という曲では And_Lyn6 (デブは)♪手をつないだって柔らかい、抱きしめられても痛くない♪ というのをアンデーと吾妻の身をもってお示ししました。これもLGBTの方々が多いタイの影響かも知れません。そしていよいよ二部になり、歌姫Leyonaの登場。 And_Lyn7 いやあ、ずいぶん見た目も変わります。一挙に華やかになりました。吾妻はあたかも胸いっぱいに香りを吸い込む様な表情、岡地おじいちゃんは頬がゆるみっぱなし、牧さんは・・・、コードを追うのに一生懸命です。 And_Lyn8 何がこんなに嬉しいんでしょうか。細かいことは覚えていませんが、よほど嬉しかったのでしょうな。ジジイ、良かったな!という一枚です。 And_Lyn9 しかし、演奏の方も手を抜いているわけではございません、みんな、ここでブレイクだよ!というのを吾妻が皆に必死に指示している様子も見受けられます。しかし、アンデーは笑いがこらえきれず、Leyonaは目が完全に「の」の字になっていることからすると、破綻する寸前のひとコマなのかも知れません。 And_Lyn_a にしても、このLeyonaは赤いですねー。こんなに赤くは無いと思いますが、実はその向こうで吾妻は必死にコードを追っていますが、残念ながら二箇所ほど派手に間違えてしまいました。以後、気をつけますからLeyona、怒らないでコップンカーップ! And_Lyn_b ということで楽しく過ごして参りました横浜の夜、もうアンコールまで消化してしまい、ネタも無くなったので、最後はLeyona抜きでブルースを一曲、たまに演ると良いものです。酷暑にも関わらず、こんな70人を超える方々にお越しいただき、ありがたい限りです。また、曲を忘れないうちに演りたいものですね。