カテゴリー別アーカイブ: 2025年
2025年6月
2025年6月28日(土)
渋谷CLUB QUATTRO
吾妻光良& The Swinging Boppers
ありがたいことでして今年も演らせていただきます! クアトロのワンマン! 折角だから誰かゲストを呼んだ方が良いのではないか、というのもありましたが、実はこの日は最新アルバム、といっても出したのは昨年の11月ですから、そろそろ忘れられそう、という”Sustainable Banquet”が起死回生でアナログの30cmLPとして出ることになり、その発売記念でもありますので、頑張って行きたいと思います。
「どうでもいいけど、チャージが高くなってね?」
い、いや、そ、それはですね、その、あれですよ、物価が悪い。例えばお米でしたら、昨年の2月は5kg店頭価格2018円だったものが、今年の2月ですと3829円。これは比率で言いますと約1.9倍。それに比べますと我々は1.1倍。良心的な運営、と自負しております。いや、我々も大変なんですよ、いつも大体昼の弁当はSユーで買っていくんですが、これが以前は298円だったのに今や398円で、あ、どうでもいいですか? ということでご理解のほど宜しくです。
開場17:00 / 開演18:00
前売:5,000円 /当日:5,500円(+1drink 600円)
よくよく考えてみると、ゲスト無し、対バンも無し、というクアトロ公演はかなり久々であります。余り普段ご紹介することもありませんが、我々はライヴハウスに到着していったん落ち着くと、先ずは管楽器の面々が当日演奏する譜面を揃える、ということから始まります。
実は膨大な譜面の束から目的の曲を見つける、というのもこれはこれでかなり大変な作業でして、名取さんと西島さんの表情もだいぶ険しくなっております。何しろ一時、冨田さんなどはこの譜面を探して揃えるのが「人生で一番嫌いな時間」だ、と言っていたぐらいですから。そこへ行くと小田島さんのあきらめに近い表情と、吾妻のワシャ、もう揃えちゃったもんね、という能天気な笑顔、とひとそれぞれの人生模様がうかがえます。続いては私服の高齢者達がワラワラと集まってサウンド・チェック~リハが始まります。
客席からその様子を見ているのは、マイク眞木さん、ならぬマスク牧さんであります。楽屋に戻って着換えなどをしていると何と、エゴラッピンさんからお菓子の差し入れが届きました!
ていねいに受け取る吾妻ですが、何故西島さんから授与されているのか、は不明です。てなわけでほぼ定刻にライヴはスタート! 高松在住のK川君から買い叩いた真っ赤なファイアバード・モデルは弾きにくいし、音もそんなに良くないし、なのですが、見た目だけは100点です。
この日は”Sustainable Banquet”のアナログ盤発売記念、ということで、おいおい、ずいぶん引っ張るねえ、というご意見もおありでしょうが、さすがにこれだけ時間が経つと「打ち上げで待ってるぜ」の振り付けもだいぶ合う様になってきました。
しかし久々のクアトロ単独公演、しかも6月、というのをなめていました、開始後わずか二曲で体温が限界値を越えてしまい、上着は脱がせていただきました。
身軽になったぶん、演奏にも余裕が出てきて「俺のカネどこ行った?」のゴスペル教会風のくだりでは信徒たちもこぞって積極的にハンドクラップをしていましたし、
「大人はワイン二本まで」の乾杯のくだりでもバンドの一体感が感じられます。
やはり久々にクアトロで演奏しますと、何というか「ロック」っぽさを感じたりしまして、ついついピート・タウンゼントの風車奏法に手を出したりしてみますが、
いや、先日本物の映像を見てきましたが、全然違いますな、勉強が足りません。頑張りましょう。この日の選曲は”Sustainable…”のアナログ発売記念、ということで、その中からの曲をちと多めに、その他はある意図があって、これまで我々がリリースしてきたライヴ盤を除く8枚のアルバムの中から満遍なくお届けする、という方針で臨みました。ということで一部の最後は3枚目となるビクター盤から「俺の家は会社」で、曲に入る前にこの曲の背景となった当時の早崎さんの勤務状況とか生活とかを説明させていただきました。
なるべく正確を期して発言したつもりですが、本人からは、旦那さま、それは言い過ぎでございます、的な反応もあり、本来ならばファクト・チェックが必要な場面だったかも知れません。休憩をはさんで二部に突入しますが、ステージ袖からステージに出て行くところもそれなりに狭いため、おいおい、三平とコーゾーが先に行かないと俺が入れないんだよ、と指導する小田島先輩の姿も見受けられました。
さて二部スタート、という時に床を見ると何やら小さな紙片が落ちておりまして、拾って見てみるとコーゾーさんの譜面束から落ちたメモで、「ITブギ」という曲をコロナの時に「Go To ブギ」と変えて唄った時の語りのセリフが書いてありました。こんなセリフでした。
吾妻「おい、コーゾー、お前Go Toって知ってるか?」
コーゾー「当たり前だよパパ。若い娘が夢中で踊ってるよ」
吾妻「そりゃGo Goだろ! 違うよ、キャンペーンだ!」
コーゾー「ハンペン?」
吾妻「バカヤロ、おでんじゃねえんだ!」
それにしてもくだらなさ満載です。で、二部最初の曲は4枚目のビクター盤からもう30年以上前に書かれた「やっぱり肉を食おう」。
40代の時よりはだいぶ老けましたが、それでもそこそこの勢いが維持できているのは何よりです。そして横綱大の里の登場でにわかに活気づく相撲界にあやかろうと、6枚目から「栃東の取り組み見たか」
西川と吾妻の相撲風ソロ・パートがお決まりですが、いったいこいつらは何をやっているんだろう?的な小田島さんの視線も良い味を出しています。再び3枚目に戻っての「誰がマンボにウッ!をつけた」では、客席の皆さんのご協力を得て全員で「ウッ!」の大合唱です。
現場では非常に盛り上がった「ウッ!」でしたが、映像にすると良く判りません。これが「バエナイ」ということなのでしょうか。まあ終盤は大体いつもと同じ様な曲が並びますが定番の「150~300」では、いつもより更に弾いて弾いて弾きまくるピアノの方がおられました。
本編の締めくくりは最新の8枚目から「誰もいないのか」。
アンコールはこれまた定番中の定番の「ゴミの日来るまで」、良く考えたら2枚目のVivid盤からの選曲なのですね。37年前かあ・・・、昭和ですもんね。
それにしてもコーゾーさん、語るのが嬉しそうです。
さて、かように各アルバムから満遍なく、という選曲でお届けしたのは他でもない、この日のこのアンコールの前に来年の1月11日にクアトロさんの主催で、LINE CUBE SHIBUYA = 渋谷公会堂で我々Boppersの単独公演を行います、という告知をしたのです。まだ何も決まっていませんが、結成45周年の集大成、というとビビりますが、そんな感じで頑張って臨みたいと思います。宜しくお願いします、ナマステー!
2025年6月22日(日)
日の出埠頭 BERTH ONE
ブラサキ presents”Snuck宇宙”
Bloodest Saxophone/吾妻光良
DJ:EZ,MIYAKO
LIVE DRAWING: 早乙女道春
前回は年末というかクリスマス辺りだった様にも記憶している、ブラサキさんが定期的に催されている”Snuck 宇宙”にまたまた招ばれることになりました。思えばこれまで港の近くだというのにそうした曲は演ってないですね。”Dock Of The Bay”、”San Francisco Bay Blues”、”I Cover The Waterfront”・・・、いろいろな曲があるものです。今から一ヶ月弱でそうした曲が覚えられるのかどうか、は定かではありませんが、志だけは持っておきたいものです。
開場18:30 / 開演19:30
テーブル席:¥5000 w/2drink
スタンディング:¥3000 w/1drink
前回、このお店にお邪魔したのは確か一昨年のクリスマスの頃、と記憶していますが、真冬の海辺、というのもそれはそれで寂しいものではありますが、この温暖化が進むきょうび、夏の湾岸、というのもいや、かなりツラいです。本来は梅雨と思しき季節なのにガンガンと照り付ける陽射しの中、浜松町から日の出桟橋まで歩くともはや到着時には人間というより有機体に近い感じになっていました。ただまあ店内は涼しいので、海を見つつブラッデストのリハを見学するうちに人間に戻り、定刻にライヴがスタート。吾妻は二部の中盤から呼ばれましてこんな感じ。
この写真だとちょっとわかりにくいのですが、実はステージ裏の窓は全部開け放たれているのです。何だ、空調をかけているのに地球にキビしいじゃあないか、と思われるかも知れませんが、さすがに海沿いですので、涼しいか、と言われると涼しくはありませんが、そんなに暑い風が吹いてくるわけでもなく、意外に心地良いのです。ステージもかなり広々と組まれておりまして、
下手の方には会場でライヴ・ドローイングを手がけておられた早乙女さんも写っております。しかしそんな頃、窓の外の景色に目を転じてみれば・・・、
こんな感じで東京湾が見えているわけでして、ライヴハウスは多々あれどなかなかこういうシチュエーションのところはそうはありません。あ、いや、というか、ここはライヴハウスではなく、レストラン、でしたね。前回の年末の時もそうでしたが、アンプからドラム、PAから譜面台に至るまですべて自分達で持ち込み、自分達でセッティングする、といういわゆるアメリカン・スタイルでして、PA回りはベースの服部さんが中心になって組んでました。ご苦労さまです。機材を持ってくる、ということは当然車で来るわけでして、そうなると当然飲めない、ということになりますからますます大変です。よし!今日から俺達もこのスタイルで行くから、と言ったら残ってくれるお友達は先ずいないだろうなあ、と思ってしまいます。さて、いくらお店がオシャレだから、と言っておとなしくしているわけではありません。ライヴ後半になると、甲田さんのホンカー魂にも火が点きます。
何を? そっちが宋ならこっちは瀬古だ、は木村さんですが、そっちがホンカーならこっちはギター・スリンガーだ、と対抗します。
ギター・スリンガー、というともう少し細身のイメージがあるのだけど、といった無粋な物言いはやめてください。気持ちの問題です。まあそんなこんなもあって、温かいお客さんの拍手に送られて客演を終えました。
2025年6月20日(金)
高円寺 楽や
Special Duo
照本 史(Vo,Key)、吾妻 光良(Vo,Gt)
& Guest 田村 エナ (Vo,Perc)
四半期に一度の照本さんとエナさんとのライヴ、前回は3月ですからきっちりと定期的に催されております。ただですね、今回は一味、いや、ふた味違います、いや、正確に言うと違うのではないか、と思っております。というのもこれまで毎回、うーん、ここのハーモニーが難しいよねー、などとピヨピヨ言っているだけで、ではそれをどう改善していくべきなのか、はっきり言って無策のままで来ていました。しかし、良きにつけ悪しきにつけ、古古古米という手法でお米の値段を下げたその行動力は見習わねばいけません。ということで我々も初めて別日にリハーサルをやることにしたのです! さあ、蛇と出るかヘビと出るか・・・。
開場19:00 開演19:30
チャージ:1,000円+オーダー+投げ銭
実は前回3月にこのライヴをやった時に、Cats And The Fiddleのかなりハードルの高い曲、”That’s What I Thought You Said”、というのを取り上げたのですが、余りにコーラスが難しくグズグズになってしまい、これは一度スタジオに入って練習しよう!という機運が盛り上がったのですが、何もしないままどんどん本番日が近づいてきます。しかし、これはジジイ達に任せてはいられない、とエナさんがえいっ!とスタジオを予約してくれて本番二日前に楽やからすぐのスタジオでリハを敢行することになりました。当初は何曲か練習できると思っていたのですが、恐ろしいことにこの曲一曲をさらうだけで二時間かかりました。こんなに真面目にスタジオで練習したのは30年ぶりぐらいかも知れません。で、迎えた本番日。
まあ、最初は二人だけですので、テキトーにやっていても何とかなります。と思いきや、
油断して、もう何十年も前から一緒に演っている曲の歌パートを間違えてしまいました。そして回を重ねるうちにエナさんを入れて三人でコーラスをやる曲も増えてきまして、一部も二部も二人で2~3曲演った後は三人コーラス大会に突入します。
これは最初の頃の曲なので、事前練習とは関係なくリラックスして臨んでいる様子が見て取れます。
ちなみにこの日のギターはだいぶ前に酔っていてE-Bayでポチってしまった木目もどきの、何ちゃってテレキャスターですが、季節のせいかほんの少しだけ、コーネル・デュプリー風の音が出てご満悦の様子であります。コーネル・デュプリーというよりは高熱ドンブリでは無いのか、いやそれを言うなら超絶デブリーでは無いのか、と心無いことを色々と言う方もいて困ったものです。曲によっては三人歌いっぱなしではなく、照本さんとエナさんのデュエットから始まったりするものもあります。
終盤に向かうまでは、ああ、エエ曲や、と思いながらギターを弾いている吾妻ですが、この曲、何と最後の最後に約四小節だけコーラスがあるのです。それまで唄っていればまだしも、突然コーラスをつける、というのも果たしてこの音で合っているのだろうか、という不安が非常に大きく、ついそれが表情にも出てしまいます。
この日はそれを見て爆笑する、心無いお客様も二名ほどおられまして困ったものです。で、二時間かけた課題曲は前回比+80%の仕上がり具合で(個人の感想です)めでたしめでたし、でありました。終了後、ちょっと楽やで飲んで高円寺駅に行くと、おやまあ!
やはり高円寺でライヴだったガッタントンの鳥羽さんと一緒になりましたとさ。
2025年6月14日(土)
会津山村道場
うさぎの森オートキャンプ場
大宴会in南会津2025!!!
ハンバート・ハンバート
吾妻光良 & The Swinging Boppers
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
マダムギター長見順
奇妙礼太郎
DJ / 純米ボーイズ
うわわわっ! 帰って参りました!
6年ぶりに大宴会が!
我々の知る限り、この世の中で最高の音楽フェスであり地域密着イベントでもあるあの大宴会が帰ってきまして、しかも我々もBoppersで参加させていただけることになりました! そして共演させていただく方々も、もうこれ以上何を望もうか、というサイコーの方々ばかりです!もう今からあの芝生の上のステージやら売店やら地元の幸をふんだんに使った料理や、地元のワインや日本酒、更には打ち上げまで、もう楽しみで楽しみで待ちきれません!是非、会場でお会いしましょう!
料金:8,000円 (税込) 中学生以下無料
さーあ、やって来ました、6年ぶりの大宴会!もう我々も全員が行く気満々でありまして、別方面から南会津に行く人、車で行く人、などを除いた8名で前回同様、東武電車にさっそうと乗り込みました。
事前にネットで検索するとコロナの影響なのか、それまで急行が止まっていた最寄りの「会津山村道場」の駅には各駅停車しか止まらない、という形になってしまい、うーん、こりゃあ困った、どうやって行こうか、と悩んでいたのですが、主催のIさんからこの大宴会の日だけは急行が臨時停車する、ということを聞かされ、おお、やるな大宴会、という感じです。現地に到着して会場を見回りに行くとここ何年かの間に以前ステージを組んでいた場所がイノシシに土を掘り返されて無茶苦茶になってしまった、とのことで、ステージと売店などは若干駅の方向に移動していました。
お?この画を見ると雨模様だったのかい?と思われるでしょうがその通り。結構ざんざか、という感じで降っていました。
これはハンバートハンバートのお二人の演奏風景ですが、この後ユザーンさんとのセッションなんかもあってフェス・ムードで盛り上がります。
降りしきる雨の中我々もステージを見たり売店を見たり、お酒を買ったりしていましたが、こういう大宴会印のビールやお酒もありまして。こんなところにも、やるな大宴会、というのを感じました。
しかしまあ雨は止むそぶりもまったく無く、ずーーっと降り続いていて、見てるお客さん達もなかなか大変です。
そんな中、我々も何とも光栄なことにトリを務めさせていただくということで張り切って始めさせていただきました。
猛暑と言われた2025年の夏でしたが、6月しかも雨、ということでかなり気温は低めで、牧さんはキルト、コーゾーさんはカーディガンで防寒対策をしていました。久々の大宴会の舞台、ということで、吾妻と岡地さんの顔には自然と笑みもこぼれます。
岡地さんの向こうに居並ぶ金管4名もビシっと背筋が伸びておりましたし、
コーラスも、雨にも負けじ、といった感じで全員元気にシャウトしていました。
そんなこんなでライヴは終わり、この後は世界一の打ち上げに突入です。
過去には野外でやったこともある打ち上げですが、さすがにこの雨では無理ですので、これまでも何回か使わせていただいたことがある、昔の学校の小講堂、みたいなところで行われました。スタッフの方々は片付けなどで大わらわですが、我々演奏者は気楽なもので、ダラダラしながら開宴時間を待って会場に入ります。既に会場にはスタッフのどなたかが書いた、こんなお疲れさまの黒板が。
ホワイトボードとかじゃなくて、チョークに黒板、というのが良いですね。そして会場の壁沿いにはこんなご馳走がずらり、と並びます。
いったいどこに仕出しを頼んでるんだ?それともUberとかか?とお思いかも知れませんが、実はこのバックヤードでスタッフの方々が主催者・Iさんのお母さんの陣頭指揮のもと、皆で作っておられるのです。
こんな手作り満載のフェスがあるでしょうか?いや、無い、といったところも大宴会に熱烈なファンが多いひとつの理由なのでしょう。さあ、まだまだ片付けも終わりませんが、とりあえずIさんの号令で一回目の乾杯!
まだ、空いているテーブルも多いなか、子供の教育に熱心に取り組む鎮座さん、吾妻と談笑する奇妙さん、これは何かな?と食べ物を調べる西島さんなどの姿が確認できます。
さて、段々人も増え始めてビュッフェには行列が。
いよいよ、宴会が佳境に入り始めると吾妻もBGM係としてギターを鳴らし始めます。
横のピアノに座られている女性は先日の福島クダラナ祭りで知り合った、造り酒屋のおかみさん、元々は大学ジャズ研のピアノ出身、という方で、昼間はこの人の売店で、おい、おかみ、安いワイン出せよ、大盛りでな、と恫喝などをしておりました。
さあ!皆さん、あらかた揃ってきたところで二回目の乾杯です!
ここからは恒例の「誰か唄いだい子はいねがー!?」タイムに突入しまして、先ずは鎮座さん。
続いては奇妙さん。
随所で酒屋のおかみさんにも手伝っていただきました。そんな頃、牧さんはケータリング部隊のリーダー、Iさんのお母さんと話し込んで記念撮影。
ステージではこの他にも載せきれない多くの方々に唄ったり演奏したりして頂きましたがそれでも吾妻の「はい、次の子はいねがー?」というのが、いつまでも止まらずにダラダラと続いた夜でございました。
あー、本当に毎回楽しい!
で、翌日朝起きると、
ありゃまあ、すっかり良い天気ではありませんか。朝ごはんを食べて南会津の自然を満喫したシジイ達は満足げに帰途につきましたとさ。
2025年6月8日(日)
福生市民会館小ホール
福生ジャズ・フェスティヴァル
吾妻光良トリオ+1 ほか

昨年に引き続きお邪魔することとなりました、「福生ジャズ・フェスティヴァル」。え?それって「福生ブルース・フェス」じゃねえの?という方もおられましょうが、こちらはジャズ・フェスでございます。ただジャズ、と申しましても超絶技巧を競うわけでも芸術性を追い求めるでもなく、福生近辺の方々を中心に演りたい音楽を好きに奏でたい、という方々が集まってのフェスで、主催もNPO法人の「福生と音楽を楽しむ会」、駅前すぐのお店「おでんと一品 そら豆」のお店の方々なども関わっておられます。会場には福生を代表するゆるキャラ、というかタケノコの化け物の「たっけー」も登場するものと思われますので、お好きな方は是非間近でご覧になってください。
開場10:00 / 開演10:30/ 終演16:00
入場無料!
さてさて、今年も呼んでいただきました、福生ジャズ・フェス。会場の最寄り駅は福生だとすっかり思いこんでいたものの、実は牛浜駅の間違いだった、と気づいたのが前日の午後8時、危ないところでした。天候にもまあまあ恵まれ、牛浜の駅を出てすぐのところにあったビルの名前が、「Bull Beach」というまるで中坊の様なネーミングに嬉しくなって、良い気分で会場に到着。「おでんと一品 そら豆」さん手作りの昼食弁当を頂いて、リハというのも特には無いので緞帳の下りたステージで一同スタンバイ。
サイズは小ぶりですが、いかにもホール・コンサート、という感じで幕が開きます。
これでも意外とステージは一体感があってなかなか演りやすい環境です。
折角、年に一度の梅雨の季節ですので、雨にまつわる様な曲や中央線にまつわる様な曲を中心にお届けいたしました。そして、ステージも後半に差しかかりますと・・・・、おおっ!
