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2025年4月

2025年4月27日(日)
下北沢駅東口駅前広場 特設ステージ
妹尾隆一郎トリビュートライブ2025 

吾妻光良(Gt & Vo)・千賀太郎(Harp& Vo)
山室俊介(Gt & Vo)・永田純(Bass)
スペシャルゲスト/ 山崎よしき(snare drum)

下北の駅を中心に将棋や囲碁に、麻雀やバック・ギャモン、オセロやポーカーなどのゲームが大々的に展開される珍しいイベント「シモキタ名人戦」に何故か昨年、ひとつだけブルース・ライヴが展開されたのは記憶に新しいところですが、これは何か、と申しますと、シモキタに長年住んでいて雀荘に入り浸っていた故・妹尾隆一郎氏を偲んでのライヴでした。これが今回から定例で催されることになったのです。下北沢の駅前の路面には地元にゆかりのある色々な方々の名前が刻まれたネームプレートが設置されているのですが、妹尾さんのプレートもしっかりと設置されていますので、是非一度ご覧になってください。

演奏時間 おおよそ13:00~13:40
観覧無料 / 雨天中止

下北沢あづま通り商店街HP

下北沢といえば妹尾さんゆかりの地、ではありますが、当時とはすっかり駅の周りも様変わりしました。これまではなかなか思うところにたどり着けなかったりしましたが、まあようやく慣れてきて難なく現場の広場のステージ近くに到着できました。

既に現場には中学・高校・大学の先輩や後輩、仕事関係の知り合い、もちろんブルース関係者、などが沢山来ておりました。ちょっと下がったズボンをずり上げて気合いを入れながら、メイン・ステージで司会の方が喋っている横でセッティングを始めます。

それにしても、無料だからか、それとも好天に恵まれたからなのか、ビートルズでも来るのか、というぐらい凄い人、人、人、でした。

しかもそれがやたらと知り合いだらけなので、これはひょっとして走馬灯というヤツではなかろうか、と一瞬不安に感じる場面もありました。さて、演奏の方は先ず妹尾さん、といえばハープ、ということで、太郎君のインストからスタート。

続いて太郎君がそのまま歌も披露。

二番手を担うのは山室さん。

三番手を吾妻が務めます。

昨年やった時はドラム無しの編成でしたが、今年はスネアとハイハットだけとはいえドラム入りの編成でドラムを叩くのは妹尾さんと最も長く一緒に演奏していた山崎さん。

実はこの光景をステージ裏から涙を流しながら見ていた方がおられた、という噂を後日聞きました。すると何と写真にその方の後姿が収められていたではありませんか。

いったいこの方はどこのどなただったのだろう、とさながら情報カメラやカーナビの映像で犯罪者を特定する様に、龍ちゃんの写真とフジヤマさんの写真を一枚一枚点検していくと・・・、あ!この人だっ!

なぁんだ、ってことは無いですが、意外に涙もろいところがあるもんですね。まあ、齢ですからな。この後はまあ、いつもの様にワチャワチャな感じで終わりました。

そして最後は走馬灯フレンズ達と記念撮影。

一応、ライヴ活動や講演などで顔をさらしている方を除きモザイク処理をさせて頂きました。そう、四日市のM会長もスウェーデンからのジョナサンさんもおられました。撤収完了後は彼らと流れて、

餃子屋さんで「カンパーイ!」

お願い:餃子の「DDD」さんへ。 安い白ワインのボトルを置いていただけないでしょうか? そしたら今より三倍通います。

2025年4月26日(土)
高円寺JIROKICHI
吾妻光良トリオ+1

4月のマンスリーはまた我々のみでゲスト無し、という形であります。普段余りやっていない曲を棚卸しする、というのはもう前回やってしまいましたからね、今回はどうしましょうか。新年度、ということですから、一挙に新ネタを大量投入する、というのも男らしいですが、あ、そんなジェンダーに関する発言は良くないですね、お詫びして訂正しますが、新ネタだらけで大コケする、というのも宜しくないですなぁ。どうしようかなぁ、あ、4/26は何と「良い風呂の日」だそうですね、そう言えばピーティー・ウィートストローという人の曲で”Hot Spring Blues”というのがありましたねぇ。これがまた大した曲じゃないんですが・・・。うーん、どうしよう、無策だ。

