トリオ+1・春の大阪弾丸ツァー!
2018年4月28日(土)
梅田アズール
吾妻 光良トリオ+1
吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)
前回は雨模様の晩秋にお邪魔しましたが、今回は
春爛漫の季節となりました。春らしい曲を多数用意
する、かどうか判りませんが、お洒落なジャズ・バー
ですし、それなりに頑張らねばと思う今日この頃。
17:00 open / 18:30 start
料金:チャージ¥4,000 + drink/charm?¥1,000
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2018年4月29日(日)
堺ブルース・フェスティバル
吾妻 光良トリオ+1
吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)
初めてお邪魔いたします、堺ブルース・フェス。
ブルース・フェスということで、前日のジャズ風味
とはまた違った取り組みをしてみようか、とも思う
今日この頃です。
我々の出番は17:00からに決まりまして、
場所はMinaさかい(堺市市民交流広場)
堺東という駅から徒歩五分、屋外無料、
会場内飲食ブース有り、雨天決行だそうで
あとはもう、早崎さんが今年も雨男なのか
どうか、それにかかっていると申せましょう。
堺ブルース・フェス ホームページ
齢を重ねてはいても、なかなか教養はつかないもので「弾丸ツァー」というのはロクに宿泊もせずに予定をドドッ、とこなしてそのまま帰って来る、という旅行のことだ、というのを知らずに書いてしまいましたら、その齢でそんなことして大丈夫なのか、と心配された方も一部にはいたとかいなかったとか。大丈夫です、きちんと同じ宿に二泊致しました。今回、我々四名がこの梅田~堺ツァーを観光、もとい、敢行している時、たまたまバッパーズでアルトをお願いしている小田島先輩も奈良~京都辺りに公演に来ているという話で、
関西地区の現地案内役をしてくれている謙ちゃんにイザナワれるままに新大阪から電車を乗り換え、地下街を右往左往しているうちにやって参りました、二回目のアズール。前回は雨模様だったのですが、今回はまさに初夏ならではの良い気候、雨男もここに来て汚名挽回です。大阪ではもう定番のゲスト、タンメンもまじえて約一時間のリハを終えました。
もしも小田島先輩が登場した際の段取りも整えてから、本番前のたしなみに。時間的に一時間強しか無かったののが逆に功を奏したのか、丁度ほろ酔い程度でステージに上がり、無事2ステージをこなしました。
アズールは店の外にテラスがあり、そこで飲みながらライヴを見られる、というのが何ともこの季節にステキなシチュエーションでもありますので、アンコールではタンメンを再び呼んで、いつもの吟遊詩人(トルバドール)スタイルで店内を練り歩いて演奏させていただきました。タンメンのご友人がその様子を撮影してくれたものがネットに上がっていますので、このページでもご紹介致しましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=ykyEMdk97HI
残念ながら、小田島先輩は先方の時間も長引いて、登場は叶いませんでしたが、とりあえずテラスに席を作ってもらってウチアゲ。日本ブルース界・古参のレイジー・キム大先輩を囲んで、一番若いトミー・井尻ィも交えて日本のブルース界の歴史を学びながら楽しく飲みました。
さて、翌日の堺ブルース・フェスは現地16時入り、20代や30代の頃ならホテルでグウグウと寝ていられるところですが、とても寝られません。結局、三ノ宮にある牧家のお墓に全員で墓参りに行くことにしました。
周りの人々が嫌がっている様子が手に取る様に判るのが、何とも小気味良いものです。そしてお墓参りが終わったら、折角ですからね、グルメ・ツァーです。事前に吾妻が調べていた、三ノ宮の古くからあるお店で「ソバメシ」を食おう、ということになっていたのですが、昼どきで混んでいるため30分以上待つそうで、他に行くことにしましたが、目ぼしい店が・・・・、おおっ!