出たな!たっけー! 実はここだけの話ですが、ステージにスタンバイする前、舞台袖にいた時に・・・、
「あのう、すみません。」
「はいはい、何でしょう?」
「私、実はたっけーの中の者でして。」
「たっけーの中ぁ?」
「はい、中に入ってる人なんです。」
「ああっ!そうか!それはそれは!」
「で、何時ごろ出て行けば良いでしょう?」
「あ、そりゃもうずっといて頂ければ。」
「ダメなんです、15分が限界なんです。」
「ああー、夏ですしねえ・・・。」
「普段ならもう少し頑張れるんですが、今日この前にもひとつ現場やってきてるんで。」
「なるほど、じゃ、3時45分にお願いします。」
ああっ、良い子の夢を砕いてしまった。まあ、こんなやりとりがあって、終盤の15分にご登場頂いたわけですが、
中の人の小柄ぶりから考えると、たっけー、なかなか巨大でして確かに重そうです。しかし、こうしたファン・サービスも忘れません。見上げたものです。
たっけーがそう来るなら俺達だって、と負けず嫌いのギター弾きとピアニカ吹きも客席に乱入いたしまして、
三人で、いや二人と1バケモノで仲良く演奏いたしました。
まあ、ある意味珍しい絵柄ではありますので、ケータイで撮影する方々も数多くおられました。
その頃、客席に下りて来られない2名は地道にサウンドを支えてくれていました。
そして最終的に我々もたっけーもステージ上にもどって大団円。
いやいや、お疲れ様でした、とたっけーに別れを告げると、その後はそら豆さんで打ち上げです。
実は昨年の打ち上げで吾妻がゴブゴブ、とワインを飲んでいるのを見たマスターが今年はワインをどっさりと仕入れてきてくれました。
そして今回の打ち上げの目玉企画、ワインの品定め会、が始まりました。マスターがランダムに選んで買ってきたワインの値段は、下は700円、上は5000円まであるわけですが、吾妻が好きな一本を選んでその値段を当てる、という企画ですが、折角の機会に余り安いものを選ぶのも勿体ないですし、かといって余り高いのを選ぶのもお店に迷惑がかかります。千数百円のワインが良いよなあ・・・、と熟慮してこれ!きっと1350円!と選んだワインが何と1300円!一挙に価格ソムリエとして評価が上がりました。
牧さんも、ワシは昔フランスにいたことがあるから(6日間)とワインの選択に余念がありません。この後、痛恨の5千円ワインを選んでしまう、などの失態はありましたが、楽しく飲んでいるうちにそら豆の常連さん達とのセッションに突入。
サイモンとガーファンクルを演ったり、パープル・シャドウズの「小さなスナック」を唄ったり、和やかに福生の陽も暮れていき、最後は皆さんと記念撮影。
ありがとうございました、ナマステー!
2025年6月2日(月)
十三 RAINCOAT
Kansai Blues Goshos
feat.吾妻光良 & 福嶋タンメン岩雄
吾妻光良(Vo,G)、福嶋タンメン岩雄(Vo)
田中晴之(Vo,G)、山田晴三(Bs),高野秀樹(Dr)
さて、十三まで来て一日で帰るのはもったいない!ということで、RAINCOATのマスターKさんがまたまたメンバーを集めてくれまして、以前、プロ入り記念ということで3年以上前に単身で関西ツアーを敢行した時に大変お世話になったメンバー、晴さん、山田さん、高野さんを集めてくれました。ありがたいことです。そして前回は一人旅に慣れていないということもあって無理矢理早崎さんにご同行願いしましたが、今回は初の単独行でして・・・あれ?いや、違うな、二年前にも単独で・・・、あ、そうだ!これで二回目でした。そして前回はタンメンと二人で雑談しながらの2マン・ライヴでしたので、今回もしっかりタンメンと一緒です。
開場19:00 / 開演19:30
チャージ:4,000円 (+1Drink)
さて、明けて翌日、レインコートでのライヴはお店に17時入りですので、時間はたっぷりとありまして、と言って何をするでもなく昼過ぎまで宿でゴロゴロしていましたが、これでは身体がダメになる、と散歩に繰り出して淀川あたりまで歩いてみたり、商店街をウロウロしたり、と高齢者の健康維持、という感じで過ごすうちにそろそろお時間。お店に入って店主のKさんにおはようございまーす、と声をかけると
「おはようございまーす」
え?Kさん、どうしたの?と聞くと、前日の疲れでまったく声が出ない、とのこと。いやあ、確かにリハの途中でPAのパワーが足りない、ということになってレインコートのメインのPAスピーカーを会場に運び込んでたりしてたので、そりゃあ声が出なくなっても不思議ではありません。出演者はお気楽なものです。さて、この日のライヴの方は慣れ親しんだタンメンと、慣れ親しんだ同年齢層関西ブルースシーンの皆さん、特に緊張することもなくいつも通りであります。
タンメンにもたっぷりと唄っていただきました。
実は写真がこの二枚しか無くてですねえ、エピソードも思い出せないので、もしお持ちの方、おられましたら、このページにお知らせ頂くか、レインコート経由か、で頂けると助かります。終了後はすっかりその景色にも慣れた十三の飲み屋街で高野さんのお知り合いと記念撮影。実はこの日も意外にウケてたので、また勘違いに気をつけた方が良さそうです。はい。
2025年6月1日(日)
グランドサロン 十三
BLUES CABARET NIGHTS
OSAKA ROOTS & VELVET ORCHESTRA
[GUESTS]
中村耕一
吾妻光良
濱口祐自
O-ROOTS
〈内田コーヘイ(vln)千賀太郎(hca)〉
大阪の若手ブルース・バンドOSAKA ROOTSと十三のブルース・バー、レインコートのコラボで「塩と胡椒show show」の番外編イベント(?)が催されます。OSAKA ROOTSのギターの久米さんとは昨年のなにわブルース・フェスの時にリクオさんとの演奏でご一緒しましたが、他の方は今回が初対面、という方も多くおられます。濱口さんとは何かの対談でご一緒したことはありますが、一緒に演奏するのはこれが初めてでしょうか。太郎君は子供の時から知っていますが、ずいぶん立派になられました。内田さんともどこかでお会いした様な・・・、というわけでバラエティに富んだ一日となりそうです!
開場13:00 / 開演14:00(18:00終了予定)
前売:6,000円 / 当日:6,500円 (+1Drink 500円)
まあ、予想外にウケて勘違いしそうになった博多の夜、本来でしたら、いいか、石田君、ブルースというのはな、と威張り散らしながら遅くまで呑んでいた筈ですが今回は、あ、もう11時だ、ぼくそろそろ帰るね、と宿に帰ってしまいました。
というのも、翌日のこの十三のイベントのリハに行くために朝7時に起きて大阪へ向かわなければならなかったからです。一瞬断ろうか、という思いも無かったわけではないですが、いつもふざけていて最高なタレントの高田純次さんが、何かの番組のアンケートで一度だけ真面目な口調で、
「僕、誘われたものを断ったことだけは無いんです」
とおっしゃられていてそれに結構感銘を受けたので今回も一路大阪まで行ったわけです。
現場のキャバレーに到着すると、ほう、鶯谷の東京キネマ倶楽部にも似た、旧くからあるキャバレーですが、こちにの方がだいぶ綺麗です。というのも平日は今でもキャバレー営業をしているから、というのがその理由らしくやっぱり建物は、人がいつも使っている、ということが大切なのですね。楽屋に使っている二階席に荷物を置いたりしているとこの日、一曲だけ共演するギターの濱口さんを発見。先ずは記念撮影です。
実は濱口さんとは何回か会って喋ってはいるのですが、共演するのはこれが初めてで、何演りましょう?と話してジャズ・ジラムの「キー・トゥ・ザ・ハイウェイ」に即決。濱口さんコーナーの終盤に呼ばれました。
そして、折角だから、ということでハープの千賀太郎君にも混じっていただきました。
太郎君といえば、リハの間、ずっと見ていましたが、少ぉしだけハーモニカをかじる、かじる、と言っても吹くわけですが、そんな私からすると、もうそのハーモニカは魔法、と言っても良いぐらいのレベルです。特にヴァイオリンの内田コーヘイさんとのユニットでは、ついに我慢できずリハの合間のキリの良いところで、太郎君、あのハーモニカでどうやってあの音階を出してるの?と聞いたところ、ああ、あれはリードを削ってスケールを変えているんです、という答えで、もうラベルが違い過ぎてお話になりません。もちろん努力も凄いのでしょうが、それでも敢えて言いますと天才です。さて、ライヴの後半はOsaka Rootsの方々との共演です。
やはり大きな編成だと、このキャバレーのしつらえが似合います。普段のOsaka Rootsさんはこんな大人数ではありませんが、今回は大阪のヴェルベット・オーケストラ、という管楽器の皆さんが加わってゴージャスです。
一回も合わせていないのにいきなりリハで音を出したらバッチリ!だったので、事前に皆さんでかなりリハをやられたんですか?と聞いたところ、全然やってない、とのことで大阪勢、おそるべし、です。これだけリハでバッチリだったら、本番はもう大盛り上がりだろう、と思って勢い良く臨んだところ、そんなにはウケず、でやはり前日の勘違いが尾をひいていた可能性もあります。そして、ここに大西ゆかり姐さんがシークレットで登場!
ずいぶんお久しぶりではありますが、相変わらずお元気な上方のノリでつい笑いがこみ上げてきます。そして共演させて頂いた曲が、
ほら、何となくこの笑顔、お判りでしょうか?いろんな時、いろんな場所、いろんな歌が世の中にはあるわけですが、姐さん!いま唄わなくてどうするんですか!ホンマやなー!とばかり始めたのが、吾妻が書いてBoppersで演奏して姐さんに唄っていただいた「新世界物語」ですわ。
そう、どこかからさり気なく聞こえてくる「王将」のメロディやら、何となく三波春夫さんの声が聞こえてくる様な、間奏の最後の部分とか
万博真っ盛りの今しか無い!という感じでOsaka Rootsの皆さんと一緒にお届けできたのは貴重な体験でした。終了後は中村耕一さんにも入って頂き、全員で記念撮影。
写真はありませんが、終了後はほとんどの出演者で打ち上がりまして、ゆかり姐さんとは年内に次郎吉のゲストに来て頂く相談をして、濱口さんとは壁にかかっていたギターを弾き始め、あげく二次会まで繰り出してしまいました。
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その頃、東京では・・・
池袋バレルハウス
Blues Guitar/Pianoの夜
ロイキ(Gt,Vo)、早崎詩生(Piano)
これは珍しい! ダウンホーム・ブルースでその名を轟かすロイキ氏と早崎さんの共演!事情が許せば見に行きたいぐらいですが、事情が許してくれません。どろどろのブルースとブログレ出身のピアニスト、一見水と油の様ですが、実はロイキ氏はああ見えて、かなり高等な音楽教育を受けてたり、実はピアノも弾いたり、と意外な側面もあるのです。水と油というよりは酒とソフトドリンク、という感じでしょうか。デロデロになったロイキさんに、早崎さんがどう対処するのか、その辺りも見どころのひとつですね。
開場18:00 / 開演19:00
チャージは投げ銭にて。
初めてのロイキさんとのDuoで、やや、緊張気味でお互い楽器に集中ではありますが、お話なんかを交えて仲良く終えました。
ロイキさんは怒ってはおりません…二人で同じ何かを見ているのです。
2025年5月
2025年5月31日(土)
ベイサイドプレイス博多
Bayside Music Jamboree
大江慎也、水戸華之介、山口洋、吾妻光良&The Shuffle Machine、
オカモトショウ、鈴木実貴子ズ、SAME OLD UPSTAIRS、奏人心
博多の中年実業家、BBBザールのF島社長のお誘いで、福岡きっての音楽フェス、ベイサイド・ミュージック・ジャンボリー、という催しに吾妻単身で伺うこととなりました。催しは入場無料ということでして、この何でもかんでも値上げ値上げ、トランプは関税関税、というきょうびには珍しい良い話です。しかし、無料とはいえど野外フェス、野外に一人弾き語りで出て行くのはどうにも気が進まないところに福岡のブルースバンド、シャッフル・マシーンのお二人の応援が得られることになりまして、いやあ、良かった良かった、という今日この頃です。
14:00から20:00ごろまで
入場無料
中年実業家・福島さんに言われるがままに飛行機に乗って到着した博多、さて、どんな催しかも何も判らないのですが、空港には既にシャッフル・マシーンのようすけさんと山田さんが迎えに来ており、そのまま車で会場入り。事前の薄い情報から何となく想像していたのは、夜になると屋台が並ぶ川べりの辺りにステージが組まれているのかな、と思っていましたが、思いっきり海の近くでした。「ベイサイド」ですから当たり前なのでしょうが、この年齢になると客観的事実よりも思い込みの方が強いのであります。とりあえず、楽屋的なテントに入って飲み物などを頂いていると、ラジオ・タレントとしても飛ぶ鳥を落としているバンバンのベース、黒川さんがいるではありませんか。ようすけさんが、折角だから一緒に演りましょうよ、と水を向けると、ウクレレ・ベースで良ければ、と二つ返事を頂きまして、いや、これはラッキー。ということで、こんな感じの編成でライヴ開始。
タダほど何とかのものは無い、ということわざの通り、入場無料が幸いして客席はこんな感じでありました。
知らない土地、知らないフェス、という逆境ではありますが、とりあえず野次られることも無く、順調にライヴが進んでいきます。
短い時間ではありますが、ようすけさんと山田さんにも唄っていただき、またコーラスや鶏の真似芸なども取り入れた全6曲ぐらいの演目を次々と奏でて行きますと・・・、
思っていたよりも暑くなく、いや、むしろ海風も心地良くサイコー!的なムードで段々と盛り上がってまいります。
更にお客さまにも段々と盛り上がっていただけている様で、ますます力が入ります。終盤になりますとそれが更に顕著になって参りまして・・・、
大体、多くのお客さまに囲まれて、それがまた声援か何かまで頂いたりすると、つい舞い上がってしまって、というのは中学生の頃からこの古希手前までまったく変わっておりません。
大歓声渦巻く中、楽屋のテントへと戻ります。
「吾妻さん! 俺達、凄いですよ!凄い反応でした!」
「ふむ、そ、そういうこともたまにはあろう。」
「これきっとチャンスですよ!来月一ヶ月かけて九州一周ツアーを組みましょう!」
「いいか、ようすけ君、長いブルース/R&Bの歴史の中ではそうやって勘違いをしてエラい目に遭ったミュージシャンが山ほどいるんだ。たまたま、たまたまだ、ということを肝に銘じておかねばならん。」
「なるほど、そんなものでしょうか、判りました。」
「ところで出演者に振る舞ってくれる、という海鮮丼はどこなんだ?」
「はっ!探してまいります!」
ここ博多の一部では、1970年代には当たり前だったブルース界年功序列が未だに引き継がれているため、吾妻にとっては天候に加えて、大変過ごしやすい午後でありました。ということで、美味しい海鮮丼を頂いて一路Liv Laboへ。
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博多Liv Labo
Bayside 前打ち上げ?
バンバンバザール、吾妻光良、The Shuffle Machine、
おいどんは九州男児たい! 昼間に野外で演奏しとったけ、なして夜にライヴしちゃっちゃ、アカんちゅうようなことがあるけえ、そげなこつ言うたら、なに値打ちこきよんねん、と言われちまうやないかい、と東京生まれ東京育ちの中年実業家の福島さんが言うとは思えませんが、経緯はともかくBayside終了後こちらに流れてライヴ、ということになりました。もうそろそろ暑くなってくる頃だと思いますので、Liv Laboで涼まれてから帰るのも宜しいんでは無いでしょうか。
開場 20:00 / 開演 20:30
参加費 2,500円 要オーダー
事前の予想とは違ってすがすがしい陽気の中、こんなんでLiv Laboに来てくれる人はいるのだろうか、という不安もありつつではありますが、ベイサイド会場から無事Liv Laboに到着。楽器車の運転で飲めなかったようすけさんも、車を駐車場に置いてきて飲む気満々です。先ほどのシャッフル・マシーン+黒川氏に加えて、翌日ベイサイドに出るバンバンとのリハも済ませ、本番前に少したしなみに・・・、あれ、行ったかな?行かなかったか。すみません、一日に二公演もあると記憶もあやふやでして。さて、いざ本番、先ずは昼間と同じメンバーです。
表情がにこやかなのは、実はベイサイド会場でさんざん、「本日の夜はLiv Laboです」と喧伝したのが功を奏したのか、場内はほぼ満席。自然と笑みもこぼれます。
ま、着席ですので昼間ほどではないものの、声援に応えるべ力も入ります。
海辺じゃあ無いんだから、そんなに一生懸命シャウトしなくても良いのでは、と改めて写真を見て感じるわけですが、その辺りを敏感に感じ取ったのか、ようすけ氏からは、
吾妻さん、さっき勘違いしない様に、って俺の事注意してたじゃありませんか、という叱責もあったやに記憶しております。
休憩をはさんで二部はバンバンバザールさんに混じらせて頂きました。
「今回はフーミンさんと丸山さんが来てるんだね。」
「そうですそうです。」
「これは何ていうの?」
「ハア!?」
「ほら、バンバンバザール・デラックスとか、ミニマムとかあるじゃない?」
「いや、ミニマム、っつうのは無いですねえ。」
「あれ二人だけの時がミニマムじゃなかったっけ?」
「二人だけでは演りませんから。」
「そうか、でも四人だろ?バンバンバザール・エッセンシャルは?」
「いやあ、それも言わないですね。」
「そりゃ君、何か名前が無いとダメだよ。バンバンバザール・ベーシックでどうだ?」
「いやですよ、そんなの。」
「バンバンバザール・エコライフは?」
「はい、次の曲演りましょ。」
良かれ、と思っての助言を取り入れてくれないのは寂しいものです。終盤に向かってはシャッフル・マシーンも混じっての大団円であります。
「吾妻さん、お疲れ様でした!」
「いやいや、ようすけ君のおかげだよ。」
「あの、やっぱりベイサイドの後でここやって判ったんですけど、やっぱり俺達、今来てますよ!」
「き、来てるとは?」
「これならどこでもウケます!オレ、長崎と熊本にも声かけてみますから、ついでに福島さん達も呼んで一ヶ月、ツアーに出ましょう! 」
「あのね、ようすけ君、それ勘違いだから。」
勘違いの夜は更けていきました。
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その頃、東京では・・・
三鷹バイユーゲイト
Queen of Soul
森崎BELLA with Friends
森崎BELLA(Vo)、石川二三夫(Harp)
早崎詩生(Key)
トリオ+1でベラさんをゲストにお迎えしてから、早崎さんがベラさんのデュオなどに誘われることも増えてきましたが、この日は何とハープの二三夫さんもまじえての共演であります。早崎さんはデュオのライヴが近づいてくると、我々のリハの合間などに何回もベラさんの曲を練習していたりするのですが、そこは自分一人しかバックを務める人間がいないことから来る責任感のたまものだと思いますが、今回は二三夫さんがいますからだいぶ気は楽なのでしょうか。でも所詮コードを奏でる楽器は早崎さんだけですから、まあ責任は重大ですな。(他人ごと)
開場18:30 / 開演19:00
チャージ 3,000円 (+オーダー)
満員御礼、とても暖かい雰囲気の中、Bellaさんと二三夫さんの共演が実現しました!
次回はバンドでやります。乞うご期待です!
2025年5月17日(土)
祝50周年!
高円寺JIROKICHI
吾妻光良& The Swinging Boppers
スペシャルゲストあり
ありがとうございます、申し訳ありません、どっちなんだ?という話もありますが、ソールドアウトとなってしまいました。昭和の頃は次郎吉も200人近くお客さんを入れていたこともありましたが、さすがに令和ですのでそれなりのコンプライアンスを遵守した安全な収容人数での公演となっていますのでご理解のほどお願いいたします。
1975年に開店した高円寺・次郎吉、今年の4月29日から6月22日はこの50周年を祝っての特別ライヴ月間であります。我々が初めて次郎吉に出演させていただいたのは、1980年の3月のことでしたが、その時のメンバーのうち何と9名が今も在籍、と色々なところに書いたりもしていますが、おおお、良く考えたらアルトの小田島さんはこの時だけ来てもらって、それから35年ぐらいお会いしていなかったのにここ10年ぐらいはレギュラーで参加して頂いている、という状況ですので、人生は数奇なものです。時代は昭和から令和に、次郎吉はJIROKICHIに、と時は経ちましたが日本のライヴシーンには欠かせないこのお店の50周年、ここはスペシャル・ゲストにもご登場頂きましょう!