開場18:30 / 開演19:30

前売:3,500円/当日4,000円(+ドリンク)

JIROKICHI ホームページ

というわけで、無策のままで迎えた我々オンリー、ゲスト無しという日。結局、割と最近演り始めたけれど、きちんとさらっていないので生煮え状態の曲をもう少し煮詰めてちゃんとしよう、とまるで当たり前の心構えで臨むこととなりました。いつもの中華屋さんでたしなんでから迎えた本番。

季節が4月から5月へとうつろうタイミングですので、個々の服装も早崎さんのシャツにジャケット、吾妻のチベット高地対応シャツ、牧さんのいつもの襟付きシャツ、岡地さんの半袖Tシャツ、とそれぞれの体感温度の違いが服装に表れた様ないでたちとなっていました。しょっぱなから快調に飛ばすピアノの方がいるかと思えば、

向こう正面の何某親方の様に、ただいまの取り組みにつきましては・・・、と冷静に解説を加えるベースの方もいらっゃいました。

先ほど、割と最近手がけている曲を中心に、と申しましたが、かなり以前から演らなくなってしまった曲も一曲だけ取り上げてみました。

「知ってる知ってる、ニワトリのダンスの曲でしょ?」

いや、違うんだよなあ、これはニワトリではなくミツバチの真似をしているのです。トレニアーズの”Buzz Buzz Buzz”という曲で、いや、昔はよく演ってたんですが、日本語の演目なども増やしていくうちにすっかり演らなくなってしまいました。ところが、若い頃より抵抗なく言い加減な訳詞が出来る様になったので復活したのかもしれません。どうでもいいけど、ミツバチには見えませんな。まあ、本来の目的である、新し目の曲を煮詰めたのが意外にもうまく行ってご満悦、という局面やら

伝えるべきメッセージが明確になったことで、唄い方や表情にも若干の変化がもたらされたり、

突然、何かがツボに入ったり、

何かと自分達を見つめ直したり直さなかったり、という意義ある一夜でした。そして、アンコールは先日の足利で大成功を収めたことに気を良くして、吾妻し中華製のワイヤレス送信機で客席行脚に乗り出しました。

続く詩生さんはいつもの通り、生音のピアニカで行脚しますが、

余りいつもアンコールでは演っていない曲を取り上げたため、譜面を持って徘徊する、という形で見方によっては、勤勉な二宮金次郎に見えないことも無い、ということで、新たな「金次郎奏法」ブーム到来の予感もいたします。ところで、この日の客席行脚、いつもより画が明るい気がしませんか? そうなのです、こういったことを見越してか、動画配信チームが、この様にアンコール用に灯りを足してくれていたのであります。

ありがたいことです。そして終了後、片付けをしていると見知らぬ外人の方が声をかけてきました。

実はこの方、吾妻の西海岸の友人のジェフさんから連絡を貰っていたスウェーデンから来られたジョナサンさん、という方で実は、というのも長い話になりますので、またの機会にご説明いたします。この後、何回も会う予感もありますし。そして店内での打ち上げは・・・、

この数日後に阿佐ヶ谷オイル・シティーでの演奏のために来京していた四日市のM会長を囲んで楽しく談話させて頂きました。しかし、龍ちゃんのこの顔隠し加工が却って笑えますな。

2025年4月16日(水)
中野ブライトブラウン
吾妻(G,Vo)とJOJO(G,Vo)
の紅白R&B歌合戦#5 !

