2020年7月

2020年7月25日(土)
from  横浜サムズアップ
~生配信投げ銭LIVE~

今年の”最高気温記念日”は、
涼しいお家から是非どうぞ!


吾妻光良トリオ+1
&アンドウケンジロウ
吾妻光良 (Gt、Vo)、牧 裕 (Bass)、
岡地曙裕 (Drs)、早崎詩生 (Keyboard) 
アンドウケンジロウ from カセットコンロス
&スペシャル・ゲスト Leyona

知ってましたか?7月25日って最高気温記念日だそうですよ。
「知らねえよ、そんなこと」
でっすよねー。でもまあ良いじゃないですか、暑いさ中ですから是非、お家からご観覧頂ければそれはそれで快適なのではないかな、と。
何とレヨナ嬢は前日もここサムズに出演されているそうで、何とも奇遇です。そして翌週にはレヨナのアルバムのプロデュースを担当された臼井ミトンさんが、ホトケさんのブルース・ザ・ブッチャーのゲストで出演されるという、いやまあコロナは依然ありますが、世の中狭いですね。

18:30~生配信

 サムズアップ・スケジュールページ

最高気温記念日、という割には意外と涼しかったりして、というこの日でしたが、もうタイトルはつけちまったから仕方ありませんね。このメンバーでのサムズでのライヴは偶然、その日の昼にサムズで別のスケジュールが入ってるということが多いので、大概は近所のスタジオで音合わせをしてからお店に入るのですが、この日はさすがにコロナの影響で昼の予定もなく、14:30からみっちりとお店でのリハを演らせて頂きました。ありがたいことです。

通常のライヴであれば、知人の見にきて頂いてる方々から写真を貰ったり、自分達でも開演前とか後にスマホで写真を撮ったりしているのですが、どうも余裕が無いのかそれすら忘れがちで、この日も楽しく演奏自体は行えたのですが、お見せできる様な写真素材はありません。これも配信の一部を静止画で切り取ったものですが、感染予防のためにお互いの距離を充分取った配置であることが判ります。
確か、前回か前々回はアンデーと吾妻が手を握り合って一本のマイクに向かって歌う、といったシーンもあった様な気がしますが、今それをやれば即座に自粛警察の方が来るとか、サムズの入り口に張り紙が貼られるといったことになってしまうのでしょう。

久しぶりに見るアンデーは、ちょっと前よりもふくよかになった様な気もしますが、ステイホームで運動不足ということなのでしょうか。まだ(我々よりは)若いのですから、しっかり自己管理に努めてほしいものです。ところで牧さんは何故エレベーを弾いているのでしたっけ・・・?あ、思い出した!昼間に家を出てくる時は中央線沿線が猛烈な雨だったためにウッドベース運搬を断念したのでした。最高気温記念日、まったくあてになりませんな。

そして5曲目からは、レヨナ嬢も登場。
「レヨナ、昨日サムズだったんだろ?」
「そうなんですよぉ!」
「じゃあ、結構ライヴやってんだ。」
「いやいやいや、全部コロナで飛んじゃって。」
「じゃ、昨日の前はいつが最後だったの?」
「ええと、ライヴは・・・、あっ!吾妻さん達とサムズに出たのがきっと最後です!」
これも何とも奇遇な感じでした。

改めて終わってから画面を確認してみると、配信はライヴ以上に見た目が肝心でして、暑苦しい後期中年者がひたすら歌ったり弾いたり叩いたり吹いたりしている絵柄から、パッとこういう女性歌手のアップに切り替わると、まあ何というのですかね、心が洗われる様な気がいたしますね。是非、また別の配信の際にもレヨナさんに手伝って頂きたいものだ、と痛感した次第であります。

とりあえず、最高気温記念日でしたから、マーサ&バンデラスの”Heat Wave”を歌って、レヨナ嬢は退出、勢いが止まらず、ブルースで盛り上がって大団円、というハマの夜でしたが、終演後のウチアゲもマスク、手洗いなど忘れず店から出てもしっかりした足取りで帰りました。(筈です)

2020年7月11日(土)
高円寺 Jirokichi  無観客配信ライヴ
吾妻 光良トリオ+1

吾妻 光良(Vo,Gt)、牧 裕(Contrabass)
岡地 曙裕(Drs)、早崎 詩生(Apf,Pianica)

どっかのお煎餅ではありませんが、「やめられない、止まらない」状態でありまして再度の次郎吉さんのお誘いに、どうもどうも、と乗っかって間を一ヶ月置かずに再度無観客配信ライヴを決行いたします。当初はお客さんをちょっと入れて、という計画もありましたが、後期中年者主体の我々でありますので、ここは慎重を期して無観客で実施いたします。決意としては、前回と一曲たりとも同じ曲は演らん!と意気込みは見上げたものですが、覚えてるかなあ、弾けるかなあ、といった不安も一部に・・・。

19:30~生配信

 次郎吉HP 

日本のライヴハウスの中でも老舗中の老舗の次郎吉ですが老舗の看板にアグラをかいていたりはしません。この日も新たな試みとしてWeb中継の冒頭にはドキュメンタリー風の映像がついていたりして、コロナに負けじ、と頑張っておりました。じゃあ、お前らも頑張れ、というわけでして前回とは一曲もダブらない、を合言葉に、とはいえ記憶もあいまいになりつつあるお年頃、次郎吉の皆さんには大変ご迷惑な話ですが、16時に入ってガツガツとリハをしましたが、それでも前回の合奏から一ヶ月弱、初回の配信時の様に3ヶ月以上のブランク永井、というわけではないので思っていたよりはすんなりとリハも終了し嗜みタイム。

「どこ行こうか? この前の店は若者がマスクもしないで
大声で吠えてたから危ないんじゃね?」
「やっぱお前、三密を避けるには外だよ外。ほら、あそこ
とか良いんじゃないか、何だっけ・・・」
「あ、T将な。行ってみよ行ってみよ。」

凡人というのは大概同じことを考えるもので、着いてみると外のテーブルはすべて満席、換気は良いが密、というのはいかがなものか、と思って店内を見ると割とガラン、としていたので、店内へと移りまして嗜みスタート。

岡地さんがたまたまマスクを外していますが、全員感染に気をつけている様子が、え?右から二人目はどこかで見た様な? いやいや、そ、それは気のせいではないですか? きっちりと時間までにお店に戻ってライヴ、じゃないか、配信スタート。タカさん、ワオさんはじめ、スタッフの方々のご協力もあって順調に進み何曲目かになると、

「あ、あなた、ダメですよ、今日は無観客なんだから」
「いや、外、通りかかったら良い音が聞こえたもんで」

まあ、前回の早崎に続いてこんなバレバレの演出もありませんが、アルトのコーゾーが飛び入りで参加しました。 もう、譜面台とマイクとかが準備されているだけにとどまらず、ワオさん、オレのモニターにもう少しエコーかけてください、とか、この曲のソロはこの部分は嫌だ、こっちの方にしてくれ、とわがまま放題を言った後なのです。
たまたま、我々の前の日がハッチ・ハッチェル・バンドの配信があり、それを生で見た牧さんとは

「ハッチ、やたらはしゃいでてさ、もう喋る喋る喋る。
 何だかんだ二時間はやってたんじゃないかなあ。」
「ほうほう、我々はその轍を踏まない様にしないとな」

という話はしていたのですが、結果、一時間52分。同じ穴の狸、となってしまいました。終了後はトリオ+2名での反省会となりましたが、やはり人数が増えると楽しいものです。早く12名で打ちあがりたいものです。

あ、ダメだよお、バンマス以外、誰もマスクしてない。