開場17:30 / 開演18:30(早めのスタート!)
前売:5,000円 /当日:5,500円(+1drink)
記念すべきJIROKICHI50周年、一時間ほど開演時間を繰り上げたのは当然、終了後の打ち上げでの、おめでとうございます!という乾杯の時間を確保するためであります。ですので、入り時間も通常より一時間ほど前倒した感じで集まり、早速リハーサル。
この振り付けは別に80周年まで頑張ってください、と言ってるわけではなく「高田馬場」の途中の「煮込みが80円」、というところですが、コーゾーさん、まったく出来ていませんね。我々が小一時間準備~リハをやったところで、この日のシークレット・ゲストが登場してみんなで記念写真。
そう、遥か昔に阿佐ヶ谷で飲んで、二回目はブルース&ソウル・レコーズ誌の対談で飲んで、先日は木村さんとのライヴの後に飲んで、三度目の正直、ではないですが、ようやく我々の楽団で唄っていただくことになったトータス松本さんであります。リハ終わり、珍しく早崎さんの仕切りで50周年の巨大旗にメンバー全員でサインする、というのがありました。
折角なので松本さんにもサインして頂きましたので、もし目にする機会があったらどこにサインがあるのか、探してみてください。この後、有志で向かいの極楽屋さんでたしなんでから、いざ本番スタート。
吾妻の上着無し、サックス陣の前の箱型譜面台無し、といつもより若干カジュアルですが、地元感があって良いのではないでしょうか。そしてJIROKICHIの醍醐味はこのギュッ、と詰まった一体感でありまして、演り慣れている「大人はワイン2本まで」の途中の「カーンパーイ!」というコーラスもいつになく勢いがあります。
この日のライヴ、やはり50周年がらみの話題も多くなりがちで、50年はオーバーとしても吾妻も48年とか49年はお世話になっているわけでございまして、なかなか足を向けて寝られないのであります、などと話していたらいつの間にか揉み手になっていた様です。
そんなお店に対しての感謝の念でいつもより力が入るのか、岡地さんも気がつくと立ち上がってドラムを叩いたりしていました。
更に、最近好調な名取さんの語りですが、ビルボードの様な大会場に響き渡るシュールなボヤき、というのもそれはそれで得難いのですが、JIROKICHIぐらいの広さの会場ですと逆に密室芸っぽい、というのか、いつもよりアドリブ多めの形で炸裂していました。
事前にも書いた様に我々がここで初めて演奏したのは1980年の3月、その時には早崎さんと近さんを除く10名がこのステージにいたわけですが、小田島さんはどうにもその辺りの記憶があやふやらしく、
何となくその時はテナーを吹いていた様な気がしないでもない、ということを語っておられました。そしてリハはやっておくものですねー。一部最後に演った「高田馬場」では
ほら!コーゾーさんと吾妻の「80円」の振り付けもバッチリと合っておりました。
二部に入り、やはり昔の話から昔の曲へ、という流れで、次郎吉に出た時も終ると自宅ではなくて必ず会社に帰っていた、という早崎さんの当時を振り返りつつの「俺の家は会社」。何故かこの年齢になってまた徹夜仕事が続くて辛いんですぅ、と嘆く早崎さんをそっと慰めるバンマスでありました。
そして!勢いをつけてゲストを呼び込みます。
先ず一曲目はサム・クックの”Twistin’ The Night Away”
JIROKICHIの照明もいつもより派手に輝いている様に見えます。この50周年にかけつけて頂き、今宵はありがとうございます、と握手。
この後は”Just A Gigolo~I Ain’t Got Nobody”。
この曲をいつもゲストで唄っているのは藤井康一選手ですが、キーもアレンジもすべてそのままで何も治すところが無い、という何とビッグバンドに優しいゲストでしょうか。松本さんも間もなく還暦、というお年頃でいろんなライヴに行っても自分が最年長というケースが多くなってきた、とおっしゃってましたが、この日は間違いなく最年少、またBoppersのゲストでこの曲を唄った方の中でも間違いなく最若手です。若さを実感したければ是非また、我々と共演してください。そしてゲスト・コーナー、最後の曲は「最後まで楽しもう」!
以上、3曲を熱唱して頂きまして、ゲスト・コーナーは終了。
ここ最近、ゲスト・コーナーが終わると灯が消えた様な寂しさが残ったりすることが多かったのですが、ゲストが男性ということもあり、それほど大きなダメージは受けず皆、元気にやっておりました。
この日は冨田さんが早崎さんとのデュオ・アルバム物販の販促グッズとして二人の似顔絵ステッカーを作成してそれをメンバーに配ったりもしていましたが、
あ、オレ特に要らないから、と返却される場面もありました。
そしてアンコールは定番の「ゴミの日来るまで」ですが、50周年ということでつい感極まって落涙してしまった吾妻をコーゾーが、そんなんでどうするんだ!50周年はパーッ!と終わらないとダメだ!と諭します。
じゃあ、どうすりゃ良いんだ?どうやって収拾すりゃいいんだ?と訊くと、そりゃお前、ゲストを呼んでブギだろ!と猛烈に台本の臭いもいたしますが、とりあえず松本さんを呼び込んでの”Dripper’s Boogie”
いや、松本さん、ありがとうございました。そしてもちろん冒頭に述べました様に、JIROKICHI 50周年おめでとう!という乾杯に始まり、にぎにぎしく打ち上がりました。
2025年5月10日(土)
福島クダラナ庄助祭り
完全に遊びに行くつもりで告知するのを忘れていましたが、良く考えたら一日で二回も出演させていただくので(打ち上げでギターを弾くのも入れたら三回か?)遅まきながら謹んで告知させて頂きます。これで13回目となるこのお祭り、福島駅周辺の6会場で13:00〜18:00ぐらいまで様々な方々が演奏していますが、吾妻も以下の2会場で演奏いたします。
14:10〜14:50ぐらい
FJスタジオ
加藤千晶 & 鳥羽修
Brown Nose,吾妻光良
急遽決定:キッズ橋本
ガッタントンリズムのお二人がBrown Noseさんと吾妻と総勢5人で加藤さんの曲をともに演奏します。加藤さんの曲といえば障害物競争の様なシカケや構成があり、なかなか大変なのですが、ブラウンノーズのお二人はその辺りは既に学習済なのでしょうか? まあ、何かトラブルが起きたらお二人のせいにして逃げてしまおうかな、と思っている今日この頃です。そして、里帰り関係(?)で近くに来ているガッタントンのキッズさんも急遽参加が決まりました。これだけいれば何かトラブルがあっても誰かのせいにしてしまえば、きっと大丈夫でしょう!
16:50〜17:30ぐらい
エリア559
吾妻光良トリオ+1
先日ピットインの時に本田さんと喋っていたらクダラナの話になりまして・・・、
「吾妻さん、クダラナ、出るんですか?」
「そうなんです、加藤さんとトリオ+1で。」
「じゃ、結構大きいとこだ。どこですか?」
「会場の名前? 確かルーム335とかって。」
「・・・・・・、エリア559じゃないですかね?」
何ともテキトーですが、先日来日したこともありますから、エリック・クラプトンを多少意識した演目にしてみますか。いや、そもそもそんな曲は演ってないか。
何しろ、遊びに行く気満々なので、当ページに告知を出したのも開催日一週間前、終わって東京に帰って来ると手元に当日の写真は一枚も無し、かといって誰かに写真ちょうだいね、とかお願いした覚えも一切無し。Web運営者の風上にもおけない、という状態ですが、何も無いのも寂しいのでネットに落ちている写真で構成しますか。あ、それはいわゆるコピペとか剽窃とか言われるもので道義的に宜しくないのでは? でっすよねー、というのもありますので、一応出典だけは記載しておきましょう。
先ず福島に着いて最初は加藤千晶さん、鳥羽さんのコンビにキッズさん、そこにブラウンノーズのお二人が加わるというFJスタジオ、という会場。到着してすぐにブラウンノーズさんのステージが始まりました。
これまで何回もご挨拶したり宴席でご一緒したり、ということはあったのですが、お二人だけの演奏をじっくり見たのはこれが初めてで、いや、考えてたより猛烈に体力を使うバンドなんだ!ということに驚きました。一人で何役もこなしているので、演奏が始まるとみるみるうちに汗だくになっていくのです。いや、音だけでは判らないものです。そして続いては加藤さんセッション。最初はお二人だけだったりしましたが、5人に増えたかと思えばあっという間に6人編成に。
予想した通り、これだけいると何か変なところがあっても誰が悪いのか良く判らない、という利点にまぎれて無事演奏を終えることが出来ました。本当は無事ではなかったのですが。え?加藤さんがいないじゃないか?
大丈夫です、ちゃんと参加しておられます。で、吾妻は古くからの友人、ジョニーさんのHoochy Coo に挨拶に行ったり牧さん、早崎さんと広場のお祭り的なところでちとたしなんだれしているうちに、エリア559というところで、トリオ+1のライヴです。
思い出しました、思い出しました、この場所は二回目でした。ということですっかりリラックスしてしまったのか、撤収の時にこの良く着ているワニのシャツを忘れてしまって、うわあ、翌日取りに行くの嫌だなあ、と思っていたら捨てる紙あれば拾う服あり、と何と白崎映美さんが打ち上げ会場まで持ってきてくれたのでした。ありがとうございましたー!! え?打ち上げ? そうですよ、この催し、打ち上げ無くして始まりません。
どうです、この昭和的風景というのか、大広間で全員集まって飲んでいる感じ。そして飲めや歌えや、という言葉通りにご来臨の皆様に唄っていただくために臨時の楽団が編成されるのであります。
色々な方々が出られるわけですが、今年は三線を弾く沖縄の方々なんかが多かったですね。
だいぶ以前はこんな雰囲気が夜の10時、11時、12時ごろのまで続き、あげくの果てに大阪から参加の「たこさん」のヴォーカルの安藤さんが下半身裸で走り回る、みたいなところまで行っていたのですが、さすがに令和になってそこまでし行かなくなり、更に時間も短く設定されていたため結構あっ、という間にお開きとなってしまいました。しかしこうなると演り足りないなぁ、と感じるのは人の常、何と二次会会場に移ると自然発生的に藤井君と吾妻のデュオに地元のベースの方が加わり、無理矢理ライヴにしてしまいました。
完全に浴衣に着替えている藤井君ですが、まだまだ飲む気は満々でした。
岡地さん、順ちゃんはじめ主催側の方々は本当に毎年のことでご苦労さまですが、また来年も集まれます様に。
2025年5月4日(日)
新宿ピットイン
吾妻光良・藤井康一ブルースセッション
吾妻光良(Vo,G) 藤井康一(Vo,Ts) 守谷美由貴(As)
板橋文夫(P) 金澤力哉(B) 本田珠也(Ds)
こちらも恒例となりました、新宿ピットインの昼呑み、じゃねえか、昼の部の板橋先生を囲んでのブルースセッション、今回は準レギュラー的に来ていただいているベースの米木先生のご都合が合わず、金澤先生のご子息に登場いただくこととなりました。え、ご子息というといまおいくつなんだろう?と調べてみたら、何と1995年生まれ・・・、ということは30歳。大丈夫です、先日23歳のドラムの桑畑さんと共演したぐらいですから、免疫は出来てます、免疫ってことは無いか、失礼しました。とにかくこの日は30歳から76歳までのバラエティに富んだ陣容でお届けいたします!
開場13:30 / 開演14:00
3,000円 +税 (1DRINK付)
たまたま少し早めに会場に入ると既に若い金澤さんが一番乗りでもう楽器を鳴らしてたりしていて、いや、若いのに、というか、若いからでしょうか、感心します。だからと言って最年長の先生が大幅に遅れてくるわけでもなく、全員定刻前に揃いまして先ずはリハーサル。
吾妻は、たまたまギターのローテーションでこの日はマンドリンとテレキャスターのダブルネックの「テレオリン」での登場となりました。ダブルネックといってもそんなに重くないのが長所でしょうか。そして本番がスタート。
吾妻としてはつい最近、荻窪のアフリカ洋品店で買った、いわゆるジャズシャツの初登場日ですので、元祖ジャズシャツ着こなしで知られる板橋先生にその辺りの自慢をしたかったのですが、先生はいきなり一曲目の「板橋ブルース」をどうやって始めるか、を吾妻に向かって説明し出して、吾妻がそれを皆に伝える、という展開となりました。
本当に何と言いますか、この「過去の公演」ページの写真に関しましては、常連のマスミンさんにお世話になりっぱなしで感謝しているのですが、時折この写真の様に猛烈な広角で写真が歪んでいると、先生の苦悶(?)の表情もあってどこか芸術的な雰囲気すら感じられます。改めてありがとうございます。そう、先生といえば46歳年下の金澤さんにも
いこうして気さくに声がけをしているところが、さすがジャズ業界の「会いに行ける重鎮」という感じがします。この日は天候にも恵まれ、ある種、昼の軽音楽的な選曲もあったりしますが、藤井君の後半の演目はいつもの鉄壁ナンバーが並び、エディ・ヴィンソンの「チェリー・レッド」では30年1日、と言われようが、2人でウギャー!と叫んで盛り上げます。
終了後は、最若手の金澤さんと最古参の先生のお二人はこれから仕事、ということで、残りのメンバーにピットインのスタッフお二人を加えて、三丁目の安いワイン居酒屋チェーンへと繰り出しました。
珠也さんの表情だけちと曇りがちなのは余りワインが得意ではなかったからでしょうか。今後、気をつけたいところではあります。
2025年5月3日(土)
横浜サムズアップ
American RootsMusic Festival vol.51
THUMBS UP 27th ANNIVERSARY
MOONEY & HisLuckyRhythm
吾妻光良トリオ+1
これで三回目でしょうか、ムーニーさんと我々の対バンでのサムズアップ。当然のごとく今回もファッツ・ウォーラー祭りとなることはほぼ間違い無さそうですが、そうなると演目がダブるのではないか、という心配もあるわけですが、そこは既に解決策が確立されているのです。ムーニーさんのラッキー・リズムには、旧くからの知り合いでテナー・サックスを譲渡したこともあるA藤氏という人物がおりますから、秘密裡に彼に連絡を取って先方の演目を探ってしまえば良いのです。よもやテナー・サックスの恩人には逆らえますまい。ふっふっふ、お主もワルよのお。
開場18:00 / 開演19:00
前売4,000円 / 当日4,500円 (+order)
サムズアップは2月のトクゾー・ホーンズ関東ツアー以来、といいますか、我々としては結構最近演ったばかり、という部類に入りましょうか。前回はツアー初日ということもあって若干ワチャワチャしていましたが、今回は4人だけですので比較的落ち着いた雰囲気での取り組みとなりました。
全員座りですし、更に吾妻のすぐ右にワインのテーブルなども用意されていてなかなかエスプリの効いたゴージャスなしつらえであります。ただ、演目はファッツ・ウォーラーの曲を中心に、ということで名曲揃いですからつい歌い口にも力が入ります。
演奏の方もそれは同様で、岡地さんはついつい叩き口に力が入り過ぎてしまったのでしょうか、ままあることではありますが、ドラムセットを破損してしまい、サムズの方々に治していただく一コマもありました。
それにしても最近、赤一色から青を足したり緑を足したり色々なカラー・コーディネートに挑戦している早崎さんですが、この赤と緑、という組み合わせを「一人クリスマス」と呼んでいた方もおられました。さて、いくら事前にムーニーさん達の演目をリークしてもらっているとはいえ、全曲ファッツ・ウォーラーで通すほどのレパートリーはありません。いや、無いことは無いのですが、それだとさすがに似た曲も出てきてしまうので、まあちょっとはファッツ以外の人の曲も取り入れたわけですが、これは最近また演り始めたトレニアーズの”Buzz Buzz Buzz”。
ブンブンブン、と蜂が飛んでいる、という歌詞に合わせた振り付けですが、これでは蜂というよりモスラではないのか、と論評する方もおられました。さて、そうこうして我々が終わると続いてはムーニーさん達。
おかしいなあ、年齢的には我々の方が下なのですが、ムーニーさんの方が若々しく見えます。そうか、椅子で演奏している時も座りっぱなしではなく、時々立ち上がった方が、若く見えるのですな。勉強になります。その頃、今回のライヴの情報漏洩者は、というと、
特に悪びれることもなく、楽しそうに吹いております。しかし、アンデーもトランペットの曽我さんもかなりの曲数に上るレパートリーを一切何も見ずに演奏していて驚愕します。我々にはもうとてもこんな記憶力はありません。さて、アンコールは牧さんを除いた全員がステージに上がります。
そしてドラムは何と往年のB.B.キングのバンドか、はたまたオールマン・ブラザーズか、といった感じで岡地さんと椎野さんのツイン・ドラム!
さすがに爆音でございました。そして最後の最後はムーニーさんと吾妻の唄い分けでファッツのバラード、”Two Sleepy People”。「眠そうな二人」という邦題もついておりますので、昔訳した歌詞はあるのですが、余り歌いつけてないので、歌詞カードをガン見しながら唄う、というのがちと格好悪かったですね。
次回ご一緒する時は、スリム・ゲイラード祭りにしようかな?などとも思ったりしております。
2025年4月
2025年4月27日(日)
下北沢駅東口駅前広場 特設ステージ
妹尾隆一郎トリビュートライブ2025
吾妻光良(Gt & Vo)・千賀太郎(Harp& Vo)
山室俊介(Gt & Vo)・永田純(Bass)
スペシャルゲスト/ 山崎よしき(snare drum)
下北の駅を中心に将棋や囲碁に、麻雀やバック・ギャモン、オセロやポーカーなどのゲームが大々的に展開される珍しいイベント「シモキタ名人戦」に何故か昨年、ひとつだけブルース・ライヴが展開されたのは記憶に新しいところですが、これは何か、と申しますと、シモキタに長年住んでいて雀荘に入り浸っていた故・妹尾隆一郎氏を偲んでのライヴでした。これが今回から定例で催されることになったのです。下北沢の駅前の路面には地元にゆかりのある色々な方々の名前が刻まれたネームプレートが設置されているのですが、妹尾さんのプレートもしっかりと設置されていますので、是非一度ご覧になってください。
演奏時間 おおよそ13:00~13:40
観覧無料 / 雨天中止
下北沢といえば妹尾さんゆかりの地、ではありますが、当時とはすっかり駅の周りも様変わりしました。これまではなかなか思うところにたどり着けなかったりしましたが、まあようやく慣れてきて難なく現場の広場のステージ近くに到着できました。
既に現場には中学・高校・大学の先輩や後輩、仕事関係の知り合い、もちろんブルース関係者、などが沢山来ておりました。ちょっと下がったズボンをずり上げて気合いを入れながら、メイン・ステージで司会の方が喋っている横でセッティングを始めます。
それにしても、無料だからか、それとも好天に恵まれたからなのか、ビートルズでも来るのか、というぐらい凄い人、人、人、でした。
しかもそれがやたらと知り合いだらけなので、これはひょっとして走馬灯というヤツではなかろうか、と一瞬不安に感じる場面もありました。さて、演奏の方は先ず妹尾さん、といえばハープ、ということで、太郎君のインストからスタート。
続いて太郎君がそのまま歌も披露。
二番手を担うのは山室さん。
三番手を吾妻が務めます。
昨年やった時はドラム無しの編成でしたが、今年はスネアとハイハットだけとはいえドラム入りの編成でドラムを叩くのは妹尾さんと最も長く一緒に演奏していた山崎さん。
実はこの光景をステージ裏から涙を流しながら見ていた方がおられた、という噂を後日聞きました。すると何と写真にその方の後姿が収められていたではありませんか。
いったいこの方はどこのどなただったのだろう、とさながら情報カメラやカーナビの映像で犯罪者を特定する様に、龍ちゃんの写真とフジヤマさんの写真を一枚一枚点検していくと・・・、あ!この人だっ!
