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2025年6月

2025年6月28日(土)
渋谷CLUB QUATTRO
吾妻光良& The Swinging Boppers

ありがたいことでして今年も演らせていただきます! クアトロのワンマン! 折角だから誰かゲストを呼んだ方が良いのではないか、というのもありましたが、実はこの日は最新アルバム、といっても出したのは昨年の11月ですから、そろそろ忘れられそう、という”Sustainable Banquet”が起死回生でアナログの30cmLPとして出ることになり、その発売記念でもありますので、頑張って行きたいと思います。
「どうでもいいけど、チャージが高くなってね?」
い、いや、そ、それはですね、その、あれですよ、物価が悪い。例えばお米でしたら、昨年の2月は5kg店頭価格2018円だったものが、今年の2月ですと3829円。これは比率で言いますと約1.9倍。それに比べますと我々は1.1倍。良心的な運営、と自負しております。いや、我々も大変なんですよ、いつも大体昼の弁当はSユーで買っていくんですが、これが以前は298円だったのに今や398円で、あ、どうでもいいですか? ということでご理解のほど宜しくです。

開場17:00 / 開演18:00
前売:5,000円 /当日:5,500円(+1drink 600円)

クアトロ・HP

よくよく考えてみると、ゲスト無し、対バンも無し、というクアトロ公演はかなり久々であります。余り普段ご紹介することもありませんが、我々はライヴハウスに到着していったん落ち着くと、先ずは管楽器の面々が当日演奏する譜面を揃える、ということから始まります。

実は膨大な譜面の束から目的の曲を見つける、というのもこれはこれでかなり大変な作業でして、名取さんと西島さんの表情もだいぶ険しくなっております。何しろ一時、冨田さんなどはこの譜面を探して揃えるのが「人生で一番嫌いな時間」だ、と言っていたぐらいですから。そこへ行くと小田島さんのあきらめに近い表情と、吾妻のワシャ、もう揃えちゃったもんね、という能天気な笑顔、とひとそれぞれの人生模様がうかがえます。続いては私服の高齢者達がワラワラと集まってサウンド・チェック~リハが始まります。

客席からその様子を見ているのは、マイク眞木さん、ならぬマスク牧さんであります。楽屋に戻って着換えなどをしていると何と、エゴラッピンさんからお菓子の差し入れが届きました!

ていねいに受け取る吾妻ですが、何故西島さんから授与されているのか、は不明です。てなわけでほぼ定刻にライヴはスタート! 高松在住のK川君から買い叩いた真っ赤なファイアバード・モデルは弾きにくいし、音もそんなに良くないし、なのですが、見た目だけは100点です。

この日は”Sustainable Banquet”のアナログ盤発売記念、ということで、おいおい、ずいぶん引っ張るねえ、というご意見もおありでしょうが、さすがにこれだけ時間が経つと「打ち上げで待ってるぜ」の振り付けもだいぶ合う様になってきました。

しかし久々のクアトロ単独公演、しかも6月、というのをなめていました、開始後わずか二曲で体温が限界値を越えてしまい、上着は脱がせていただきました。

身軽になったぶん、演奏にも余裕が出てきて「俺のカネどこ行った?」のゴスペル教会風のくだりでは信徒たちもこぞって積極的にハンドクラップをしていましたし、

「大人はワイン二本まで」の乾杯のくだりでもバンドの一体感が感じられます。

やはり久々にクアトロで演奏しますと、何というか「ロック」っぽさを感じたりしまして、ついついピート・タウンゼントの風車奏法に手を出したりしてみますが、

いや、先日本物の映像を見てきましたが、全然違いますな、勉強が足りません。頑張りましょう。この日の選曲は”Sustainable…”のアナログ発売記念、ということで、その中からの曲をちと多めに、その他はある意図があって、これまで我々がリリースしてきたライヴ盤を除く8枚のアルバムの中から満遍なくお届けする、という方針で臨みました。ということで一部の最後は3枚目となるビクター盤から「俺の家は会社」で、曲に入る前にこの曲の背景となった当時の早崎さんの勤務状況とか生活とかを説明させていただきました。

なるべく正確を期して発言したつもりですが、本人からは、旦那さま、それは言い過ぎでございます、的な反応もあり、本来ならばファクト・チェックが必要な場面だったかも知れません。休憩をはさんで二部に突入しますが、ステージ袖からステージに出て行くところもそれなりに狭いため、おいおい、三平とコーゾーが先に行かないと俺が入れないんだよ、と指導する小田島先輩の姿も見受けられました。

さて二部スタート、という時に床を見ると何やら小さな紙片が落ちておりまして、拾って見てみるとコーゾーさんの譜面束から落ちたメモで、「ITブギ」という曲をコロナの時に「Go To ブギ」と変えて唄った時の語りのセリフが書いてありました。こんなセリフでした。