おおお、この催しも五回目となりましたか。ジャンケンで先攻・後攻を決めたらその後はもう好き勝手に唄いたい歌を交互に二曲ずつ、なるべく生音に近い音量で、事前のリハはほぼ無しで、という形での開催概要は一回目からずっと踏襲しております。しかし、本場の紅白もただただ昔を踏襲しているだけではありませんからね、常に改革ですよ、今はITでAIですから、我々もそれを意識すべきなのでしょうか・・・? あっ!こうしましょう!もしも二人に唄ってほしい曲がある場合は、本ページの「お問い合わせ」の欄にお寄せいただいたら、反映できるかも知れませんね!凄いですね、流行りのネット連動イベントというヤツですね、これは。

開場19:00 / 開演19:30
チャージ:2,500円 (+ミニマムオーダー1,000円)

ブライトブラウン スケジュール

と、上記の様な告知文を載せていたところ、本番日をさかのぼること一ヶ月と10日ぐらい前にY田さん、という方から当ページの「お問い合わせ」欄にリクエスト曲を頂いていたのでした。曲目としては”Something Stupid”、そして”Is You Is Or Is You Ain’t My Baby”の二曲。後者は知っていますが、前者はまったく知らないのでネットで検索してみると、ふむふむフランク・シナトラの曲の様で、ふむむ、これはぁ・・・、うーん、唄えるかなあ、キーはどれぐらいにしたら良いんだろう、でもギター二台だけだからこのアレンジじゃなあ・・・、と色々気になってはいたのですが、奇妙さんに塚本さん、濱崎さんに照本さん、順ちゃんに吉森さん、と実に色々な方々との共演の準備をする中で完全に忘れてしまい、JOJOさんに伝えるのも忘れてしまいました。Y田さん、申し訳ありませんでした。という中での5回目開催、先ずオープニングはもう慣れたものです。

先攻・後攻を決めるジャンケンですが、5回目ですのでジャンケンに入る前に、
「勝ったら後攻・・・、で良いんだよね?」
とディールにも余念がありません。回も重ねていますので、演奏だけでなく、こんな振り付けも今や楽勝です。

これは吾妻が唄う、ビリー・ザ・キッド・エマーソンの”Do The Chicken”という曲中のチキン、というダンスの振り付け、肩をゆすって首を突き出す、という仕草を二人で演じているところで見事にリハーサル通りに決ま

「ちょっと待った、リハはやらない、という規則では?」

い、いや、そ、それは始めた時はそんなことも言ってましたが、しょせん楽器もセッティングしますしね、ち、ちょっとぐらい合わせてもバチは当たらないんではないか、という判断ですよ、そこはまあご理解ください。で、リクエスト大会は失念してしまいましたが、JOJOさんはこの日の新機軸として

「今日はね、このホルダーでハーモニカをね。」
「あれ、それ、前やらなかったっけ?」
「い、いやね、先日ボブ・ディランの映画を見て」
「あ、いまやってるね。」
「その影響なんですわ。」

初挑戦、と感じる理由は良く判りませんが、心持ちだけは新鮮だった様です。一方、吾妻の方はこれまた手垢のついたというか、少し暖かくなると虫の様にすぐ出てくるスチール・ギターを投入します。

あれ、これもこのセットに持ってくるのは二回目じゃない?という意見もありましょうが、ち、ちょっと弾き方を変えましてね、ええええ、それで初めて試すわけなんですね、といったところを目指してましたら、慣れないことはするもんじゃない、とばかりに見事の曲の最中にスライドバーを落下させてしまいました。

バーは断面がまん丸ですのでコロコロと転がって、回収するのは意外に大変でした。さて、この後はついにピアノにまで手を伸ばして・・・、

何という好き勝手なヤツだ、とお思いかも知れませんが、いやいや、実はここでステージ全体に目を転じると・・・、

そう、アンコール・コーナーで遊びに来ていたDrinkin’ Hoppysの富山君も入れて三人でのセッション、というしつらえにしたのでした。ピアノを弾いているので、背中側での出来事は良く判らないのですが、JOJOさんと富山さんの二人もかなり意気投合する瞬間があった様です。