なぁんだ、ってことは無いですが、意外に涙もろいところがあるもんですね。まあ、齢ですからな。この後はまあ、いつもの様にワチャワチャな感じで終わりました。
そして最後は走馬灯フレンズ達と記念撮影。
一応、ライヴ活動や講演などで顔をさらしている方を除きモザイク処理をさせて頂きました。そう、四日市のM会長もスウェーデンからのジョナサンさんもおられました。撤収完了後は彼らと流れて、
餃子屋さんで「カンパーイ!」
お願い:餃子の「DDD」さんへ。 安い白ワインのボトルを置いていただけないでしょうか? そしたら今より三倍通います。
2025年4月26日(土)
高円寺JIROKICHI
吾妻光良トリオ+1
4月のマンスリーはまた我々のみでゲスト無し、という形であります。普段余りやっていない曲を棚卸しする、というのはもう前回やってしまいましたからね、今回はどうしましょうか。新年度、ということですから、一挙に新ネタを大量投入する、というのも男らしいですが、あ、そんなジェンダーに関する発言は良くないですね、お詫びして訂正しますが、新ネタだらけで大コケする、というのも宜しくないですなぁ。どうしようかなぁ、あ、4/26は何と「良い風呂の日」だそうですね、そう言えばピーティー・ウィートストローという人の曲で”Hot Spring Blues”というのがありましたねぇ。これがまた大した曲じゃないんですが・・・。うーん、どうしよう、無策だ。
開場18:30 / 開演19:30
前売:3,500円/当日4,000円(+ドリンク)
というわけで、無策のままで迎えた我々オンリー、ゲスト無しという日。結局、割と最近演り始めたけれど、きちんとさらっていないので生煮え状態の曲をもう少し煮詰めてちゃんとしよう、とまるで当たり前の心構えで臨むこととなりました。いつもの中華屋さんでたしなんでから迎えた本番。
季節が4月から5月へとうつろうタイミングですので、個々の服装も早崎さんのシャツにジャケット、吾妻のチベット高地対応シャツ、牧さんのいつもの襟付きシャツ、岡地さんの半袖Tシャツ、とそれぞれの体感温度の違いが服装に表れた様ないでたちとなっていました。しょっぱなから快調に飛ばすピアノの方がいるかと思えば、
向こう正面の何某親方の様に、ただいまの取り組みにつきましては・・・、と冷静に解説を加えるベースの方もいらっゃいました。
先ほど、割と最近手がけている曲を中心に、と申しましたが、かなり以前から演らなくなってしまった曲も一曲だけ取り上げてみました。
「知ってる知ってる、ニワトリのダンスの曲でしょ?」
いや、違うんだよなあ、これはニワトリではなくミツバチの真似をしているのです。トレニアーズの”Buzz Buzz Buzz”という曲で、いや、昔はよく演ってたんですが、日本語の演目なども増やしていくうちにすっかり演らなくなってしまいました。ところが、若い頃より抵抗なく言い加減な訳詞が出来る様になったので復活したのかもしれません。どうでもいいけど、ミツバチには見えませんな。まあ、本来の目的である、新し目の曲を煮詰めたのが意外にもうまく行ってご満悦、という局面やら
伝えるべきメッセージが明確になったことで、唄い方や表情にも若干の変化がもたらされたり、
突然、何かがツボに入ったり、
何かと自分達を見つめ直したり直さなかったり、という意義ある一夜でした。そして、アンコールは先日の足利で大成功を収めたことに気を良くして、吾妻し中華製のワイヤレス送信機で客席行脚に乗り出しました。
続く詩生さんはいつもの通り、生音のピアニカで行脚しますが、
余りいつもアンコールでは演っていない曲を取り上げたため、譜面を持って徘徊する、という形で見方によっては、勤勉な二宮金次郎に見えないことも無い、ということで、新たな「金次郎奏法」ブーム到来の予感もいたします。ところで、この日の客席行脚、いつもより画が明るい気がしませんか? そうなのです、こういったことを見越してか、動画配信チームが、この様にアンコール用に灯りを足してくれていたのであります。
ありがたいことです。そして終了後、片付けをしていると見知らぬ外人の方が声をかけてきました。
実はこの方、吾妻の西海岸の友人のジェフさんから連絡を貰っていたスウェーデンから来られたジョナサンさん、という方で実は、というのも長い話になりますので、またの機会にご説明いたします。この後、何回も会う予感もありますし。そして店内での打ち上げは・・・、
この数日後に阿佐ヶ谷オイル・シティーでの演奏のために来京していた四日市のM会長を囲んで楽しく談話させて頂きました。しかし、龍ちゃんのこの顔隠し加工が却って笑えますな。
2025年4月16日(水)
中野ブライトブラウン
吾妻(G,Vo)とJOJO(G,Vo)
の紅白R&B歌合戦#5 !
おおお、この催しも五回目となりましたか。ジャンケンで先攻・後攻を決めたらその後はもう好き勝手に唄いたい歌を交互に二曲ずつ、なるべく生音に近い音量で、事前のリハはほぼ無しで、という形での開催概要は一回目からずっと踏襲しております。しかし、本場の紅白もただただ昔を踏襲しているだけではありませんからね、常に改革ですよ、今はITでAIですから、我々もそれを意識すべきなのでしょうか・・・? あっ!こうしましょう!もしも二人に唄ってほしい曲がある場合は、本ページの「お問い合わせ」の欄にお寄せいただいたら、反映できるかも知れませんね!凄いですね、流行りのネット連動イベントというヤツですね、これは。
開場19:00 / 開演19:30
チャージ:2,500円 (+ミニマムオーダー1,000円)
と、上記の様な告知文を載せていたところ、本番日をさかのぼること一ヶ月と10日ぐらい前にY田さん、という方から当ページの「お問い合わせ」欄にリクエスト曲を頂いていたのでした。曲目としては”Something Stupid”、そして”Is You Is Or Is You Ain’t My Baby”の二曲。後者は知っていますが、前者はまったく知らないのでネットで検索してみると、ふむふむフランク・シナトラの曲の様で、ふむむ、これはぁ・・・、うーん、唄えるかなあ、キーはどれぐらいにしたら良いんだろう、でもギター二台だけだからこのアレンジじゃなあ・・・、と色々気になってはいたのですが、奇妙さんに塚本さん、濱崎さんに照本さん、順ちゃんに吉森さん、と実に色々な方々との共演の準備をする中で完全に忘れてしまい、JOJOさんに伝えるのも忘れてしまいました。Y田さん、申し訳ありませんでした。という中での5回目開催、先ずオープニングはもう慣れたものです。
先攻・後攻を決めるジャンケンですが、5回目ですのでジャンケンに入る前に、
「勝ったら後攻・・・、で良いんだよね?」
とディールにも余念がありません。回も重ねていますので、演奏だけでなく、こんな振り付けも今や楽勝です。
これは吾妻が唄う、ビリー・ザ・キッド・エマーソンの”Do The Chicken”という曲中のチキン、というダンスの振り付け、肩をゆすって首を突き出す、という仕草を二人で演じているところで見事にリハーサル通りに決ま
「ちょっと待った、リハはやらない、という規則では?」
い、いや、そ、それは始めた時はそんなことも言ってましたが、しょせん楽器もセッティングしますしね、ち、ちょっとぐらい合わせてもバチは当たらないんではないか、という判断ですよ、そこはまあご理解ください。で、リクエスト大会は失念してしまいましたが、JOJOさんはこの日の新機軸として
「今日はね、このホルダーでハーモニカをね。」
「あれ、それ、前やらなかったっけ?」
「い、いやね、先日ボブ・ディランの映画を見て」
「あ、いまやってるね。」
「その影響なんですわ。」
初挑戦、と感じる理由は良く判りませんが、心持ちだけは新鮮だった様です。一方、吾妻の方はこれまた手垢のついたというか、少し暖かくなると虫の様にすぐ出てくるスチール・ギターを投入します。
あれ、これもこのセットに持ってくるのは二回目じゃない?という意見もありましょうが、ち、ちょっと弾き方を変えましてね、ええええ、それで初めて試すわけなんですね、といったところを目指してましたら、慣れないことはするもんじゃない、とばかりに見事の曲の最中にスライドバーを落下させてしまいました。
バーは断面がまん丸ですのでコロコロと転がって、回収するのは意外に大変でした。さて、この後はついにピアノにまで手を伸ばして・・・、
何という好き勝手なヤツだ、とお思いかも知れませんが、いやいや、実はここでステージ全体に目を転じると・・・、
そう、アンコール・コーナーで遊びに来ていたDrinkin’ Hoppysの富山君も入れて三人でのセッション、というしつらえにしたのでした。ピアノを弾いているので、背中側での出来事は良く判らないのですが、JOJOさんと富山さんの二人もかなり意気投合する瞬間があった様です。
何だ、だったら今後は富山君も入れて三人で演れば良いじゃないか、と思うかも知れませんが、それじゃあ紅白になりませんから。え、もう一人入れて、紅組と白組にすれば良い? いや、それは・・・、え、木曜のブルース・セッションを紅組と白組に分けたらどうだ? うーん、それも良いかも知れませんが、キャプテンはどなたか他の人でお願いします。
2025年4月12日(土)
足利 BAR BROS
吾妻光良& Swinging Jivers
吾妻光良(G,Vo)、渡辺康蔵(Sax,Vo)
牧 裕(Bass)、早崎詩生(Pf,Pianica)
栃木県といえば、去年の夏に日立に呼んで頂いたのを思い出しま、いや、ちょっと待て!日立は茨城か! あ、栃木は黒磯以来ですかね!しかも今回はトリオ+1ではなくて、トリオ+1-1+1、それだと名前にならないので、無理矢理”Swinging Jivers”と命名した、コーゾーさん入り、岡地さん抜きのユニットでお邪魔します。主催はバー・ブロスさん、というバーらしいのですが、会場はココ・スプーン? どないなってまんねん、と思って調べたところ、どうやら両店は数十mぐらいしか離れていない模様です。写真で見る限り、昨年吾妻が遠征してきた米国西海岸の雰囲気にも似ておりますが、楽しみです。
開場17:30 / 開演18:30
前売:4,000円 /当日:4,500円(1drink付)
初めてお邪魔する足利でしたが、実は北千住から一時間ちょっとで着いてしまうところで、まあお初の場所ですのでリハーサルに手間どったりすることもあるかと思い、現地での時間を節約するためにコロナ以来すっかりこういう観光客の方も見受けなくなりましたが、久々に座席を回転して車座に座って打ち合わせです。
思い起こせば30年以上前ならば、大阪からの帰りの新幹線でもこういう体勢で飲み上げつつ帰ってきたのですから、若いというのは凄いことです。お店の会長のMさんに足利市の駅まで車で迎えに来て頂いて、到着したのはこんなお店。
おお、吾妻が昨年訪れたカリフォルニア州オレンジのストリームライナー・ラウンジ、という店を思わせる様な素晴らしい店構えであります。百聞は一見に如かず、実はこの建物は一階がレストラン/酒場のココ・スプーン、二階がバー・ブロス、とこうなっているわけでした。店内は大変広く、我々の本拠地高円寺JIROKICHIに換算すると6JIROぐらいはあるでしょうか。特に問題となる様なことも無く、円滑にリハも終わり、さて休憩という段になると会長のMさんから何か飲み物とか食べ物のご希望があれば・・・、というありがたいお話があり、それでは、と地元の白ワイン、「農民ドライ」とサンドイッチをお願いしてゴージャスな嗜みタイムとなりました。
早崎さんのキビしい視線は、このジジイどもめ、遠慮もせずにガバガバ呑みやがって、という非飲酒者の心情を表しているのでしょうか。そして始まった本番、このお店の広い空間がお判りでしょうか?


演奏する我々もこの空間の響きが何とも気持ち良く、ずいぶんとリラックスして演奏させて頂きました。

また、多くのお客様にお越しいただいたこともあって、リラックスしているだけではなく、ガっと熱が入る、そんな場面も多々ありました。

Boppersでは多くとも2~3曲しか唄わないコーゾーさんですが、このJiversの方では5曲、場合によっては6曲歌うこともありまして、まあそれがいわゆるひとつのセールスポイントでもありましてなかなか甘い歌声を聞かせてくれました。
さて、本編が終わってアンコール、吾妻はこういうこともあろうか、と最近購入した中華製激安小型ワイヤレスを持ってきたので、もう店内練り歩きでの”Swinging On The Moon”、これしかありません。
切り込み隊長、というわけではありませんが、先頭を切って客席へ。
俺達も負けてなるものか、と二人も追随します。
いつの間にか、カウンターの中に入ってしまう人や、
二階のバー・ブロスに行ったは良いが無人だったので戻ってくる人や
何故か、最後は吹き溜まりの様に前室に集合して
楽しく一日を終えることが出来ました。翌日はフラワーパークに行く?という話も僅かにあったのですが、天候は雨で冬日だったこともあり、北千住に直帰。結果、どこにいるのか良く判らない、という居酒屋で打ち上げて帰りましたとさ。
2025年4月9日(水)
高円寺 JIROKICHI
吉森 信(Apf)&吾妻光良(G,Vo)
そう、久しぶりではありますが、吉森さんからまたまたDuoに誘っていただきました。これで二回目、いや、三回目だったかな? 何はともあれ大変珍しい合奏でありまして、更に音量も小さめですので、ゆったりと楽しめる春の夜、という企画になっております。ひとつ気がかりなことがあるとすれば、吉森さんはインストではありますが、ほぼ自作の曲を持ってきているのに吾妻の方はほぼほぼ洋楽のカバー/日本語化、に終始していることでしょうか。ここは何か気張って自作曲でも書いていくべきでしょうか? でも何を書けば良いのか・・・? そうか、この日は4/9=「フォークの日」でもあるわけですから、何かそういうのを書くか? いやあ、フォーク体験って無いからなあ・・・、どうしましょうかね?
開場18:30 / 開演19:30
前売:3,000円 /当日:3,500円(要1drinkオーダー)
年齢を重ねると時の流れが速く感じられる、ということもある様でして、え?それってそんな前のことだったか?という会話も増える一方なのですが、この吉森さんとのデュオ、いつから演ってただろうか、と当ページをひもといてみたら、何と一番最初に演ったのは2024年の2月の下北沢ラカーニャ、で、えええ、まだ一年ちょいしか経ってないのか!? そんな最近だったのか?と驚きます。で、前回演ったのも昨年の7月、もう9ヶ月も経ったのか、ついこの前のことの様な気がする、ってこれは時の流れを速く感じているのかな? 良く判らなくなってきましたが、とりあえず一年強演ってきているのでそこそこのレパートリーはあるわけでして、そこに吉森さんも吾妻も数曲足してリハーサルを行い、そのままお向かいの極楽屋さんで嗜みタイム。農業の話やらテレビのワイドショーの話など、貴重な意見交換後、いざ本番。
やはり久々だとなかなか面白いものです。何しろ話す相手はお互い一人ずつしかいないわけですから、大人数のバンドの様に、「ねえ、聞いてる?」などと確認する必要が無いのでコミュニケーションも良好です。吾妻は新ネタとしてさすがに自作フォーク曲は無理でしたが、トリオ+1でも演っているジプシー風のインスト・ワルツを吉森さんとのデュオで演ってみました。
上の写真はおそらく、その曲のブレイクのところを二人で合わせている図かと思われます。なかなかトラブルも無くうまく進んでいるせいか、ご機嫌目盛りも上がっております。
一方、次の写真は何やら不機嫌そうにも見えますが・・・、
決してそういうわけではありません。この日、もう一曲、普段余り演らないものとして、英語で言うとクルーナー、シャウターというのは大声でがなる様にして歌う人、ということで良く知られていますが、クルーナーというのは、朗々とした声で甘く歌う人、一例としてはビング・クロスビーみたいな、そういう感じの曲を持ってきたのです。つい右手もそんな曲調に合わせた身振りみたいなことをやっていた様ですが、さて仕上がりはどうだったのでしょうか?配信が無かったので永遠に判りませんね。一方、吉森さんも吉森さんにとっての新機軸としまして、
ニューオリンズのバックウィート・ザディコの曲で初のヴォーカルを披露してくれました。今後の演目の広がりに期待が高まります。吉森さんとのデュオは全体を通して、ピアノとギターだけですのでかなり小音量でして吾妻としては次郎吉に出演させて頂いてきた中では過去最小(当社比)と言っても過言ではありません。そうなりますと必然的に使用ギターも生ギターにちょっとした機材を加えていく、という形になるのですが、PAのワオさんからも店長のタカさんからも「良い音してましたよ」と言われて非常に嬉しかったです。ただ、そのギターが
こんな養生テープまみれ、というのは何とかした方が良いかな、と思う今日この頃です。
2025年4月5日(土)
ビルボードLIVE横浜
吾妻光良& The Swinging Boppers
Special Guest:Leyona
ビルボードでの一連の「新アルバム”Sustainable Banquet”リリース記念ライブ」は、ここ横浜でフィナーレを迎えます。フィナーレと言えば、あの楽譜作成ソフトの”Finale”は何と開発を止めてしまったんですね。あれが無いと吾妻なんかはもう譜面に関してはお手上げですよ。冨田さんぐらい正規のアレンジャー教育を受けている人はいざとなったら手で書けば良いんですが、我流のアレンジャーは困ります、ってそういう話をしてる場合じゃないですね、2025年は大阪公演の改革を受けて、ビルボード横浜も初の4月のライヴとなるわけです。例えば山下公園とかでちょっと桜を愛でてからビルボード横浜にお越しになる、なんていうのもなかなかオツなものではないでしょうか。平年の開花日は4月1日だそうですから、結構良い感じで咲いてるんじゃないですか? 知らんけど。そして1月に入りましてレヨナさんに来て頂けることが決まりました!いやあ、やっぱり春には華が無いとね!
1st stage open 14:00 / start 15:00
2nd stage open 17:00 / start 18:00
料金、券種など詳しくは下記を。
ようやく桜もダーッと咲き始めた土曜日、まさか、とは思ったものの東京から横浜に向かう高速は渋滞して機材車は30分遅れ、更に大阪にツアー中の岡地さんは寝過ごしで一時間弱遅れ、という逆境下で始まったリハですので、表情は若干引きつっております。
リハ終わりの楽屋は弁当を食べたり、楽器を練習したりスマホを確認したり、譜面を見ながら確認したり、とまあそれぞれの時間が流れて行きます。
そうこうするうちに一部スタート、の直前のステージ袖は大体いつもまあこんな感じです。
一部の一曲目は「最後まで楽しもう」ですが、
嫌になるぐらい演っている曲なのに、好事魔多し、というヤツで最後の繰り返しの歌詞の一部分を吾妻がスッ飛ばしてしまいました。幸い数人がはみ出た程度の軽いトラブルで済んだのは長くやってきた賜物でしょう。二曲目はこれまた嫌になるほど演っている”Come On Let’s Boogie”、会場のムードと龍ちゃんの写真の腕などに助けられ、実物を若干上回る様な格好いい写真が撮れました。
折角の横浜なので、崎陽軒大ファンの西島さんにちなんで久々に「中華Baby」を披露しましたが、最近はイントロで吾妻が太極拳風の振り付けを取り入れています。
ただ、こうして静止画で見るとライトがまぶしい、という絵柄にしか見えなかったりするわけですが。最近、ようやく演り慣れてきた「オレの金」は途中のゴスペル教会風のところも次第にコツが掴めてきた様に思います。
さて、そうこうしているうちにゲストのLeyonaが登場!