吾妻「おい、コーゾー、お前Go Toって知ってるか?」
コーゾー「当たり前だよパパ。若い娘が夢中で踊ってるよ」
吾妻「そりゃGo Goだろ! 違うよ、キャンペーンだ!」
コーゾー「ハンペン?」
吾妻「バカヤロ、おでんじゃねえんだ!」

それにしてもくだらなさ満載です。で、二部最初の曲は4枚目のビクター盤からもう30年以上前に書かれた「やっぱり肉を食おう」。

40代の時よりはだいぶ老けましたが、それでもそこそこの勢いが維持できているのは何よりです。そして横綱大の里の登場でにわかに活気づく相撲界にあやかろうと、6枚目から「栃東の取り組み見たか」

西川と吾妻の相撲風ソロ・パートがお決まりですが、いったいこいつらは何をやっているんだろう?的な小田島さんの視線も良い味を出しています。再び3枚目に戻っての「誰がマンボにウッ!をつけた」では、客席の皆さんのご協力を得て全員で「ウッ!」の大合唱です。

現場では非常に盛り上がった「ウッ!」でしたが、映像にすると良く判りません。これが「バエナイ」ということなのでしょうか。まあ終盤は大体いつもと同じ様な曲が並びますが定番の「150~300」では、いつもより更に弾いて弾いて弾きまくるピアノの方がおられました。

本編の締めくくりは最新の8枚目から「誰もいないのか」。

アンコールはこれまた定番中の定番の「ゴミの日来るまで」、良く考えたら2枚目のVivid盤からの選曲なのですね。37年前かあ・・・、昭和ですもんね。

それにしてもコーゾーさん、語るのが嬉しそうです。
さて、かように各アルバムから満遍なく、という選曲でお届けしたのは他でもない、この日のこのアンコールの前に来年の1月11日にクアトロさんの主催で、LINE CUBE SHIBUYA = 渋谷公会堂で我々Boppersの単独公演を行います、という告知をしたのです。まだ何も決まっていませんが、結成45周年の集大成、というとビビりますが、そんな感じで頑張って臨みたいと思います。宜しくお願いします、ナマステー!

2025年6月22日(日)
日の出埠頭 BERTH ONE
ブラサキ presents”Snuck宇宙”
Bloodest Saxophone/吾妻光良
DJ:EZ,MIYAKO
LIVE DRAWING: 早乙女道春

前回は年末というかクリスマス辺りだった様にも記憶している、ブラサキさんが定期的に催されている”Snuck 宇宙”にまたまた招ばれることになりました。思えばこれまで港の近くだというのにそうした曲は演ってないですね。”Dock Of The Bay”、”San Francisco Bay Blues”、”I Cover The Waterfront”・・・、いろいろな曲があるものです。今から一ヶ月弱でそうした曲が覚えられるのかどうか、は定かではありませんが、志だけは持っておきたいものです。

開場18:30 / 開演19:30

テーブル席:¥5000 w/2drink
スタンディング:¥3000 w/1drink

ブラサキfacebook

前回、このお店にお邪魔したのは確か一昨年のクリスマスの頃、と記憶していますが、真冬の海辺、というのもそれはそれで寂しいものではありますが、この温暖化が進むきょうび、夏の湾岸、というのもいや、かなりツラいです。本来は梅雨と思しき季節なのにガンガンと照り付ける陽射しの中、浜松町から日の出桟橋まで歩くともはや到着時には人間というより有機体に近い感じになっていました。ただまあ店内は涼しいので、海を見つつブラッデストのリハを見学するうちに人間に戻り、定刻にライヴがスタート。吾妻は二部の中盤から呼ばれましてこんな感じ。

この写真だとちょっとわかりにくいのですが、実はステージ裏の窓は全部開け放たれているのです。何だ、空調をかけているのに地球にキビしいじゃあないか、と思われるかも知れませんが、さすがに海沿いですので、涼しいか、と言われると涼しくはありませんが、そんなに暑い風が吹いてくるわけでもなく、意外に心地良いのです。ステージもかなり広々と組まれておりまして、

下手の方には会場でライヴ・ドローイングを手がけておられた早乙女さんも写っております。しかしそんな頃、窓の外の景色に目を転じてみれば・・・、

こんな感じで東京湾が見えているわけでして、ライヴハウスは多々あれどなかなかこういうシチュエーションのところはそうはありません。あ、いや、というか、ここはライヴハウスではなく、レストラン、でしたね。前回の年末の時もそうでしたが、アンプからドラム、PAから譜面台に至るまですべて自分達で持ち込み、自分達でセッティングする、といういわゆるアメリカン・スタイルでして、PA回りはベースの服部さんが中心になって組んでました。ご苦労さまです。機材を持ってくる、ということは当然車で来るわけでして、そうなると当然飲めない、ということになりますからますます大変です。よし!今日から俺達もこのスタイルで行くから、と言ったら残ってくれるお友達は先ずいないだろうなあ、と思ってしまいます。さて、いくらお店がオシャレだから、と言っておとなしくしているわけではありません。ライヴ後半になると、甲田さんのホンカー魂にも火が点きます。