何だ、だったら今後は富山君も入れて三人で演れば良いじゃないか、と思うかも知れませんが、それじゃあ紅白になりませんから。え、もう一人入れて、紅組と白組にすれば良い? いや、それは・・・、え、木曜のブルース・セッションを紅組と白組に分けたらどうだ? うーん、それも良いかも知れませんが、キャプテンはどなたか他の人でお願いします。

2025年4月12日(土)
足利 BAR BROS
吾妻光良& Swinging Jivers

吾妻光良(G,Vo)、渡辺康蔵(Sax,Vo)
牧 裕(Bass)、早崎詩生(Pf,Pianica)

栃木県といえば、去年の夏に日立に呼んで頂いたのを思い出しま、いや、ちょっと待て!日立は茨城か! あ、栃木は黒磯以来ですかね!しかも今回はトリオ+1ではなくて、トリオ+1-1+1、それだと名前にならないので、無理矢理”Swinging Jivers”と命名した、コーゾーさん入り、岡地さん抜きのユニットでお邪魔します。主催はバー・ブロスさん、というバーらしいのですが、会場はココ・スプーン? どないなってまんねん、と思って調べたところ、どうやら両店は数十mぐらいしか離れていない模様です。写真で見る限り、昨年吾妻が遠征してきた米国西海岸の雰囲気にも似ておりますが、楽しみです。

開場17:30 / 開演18:30
前売:4,000円 /当日:4,500円(1drink付)

BROS Facebook

初めてお邪魔する足利でしたが、実は北千住から一時間ちょっとで着いてしまうところで、まあお初の場所ですのでリハーサルに手間どったりすることもあるかと思い、現地での時間を節約するためにコロナ以来すっかりこういう観光客の方も見受けなくなりましたが、久々に座席を回転して車座に座って打ち合わせです。

思い起こせば30年以上前ならば、大阪からの帰りの新幹線でもこういう体勢で飲み上げつつ帰ってきたのですから、若いというのは凄いことです。お店の会長のMさんに足利市の駅まで車で迎えに来て頂いて、到着したのはこんなお店。

おお、吾妻が昨年訪れたカリフォルニア州オレンジのストリームライナー・ラウンジ、という店を思わせる様な素晴らしい店構えであります。百聞は一見に如かず、実はこの建物は一階がレストラン/酒場のココ・スプーン、二階がバー・ブロス、とこうなっているわけでした。店内は大変広く、我々の本拠地高円寺JIROKICHIに換算すると6JIROぐらいはあるでしょうか。特に問題となる様なことも無く、円滑にリハも終わり、さて休憩という段になると会長のMさんから何か飲み物とか食べ物のご希望があれば・・・、というありがたいお話があり、それでは、と地元の白ワイン、「農民ドライ」とサンドイッチをお願いしてゴージャスな嗜みタイムとなりました。

早崎さんのキビしい視線は、このジジイどもめ、遠慮もせずにガバガバ呑みやがって、という非飲酒者の心情を表しているのでしょうか。そして始まった本番、このお店の広い空間がお判りでしょうか?

Photo by Mr.Ayusawa
Photo by Mr.Ayusawa

演奏する我々もこの空間の響きが何とも気持ち良く、ずいぶんとリラックスして演奏させて頂きました。

Photo by Mr.Ayusawa

また、多くのお客様にお越しいただいたこともあって、リラックスしているだけではなく、ガっと熱が入る、そんな場面も多々ありました。

Photo by Mr.Ayusawa

Boppersでは多くとも2~3曲しか唄わないコーゾーさんですが、このJiversの方では5曲、場合によっては6曲歌うこともありまして、まあそれがいわゆるひとつのセールスポイントでもありましてなかなか甘い歌声を聞かせてくれました。