お気づきでしょうか、2人ともお召し物が緑なのです。
電話もメールも打合せもしていないのに以心伝心、というヤツかしら、うふふ。
これは”Dedicated To You”の歌詞の「空の星を見上げれば」というところを二人で振りつけているところですが、結構ポーズはバラバラでこちらはそう以心伝心、というわけには行かない様です。ゲスト・コーナーは2曲だけ、と短いですが、アルバムでも唄って頂いた「L-O-V-E」を熱唱していただきコーナーは終了。
それにしても吾妻のこのしょっぱい表情はいただけません。久原大河画伯のイラストの様です。Leyonaの去った後は灯が消えた様になる、というのが通説ですので、今回はなるべくハードな曲で有無を言わせない、という作戦に持ち込み、何とか終了しました。
そしてアンコールは再びLeyonaを招き入れて、これまた今の世相ではなかなか演りにくい、ストーカーじみたR&Bの”Silent George”
ラストはさながら野球のピッチャーの様にマイクを振りかぶって合図するLeyonaに合わせてジ・エンド。
休憩をはさんで二部は、吾妻が一部とは違う経路で客席の真ん中を通ってステージに上がっていきましたが、あと一歩で歌い出しに間に合わないところでした。
二部の一曲目は「打ち上げで待ってるぜ」
この日の登場用ギターには、ジャパニーズ・ビンテージのテスコを使いましたが、軽いギターなのでT・ボーン風の弁当売り奏法が楽勝で出来るのが良いところです。さすがにこの曲もレコ発で演り慣れてきたのでコーゾーさんとの振り付けもバッチリ合っている筈ですが・・・、
あれ、手の形が違うかな?要確認ですね。続く2曲目は”Big Bug Boogie”ですが、他のセクションが懸命に演奏している最中に西島さんが名取さんに何か語りかけております。
ソロは2コーラスだったっけ?と質問している、という線が濃厚ですが、意外にも崎陽軒のシウマイ弁当を先週は2回食べたんだよ、とかそういう話をしている可能性もあります。その語りかけられた名取さんはその数曲後に「昼寝のラプソディ」で語りを披露しました。
見慣れないアングルから見るこの語りのシーンもまた不思議なものです。そして二部のLeyonaは、登場テーマ曲は無しで”Wacky Dust”という曲のイントロの終盤で出てきていきなり唄い出す、というバンド初の演出での登場でした。
しかし一つだけ大きなポカがありまして、事前にLeyonaに渡しておくべきワイヤレス・マイクを渡し忘れてしまったので、舞台の上がり口のところまで吾妻が届けに行く、ということになりました。
やれやれ何とか間に合いまして、Leyonaコーナーがスタート。
ところでお気づきの方もおられるかも知れませんが、二部は二人のお召し物の色が補色に変わっているのです。
オシャレですねー、とはいえ、ペットボトルに詰めかえた白ワイン、というのがオシャレとは程遠いわけですが。そして二部のLeyonaの二曲目は、やはりレコ発ですから一部と同じく”L-O-V-E”をお届けしました。
吾妻は別にLeyonaの歌を嫌がっているわけではなく、その魅力にやられて絶叫しているのですが、静止画だとわかりにくいものですな。ということでつつがなく本編が終了した後は、アンコールとして、この日の数日前が真冬日だったこともあり、まだ歌えるだろう、と「おもて寒いよね」をデュエットさせて頂きました。
ライヴでは間奏の途中に二人の語りを取り入れているのですが、お米、関税、不景気、といった世相を反映してか、ちょっと表情も渋めです。
最後は、寒いけれど一緒に表に出て行こうか、といった男女の機微を二人で唄わせて頂きました。
楽屋に戻るとお約束ですが、Leyonaを交えての記念撮影。
冨田さんがいないのは、会場入口で早崎さんとのデュオ・アルバムの販売をしていたからであります。すべて終了した後は、これまた恒例化している向かいの市役所ビルの中華屋での打ち上げ。
Leyonaが都合がつかず欠席したこともあり、どことなく灯が消えた感のある宴席ではありました。
2025年3月
2025年3月30日(日)
立川AAカンパニー
マダムギター長見順‼︎
ソロアルバム 『クイ~ン オブ ルーズ』
発売記念‼︎ ワンマンライブ‼︎‼︎
⚪︎マダムギターバンド
岡地曙裕(ドラム、コーラス)ナカムラ♠︎(コーラスなど)
清水光一(ウッドベース、コーラス)
⚪︎ゲスト吾妻光良
昨夏から録音を始めてようやく3月にP-Vineから発売とあいなった、順さまのニュー・アルバム、その発売を祝って立川のAAカンパニーでのライヴであります。脇を固めるのはドラムと鳴り物で参加した岡地さん、ベースで参加した清水さん、そしてディレクターとして現場に参加していたナカムラさん。吾妻は何をやっていたのか、というと録音を担当していましたので、それでは筋としては当日のPAとかをやった方が良いのではないか、というご意見もありましょうが、そこはそれ、餅は餅屋、ということでAAカンパニーの慣れたスタッフの方にお願いする方が良いに決まっています。きっと何か弾いたり唄ったりさせて頂くことになりましょう。
開場16:00 / 開演17:00
前売:3,000円 /当日:3,500円(要1drinkオーダー)
AAカンパニー・スケジュール
以前、関西からタンメンとRockin’ The Bluesの面々を呼んだ時に演らせて頂いたり、最近ではペンペンドンピーがほぼレギュラー的に演らせて頂いていたAAカンパニーですが、残念なことに経営方針の変更で現在のマスターとPA担当の方はこの日の順さまのレコ発ライヴが最後、ということになってしまいました。うーん、残念。
リハを終えて近所の良い感じの居酒屋にたしなみに行った、までは良かったのですが、余り時間が無く慌ただしく飲んで支度のかかる順番などでそれぞれバラバラにお店に戻ったところ、あろうことか主役の順さまが道に迷ってしまい、戻ってきた時はもう既に開演時間は過ぎていました。でも大丈夫、店内ではDJタイムとして、
コンロス/ドンピーのワダ君がお皿を回して間をつないでいてくれました。悔しいけれど良い曲ばかりかけてたなあ。そして始まったライヴは岡地さんのドラムと清水さんのベースと順さま、というトリオ編成。
途中には順ちゃんの家にいる(?)マスコットのジジとクク、だったっけな?そんな二匹も登場していました。
そもそも今回のアルバム、家で勝手に弾いたり唄ったりしている感じ、ということがコンセプトになっていますので、突然主役がキーボードを弾くために客席に下りていったりします。
するとおや?客席上手の方に不審な人物が。そう、録音時にディレクターを務めたモアリズムのナカムラさんの登場です。特に楽器を弾くでもなくコーラスをするでもなく、ただ喋るだけなのですが、やはりディレクターにはベシャリ、いや喋りが欠かせませんからこれで良いのです。二部からはここに吾妻も加わりました。
ステージ上では順さまから色々な話を頂いたり振られたりするわけですが、内容は判る様な良く判らない様な…。
もうどうにもコミュニケーションが取れなくなってしまった時は、もう笑って誤魔化すしか方法はありません。
喋るだけのナカムラさんは一応、CD録音時のエピソードやなんかをご披露するわけですが、各自の記憶違いもあったりして、若干内輪モメ的様相を呈したりもしました。
後半には順さまが再びピアノのところに行って客席と混然一体となるシーンもありました。
しかし、その横であらぬ方向にスマホを向けて写真を撮っているナカムラさんの視線の先には、
おお、ウシャコダの恵福コージ氏以来のウッドベース持ち上げワザ!こうしてライヴも佳境にさしかかり、果たして喋るだけのナカムラさんはそもそもこのステージにいる意味があるのか、という根源的な議論も噴出する中、
今日でこのお店の担当は終了、というマスターから順さまにCD発売祝いのケーキが贈られました。
最後は客席を練り歩く順さま、
そして登壇者全員による記念写真。
終演後は、DJの方に、ユー、なかなか選曲イケてるじゃん、と絡んだりする酔客も出たりしましたが、一応つつがなく終了したCD発売記念ライヴでした。
そして、これまでAAカンパニーを運営されてきたマスターのKさん、PAのKちゃん、ありがとうございました、またお疲れさまでした。いずれまたどこかでお会いしましょう!
2025年3月29日(土)
原宿クロコダイル
the SHOW 和 BAND STAND
Op.Act) IRM39
吾妻光良トリオ+1
SHOCKING PINK
うーん、こちらもチョー久しぶりの原宿クロコダイルです。最後にお邪魔したのは確か、実兄のバンドを見に行った時でしょうか。何しろ音がデカかった、というのは覚えていますが、それが何だかんだ10年前ぐらいでしょうか。自分達で演奏したのはいつか、と思い起こすともう記憶の彼方でして、おぼろげに覚えているのはBoppersでオールナイトのイベントに出たのが、もうおそらく30年前かなあ・・・? 今回はオープニングのIRMさんが沢田研二さんのトリビュート、我々がある種R&B、SHOCKING PINKさんが昭和歌謡、といった原宿ならでは(?)の多様性に満ちた一夜となりそうです。
開場18:00 / 開演19:00
前売:3,000円 /当日:3,500円(要1drinkオーダー)
というわけで、ジュリーに昭和歌謡に我々、というちと考えにくい組み合わせではありますが、そこはそれ、こういう時代ですので、SNSを通じて岡地さん経由でお声がけが来た、という経緯でした。最初に登場したのはSHOCKING PINKの皆さん。
バンドの音としてはフュージョン~ロック系の演奏なのですが、さすがにこのフロントのお二人の存在感が凄いです。そしてもう一組のジュリーのコピーをやっているというIRM39さんは、メンバーの方が急遽お一人出られなくなってこの日は休場、一応、顔見世にということでヴォーカルの方が参加します。
あれ、これは・・・、似てらっしゃいますよね? だってですよ、並べて見てみると・・・
これはクリソツ、と言っても差し支えないでしょう。昔から、顔が似る=骨格が似る=声も似る、といううのは通説となっていますが、声の方もさぞかし似ておられるのではないでしょうか。となると気になり始めるもので、ネットで色々と検索してみたら、彼らの小手指でのライヴ、という映像が見つかって「トキオ」を演奏しているのを見ましたが、凄い!声、そっくりでした。また機会があれば生で見たいものです。
ということで一バンド欠けていますもので、案外アッサリと我々の出番となりました。さすがに場内はSHOCKING PINKさんやIRM39さんの関係者や友人が多く来られているので、若干アウェイな雰囲気の中、おとなしめに始めた我々でした。
今回、吾妻は約10年ぶりにお邪魔する、と書きましたが、岡地さんはどうやら20年ぶり、牧さんに至っては38年ぶり、ということが判明しました。そう、結構ここクロコダイルも歴史のある店なのです。次郎吉の二年後、1977年創業ですから、こちらもあと二年で50周年です。そんなわけで店内をうろついていると、ああ、この鏡、確かにここにあったな、あ、そうそう、昔は楽屋、こっちにあったんだよな、と色々なことを思い出しますが、意外に覚えてなかったのがお店の名前にもなっている、ステージから威嚇しているワニ。
久々に見るとなかなかの存在感で、牧さんは今にも捕食されそうです。まあ、そんなこんなで演奏を続けていくうちに次第にアウェイ感も払拭されていき、だいぶリラックスして演奏させていただきました。それでつい口がすべって目も当てられない様な恥ずかしいことを何か口走ったのかも知れませんが、残念ながら記憶にございません。
ということで、都内では桜も咲き始めたこの夜にSHOCKIN PINKさんらとともに記念撮影。
また、宜しくお願いします!
2025年3月28日(金)
高円寺 楽や
Special Duo
照本 史(Vo,Key)、吾妻 光良(Vo,Gt)
& Guest 田村 エナ (Vo,Perc)
四半期に一度、という企業の決算の様な間隔で催されております、照本さんとエナさんとのコーラス大会。3月ですからここは春っぽい新ネタなども取り入れたいものであります。例えばFive Red Caps、なんていうバンドの”Atlanta GA”なんてその頃にはピッタリだなあ。
こんな曲ですね。
あと、ここはあえてぐっとテンポを落としたミルス・ブラザーズの”Honeysuckle Rose”なんかも良いかも知れませんなあ。
こっちはこちら。
いやいや、春といえばやっぱりナット・キング・コールでしょう!となると、毎年この頃になると無性に聞きたくなる、”Love Is Good To Me”とかね!
って、コーラスとか別に入ってないじゃないかって? あ、本当だ、ただ、好きな曲を羅列しただけになってしまいました。まあ、3月頭ぐらいには対策を立てようか、と。
開場19:00 開演19:30
チャージ:1,000円+オーダー+投げ銭
とまあ、新ネタとかを演りたい、という気持ちはあるのですが、日常の雑事にかまけているうちにあっという間に時は経ち、気がつくと、ああっ、もう一週間を切ってしまっているではないか、という頃になり、それでもどうしてもこの曲だけは三人のコーラスでやってみたい!という気持ちがどんどん強くなっていき、結局本番の僅か4日前に、「難局」というタイトルで次の様なメールをお二人に送りました。
「余り日数が無いのですが、新曲、結構難し目なものにトライしたいな、と思ってまして、本当は洒落た日本語訳がついてから、と思ってたのですが、まるで出来ないので先ずは英語で演ってみたいです。こんなの急にムリ!というのであれば、また次回以降でも構いません。」
普通に考えると当日のリハだけで乗り切れる様な曲では無いのですが、演ってみたい、という気持ちには勝てません。何とか3〜4回合わせて、後はいつものタコ焼き屋で作戦会議~本番に臨みます。2024年から続いている人手不足の問題はここ楽やにも及んでいるのか、この日はマスターのワンオペでの営業につきなかなか定時までにすべての注文がさばき切れません、もう始めて良いでしょうか?と様子を窺う吾妻と照本さんであります。
照本さんはこの日は、30代の頃にクール・サウンドで唄って以来一切唄っていない、というスタンダードの”I’m Beginning To See The Light”を久々に披露。そう言えば吾妻の実家で練習しましたなあ、などという昔話に花が咲きます。
花といえば、やはりエナさんが登場すると一気に場も華やぎます。このセットもエナさん入りの3人で演る曲がどんどんと増えてきており喜ばしい限りです。
まあ、最初は演りなれた曲から入りますもので、表情にも余裕が感じられます。
というか何よりも、まだコーラスを唄っていない、というのが余裕の源泉であります。そのコーラスものも先ずは、比較的演り慣れているものから始めまして、
まあ、まだ人間的な表情が感じられますが、ついに問題の新ネタ、Cats And The Fiddleの”That’s What I Thought You Said”に取り掛かる頃には、
各自、表情から余裕感が減少しており、吾妻に至っては爬虫類の様に目が離れています。脳内で必死に五線譜を追っているのでしょうか。まあ、初演にしてはギリギリ赤点は取らずに済んだ、ということで、演奏後にいろいろと反省談義をしているところでしょうか。
後日、エナさんから送られてきたメールには、
「練習したいですね」
と書かれており、そりゃそうですね、心機一転、練習に励もうと思う昨今です。
2025年3月23日(日)
荻窪TOP BEAT CLUB
Rock’n Roll Closet vol.70
吾妻光良 / 浜崎貴司
何回か、呼んでいただいているRock’n Roll Closet、というこの公演ですが、これまでは必ず木村さんと二人での共演でしたので、今回も同じしつらえかな、とのんびり構えておりましたら、主催の方からメールをいただいたところ、今回は浜崎さん、フライング・キッズの方ですが、その方が参加される、と聞き、なるほど、木村さんと三人で演るのだな、と思っていたら何たることか、木村さんはおらず、浜崎さんと吾妻の二人だけ!ということが判明しました。若い頃から、もっぱらブルース界でしか活動していないので、非常に緊張しております。先ずは初めてトランプと会った石破さんを見習って、きちんと挨拶をすることから始めよう、と思っております。
開場17:30 / 開演18:30
前売:5,500円 /当日:6,000円(+1drink:700円)
プロ入りして間もなく4年目を迎えますが、芸域はそんなに広がるわけではなく未だに弾き語りが苦手ですし、人脈もブルース関係者周辺の範疇からそれほど大きくは広がっていない、という状況下、濱崎さんとの対バン、バンドじゃないから対バンとは言わないのか、対弾き、も変だな、まあいいですが、いずれにせよ、非常にハードルの高いイベントではあります。事前に主催者のTさんからタイム・スケジュールが送られてきて、濱崎さん先攻、吾妻後攻、ということでそれぞれの弾き語りをやった後に、共演を二曲予定しているので、演目を何か選んでください、というリクエストがありました。うーん・・・、ブルース関係者なら選曲も簡単なのですが、フライング・キッズ、というとファンクっぽいよなあ、と言ってもジェイムズ・ブラウンとかは唄えないしなぁ、と考えながらネットで濱崎さんのプロフィールを調べたりしてると・・・、なるほど!ということに思い当たり、作戦のメドが立ちました。
で、当日会場に入り、実は以前どこかでお会いしましたよね、的な挨拶を交わしてから二人分と共演分のリハは終了。濱崎さんは本番前はお飲みにならない、ということで、楽屋で吾妻は酒類とカニカマや事務所の方の差し入れの焼き鳥をつまんてだりしながら、色々な話をさせていただき、さて本番。先ずは濱崎さんから。
ちなみに今回の写真は、特に但し書きが無いものはすべて、ソウマダイスケさんに撮って頂きました。ありがとうございます。で、やはり弾き語りといえばアコギが良いのではないか、と当方も最初思ったのですが、何しろ余り自信が無いのでそこの部分をどう乗り切るべきか、と考えたところ、以前トータスさんと木村さんと磔磔に出た時、トータスさんのエルモア曲に対応するために、オープン・チューニングのアコギとエレキの二台を持って行ったら楽だったな、ということを思い出して、そうか、それなら!と
チューニングを半音落とした12弦と普通のチューニングのギターを使えるダブルネックを持って行きました。家も近いですからね。しかし、これですべての問題が解消するわけではなく、何しろ周りに誰もいないので、妙に喋りが長くなってりしたところもあった様です。
そう、結構お客さんの目の前に自分一人だけ、というのはシビれるわけですよ。
まあ、多い時は周りの11人に頼っているわけですからね。群居性も高くなるわけです。1人での演奏を少しでも良く見せるためには、ギターの選定だけではなく、持てるワザを惜しみなく出さなければなりません。ソロはギターだけではなく、口笛でもソロを取ります。ただ、口笛というのはエコーをかけないとサマになりませんので、
「PAさん、エコーかけてくれる?」
ピュー、ピューー、ピューピューピューピューピュー
「こんなんじゃねーよっ!」
単に響きを加えてほしかったのに、ディレイの様な効果がかかってしまったことに驚いて、その昔放送現場で使ってた様な言葉使いがつい口をついて出てしまい、あやうく何たらハラスメントになるところでした。いやあ、申し訳ない、すみませんでした、と謝りました。
そして、懸案の共演コーナー。実は濱崎さんのプロフィールを調べていて判ったのは、濱崎さん、今度の6月で還暦を迎えられるそうで、そうかっ!これだっ!と考えついたのが、還暦を迎えた時の高校の同窓会で出席者全員で唄える様に、と作った曲「還暦行進ロック」でした。オリジナルの歌詞のままだと、高校の先生の名前や近所のメシ屋の名前ばかり出てきますので、これを濱崎さん向けに書き換えたものをご披露、先ずはそんな主旨説明から
「カン、カン、還暦 とうとうやって来る
カン、カン、還暦 6月で60でしょ」
という歌い出しから始まり、前半は吾妻が、後半は濱崎さんご本人で唄われる、というしつらえでお届けしました。
そして共演コーナーの二曲目は濱崎さんの選曲で木村さん/有山さんでおなじみの「陽よ昇れ」
トップビートには陽ではなくミラーボールが昇っていましたが、なかなか得難い画であります。そんなこんなで初の共演でしたが、お疲れ様でした!
今年、あと何回か「還暦行進ロック」を唄われるかも、という濱崎さんでしたが、次回またどこかで、そしてその時はたしなみましょう!
2025年3月17日(月)
阿佐ヶ谷 loft A
塚本功presents vol.15
塚本功 & 吾妻光良 & 井上大地
ゲスト:桑畑怜吾(Drs)
これも久々の阿佐ヶ谷ロフトA。塚本さん主催のイベントに井上大地さんと吾妻が参加、という形は以前にも何回か演らせていただきましたが、今回はそこに桑畑さんというドラムの方がゲストで加わることになりました。お会いしたことは無いのですが、SNSで見た限りブルース寄りの演奏が多かったり、マディ・ウォータースのヨーロッパ公演の映像がアップされていたり、という内容でしたので、芸域の狭い当方としては若干安心しました。あとは現場でたしなんだりして打ち解ければ、何とかなるものと思われます。
開場18:30 / 開演19:00
前売:3,700円 /当日:4,200円(要1drinkオーダー)
久々、つったって、具体的にはいつ以来なのだろうな、と当ページで検索してみたら、2020年の9月以来、ということだそうで、まだ吾妻はプロ入りしていない時代でした。2020年の9月はすっかり忘れておりましたが、塚本さんに吾妻、そしてそこに牧さんのベースが入る、という3人編成でしたが、今回は初めてのドラムを入れた4人編成。
と申しましてもいきなりこの編成で始まったわけではありません。先ずは塚本さんのソロ。
続いて初対面の桑原さんのドラムが加わります。何と塚本さんも初対面だったそう。
最初に会って、どうもどうも、と挨拶したのですが、写真はずいぶん大人びているのに、実際に生身で会うと「少年」という印象の桑原さん、おいくつですか?と聞くと23歳!いやあ、この前は驚いたよ、誰々君はまだ〇▼歳でさ、もうサインはV、っちゅうか半分弱だもんな、というのは良くある会話ですが、ついに吾妻の3分の1の年齢、という方と共演する日が来ようとは! で、その桑原さんのドラミング、素晴らしい!どこが良いと言ってブルースとかR&Bを良く判ってらっしゃる! 演奏の間中、そういう良く判ってるおカズやキメが入る度におじ(い)さんは嬉しそうな顔をして桑原さんの方を見て頷いてしまうのでした。しかもビートが気持ち良い!是非、またご一緒したいものです。で、続いては大地君が加わって、
最終的に4人となるのでありました。
これはある曲のエンディングのところで若干事故に近い状況での写真の様ですが、まあ固いことは言いっこなしで、という感じでしょうか。実はギタリスト3人、といえど各自の楽曲への取り組み方もいろいろでして・・・、
何とか場をまとめていこう、という意思が表情に出ている塚本さん、こ、これで良いのだろうか?という疑問を浮かべながらもとりあえず演奏する吾妻、ワシャ、無駄なことは弾かんもんね、と判らないところは休んでいる、もしくは右手で開放弦だけを鳴らしている大地君、とまあいろいろです。ただ、昭和生まれの吾妻としては判らなくても何でも、とりあえず頑張ることが大切なのではないか、と思うのですが、そこへ行くと最近の若いモノは、
ダメだよ、演奏中に自撮りするヒマがあったら一生懸命弾きなさいよ、と言いたくなりますが、あ、失礼しました、ドラムの桑原君に比べたら、全然若くなかったですね。といったところで、無事に演奏は終了して楽屋で記念撮影。
自撮りも役に立ちまさぁね。桑原君、またいずれ!
