まあ何と申しますか、プロ入り(≒退職)するメンバーも増殖しつつある昨今、演奏以外の活動で皆さんに知ってもらいたいこともあったりなかったりするわけでして、このページで、そうしたことを紹介していくのも、メンバーから負託を受けたバンマスとしてはバンド活動を前に進めていくために大切なことでは、と思うわけであります。
———————————————————–
何と翻訳博士・山口三平の音楽映画字幕の第三弾と第四弾が、まもなく封切りとなります。
ブラッド・スウェット&ティアーズ。懐かしいですね。中学生の頃にラジオでも良くかかっていましたし、調べてみると1971年の2月に来日、ということはB.B.キングの初来日と同じ時期に日本に来ていたのですね。
「あ、俺、見に行ってたよ、それ。」
「へえ、どんな曲演ってましたか?」
「ええとね・・・、『長い夜』とか。」
「それ、シカゴじゃないですか?」
「でっすよねー」
というぐらい余り良くは知らないのですが、トロンボーンの西島さんを含め当楽団にも根強いファンがいるこのバンドに果たして何が起こったのでしょう?それは見てのお愉しみであります。
こちらが特設サイト
そして第四弾は何とクラシックの指揮者のお話。
天才指揮者といわれるベネズエラのグスタヴォ・デュダメル氏を追ったドキュメンタリーで、元々はクラシック界の期待の若手である彼の活躍を描く筈の映画だったのが、途中から政治的な問題で国を追われることになってしまった彼の困難な状況も描かれているそう。ベネズエラというと政情不安定なことで知られている一方、トリニダッド・トバゴと非常に距離的に近く、音楽的にも近いのです。だからカリプソにもそうしたクラシックの影響は色濃く、え?何でそんな話してるんだ?すみません、どうにも自分の土俵に引き寄せようという傾向が出てしまいますな。
映画公式HP
———————————————————-
翻訳先生・山口三平の音楽映画字幕の第二弾が、まもなく封切りとなります。
82歳の時に亡くなってはいますが、生年から数えると2025年に生誕100年を迎えることになるピアニスト、オスカー・ピーターソンの伝記映画です。無っ茶苦茶ピアノの上手い人ですが、意外に歌もナット・キング・コール風で良いんです。歌うシーンとか出てくるんですかね? 楽しみです。しかし、2025年になると三平さんは・・・、ほうほうほう、オスカー・ピーターソンと33歳しか離れてない、ということですか。結構、それなりですな。
—————————————————————–
英語翻訳家としてバリバリと飛ぶ鳥を落とし始めているバリトン・サックスの山口 三平が、今度は映画の字幕を担当いたしました!
50年公開されていなかったライヴ映像が陽の目を見た、ということでございまして、特にキャロルさんのファンでなくとも、見てみたいという方は私も含めて多いのでは。デヴィッド・T・ウォーカーとかハーヴィー・メイソンとかも出ているそうですよ。
バリトン・サックス山口 三平の翻訳本第二弾!
「マイケル・ブレッカー伝」が発売されます!
テナー・サックスの巨人といわれるマイケル・ブレッカーの伝記を山口 三平が翻訳いたしました。超絶技巧で知られるブレッカーですが、その翻訳をする人間が超絶技巧で無くて(失礼)良いのか、と疑問を感じる貴方に貴女、そこは何と監修者として日本を代表するジャズ・テナー・サックス奏者、佐藤達哉氏が入っているから問題無いのです。山口 三平翻訳本としては、これが二作目でして、一冊目はこちら。
ちなみに吾妻の家には、マイケル・ブレッカーのCDもビル・エヴァンスのCDも一枚もありませんが、みんな違ってみんな良い、んです。