さて、本編が終わってアンコール、吾妻はこういうこともあろうか、と最近購入した中華製激安小型ワイヤレスを持ってきたので、もう店内練り歩きでの”Swinging On The Moon”、これしかありません。

切り込み隊長、というわけではありませんが、先頭を切って客席へ。

俺達も負けてなるものか、と二人も追随します。

いつの間にか、カウンターの中に入ってしまう人や、

二階のバー・ブロスに行ったは良いが無人だったので戻ってくる人や

何故か、最後は吹き溜まりの様に前室に集合して

楽しく一日を終えることが出来ました。翌日はフラワーパークに行く?という話も僅かにあったのですが、天候は雨で冬日だったこともあり、北千住に直帰。結果、どこにいるのか良く判らない、という居酒屋で打ち上げて帰りましたとさ。

2025年4月9日(水)
高円寺 JIROKICHI
吉森 信(Apf)&吾妻光良(G,Vo)

そう、久しぶりではありますが、吉森さんからまたまたDuoに誘っていただきました。これで二回目、いや、三回目だったかな? 何はともあれ大変珍しい合奏でありまして、更に音量も小さめですので、ゆったりと楽しめる春の夜、という企画になっております。ひとつ気がかりなことがあるとすれば、吉森さんはインストではありますが、ほぼ自作の曲を持ってきているのに吾妻の方はほぼほぼ洋楽のカバー/日本語化、に終始していることでしょうか。ここは何か気張って自作曲でも書いていくべきでしょうか? でも何を書けば良いのか・・・? そうか、この日は4/9=「フォークの日」でもあるわけですから、何かそういうのを書くか? いやあ、フォーク体験って無いからなあ・・・、どうしましょうかね?

開場18:30 / 開演19:30
前売:3,000円 /当日:3,500円(要1drinkオーダー)

JIROKICHI スケジュール

年齢を重ねると時の流れが速く感じられる、ということもある様でして、え?それってそんな前のことだったか?という会話も増える一方なのですが、この吉森さんとのデュオ、いつから演ってただろうか、と当ページをひもといてみたら、何と一番最初に演ったのは2024年の2月の下北沢ラカーニャ、で、えええ、まだ一年ちょいしか経ってないのか!? そんな最近だったのか?と驚きます。で、前回演ったのも昨年の7月、もう9ヶ月も経ったのか、ついこの前のことの様な気がする、ってこれは時の流れを速く感じているのかな? 良く判らなくなってきましたが、とりあえず一年強演ってきているのでそこそこのレパートリーはあるわけでして、そこに吉森さんも吾妻も数曲足してリハーサルを行い、そのままお向かいの極楽屋さんで嗜みタイム。農業の話やらテレビのワイドショーの話など、貴重な意見交換後、いざ本番。

やはり久々だとなかなか面白いものです。何しろ話す相手はお互い一人ずつしかいないわけですから、大人数のバンドの様に、「ねえ、聞いてる?」などと確認する必要が無いのでコミュニケーションも良好です。吾妻は新ネタとしてさすがに自作フォーク曲は無理でしたが、トリオ+1でも演っているジプシー風のインスト・ワルツを吉森さんとのデュオで演ってみました。

上の写真はおそらく、その曲のブレイクのところを二人で合わせている図かと思われます。なかなかトラブルも無くうまく進んでいるせいか、ご機嫌目盛りも上がっております。

一方、次の写真は何やら不機嫌そうにも見えますが・・・、

決してそういうわけではありません。この日、もう一曲、普段余り演らないものとして、英語で言うとクルーナー、シャウターというのは大声でがなる様にして歌う人、ということで良く知られていますが、クルーナーというのは、朗々とした声で甘く歌う人、一例としてはビング・クロスビーみたいな、そういう感じの曲を持ってきたのです。つい右手もそんな曲調に合わせた身振りみたいなことをやっていた様ですが、さて仕上がりはどうだったのでしょうか?配信が無かったので永遠に判りませんね。一方、吉森さんも吉森さんにとっての新機軸としまして、