2025年3月15日(土)
高円寺JIROKICHI
吾妻光良トリオ+1
ゲスト:奇妙 礼太郎
以前から打診しておりました、奇妙さんと我々の共演がついに実現の運びとなりました。さて果たして当日のネタとしては、ポピュラー・ソングが出るのか、シャンソンが出るのか、はたまたロックンロールか、はたまた自作のフォーク曲か、うーん、あの曲のバッキングはどんな感じで演れば良いのだろうか?と我々も予測がつきませんが、一つだけはっきりしているのは、よほど体調が悪くなければ事前の嗜みには参加される筈ですので、それはもう今から楽しみであります。
開場18:30 / 開演19:30
前売:3,700円/当日4,200円(+ドリンク)
いつも通り16時に次郎吉に入り、16時半に約束している奇妙さんを待っているとなかなか現れず、あれ、何か体調でも悪いのかな?と心配するとマネージャーの方の車が渋滞に巻き込まれた、とのことで、体調はまったく問題無い奇妙さん。事前の読み通りリハ終わりのたしなみにも参加される気満々で、曲順を決めたり打合せしたりしているとすぐに本番となります。先ずは我々だけで6曲、そして休憩前に顔見せも兼ねて一曲、ということで呼び込みます。
ご覧の様にしっかりとお酒を持って登場していますが、ご本人の弁によればたしなみの後に我々の演奏を見ながら更にチューハイを2杯飲んでいたそうです。登場に続いてお届けしたのは「オー、シャンゼリーゼ」、この曲は奇妙さんも結構演り慣れている筈なのですが、若干酔いが回り始めていたのでしょうか、突然歌詞を忘れて頭を掻きむしって何とか思い出そうとする、といった場面も見られました。
休憩をはさんでいよいよ奇妙さん大会。奇妙さんとの共演は結構イントロが肝でして、まあ安全第一、ということならば全曲奇妙さんのギターから、でも良いのかも知れませんが、ご本人がハンドマイクで唄いたい曲もありますし、バリエーションを持たせた方が良い、という観点からも吾妻がイントロを弾いたり、牧さんと奇妙さんの二人だけで始めたり、早崎さんのイントロだったり、と色々なわけですが、休憩明けの一曲目「スタンド・バイ・ミー」は早崎さんのイントロでした。ご承知の様に大変有名な曲ですので、誰もが知ってるあのイントロから入るわけですが、たまたまの人生のめぐり合わせで、早崎さんはこれまでこのイントロを余り弾いたことがありませんでした。ということで、いきなり微妙に違った音階をかなでて、妙にのどかな「スタンド・バイ・ミー」が始まってしまい、ステージ上の吾妻は笑いをこらえることが出来ない、という場面であります。
しかし奇妙さんはこれに動じることなく唄い始めます。この日は普段の弾き語りでは余り見られない単弦のギターソロなども披露して、芸域の広さを見せていました。
続く「ジョージア・オン・マイ・マインド」も早崎さんのイントロで、こちらは嫌だというほど弾き慣れているので満点でした。しかし、その前の曲の軽い事故の話をスルーして何ごとも無かったかの様にライヴを続けていく、というのではお客さんの信頼が得られません。ここは心を鬼にして吾妻が委員長となってプチ調査委員会を設けました。
本人は、反省すべきところは反省し、今はライヴを前に進める、これが大事、ということで落着しましたが、その頃、曲が進むにつれ奇妙さんのメートルも上がっていきます。
後ろで苦笑している牧さんも良い感じですが、メートルが上がる、ということはそのぶんお酒の消費量も上昇していくわけですが、何と奇妙さん、写真で判る様に最前列のお客さんにお酌をさせていました。
しかもその飲み物が何と持ち込みの缶チューハイであることも調査で判り、これは専門家の判断を待たずともアウトである旨を先輩として伝えたところ、ご本人からは「絶対にマネをしないでほしい」との発言がありました。そう、実は奇妙さんとの出会いは、今度6月に5年ぶり(?)に催される「南会津大宴会」の時で、あ、この話しても大丈夫?と確認したところ、構わない、とのことでしたのでここにも掲載しますが、野外の広場での夜の打ち上げで強烈に酔った若者が、広場の脇の用水路というか側溝みたいなところにはまりながら「愛の賛歌」を絶唱していて、こ、こ、これはどなた?と尋ねたら奇妙さんだったのです。実はこれを見た岡地さん、奇妙さんがドブ、じゃないや、側溝から出てきたところをつかまえて、
「なあ、君! そんな飲み方してたら死んじゃうぞ!」
とたしなめたのでした。この日も山の夜をなめちゃいけない、と注意していました。
しかしこの「愛の賛歌」がこの日の最大の課題曲でありまして、途中テンポがなくなるところをどうやって奇妙さんとタイミングを合わせるのか、このテをやり慣れていない4人だけに、必死で根性で乗り切ろうとするとどうにも苦笑を誘う、という不思議な仕上がりとなってしまいました。
ですが、まあこの曲が終わってしまえば後は何とかなるな!ということで解放された我々と奇妙さん、やたらと楽しく笑いながら終盤までこぎつけました。
アンコールは奇妙さんの心の師(?)、木村さんの「嫌んなった」ですが、お客さんのお酌を強要、しかも持ち込み酒、というダブル・アウトにも関わらず、店主自らがドリンクを運んできてくれました。ありがたやありがたや。
最後はその突き抜ける歌声と真っ直ぐな酔い方の「嫌んなったーー!」でカンパーイ!
次は大宴会でまた遊びましょう。側溝には気をつけて。
2025年3月8日(土)
京都 拾得
福嶋タンメン岩雄 70th Anniversary!!
〜古希のタンメンさんをこき使う春の夕べ〜
”Time goes by so slowly,And time can do so much”、と唄ったのはライチャス・ブラザーズだったかと思いますが、そんなこんなで我らがタンメンもついに古希!そんなタンメンを祝おう、という意図で井尻ィ君達が中心となって始めた企画ですが、いろいろとやっているうちにお祝い、というよりこき使う、という催しになってしまいました。東京からは吾妻とホッピーズの富山君が駆け付けます。さあ、皆で一緒にお祝いしましょう!
開場17:00 / 開演18:00
チャージ:3,500円
さあ、いよいよ来ました、この日。タンメンの古希を皆で祝う会。ご覧の様に拾得は満員御礼。
実は今年の年明けの頃には予約はただ一人、沖縄のBさんのみだった、という話もありましたが時間が経つにつれ、そうか、タンメンも古希やないか、これは見に行かなアカん、と気づいた方々が多かったのか、最後の数週間でドドドと予約が増えて完売となったそう。関西の人達もああ見えて意外と値打ちこいてる方が多い、ということでしょうか。ちなみにこの「値打ちこいてる」という関西弁は今回初めて覚えたので使い方が間違っていたら申し訳ありません。この日のライヴは発起人/世話人の井尻ィ君が中心となって構成したもので、MCも彼が担当しますが、年の功で挨拶慣れしていることもあり、吾妻がアシストに回ります。
そして最初のセットはタンメンが定期的にやっているバンド、Good Timesです。
実はサックスの村地さんとオルガンの西野さんと吾妻、そしてタンメンとでこの前日に先斗町のスターダスト・クラブでライヴを行ったのですが、その様子はブルース&ソウル・レコードの183号に日本のブルース・シーンのインバウンド事情に絡めて掲載する予定ですので、宜しければそちらもご覧ください。で、5曲目から吾妻もここに参加させて頂きました。
演目的にはパーシー・メイフィールドの「リバーズ・インヴィテーション」の新訳や、新しいオリジナル曲の「いい塩梅」など新ネタも多く、古希になってもまったりとはしないタンメンであります。
そして二番目のセットはこの日のためのスペシャル・バンド、ということで、タンメンの息子さん二人、ベースの陽君とドラムのサトシ君、そこにピアノはタンメンともう10年以上一緒に演っている前滝さん、サックスに村地さん、といった顔ぶれに吾妻と、更にDrinkin’ Hoppysの富山さんが加わる、という編成でした。
初めての顔合わせ、しかも富山さんは仕事の都合でリハぎりぎりの入りとなる、ということでどうなることか、と思っていましたが、ドラムとベースという屋台骨の若い二人の柔軟な頭脳に助けられバッチリな仕上がりとなりました。後半はここに当然タンメンも加わりバラードから
ジャンプまで
バラエティに富んだ演目を繰り出しますが、セシル・ギャントの「アイ・ワンダー」の前滝さんのピアノが絶品でした。そしてこのセットのラストはタンメンと前滝さんだけでリトル・ウィリー・ジョンの「レット・ゼム・トーク」
これも良かったなあぁ。
そして最終セットはアルバム「K,C.Jump」が発売されたばかりのRockin’ The Blues ! 井尻さんがギターで参加していますので、MCは吾妻と富山で担当しました。
先ずはインストをひとしきり・・・・、
続いて主役を呼び込みます。
そしてRockin’ The Bluesの伴奏で吾妻と富山さんも何曲かずつ唄わせていただきました。
吾妻は最近導入した「Whistlin’ At The Chicks」用の指笛用の笛も投入いたしました。
何回か使ってみて判ったのは、なかなかここぞ、というタイミングでピーッ!という良い音が出ないもので、やはり吹く楽器全般が苦手なのかもしれません。まあ、でもお祝いの席ですからご勘弁を。そう、お祝いといえば古希祝いでした、お約束とはいえ、ケーキとお花の贈呈コーナーもありました。プレゼンターは息子さんお二人です。
さあ、感動してしんみりとしている場合ではありません、終盤に向けて、最後はやはりJumpしてRockしてシャウト!
更にシャーウト!!
そしてジャーーーンプッ!!!!
古希ですが、タンメン、30cmは浮いていたのではないでしょうか。てなわけで、タンメン、おめでとう!
大成功に終わったこの日の催し、打ち上げの前に総勢17名で楽屋で記念撮影。
それもこれも井尻ィさんの大活躍あればこそ、だったわけですが、本人は至って低姿勢で楽屋でも常に参加者に対して心なしか前傾姿勢を取っていました。
こういうのを「値打ちこかない人」というのでしょうか、まあ覚えたてやからよう知らんけど。
その頃、東京では・・・・、
2025年3月8日(土)
中野ブライト・ブラウン
Swingin’ The Blues!
Natsuko(Vo&Harp) 早崎詩生(Pf)
ここ最近、還暦も過ぎてだいぶその芸も円熟味を増してきたのでしょうか、ジャイ・サンデーさん、ベラさん、と女性歌手達からのデュエット要望が妙に(失礼)増えてきている早崎さんですが、何とこの日は女流ハーピストのNatsukoさんとのデュエット、いや、デュエット、と書くと「銀座の恋の物語」とかそんな雰囲気になっちまいますので、デュオ、の方が良いですかね、そんな一夜であります。楽団の仲間としても全面的に応援してはいるのですが、一つだけ困るのは、我々のライヴのリハの隙間時間に女性歌手達とのデュオ曲をやたらと練習しているのがうるさくてたまらない、というのがありますかな。
開場19:00 / 開演20:00
チャージ:2,000円 +ミニマムオーダー 1,000円
2025年3月1日(土)
博多Gate’s 7
吾妻光良& The Swinging Boppers
久々にお邪魔する博多のゲイツ7であります。どれぐらい久々か、というと、とある年末にコロナの発生が報道され、年明けには世間も段々妙な感じになってきて、3月頭の次郎吉の45周年公演は何とか敢行出来たものの、それに続きブッキングされていたゲイツは、うーん・・・どうしようか、困ったなぁ・・・、さすがにダメか・・・! となって阿佐ヶ谷の駅前からT田社長にお断わりの電話を入れた、というのは、これはさすがに昨日のことの様に思い出せます。ということで、それが2020年の3月ですので、5年ぶりとなります。ということは、前作のアルバムが出てから一回もお邪魔していないわけですので、アルバム発売記念ツアー、と銘打つと二枚分のアルバムの曲を盛り込まないといけないのか、という危惧がある一方、ゲイツ7の18周年も祝わないといけませんね。
開場17:30 / 開演18:30
前売:7,500円 /当日:8,000円(+ドリンク600円)
速いもので2025年ももう3ヶ月経ちまして、徐々に暖かくなってきた様な、かと思えば急に寒さが戻ったり、まあ色々だあな、という世間話をしながら空港に集まるメンバー、いつもとそう変わらない景色ではありますが、
そう!3月1日ですから吾妻は前日に、いや細かく言うと前日とこの日の間の存在しない29日に誕生日を迎えたのでありました。
背後の搭乗ゲート・ナンバーは実年齢よりもかなりサバを読んでいますが、まあ体調もそう悪くはなく何よりです。博多に到着してリハをやって、さて、本番までどうしよう、という頃合いですが、その昔初めて博多に来た時は、嬉しさの余り、リハ終わりで全員で「おいどんは生粋の博多生まれでごわす」とはしゃぎながら、明太子はどこだ、辛子蓮根は無いのか、博多ラーメンは、と貪欲に街中にたしなみに行ったものですが、そんな行動力はとてもありません。ひたすら楽屋でまったりしながらコンビニで買ってきたものをついばむ、という状況でありました。
で、始まったライヴ、
何を? “Photo by T.Maki”? そうなのです、山口県在住の牧さんの弟さんが広島ケセラセラに続いてオフィシャル・カメラマンとしてこの日のライヴの写真を撮ってくれたのです。ありがたいことです。
この日の吾妻のギターは「緑色」ということだけに魅かれて酔っぱらってポチってしまった「K-TONE」というアヤしいギターですが、そういえば丁度一年前に米国西海岸のブルース・ライヴ・コネ・ツアーに持って行ったのもこのギターでした。一年は速いものですな。そんな時の流れの効果もあってか、コーゾーさんと二人で唄う「打ち上げで待ってるぜ」も、振り付けも含めだいぶこなれてきた様な気もします。
面白いものでやはり撮影する人が違うと同じバンドでも切り取られ方が違うので、弟さんの写真には普段余り目にしない様なカットが写っていたりします。例えば、ソロを吹いている西島さんの横で手拍子を打つ名取さんが写っているのですが、
その表情もあいまって、手拍子を打っているというより、何か祈っている様に見えます。またこの後の「昼寝のラプソディ」での語りの部分も、
バラードの中でセリフを喋っている、というよりはイベントの参加者に場内での決まりを説明している担当者、といった風情を醸し出しています。
5年ぶりのGate’s 7、ということで忘れられているのではないか、お客さんは来るのだろうか、という不安もあったのですが、こんな具合に多くのお客さんに来て頂いて、いやあ、ありがたい限りです。
創業18周年、というGate’s 7、そう言えば以前お邪魔した時よりも、風格が出てきた、といおうか、例えば床の色あいなんかにしても、良い意味で年輪を重ねてきた感じが漂っていて素晴らしいです。
この日は入れ替え無しの2ステージで休憩中に弟さんが撮ってくれたベースとギターの写真が何とも良い感じでそれぞれの取得価格の10倍に見える、いや、牧さんのベースは貰いものなので、10倍でも0円なのですが、ともかく滅多に無い写真なので掲載させて頂きましょう。
さて、二部に入るとどういう話題だったかは覚えておりませんが、何か物議をかもす様な展開になったものと思われます。
何か表情を見る限りでは、相当皆さん、お気に入りの話題だった様に見えますが、何の話だったんだろう?
そして滅多に来ない博多ですから、皆さん、それぞれの活動の宣伝~物販にも積極的に取り組んでおりまして、先ず冨田さんは早崎さんと二人で作っているスタンダード・アルバム第二弾、Bossa Novaを販売。
小田島さんはヴァイオリンのKaoさんとのデュエット、Mingleのアルバムを販売。
岡地さんは細君、長見順さんのニュー・アルバムの紹介とペンペン・ドンピーのアルバムを販売。
皆さん、それぞれの活動も盛んなのは何よりであります。とはいえ、皆、それぞれ加齢しておりますので、体調もあれこれあったりしまして、早崎さんは先日からの咳が余り止まらない、という状況ではありますが、二部の後半にはつい立ち上がって弾きまくったりもしていました。
ラストは激しめの曲の中、全員傾きがちな姿勢でしめくくりました。
そしてアンコールは恒例の「ゴミの日」での客席行脚大会ですが、この日初めて行脚コーナーの時間制限を取り払ったことにより、客席に下りるメンバーも増殖傾向にありました。
まあ、かなりのカオスではありますが、無事に終わりました。
さて、いよいよ打ち上げで待ってるぜ、というところまで来ましたが、牧さんは弟家族と会食で欠席、早崎さんは咳を治すべく欠席、岡地さんは翌日からの激務に備えて欠席、名取さんも翌日に備え欠席、ということで若干少なめの参加者にはなりましたが、その代わりに(?)バンバンバザールの黒川さんにご参加頂きました。いろいろ差し入れを頂いたことに加え、その差し入れ以上のものを運ばせてすみませんでした。
この日は、まあコストも大切だろう、ということで吾妻が予約した「二次会コース」2500円飲み放題付、というものでしたが、出てきたツマミはキュウリにポテトフライにチーズフライにワカメ(?)のみ、ということで、バンド史上、1,2を争う、といっても過言ではない不評ぶりで、あやうくリコールされるところでした。まあ、そうは言ってもなかなか楽しくは飲んでいたわけでして、下の写真は近さんの知人がアルプスホルンをお土産で買ってきたら、余りに大きくて部屋に入らなかった、という話の時の様子です。
おっかしいなあ、現場では無茶苦茶面白かったんだけど、今読むと余り面白くないですね。さて、翌日の帰京日も、空港でちょちょっとたしなみます。
前夜のうらみを晴らすべく、九州名物オンパレードで攻めました。
とはいえ、根がケチなので、そう凄い攻め方は出来ないのですが。
2025年2月
2025年2月24日(月・祝)
名古屋・得三
リクオ・プレゼンツ
~TOKUZO HOBO CONNECTION 3days~
ブルースとロックで世代を軽く超える夜
リクオ / 吾妻 光良 / the Tiger
これまたリクオさんにお呼ばれしまして得三に参りますが、共演するのはいま勢いに乗っている若手の the Tigerの皆さん。世代を軽く超えられるのかどうかは自信がありませんが、本番前のたしなみには一緒に付き合ってくれる彼らですので、余り心配はしておりません。ただ、前回は年上~先輩風を吹かせすぎた、という反省もあり、今回は「余り偉そうにしない」、「余り良い気になって喋り過ぎない」、「きちんと若い人達の話も聞く」ということを念頭に置いてやってみようか、と考えています。え?演奏の心がけは? う、うーん、それはいずれ。
開場17:00 / 開演18:00
前売:5,500円 /当日:6,000円(+オーダー)
世代を軽く超えられるかどうかは、事前の準備にもかかっておりまして、この日のため(3日間の他の準備も兼ねて)にリクオさんは単身東京にやって来てリハーサルをするわけですが、約通算3時間半のリハで大体の曲の感じも判って、いやあ良かった良かった、それでは当日、とスタジオからひと足先に飲みに行った吾妻でありますが、良く思い返してみるとこのリハの間に吾妻は4回、リクオさんは3回ぐらいはトイレに行っていたのにTigerの面々はほぼ誰もトイレに行ってない、うーん、世代、越えられるかなあ?と一抹の不安も抱えつつ名古屋へ。
そう、名古屋は実はTigerの皆さんの故郷なのですね。へえ、じゃあみんな里帰り中なんだね、と訊くといやいや、中部地区ツアーの真っ最中だそうで、いやあ、若いから動きますなあ。で、そんなこんなで体調管理やレパートリーの練習、はたまた地元の友人達への対応もあるのか、リハが終わってたしなみに行ったのはこの3人。
既に絶好調な感じもいたしますが、まだ何も始まっておりません。自分に事前に言い聞かせたのが功を奏したのでしょうか、この日は非常に腰も低く、威張らずにたしなみました。戻ってTigerさんのコーナー、リクオさんが加わってのコーナー、そこに吾妻が加わり泰河君とLinちゃんが抜けるコーナー、とか色々なバリエーションを経てですが、そこは割愛しますとこんな感じで進みました。
おお、行けてますね、ロックっぽい、というか若々しくないですか?朱に交われば赤くなる、青は藍より出でて藍より青し、というやつでしょうか、知らんけど。
多くの方々にお越しいただいて、大変楽しく盛り上がることが出来まして、年齢を越えて手を取り合って皆さんに感謝、という形で締めくくりました。
折角ですので楽屋にて記念撮影。
ちょっと演奏中に飲んでいた白ワインが効いてきたのか、ドラムの原君に、あのね、縦長の写真を撮られる時はちょっと顔を長くした方がいいんだよ、と要らぬ指導をしていた様です。そして店内での打ち上げが進みますと・・・
あ、あれ?こんなことしたかなあ?き、記憶に無いんだけど。更に
いや、こ、これも知りません。何かエラそうです。そしてちょっと気持ち悪くなりつつあったのでしょうか?