ジャズ/R&B愛好家なら知らぬ者なし、のサヴォイのレーベル・マーク!カレー屋さんだそうですが、有無を言わさず入店しました。
「こちらのマスターはサヴォイお好きなんですか?」
「はあ、ご存知だっか? いやぁ、初めて言われましたわ、私どもも何のことやらさっぱりワヤで、でもマスターは好きらしいでっすわ。」
いや、カレーは美味しくいただきました。ホテルに戻り、ちと休んで一路堺東へ移動すると、前日アズールに見に来られていた、という親子連れの方と遭遇。
ありがたいことです。会場に着くと、BLUES、と大書された看板をバックにメイン・ステージが。血沸き肉踊るフェステバル風景が目の前に。
楽屋のテントに向かっていくと、弁ブルースで有名なこの近辺在住のROIKIとその友人でブルース喫茶をやっておられるKさんと遭遇、楽屋の中で先ず一枚。
ライヴの方は、こういう街中のフェスではどこもそうですが、終演時間が18時、と割ときっちり決められていて、トリの我々としてはすみだJAZZの再来では無いか、とドキドキしながら待っていましたが、アンコールのワイヤレス・ショーまで含めて正味40分、18時4分過ぎにはすべての音を止めることが出来てめでたしめでたし、でした。
ちょっと間が空きましたが20時からは、何しろフェスティバルですからホテルでのウチアゲでした。
こりゃ何だ、と思うかも知れませんが、ツマミにカニがありまして、カニ大好きフリスキーの吾妻としてはずっとカニ、ワイン、カニ、ワインを繰り返しつつ、この日も偶然テラス席でしたので、こんな感じで皆で盛り上がりました。
久しぶりにギター/Voのスパイダー・テツ氏とも会って色々と話しているうちに何か激論にでもなったのでしょうか?
まったく覚えておりません。そしてウチアゲ終了後、ホテル内を出口に向かって歩いていくとそこにグランド・ピアノが・・・・。
もうビョーキが止まりませんので一曲披露させて頂きました。もう呼んでもらえないかも知れませんね。
すっかり良い気分は止まらず、宿に戻ってから昼間のリベンジに「ソバメシ」のある飲み屋さんで二日間の反省会。地元の皆様、お世話になりました。
そして月曜日、帰りの新幹線に乗ってる時に小田島先輩からのメールが。
「笑った。下賀茂神社にて」
タンメンと小田島さん、偶然、京都の下賀茂神社で遭遇したそうで、神社ならではの縁結び(コーゾー談) ということでしょうか。
2018年4月14日(土)
博多・ゲイツ7
吾妻 光良 & The Swinging Boppers
Boppersとしてはこれが三度目となるゲイツ7、記憶は二回分しかありませんが頑張ります!
Open 17:30 Start 18:30
前売り5,000円/当日5,500円 +1ドリンク(500円)
ゲイツ7 スケジュール・ページ
さて、四ヶ月ぶりとなるBOPPERS公演、きちんと調べたわけではありませんが、何だかんだ三ヶ月に一度は活動している様な気がするので、四ヶ月も間が空く、というのは久々に思えます。そんな事情もあるのか、行きの福岡空港から中州までの地下鉄内では各人、いつにも増してやる気に満ちた表情をしている、かも。
この日はトランペットの名取さんがドバイに出張(?真偽のほどは不明)のため、代打には写真右側前から二人目の松木理三郎さんをお願いしました。若いから勢いがあります。
無事、リハを終えて本番までは約一時間弱、外は結構雨が降っていることもあって、ビルの中の「くら寿司」で本番前のたしなみ。バリトンの三平以外はくら寿司に入るのが初めてで、焼酎に「前割」というのがあるがこれは飛行機の先割みたいなものか?早く飲むと安いのか?と情報が錯綜しましたが、要するにあらかじめ水で割っている焼酎らしく、ふん、大きなお世話だな、と若干不評でした。さて、定刻を5分ほど過ぎて開演。