ニューオリンズのバックウィート・ザディコの曲で初のヴォーカルを披露してくれました。今後の演目の広がりに期待が高まります。吉森さんとのデュオは全体を通して、ピアノとギターだけですのでかなり小音量でして吾妻としては次郎吉に出演させて頂いてきた中では過去最小(当社比)と言っても過言ではありません。そうなりますと必然的に使用ギターも生ギターにちょっとした機材を加えていく、という形になるのですが、PAのワオさんからも店長のタカさんからも「良い音してましたよ」と言われて非常に嬉しかったです。ただ、そのギターが

こんな養生テープまみれ、というのは何とかした方が良いかな、と思う今日この頃です。

2025年4月5日(土)
ビルボードLIVE横浜
吾妻光良& The Swinging Boppers
Special Guest:Leyona

ビルボードでの一連の「新アルバム”Sustainable Banquet”リリース記念ライブ」は、ここ横浜でフィナーレを迎えます。フィナーレと言えば、あの楽譜作成ソフトの”Finale”は何と開発を止めてしまったんですね。あれが無いと吾妻なんかはもう譜面に関してはお手上げですよ。冨田さんぐらい正規のアレンジャー教育を受けている人はいざとなったら手で書けば良いんですが、我流のアレンジャーは困ります、ってそういう話をしてる場合じゃないですね、2025年は大阪公演の改革を受けて、ビルボード横浜も初の4月のライヴとなるわけです。例えば山下公園とかでちょっと桜を愛でてからビルボード横浜にお越しになる、なんていうのもなかなかオツなものではないでしょうか。平年の開花日は4月1日だそうですから、結構良い感じで咲いてるんじゃないですか? 知らんけど。そして1月に入りましてレヨナさんに来て頂けることが決まりました!いやあ、やっぱり春には華が無いとね!

1st stage open 14:00 / start 15:00
2nd stage open 17:00 / start 18:00
料金、券種など詳しくは下記を。

ビルボードLIVE横浜 ホームページ

ようやく桜もダーッと咲き始めた土曜日、まさか、とは思ったものの東京から横浜に向かう高速は渋滞して機材車は30分遅れ、更に大阪にツアー中の岡地さんは寝過ごしで一時間弱遅れ、という逆境下で始まったリハですので、表情は若干引きつっております。

リハ終わりの楽屋は弁当を食べたり、楽器を練習したりスマホを確認したり、譜面を見ながら確認したり、とまあそれぞれの時間が流れて行きます。

そうこうするうちに一部スタート、の直前のステージ袖は大体いつもまあこんな感じです。

一部の一曲目は「最後まで楽しもう」ですが、

嫌になるぐらい演っている曲なのに、好事魔多し、というヤツで最後の繰り返しの歌詞の一部分を吾妻がスッ飛ばしてしまいました。幸い数人がはみ出た程度の軽いトラブルで済んだのは長くやってきた賜物でしょう。二曲目はこれまた嫌になるほど演っている”Come On Let’s Boogie”、会場のムードと龍ちゃんの写真の腕などに助けられ、実物を若干上回る様な格好いい写真が撮れました。

折角の横浜なので、崎陽軒大ファンの西島さんにちなんで久々に「中華Baby」を披露しましたが、最近はイントロで吾妻が太極拳風の振り付けを取り入れています。

ただ、こうして静止画で見るとライトがまぶしい、という絵柄にしか見えなかったりするわけですが。最近、ようやく演り慣れてきた「オレの金」は途中のゴスペル教会風のところも次第にコツが掴めてきた様に思います。

さて、そうこうしているうちにゲストのLeyonaが登場!