こんな感じで失礼した様ですが、嫌われていないと良いのですが・・・・。
2025年2月22日(土)
高円寺JIROKICHI
吾妻光良トリオ+1
2025年、二回目のトリオ+1のマンスリーは、ゲスト無しの裸一貫で演らせていただきます。さて、ではどういった趣向で臨もうか、と考えなくも無いのですが、2月22日というと「猫の日」で有名ですので、動物ソングを集めて唄うのも良いかも知れませんが、他にも、「おでんの日」だったり「ヘッドホンの日」だったり「忍者の日」だったり様々な出来事にちなんだ日として設定されているのでした。とはいえ、おでんやヘッドホンや忍者にちなんだR&Bというのが何かあるのか、というといまのところ無策ではあるのですが…。
開場18:30 / 開演19:30
前売:3,500円/当日4,000円(+ドリンク)
冬のこの時期になると勤め人時代の機材の「棚卸し」という作業をたまに思い出したりもいたします。倉庫の機材がちゃんと存在しているか、貼られたシールと台帳の管理番号に間違いが無いか、というのを一日中同僚とやっているうちに、「ええと、S0-23の251、あ、違った、2153」「チッ(舌打ちの音)」とどんどん人間関係が悪くなっていくのを懐かしく思い出しますが、そう、我々も曲の「棚卸し」が必要だ!と思い至り、この日はレパートリーではあるものの、余り取り上げてない曲なども交えての、ちと珍しい一夜となりました。
まあ、そんな難しいゲスト課題曲も無い、ということで若干リラックス・ムードでしょうか。とは言いつつも久々の我々だけの公演ということで、一人一人、それなりの工夫(?)がありまして・・・、
早崎さんは帽子がいつもの赤ではなく、今日は黒、吾妻はトランプの関税構想に少しでも反対の姿勢を見せようとダラスで100ドルで買ってきたギターを使用、岡地さんは珍しく次郎吉のブラシを借用して使用、牧さんは風が強くなってきたので、家を出る直前に使用楽器をウッドベースからエレキベースに変更、と色々あるのです。そして棚卸しで久々に手に取ってみると、ちょっと状態がおかしな在庫とかもあるものでして、”Movie And The Milkshake Stand”という曲では、ラストのコーラス後のブレイクで一旦曲が止まり、吾妻が何かセリフを言ったら誰かがそれに答えた後に、ジャーン♪、と終わることになっているのですが、何故か岡地さん一人、完全にその部分を忘れて一人だけ先に終わってしまいました。
おいおい、頼むよ、と責められているところですが、まあ、気を取り直して、最近、岡地は何か映画を見たかい?と問いかけると、
吾妻はこの前日にBoppersの三平さんが字幕を担当した「ヒプノシス」という映画を見て来たばかりですので、何かそういう方面の話に広がっていくかな、と思ったのですが、網走番外地ではねぇ。うまく行かないものです。ま、映画もいいけど、本も良いよな。でも最近寝床で読んでるとすぐに寝ちまうんだ、牧君はどうかね?と尋ねると、ワオさんが用意してくれた喋り用マイクを手に取ってスイッチをオンにして、
何だよ、わざわざマイク使って、言う事はそれだけなのか!とずっこけてしまいました。
ここから話は中央線のグリーン車の話になり、これも久々の”Riding On The Train”という曲へとつながりましたが、イントロの「ウーワァー~~~」という列車の汽笛風コーラスがなかなか楽しいものでした。
終盤ではトクゾー・ホーンズとの共演でも取り上げて、560円の笛が活躍した”Whistlin’ At The Chicks”、この日も元を取るべく、しっかり笛付きで演奏しました。
しかし、棚卸ししていて初めて判ることもあるものでして、この元曲を唄っているBabe Wallace、という人、どこぞの無名な人かと思っていたら、俳優もやっていた歌手の方で、何とキャブ・キャロウェイとリナ・ホーンが出ている”Stormy Weather”に一曲主演歌手として出演していると知り、びっくりして見てみたのですが、
うーん、カッコいいのか悪いのか、良く判りません。後ろにいるビル・ボージャングル・ロビンソンはハッチャケてて凄いですが。
そんなこんなでのアンコール、今宵は間もなくやってくる春、を意識して”That’s My Desire”を練り歩きで。
普段ですと、もう一名赤い方が練り歩いているのですが、何故かこの日は大人しくステージに。
そう、この日は早崎さん、咳が結構出ていたので大事を取って客席に出るのは控えていたのですが、翌日の病院での検査によると他人に感染する様なものではない、ということでしたので、当日お越し頂いていた皆様はご安心ください。ということで、早崎さんはちと離れたところに着席した状態で、年初の棚卸し、お疲れ様でした。
~トクゾーホーンズを迎えての二日間!~
かれこれ15年以上前から毎夏、名古屋の「Tokuzo」を中心に続けられてきたセッションがついに関東に初上陸!いつものトリオ+1が、名古屋では知らぬもののいない辣腕女流管楽器奏者2名と京都の重鎮ジャズ・サックス奏者を迎えて、めくるめくジャンプ&ジャイヴをお届けします!
2025年2月7日(金)
横浜Thumbs Up
吾妻光良トリオ+1
with トクゾーホーンズ
小埜涼子(A.sax)、石渡 岬(Tp)、登 敬三(T.sax)
ツアー初日は港ヨコハマからスタート!横浜美術館の前衛絵画を思わせる様なアヴァンギャルドな小埜ちゃんのソロ、氷川丸のマストのてっぺんから響き渡ってくる様な岬ちゃんのトランペットの音色、赤レンガ街の霧の様にむせびなく登さんのテナー、冬の横浜とトクゾーホーンズの相性はバッチリです!
開場18:00 / 開演19:00
前売:4,500円 /当日:5,000円(+オーダー)
どうもどうも、お久しぶり、という挨拶をここ10年以上、名古屋の得三、もしくは京都の磔磔でしか交わしてこなかったトクゾー・ホーンズのお三方と我々、何かここ港ヨコハマで会う、というのも不思議な感じです。アルトの小埜ちゃんは遥か昔に譜面をすべてなくした、というとんでも無いトラブルを巻き起こしましたが、それから苦節10何年、すべての演目の譜面も滞りなく揃ってリハも順調に終了。それでは女性のお二人はお化粧とお着替えがあるでしょうから、我々と登さんとで先にたしなみに行ってます、と伝えたところ、ええ、それはセクハラではないんですか?いや、パワハラかも、と言われ、それ以上の騒ぎに発展しないうちに店外に脱出、難しい時代になったものです。運良く一回の「一軒目酒場」の5人席が空いていたため、最終的にここに無理矢理7人で座って準備完了。いざ本番スタートです。
ステージの奥行きが結構あるせいか、整然と並んでいてどちらかというとクールな印象もありますが、近くから撮った写真を見ますと
奥行き感の中にも
ちょっと勢いが感じられる気もいたします。この広い舞台を活かしてお店のご好意で、吾妻の横にはワイン置き台までしつらえていただきました。
まあ、座ろうかどうしようか、といって使わなくなった椅子を流用したものではありますが。そもそもこのセットを始めた頃は、全曲かき集めてもワン・ステージ分の演目しか無かったものですが、今や2ステージ全曲全員で演奏できるぐらいの曲数は溜まりました。中には踊りの振り付けがついている”Elephant Rock”などという曲もありまして、その振り付けもバッチリ揃いました。
うーん、登さんはもう少し楽器を持ち上げてほしいところではありますな。この日は早崎さんと岡地さんの物販展開もありましたが、早崎さんはBoppersの冨田さんと一緒に作ったCD二枚を持ち込んでいました。内容的には冨田さんんと早崎さんかが打ち込み音源を使って録ったバラード集とボサノバ集で、ともに1枚千円。
「安ーい!」のに加えて早崎さん的には、聞き始めて2曲目で確実に寝られるので、不眠でお悩みの方々に特にお勧め、だそうです。是非、ライヴ会場でお手に取ってご確認ください。で、こちちらは何で笑っているのか良く覚えてないのですが、楽しそうですね、
さて、古くから演っている曲ですが、いま一つ決まらない、という曲も中にはあるものでして、その一曲がベイブ・ウォレスという人が唄っている”Whistlin’ At The Chicks”。男は可愛い女の人を見かけるとつい指笛(?)を鳴らしちゃうよ、という楽しい曲なのですが、吾妻は指笛が鳴らせません。昔は岬ちゃんが鳴らせたのですが
最近はとんと鳴らなくなりました。周りで得意なのは藤井君だけで彼と共演する時は問題無いのですが、いちいちそれだけで呼んでくるわけにも行きません。で、先日ネットを眺めていたら小さい鳥寄せ笛みたいなものが560円で売られており、即購入。この日、初めて投入してみました。
自分ではこりゃあうまく行った!良いものを買った!と至極満足だったのですが、小埜ちゃんの表情を見る限りそう大成功、というものでも無い様です。
ということで、初日は無事終了、ホーンズの面々も石川町方面の宿に帰って行かれました。
2025年2月8日(土)
代官山 晴れたら空に豆まいて
吾妻光良トリオ+1
with トクゾーホーンズ
小埜涼子(A.sax)、石渡 岬(Tp)、登 敬三(T.sax)
ツアー二日目はおシャレの聖地、代官山の晴れ豆で!白シャツの着こなしが優雅な小埜ちゃん、黒服メインでダークに迫る岬ちゃん、登さんはアロハ・・・だったりTシャツだったり、何が出てくるか判らない、というステージ衣装の面でも楽しめる夜となるでしょう!
開場18:30 / 開演19:30
前売:4,000円 /当日:4,500円(+1drink 700円)
さて、二日目はお洒落な代官山。女子のお二人は横浜中華街でしっかりと食べ歩きをしてきた、とのことでしたが、代官山でのたしなみは色々と比較検討した結果、コリアン・レストランにて、ということになったので、さながら「アジア、食の旅」という二日間です。とはいってもコストの関係もあり、コリアン・レストランではナムル盛り合わせとヤンニョム・チキンぐらいしか頼んでいないのですが。そしてて始まった晴れ豆のステージ。
前夜のちょっとアメリカンな感じとはうって変わったアジア風、というよりはいま話題のガジョエン風のしつらえが妙に似合います。
この日も写真を撮ってくれた龍ちゃんが言うには「管楽器撮影の最大の難物」である譜面台越しのショットですが、なかなか格好良い3ショット。さすがです。
お三方の服装も大体、事前に吾妻が予想していた様な服装でして、人間、服の好みというのはそうひょいひょい変わるものでもないことが良く判ります。演目としては前日と2~3曲を除き、同じ曲目ですので割と振り付けがイケていた”Elephant Rock”ももちろん演りますが、より良い仕上がりを目指そうと、曲の解説や踊りにちなんだ振りの解説をより細かく行いましたが、明らかに飽きている(呆れている?)お三方が残念です。
で、問題の振り付けの部分、前日の方が広くて動きやすかったのでしょううか、いまひとつ動きが小さくなってしまいました。
この日も何を話していたかはまるで覚えておりませんが、まあ良く笑うお嬢様方ですこと。
そんな愛嬌を頂いたおかげでしょうか、吾妻のアクションもいつもよりキュートではないでしょうか。
気色悪くてすみません。そんな中、最近ベルトのバックルがイカれてきているのか、演奏中にズボンが下がってきてしまうことがままあり、曲間で何度もズボンを上げたりしている吾妻ですが、それを見た女子二人が、
「やあねえ、ああいうの『セク腹』っていうのよ」
などと悪口を言っておりました。
そうこうするうちに岡地さんの周辺で異変が・・・。
ビルボードでのシンバル紛失事件に続いて、この日はハイハット・スタンド陥没事件が発生し、お店のスタッフの方に急遽修理していただきました。
ありがとうございました。そしてアンコールでは盛大に客席を練り歩きつつの”Swinging On The Moon”を。
小埜ちゃんの顔にミラーボールの反射光がピタッ、と当たっているのもなかなか無い絵柄です。ということで、本邦初のトクゾー・ホーンズ関東ツアーも無事終了。
女子二人はこの後、深夜12時発のバスで名古屋に戻りましたが、いや、お疲れ様でした! 次回は8月末ぐらいにホームグラウンドの得三と京都磔磔でお会いできるかな?要チェックでお願いします!
2025年2月1日(土)
ビルボードLIVE大阪
吾妻光良& The Swinging Boppers
そして2月にはこれまた毎年お世話になっているビルボード大阪にBoppersでお邪魔します。
「あれ?ビルボード大阪は4月じゃなかったっけ?」
はいはい、確かにここ数年、4月にお邪魔しておりましたが、だからと言って前例踏襲が良いとは限りません。政治の世界では、改革改革、という言葉がやたらと出てきますが、我々の様なドンバにおきましても日々切磋琢磨して改革を断行していく中でバンド活動を前に進めていかなければ皆さまの負託は得られません。というわけで、2025年は初の試みとして2月に大阪で演らせて頂きます。それってそんな大したことか?という批判も真摯に受け止めたく思います。
1st stage open 15:30 / start 16:30
2nd stage open 18:30 / start 19:30
料金、券種など詳しくは下記を。
てなわけで、これまでの4月から2月へと移ったビルボード大阪公演。往路の新幹線の写真も撮ることは撮りましたが例年と何の変わり映えもしない、季節の変化など何も感じられないつまらない写真になっておりました。
とりあえず乗り物に乗る時は崎陽軒のシウマイ弁当を食べずにはいられないという西島さんの、ついにシウマイ弁当も千円超えだよ、という発言を受け、いやあ物価高だねえ、という話などしているとあっという間に新大阪に到着。本来はビルボード大阪のスタッフが出迎えてくれる筈でしたが何故かそこには・・・、
一本前の新幹線で新大阪に到着していた小田島さんが出迎えに来てくれてました。てなわけで、現場に入って早速リハをスタート。
三平さんが何かを訴えているのですが、加齢のせいなのか、好き勝手に楽器を鳴らしている人がいるのか、良く聞こえません。まあ、大したことではないのでしょうけど。
楽屋に戻って長い一日を乗り切るために先ずは昼弁当タイム。
大阪のボランティア・スタッフの謙ちゃんが、誰か一人弁当をまだ食べていない、という事実に気づき早速捜索すると、西川さんがまだ食べていないことが発覚。いやあ、捨てたり人にあげたりしなくて良かった。で、着替えも終わった本番ちょっと前、ビルボードのスタッフの方からの要望で全員で記念撮影。
「よし、じゃ本番だ!行くよー!」
「あれ?いま三平いた?」
こんな西島さんの発言で気づきましたが、何と三平抜きで撮ってしまたので、結局撮り直し。
もちろん、「何だよ、また三平か」、「案の定か」といった発言で楽屋は溢れかえっていました。ということで第一部が始まりました。
コーゾーさんのインターネット・ラジオ「今夜も大いいトークス」でのコーゾーさんと二人でのジャズ談義の影響なのでしようか、牧さんの表情がいつになくジャズっぽい様な気もいたします。1曲目のいつものインスト「Things Ain’t」に続く二曲目は第一部は「ご機嫌目盛り」
上げている手が逆ではありますが、一応コーゾーさんとの振り付けも合っている様な気もします。そしてこの日は、まだ2月1日、まだ充分お正月、と言い切れる時期です。やれる時にやらねば、というのはタンメンもニュー・アルバム「K.C.JUMP」の中でそう唄っていますので我々も「正月はワンダフルタイム」を演らせて頂きました。
ご覧の様にここ関西でも、皆さんの柏手は綺麗に揃っておりました。今回はレコ発ツアー、ゲストも無し、ということで新アルバムからの曲多め、という選曲でしたが、名取さんの「昼寝のラプソディ」の語りも関西地区初上陸、ということになりまして、
あいかわらずの破壊力でした。「俺のカネどこ行った?」では、途中のゴスペル教会風かけあいの部分も慣れてきたのか、吾妻のたたずまいにも少しだけ宣教師風の雰囲気がありました。
ビルボードでのライヴといえば昨年の東京の時に岡地さんがバスドラの皮を破ったのがまだまだ記憶に新しいところですが、ライヴではいろいろなことが起こるものでこの日は下の写真の画面左側、本来ならばスタンドについている筈のシンバルがどこかに消えてしまいました。
冨田さんが手で示しているのは、そのシンバルってあそこに飛んでったんじゃないの?と指摘しているものと思われます。さて、一部が終わって休憩。昔のコットン・クラブの写真を見ると、休憩中のデューク・エリントンがメンバーと一緒に譜面を眺めながら、ここはどうしようか、と相談している、というのがありますが、我々の場合はビルボードさんのメニューを眺めながら、おお、凄いな、ワイン飲み放題、っていうのがあるのか!とか話している程度でだいぶラベルが低いです。
休憩が明けて第二部は、吾妻は別経路からステージに侵入します。
第二部の二曲目は「打ち上げで待ってるぜ」でして、さすがにプロモVの威力か、振り付けも覚えております。
と思いきや、この写真はラストの「二次会で待ってるぜ♪」というところの振り付けの様ですが、
この右手の指の数ですと「五次会」になってしまい、それは飲み過ぎですな。「やれる時にやらねば」ということで二部にも「正月はワンダフルタイム」を入れましたが、皆さんの協力があって成り立っている曲だ、というのが良くわかります。ありがたいことです。
第一部では万博を控えた大阪の方々にグローバルな意識をお持ちいただこうと久々に「I Am Wine」なども演らせていただきましたが、二部は定番の「大人はワイン二本まで」に戻しまして、コーラスの「カーンパーイ」も綺麗に決まりました。
そんなこんなで二部も無事に予定演目をすべて滞りなくお届けして、
続くアンコールは、これまた定番の「ゴミの日」で客席を行脚。
早崎さんはピアニカを抱えて客席を練り歩いてステージに戻ると冨田さんにピアノを盗られてしまっていました。油断は禁物です。
楽屋に引っ込むとまさかのダブル・アンコール、ということでメンバー有志で「Swingin’ On The Moon」を演りましたが、珍しく小田島さんが客席遥か後方で吹きまくっておられました。
楽屋に戻るとビルボードさんからお祝いのシャンパンがプレゼントされていたので、皆でカーンパーイ!
