カテゴリー別アーカイブ: 10月 次郎吉/ライヴマジック

10月22日(土) 吾妻 光良
& The ?Swinging Boppers

10月23日(日) 吾妻光良トリオ+2

Peter Barakan’s ?LIVE MAGIC という恵比寿ガーデンプレースでのイベントに二日間お邪魔いたします!

LIVE MAGIC さんのHP
さて、初めて出演させて頂くピーター・バラカンさんのライヴ・マジック、サニー・ランドレスさんとか、ジャック・ブロートベントさんなどの外タレさん、濱口さんに高田蓮さんにReiさん、と迎え撃つ日本勢、見てみたいステージは多々あるのですが、我々の出番は一番ケツで、しかも譜面台やらウッドベースといった装置の運搬という宿命も抱えており、現地入りしたのは16時、何となく慌しい中、いつもと変わらぬ楽屋飲みに突入しました。良く見ると牧さんは左側の他人様のテーブルで飲んでいるではないですか。あれ?誰と談笑しているのだろう、と良く目をこらすと、そうバンバンの福島君ですね。楽屋が同じでしたので、一緒に飲んでいたのです。あ、福島君は酒は飲みませんがね。
lm_1
で、今回のライヴ・マジック、スライド・ギターを弾く方が多いので、吾妻もここはひとつ、とスチール・ギターで登場させていただきました。毎年夏の間だけしか練習しないので、全然うまくならないのですが、折角ですので投入いたしました。前よりはちょっとはマシになったかな?ちなみにこのスチール、もとはといえばテナーの西川氏の兄上の所有物だったのです。
lm_2

そして、こちらの写真、何かいつもよりロックっぽい(?)ですかね?たまに他のジャンルの方々とご一緒するのも刺激になって良いのかもしれません。
lm_3

で、この日は翌日もあるので、ウチアゲは無しで楽屋飲みだけで終了しましたが、飲み足りない岡地氏はバンバンの黒川君と一緒に焼きとん屋へ(福島君は高校の同窓会のため早退)西島さんとコーゾーさんは「こんなハンパな飲み方じゃ帰れない!」とコンビニで酒を買おうと画策したものの、ガーデンプレイスのファミマには酒が売られていないため、苦慮していた、という目撃例も報告されています。

———————————————

さて、翌日はもはや出勤か?というぐらい早い午前10時に現場入りです。それもこれも翌日の仕事に差し障りがあるのは困るしなるべく早めの時間帯で・・・・、と自分たちでお願いしていたので自業自得であります。リハが終わって本番まで3時間弱、いくら何でもすぐに飲み始めると酔いが回りすぎてしまうので、オッシャレー、なガーデンプレイスでお買い物。といっても酒とツマミを買うだけですが・・・・。で、楽屋に戻るとバンバンのベースの黒川君が昨日会場に預けて帰ったウッドベースを取りに来ており、別場所で発見した福島君も交え談笑飲み会に突入。

lm5

なかなか色々な方々の悪口や褒めちぎりも出て楽しいお昼を過ごしました。ライヴの方はこんな感じでアフリカ~カリブ・ムードで楽しく過ごすことが出来ました。サニー・ランドレスもジャック・ブロードベントも結果、見ることは出来ず残念でしたが、それなりに楽しい二日間を過ごすことが出来ました。ありがたいことです。
lm_4

danraku

10/8(土) 高円寺 Jirokichi
吾妻光良トリオ+2
with 福嶋”タンメン”岩雄

TANMEN_TRIO+1

1973年に結成された「ファッツ・ボトル・ブルースバンド」で歌手としてのデビューを果たし、その後ミッドナイターズ、
Mr.T&ロッキンツイスターズ、などで日本のジャンプ界の草分けとしてスタンダップ・シンギングを繰り広げてきた、「タンメン」こと福嶋岩雄氏の久々の来日、いや、来京公演を我々トリオ+2でサポートさせていただきます!

吾妻 光良(Gt,Vo)、牧 裕(WoodBass)
岡地 曙裕(Drum)、早崎 詩生(Apf)、湯川冶往(Perc)

【開場/開演】18:30/19:30
【前売/当日】\3500 / \3800(+1ドリンク)

実はここ数年、いやもう何だかんだ10年ぐらいにはなるのかな、我々が小編成で関西に行く度に「空いてたら歌いに来てよ」という感じでタンメン氏をゲストに呼んできました。ですので、演目も何回か演ったものばかりですが、何故か一部にイントロで入れなかったり、ブレイクが判らなかったり、エンディングが合わなかったり、というベースの方とパーカッションの方が見受けられました。

tanmen_jiro_1

これはどうしたことか、と申しますと、吾妻、岡地、早崎、そしてタンメン氏は生粋のブルース育ち。そうです、70年代中頃から80年代前半にかけ『ブルースを聴かないヤツは人間ではない』という時代に青春を過ごしてきたため、タンメン氏がこの日歌った曲のほとんどを何十回も、百何回も、ことによると何百回も聴いてきているので、難なく伴奏できるのですが、ベースさんとパーカッションさんはそうではありません。

tanmen_jiro_2

「おい、何でこのイントロで入れないんだよ?」
「そんな変な入り方、わかんねぇよ!」
「おっかしいなあ・・・、これ聴いたこと無い?」
「無い無い無い! 生まれて初めて聴く!」
似た様な時期に青春時代を過ごしていても境遇は違うものです。まあ言ってみれば『海水魚』と『淡水魚』みたいなもんなんだろう、と一件落着しました。
しかし油断禁物、こんな曲は演り慣れてるもーん、とばかりに堂々と演奏していたギターの方はとても海の生き物とは思えない様な凄惨なミスを繰り広げていました。そして、アンコールでは、昔のブルース・クラブで時折見られた「トルバドール・スタイル」とも呼ばれる吟遊詩人スタイル、客席を練り歩きながら歌ったり弾いたりする、という演出で大団円となりました。日本一のブルース・シャウター、タンメン氏、またの来京公演期待したいですね。

tanmen_jiro_3