お気づきでしょうか、2人ともお召し物が緑なのです。

電話もメールも打合せもしていないのに以心伝心、というヤツかしら、うふふ。

これは”Dedicated To You”の歌詞の「空の星を見上げれば」というところを二人で振りつけているところですが、結構ポーズはバラバラでこちらはそう以心伝心、というわけには行かない様です。ゲスト・コーナーは2曲だけ、と短いですが、アルバムでも唄って頂いた「L-O-V-E」を熱唱していただきコーナーは終了。

それにしても吾妻のこのしょっぱい表情はいただけません。久原大河画伯のイラストの様です。Leyonaの去った後は灯が消えた様になる、というのが通説ですので、今回はなるべくハードな曲で有無を言わせない、という作戦に持ち込み、何とか終了しました。

そしてアンコールは再びLeyonaを招き入れて、これまた今の世相ではなかなか演りにくい、ストーカーじみたR&Bの”Silent George”

ラストはさながら野球のピッチャーの様にマイクを振りかぶって合図するLeyonaに合わせてジ・エンド。

休憩をはさんで二部は、吾妻が一部とは違う経路で客席の真ん中を通ってステージに上がっていきましたが、あと一歩で歌い出しに間に合わないところでした。

二部の一曲目は「打ち上げで待ってるぜ」

この日の登場用ギターには、ジャパニーズ・ビンテージのテスコを使いましたが、軽いギターなのでT・ボーン風の弁当売り奏法が楽勝で出来るのが良いところです。さすがにこの曲もレコ発で演り慣れてきたのでコーゾーさんとの振り付けもバッチリ合っている筈ですが・・・、

あれ、手の形が違うかな?要確認ですね。続く2曲目は”Big Bug Boogie”ですが、他のセクションが懸命に演奏している最中に西島さんが名取さんに何か語りかけております。

ソロは2コーラスだったっけ?と質問している、という線が濃厚ですが、意外にも崎陽軒のシウマイ弁当を先週は2回食べたんだよ、とかそういう話をしている可能性もあります。その語りかけられた名取さんはその数曲後に「昼寝のラプソディ」で語りを披露しました。

見慣れないアングルから見るこの語りのシーンもまた不思議なものです。そして二部のLeyonaは、登場テーマ曲は無しで”Wacky Dust”という曲のイントロの終盤で出てきていきなり唄い出す、というバンド初の演出での登場でした。

しかし一つだけ大きなポカがありまして、事前にLeyonaに渡しておくべきワイヤレス・マイクを渡し忘れてしまったので、舞台の上がり口のところまで吾妻が届けに行く、ということになりました。

やれやれ何とか間に合いまして、Leyonaコーナーがスタート。

ところでお気づきの方もおられるかも知れませんが、二部は二人のお召し物の色が補色に変わっているのです。

オシャレですねー、とはいえ、ペットボトルに詰めかえた白ワイン、というのがオシャレとは程遠いわけですが。そして二部のLeyonaの二曲目は、やはりレコ発ですから一部と同じく”L-O-V-E”をお届けしました。

吾妻は別にLeyonaの歌を嫌がっているわけではなく、その魅力にやられて絶叫しているのですが、静止画だとわかりにくいものですな。ということでつつがなく本編が終了した後は、アンコールとして、この日の数日前が真冬日だったこともあり、まだ歌えるだろう、と「おもて寒いよね」をデュエットさせて頂きました。

ライヴでは間奏の途中に二人の語りを取り入れているのですが、お米、関税、不景気、といった世相を反映してか、ちょっと表情も渋めです。

最後は、寒いけれど一緒に表に出て行こうか、といった男女の機微を二人で唄わせて頂きました。

楽屋に戻るとお約束ですが、Leyonaを交えての記念撮影。

冨田さんがいないのは、会場入口で早崎さんとのデュオ・アルバムの販売をしていたからであります。すべて終了した後は、これまた恒例化している向かいの市役所ビルの中華屋での打ち上げ。

Leyonaが都合がつかず欠席したこともあり、どことなく灯が消えた感のある宴席ではありました。