そうそう、忘れておりましたが、ブルース界の大先輩、レイジー・キムさんにも見に来て頂けました。ありがとうございます。
ちゃちゃちゃ、っと片付けて場所を変えて打ち上げに突入です。
打ち上げ会場にはタンメンと井尻ィさんの姿もありました。
そうそう、そう言えばタンメンと井尻ィさん率いる”Rockin’ The Blues”の新アルバム「KC JUMP」が、3月にP-Vineから発売されるのでありました。
吾妻も録音と一曲だけギター参加で協力しておりますので、是非一度ご覧ください。
2025年1月
2025年1月25日(土)
阿佐ヶ谷 Oilcity
小出 斉 一周忌ライヴ
ローラーコースター
山崎よしき(Ds)、小町 正明(B)、早崎 詩生(Kb)
和田 耕太郎(Harp,Vo) with 吾妻 光良(G,Vo)
時の経つのは速いもので、小出斉が急逝してからもう一年か・・・、と遠くを見つめてしまいます。年末のローラーコースターOilcity公演の時にも、吾妻が唄ったある曲が、そもそも大元はどのブルースマンが唄ってた曲だったんだろう? というのが判らなくなって、ああ、以前は小出に聞けば一発で疑問が氷解してたのに、これからはそういうわけには行かないんだなあ、というのを痛感しました。一周忌、という名前ですと、つい暗くなりがちにも思いますが、そうではなく、皆さんそれぞれ小出の思い出などを心に詰めて参加して頂ければな、と個人的には思います。
開場18:30 / 開演 19:00
チャージ 3,300円 (+2ドリンク)
この日来られた方々は言うまでもなく、それぞれに小出との思い出を持った方々ですが、もうそれはそれは満杯で、エレベーターの前にも人がいて、ステージは見えないながらも聞いている、そんな状況でありました。一年は速いねえ、などという言葉が、もうあちこちで取り交わされる中、先ずは小出が亡くなる直前まで一緒に演っていたメンバー4人でステージに出てリーダーの山崎さんのご挨拶からスタート。
若干の笑顔も見受けられまして、そりゃあ、考えると寂しいことは寂しいですが、昨年のこの会の様な沈痛な状況ではありません。先ずはコータロー君が先導してモーレツ速いインストからスタート。
何曲か演ったところで、早崎さんが思い出を語るコーナー。
さほど悲しい表情ではないものの、お話の中に最後に小出と会ったのがこのオイルシティーの外の道端で別れた時、という話には、ああ何かつい最近のことなのになあ、と思ってしまいます。コータローさんの話は、小出と最後に話した電話で、つい最近出たアルバム、”In Memory Of Hitoshi Koide”の再発の話になり、今更出してもなあ、と小出が言ってた(笑)、という秘話も紹介していました。
続いて吾妻が呼ばれましたが、ステージが狭いので出て行くのもなかなか大変ではあります。
折角ですので、小出の18番、ロバート・ナイトホウクの”Moon Is Rising”をアイヴォリー・ジョー・ハンター風にちと甘口目で唄わせていただきました。
なかなかそう簡単には身動きが取れませんのでステージ・ドリンクの受け渡しも他のメンバーに協力して頂きました。
さて、休憩をはさんで二部に入るとローラーコースターの4人に、ゆかりのメンバーが次々と加わっていく、というスタイルに変わりまして、先ずしょっぱなは、1976年当時、「第二期ローラーコースター」で小出と一緒にギターで加入していた橋本亮氏。
彼も「プロ入り」したのかどうかは定かではありませんが、最近、活動も増えつつある様で何よりです。続いては何と四日市からやって来たトビー前田氏。
詳しくは言えませんが、某レ〇タカ▲業界の三重県地区の会長を務められておりまして、巷では「ジロキチのアルバイトから頂点へと上り詰めた男」と呼ばれております。この日はやはり小出の18番の”Bad Boy”を披露。どんどんと進みまして、続いては山室俊介先輩。
小出が亡くなる前に最も頻繁にライヴを演ってたのはこの山室さんや、ベースのもっちゃん達でございまして、噂によるとその辺りの音源も近いうちに陽の目を見そうだとか・・・・。さて、一人ずつ紹介していても時間ばかり経ってしまう、ということなのか、次は一挙に二名、清瀬の爆弾男・伊藤正純氏とやはり第二期ローラーコースターのベーシスト、永田ドンベー氏。
というわけで、まだまだ小出の知り合いで楽器を弾かれる方々も来られていたかとは思いますが、とりあえずこの日はこれぐらいの方々にご登壇頂いて、最後は4人と吾妻で締めくくりました。
終了後は見に来られていた妹尾みえさんなどもまじえて、狭い円陣を組んで小出の話やブルースの話、来ていない知人の話、などをしながら夜も更けていきました。
2025年1月13日(月・祝)
高円寺JIROKICHI
吾妻光良トリオ+1
ゲスト:下田 卓(Tp,Vo)
2025年のトリオ+1のマンスリー・ライヴは、カンサスシティ・バンド、下八、バンバンバザールのサポートなどで八面六臂で活躍中の下田先生をゲストに迎えて幕開けさせていただくこととなりました。ジャンプ/ジャイヴとクダラない話が大好きな下田さん、正月から縁起の良いライヴになるのは必至であります。しかも三連休の最終日かあ・・・とお悩みの貴方や貴女! 何と夕方からの公演ですので、翌日仕事でも辛くなーい!あと、記載はしておりませんが、ギターもたしなまれるので、そんなコーナーがあっても面白いかも。また、色々な知人の悪口もどんどん出てくる・・・かも?
開場16:30 開演17:30
前売:3,700円/当日4,200円(+ドリンク)
2025年最初のトリオ+1のマンスリー・ライヴは、早めのスタートということもあって、爽やかな昼下がりに集合してリハに臨む、までは良いものの、リハが終わってもまだ16時を過ぎたところ、これはひょっとして近隣の飲み屋さんもまだ開いてないのではないか?という危惧もありましたが、丁度お向かいの「極楽屋」さんが開いたばかりの様で、ゲストの下田さんをまじえて新年会、という感じで飲み始めて17時過ぎに次郎吉に戻りますと、正月対応ということで開演時間を早めたのが良かったのか、多くのお客様にお越しいただきまして、ありがとうございました。先ずは我々、トリオ+1だけでスタート。
年頭ということで、オーケー、今年はこんな感じで行くぜ!といった一曲から始めるのが王道なのかも知れませんが、特にそういうことも無く、ビバップ・ナンバーのA Cent And A Halfから始まり、間の喋りも「今年の抱負」とかの前向きな話ではなく、50年前に土砂降りの雨の中で酔っぱらいを助けた話、とかいつもとほぼ変わりません。 唯一何か変わったことがあるとしたら、暑い時にしか弾かないスチール・ギターを真冬も真冬、この新年の一発目から使った、ということぐらいでしょうか。
レオン・マッコーリフの Santa Fe という曲を演りましたが、やはり唄いながらスチールを弾くのはなかなか目線がギターの方に向かないので難しいなあ、と新年から反省しきりでした。そして一部の最後にインスト Blue Monk に乗ってゲストの下田さんが登場します。
下田さんは、しつらえとしてはビシッとジャケットを着てキメているのですが、何でしょうか、どうにもこうにも腰が低い登場の風景であります。
吾妻が一体、何に対して拝んでいるのか良く判りませんが、我々と下田さんは割と似た様な環境、似た様な世界で動いているにも関わらず、何かこれまでこうしてガシッと共演する機会が無かったのは不思議です。ああ、人生は数奇なものじゃのう、ありがたやありがたや、ということで拝んでいるのかもしれません。さて、登場して1曲目は我々も演っているファッツ・ウォーラーの”I’m Crazy ’bout My Baby”
「これはいわば、あの娘にほの字、という曲で」
「ほの字、というのは今、通じますかね?」
「あ、じゃあ、あの娘にぞっこん」
「ぞっこんも言わないっすねえ。」
「あ、最近の子はこうやるらしいですよ。」
「そ、それはいったい・・・?」
「ほら、指先だけ切り取って見れば💛型に。」
「うちのバンドでは、カネの意味ですね。」
ちなみに客席からは、「古いぞー」というヤジも飛んでいましたが。というわけで、ゲスト・コーナーも快調にスタートいたしました。
しかし、今回は下田さんとの初のガチ共演ということもあって、後日じっくりと配信映像を見直してみました。すると、このトリオ+1でのマンスリー・ライヴと配信も相当長く続けておりますが、なかなか普段目にしない様な映像に出くわしました。出演者の後ろにマイクスタンドがある、というのは当たり前の話ですが、それが何と、
デビルマンの様に、角になっているではありませんか。下田さんといえば、ハッチ・ハッチェルと「下八」というユニットをやっていますが、以前ハッチからこんな話を聞きましたが、
「ハッチは良く子供達の前で演ってるよね?」
「はいはい、あれも面白ぇもんでございまして」
「そういうのは下八で出たりもしてんの?」
「いや、やってないす。子供が怖がるもんで。」
こういうことを言ってたのかも知れません。違うかな? そしてこの日のハイライトは、コロナ禍のさ中に東京都の小池都知事から発せられた言葉が曲になったもの。
「小池さんが言いました、『東京アラート』と」
「ありましたねえ。何が起きましたっけ?」
「都庁とレインボーブリッヂが赤くなって」
「それだけでしたっけ」
「はい。でもこれ、ムード歌謡の題名ですよね」
ということで、下田さん的にも我々と演るという意味ではこの日のハイライト、我々としても史上初めて挑戦するムード歌謡楽曲、「東京アラート」を心して演奏させていただきました。
また、「ホワイ・ドゥ・ユー・ドリンク・ソー・マッチ」というバラードでは一部のリベンジとして再びスチールにも挑戦させていただきました。
やはり楽器が見えてれば弾けるんですけどねえ。さて後は、絵柄的には余り変わらないので割愛しますが、なかなか快調のまま終わった2025年冒頭、下田さんとの夜でありました。今年もまた色々とご一緒する機会もあるかと思いますが、宜しくお願いします。
2025年1月11日(土)
ビルボードLIVE東京
吾妻光良& The Swinging Boppers
ゲスト:EGO-WRAPPIN’
毎年こうして年の初めにビルボード東京でライヴを演らせていただける、というのもこれまた本当にありがたいことでございます。おまけに2025年は何と1月11日!しかも大安の日!更にこの日は鏡開きの日でもある、というまことにめでたい日取りであります。ということで、ビルボードさんのご厚意もありまして、この日を「新アルバム”Sustainable Banquet”リリース記念ライブ」ということにしても良いですよ、というお言葉も頂きました。何だよ、そんな触れ込みなのに毎年と同じじゃねえか、と言われない様にですね! 何とエゴのお二人にもゲストとしてお越し頂けることになりました! これでもう「いつもと同じ」などとは言わせません。え? 他力本願じゃないかって? でっすよねー。
1st stage open 14:00 / start 15:00
2nd stage open 17:00 / start 18:00
料金、券種など詳しくは下記を。
そんなわけで、2025年初ライヴはおめでたく東京ビルボードで幕開けですが、入口には何とお花が飾られておりまして・・・・、
そう、NMNLのポスターを作っていただいたタワーレコードさんと、「誰もいないのか」を二ヶ月ほどかけて頂いたNHKラジオ深夜便さんからお花を頂きました。おめでたい、というよりはありがたいことです。いや、そうはいってもまだおめでたいこともありまして、そう!広島の時の西島さんに続いて昨年秋に小田島さんも古希を迎えられたのですが、まだバンドでお祝いをしていなかったので、リハ終わりの楽屋で贈呈式。
リハ終わりでワラワラしていて余り贈呈式っぽい絵柄ではありませんが、おめでとうございます。この後は各自、持ち込みの昼弁当を食べたりして過ごすわけですが、ひと昔前までは全員分が6000円代で買えていたお弁当と飲み物もこの日は初の9000円超え! 物価高はヒタヒタと我々にも押し寄せてきております。
さて、そうこうしているうちに開演となりまして、吾妻の登場はいつも通り客席から。
使用ギターはもう6~7年前にホロ酔いの正月の楽器店でつい買ってしまった激安のジャズマスター・モデル。昨年の暮れにガッタントンの鳥羽さんと話していて、そういえば最近余り使ってないですね、と言われ、なるほど!と思ってこの前日に貸していた冨田さんから返却してもらったのでした。見た目はいいですよね。
この日は一応レコ発、ということですが、一部、二部両方見られる方もおられるので、なるべくバラエティに富んだ選曲を、ということで一部の一曲目はこのギターのままで「最後まで楽しもう」
正月ですから、いつもより多く回している気もします。そう、正月といえば演らないわけには行かないのが、新盤にも入れた「正月はワンダフルタイム」客席の皆さんとともに新年をコトホいで柏手を打ちました。
やけに整然としているので、この写真は直前のお客さん込みのリハーサルかも知れません。ちなみにこの後の大阪BBは二月一日ですが、旧暦だと余裕で正月ですので演らせていただく予定です。ご来場の方々は今からイメージ・トレーニングをお願いいたします。続いては今年も名取さんの語りの力が凄まじい「昼寝のラプソディ」
周りのメンバーの表情を見ると以前より慣れてきた様にも見受けられます。そしてお待たせしました、ゲストのEGOのお二人の登場!
やはりビッグバンドにゲストが入るというのは何とも華やか。前作でよっちゃんに唄って頂いた「Misty」と今作で参加して頂いた「Boogie-Oogie」の二曲を怒涛の様に演奏していただきました。
そしてこればかりはどうにもこうにも致し方の無いことではありますが、そんなゲスト・コーナーが終わってしまうとステージ上は灯が消えた様な寂寥感に包まれます。
カメラマンの龍ちゃんの記憶によると病気の話か何かをしているところらしいですが、情けないですね。しかし、盛り下がっているわけには参りません、SNS全盛時代の不条理を唄った「Gumbo de X(元Twitter)」で盛り返しを図ります。
新年、ということでジミヘンの霊でも降りてきたのでしょうか、吾妻はギター・ソロ中に、ここは顔面で弾いたら良いのではないか、ということを思いついて、突如こんな弾き方に。
何らかの効果があったのか無かったのか、は一切検証できておりません。終盤に入りますと、小田島さんの古希のご報告をさせていただきまして、
そのまま「Let Your Hair Down」の流麗なサックスのイントロにつながる、という綺麗な演出でありました。
一旦、袖に引っ込んでアンコールは再び、EGOのお二人も招いて、まだ明るい六本木の空をバックに
明るい「L-O-V-E」で締めくくらせていただきまして、このままの感じで楽屋で記念撮影です。
休憩をはさんで二部は二階席から登場しまして、
登場後の一曲目は「打ち上げで待ってるぜ」
プロモーション・ビデオ撮影の記憶はまだ新たなので、途中ギターを横にしてT・ボーン風に構える、というのは覚えていたのですが、分厚いフルアコではなく、ペナペナのソリッド・ギターなので、いったい何をやりたいのか判らない結果となりました。この他にもこの曲の中には、僅かながらとはいえキメの振り付けがあったのですが、
そちらの方は二人ともすっかり忘れてしまい、ほぼ棒立ちのまま唄っていました。続いては「俺の薬はデカい」。曲を始める前には、各自服用中の薬の話などに興じております。
さて、我々も年齢を重ねてきた中で、色々な知恵も身に付けているわけですが、「出来ることは出来るうちにやる」というのもそうしたひとつと言えましょう。その教えに従って、二部にも演ったのが「正月はワンダフルタイム」。
一部と二部、どちらの柏手が良かったか、は、はっきりとは判りませんが。さて、そんな頃これはいったい吾妻の足元で何が絡んでしまったのか、というと、
そういうことではなくて、このあとゲストのお二人がステージに上がってきて、並ぶすき間を作っているところです。こういう作業は苦になりません。何しろ40代の頃まで現場で機材の台車などを転がしており、高校の友人達からは、同級生が日本を動かしている時に吾妻は台車を動かしている、と言われたこともあるぐらいです。
ちなみにヨッちゃんのこの衣装ですが、服の周りに多数の粒々が浮かんでいるのが判るでしょうか?お正月にNHKのEテレの科学番組などを見ていた吾妻は思わず「素粒子ドレスだ」とつぶやき、別の同種の番組を見ていた早崎は「そもそも時間というものはですね、シュレディンガーがですね・・・」などと語り始めましたが、誰も聞いておりませんでした。そんな素粒子もビックリなヨッちゃんの熱唱と森さんの熱演でゲスト・コーナーも大盛り上がりのうちに終わり、
二部のラストは以前から演っている「誕生日には俺を呼べ」。客席に今日、誕生日の方はおられますか?と尋いたところ、見事に一人該当者がおられ、そうかぁ、300人ぐらいの方々が来られていたとしたら、一人いてもおかしくはないな、確率って凄いなあ、と思いながら、その方に向けて唄わせていただきました。どうでも良いですが、この日の二部の演目は、「俺のカネどこ行った?」、「俺の薬はデカい」、「俺達、相性いいぜ」、「誕生日には俺を呼べ」と全12曲中4曲に「俺」がつく、ということでいかがなものか、という批判もありました。時間も深まりましてこの時間のアンコール、さすがに夜のとばりも降りたなか、再びEGOのお二人に登場頂きましたが、一体何がそんなにおかしかったのかは、すっかり忘れてしまいました。
二部の最後には、「おもて寒いよね」をヨッちゃんとのデュエットでお届けしましたが、六本木の寒空になかなか似合っていたのではないでしょうか?
当初は終わる時間も結構遅いし、その日はいいよぉ、という意見もありましたが、アルバムの一曲目でああ唄っているのに行かない、というのは無いんじゃないか、ということで近隣の中華屋さんで打ち上がりました。
ライターの今井姐さんにもご参加いただきまして、楽しく夜は更けてまいりました。
2025年1月5日(日)
心斎橋BIG CAT
新春!南吠える!!
[出演]木村充揮 / 吾妻光良 / 三宅伸治 / 中村キタロー / 有吉須美人
/ 高木太郎
〜木村くんとゆかいな仲間たち〜
2025年は正月から木村さんが毎年企画されているセッションに参加させていただくこととなりました。よくご一緒する方も初めてお会いする方も、久々にお会いする人も、といろいろですが「ゆかいな仲間たち」の名に恥じない様に、笑顔を絶やさぬ様な気持ちで行きたいと思います。まあ、でも外国の方からすると日本人がえへらえへらしているのはどことなく不気味に感じる、とも言いますから程度問題ですかね。
開場17:00 開演18:00
前売:5,500円(自由席 +1ドリンク600円)
1月5日から大阪に演奏に行く、というのも数年前では信じられない様な出来事です。数年前でしたらスーツとかを着て、どうもどうも先年中はひとつ今年もまた旦那様よしなに、的な挨拶回りをやっていた様な気もします。まあ正月、ということもありますので車窓から富士山なんかをのんびり眺めたりしているうちに大阪に着いて、チョー久々のBIG CATに。木村さん、三宅さんとは良くご一緒しますが、キタローさんと高木さんとは初めまして、アリヨさんはどうやら20年以上前にシュガー・ブルーのセッションで会って以来、ということになりますが、先ずはテーブルを囲んでどんな構成で演るのか、を決めてから、実際の音出しです。全員共通の土台がありますもので、リハもスムーズに終わって、本番までの間、楽屋で出前を取って食べる、ということになるのかな、と思ってカレーライスを注文したところ、木村さんと三宅さんはどこぞに嗜みに行かれる、というので、大変地球に厳しい行動ではありますが、カレーは食べずにご一緒させていただくこととしました。といってもカレーは捨てたわけではなくて、ウチアゲに持って行くということになりましたが。で、向かった先は何とサイゼリヤ。
テーブルには白ワインのボトルがありますが、実は最初は三宅さんが、マグナム・ボトル1.5リットルを注文されようとしており、いやいやいや、旦那さま、それは飲みすぎでございましょう、ということでこの750ミリリットルのボトルになったわけです。
「吾妻さん、プロ入りしてライヴ増えました?」
「ですね、去年は大体、80本ぐらいで。三宅さんは?」
「ええと僕は、225本でしたね。」
「えええ!? ニヒャクニジュウゴォ??」







































































































































































































































麺







































































































































































































































































