地方興行の度に、このページの写真入手に苦慮していますが、今回は別府のK谷さんが見に来てくれていたので一枚頂きました。しかし、毎回毎回甘えるわけにも行かず、ということで買った3000円のカメラ、APEMAN! これを初めてBOPPERSにも投入してみました。
いや、これが意外にも使える、ということが今回判りました。とりあえず動画撮影モードにしたカメラを早崎さんに渡して、どこでもいいからピアノの上に載せておいてよ、と頼んだだけなのですが、画角の広さと大編成バンドという相性が良いのか、想像していたより、きちんとした画が撮れています。
しょっぱな、客席から登場してステージに上がってくる吾妻の様子も、さながらBBCの動物ドキュメンタリーの様にリアルに収録されていました。
二部は逆サイドに座っている三平さんにお願いして、どこか置けそうなところに置いといて、と頼んだらPAのスピーカー上に設置してくれましたが、これもかなりまともな画です。しかし、アンコールになってある誤算が明らかになってきました。アンコールに選んだ曲は”Gumbo de Twitter”、岡地さんのパワフルなセカンドライン・リズムが売りですが、余りにもこれがパワフル過ぎましてですね・・・・、
早回しでお送りしましたが、あっという間に振動でカメラがそっぽを向いてしまいました。
ですので、この後の様子は再びK谷さんに送っていただいた写真しか無いのですが、いつもの様にトルバドール・タイム、おそらく吾妻と三平、冨田がフロアを闊歩していた筈ですが、全体像は良く判りません。
さて、こういった地方興行ではありがたいことに、長らく会っていない友人や、小編成のライヴなどでお世話になった方々に数多くお越しいただいているわけですが、別府のK谷さんのご友人の小学生の娘さんが、何と我々のファンだ、と聞いて驚くやら嬉しいやらですが、
何でも日々、小学校の廊下で「♪150から300♪」と歌っている、と聞き、「ダレモワカラナイカラ ヤメロ」という宮沢賢治風の助言をさせていただきました。
そして終演後は、博多ですからね、モツ鍋屋さんであります。本番では「♪たまげたー、モツ鍋にゴキブリ♪」と歌ったりしていたので、食べられないのではないか、という危惧もありましたが、そんなデリケートなメンバーは幸い1人もいませんでした。
何しろもうみんな大人です。「大人はワイン二本まで」の精神も忘れず、翌朝はスッキリと目覚めまして、空港で大きなウッドベースなどを預けても、まだ若干時間にゆとりがあったので、短い時間を利用して福岡空港の居酒屋でちょいたしなみ。コーゾーさんはその店から出てもどうにも飲み足りないらしく、
「ねえねえ、羽田着いたらライオン行くよ!ライオン! だから飛行機の中で飲むのは禁止だよ!」といつも以上に絶好調でありました。さて、早速ですから預けたウッドベースをどうやって引き取るのか、ちょっとここでお目にかけましょう。
画面の奥側にある航空会社さんが用意してくれる巨大なケースにベースを入れて運んでいるわけですが、その巨大なケースが出て来ると、何故かつい手を合わせたり拝んでしまいそうになるのは、日本人ならでは、なのでしょうか。
そして、コーゾーさんの予定どおり最後は「ライオン」での宴会。風邪をひいた近さんとリハのある小田島先輩、ピンチヒッターの松木さんを除いた75%という高出席率の宴席となりまして、遥か昔に富山から早朝便で帰って以来の羽田飲みとなりました。まあ富山の時は連続5時間飲んでいましたが、今回は二時間弱ですから、大人になったものです。
帰りの電車でコーゾーさんは「充実したツァーだった!一泊四呑だ!」と喜んでいましたが、西川さんに至っては、「オレ、朝起きぬけにビール飲んだから、一泊五呑だ。」と告白しておりました。健康に飲めて演奏できるのが、何よりです。
どうでもいいですが、久々のせいか、ちょっち長文でしたな。