何を? そっちが宋ならこっちは瀬古だ、は木村さんですが、そっちがホンカーならこっちはギター・スリンガーだ、と対抗します。

ギター・スリンガー、というともう少し細身のイメージがあるのだけど、といった無粋な物言いはやめてください。気持ちの問題です。まあそんなこんなもあって、温かいお客さんの拍手に送られて客演を終えました。

2025年6月20日(金)
高円寺 楽や
Special Duo
照本 史(Vo,Key)、吾妻 光良(Vo,Gt)
    & Guest  田村 エナ (Vo,Perc)

四半期に一度の照本さんとエナさんとのライヴ、前回は3月ですからきっちりと定期的に催されております。ただですね、今回は一味、いや、ふた味違います、いや、正確に言うと違うのではないか、と思っております。というのもこれまで毎回、うーん、ここのハーモニーが難しいよねー、などとピヨピヨ言っているだけで、ではそれをどう改善していくべきなのか、はっきり言って無策のままで来ていました。しかし、良きにつけ悪しきにつけ、古古古米という手法でお米の値段を下げたその行動力は見習わねばいけません。ということで我々も初めて別日にリハーサルをやることにしたのです! さあ、蛇と出るかヘビと出るか・・・。

開場19:00 開演19:30
チャージ:1,000円+オーダー+投げ銭

楽やHP

実は前回3月にこのライヴをやった時に、Cats And The Fiddleのかなりハードルの高い曲、”That’s What I Thought You Said”、というのを取り上げたのですが、余りにコーラスが難しくグズグズになってしまい、これは一度スタジオに入って練習しよう!という機運が盛り上がったのですが、何もしないままどんどん本番日が近づいてきます。しかし、これはジジイ達に任せてはいられない、とエナさんがえいっ!とスタジオを予約してくれて本番二日前に楽やからすぐのスタジオでリハを敢行することになりました。当初は何曲か練習できると思っていたのですが、恐ろしいことにこの曲一曲をさらうだけで二時間かかりました。こんなに真面目にスタジオで練習したのは30年ぶりぐらいかも知れません。で、迎えた本番日。

まあ、最初は二人だけですので、テキトーにやっていても何とかなります。と思いきや、

油断して、もう何十年も前から一緒に演っている曲の歌パートを間違えてしまいました。そして回を重ねるうちにエナさんを入れて三人でコーラスをやる曲も増えてきまして、一部も二部も二人で2~3曲演った後は三人コーラス大会に突入します。

これは最初の頃の曲なので、事前練習とは関係なくリラックスして臨んでいる様子が見て取れます。

ちなみにこの日のギターはだいぶ前に酔っていてE-Bayでポチってしまった木目もどきの、何ちゃってテレキャスターですが、季節のせいかほんの少しだけ、コーネル・デュプリー風の音が出てご満悦の様子であります。コーネル・デュプリーというよりは高熱ドンブリでは無いのか、いやそれを言うなら超絶デブリーでは無いのか、と心無いことを色々と言う方もいて困ったものです。曲によっては三人歌いっぱなしではなく、照本さんとエナさんのデュエットから始まったりするものもあります。

終盤に向かうまでは、ああ、エエ曲や、と思いながらギターを弾いている吾妻ですが、この曲、何と最後の最後に約四小節だけコーラスがあるのです。それまで唄っていればまだしも、突然コーラスをつける、というのも果たしてこの音で合っているのだろうか、という不安が非常に大きく、ついそれが表情にも出てしまいます。

この日はそれを見て爆笑する、心無いお客様も二名ほどおられまして困ったものです。で、二時間かけた課題曲は前回比+80%の仕上がり具合で(個人の感想です)めでたしめでたし、でありました。終了後、ちょっと楽やで飲んで高円寺駅に行くと、おやまあ!

やはり高円寺でライヴだったガッタントンの鳥羽さんと一緒になりましたとさ。

2025年6月14日(土)
会津山村道場
うさぎの森オートキャンプ場
大宴会in南会津2025!!!

ハンバート・ハンバート
吾妻光良 & The Swinging Boppers
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
マダムギター長見順
奇妙礼太郎
DJ / 純米ボーイズ

うわわわっ! 帰って参りました!
6年ぶりに大宴会が!

我々の知る限り、この世の中で最高の音楽フェスであり地域密着イベントでもあるあの大宴会が帰ってきまして、しかも我々もBoppersで参加させていただけることになりました! そして共演させていただく方々も、もうこれ以上何を望もうか、というサイコーの方々ばかりです!もう今からあの芝生の上のステージやら売店やら地元の幸をふんだんに使った料理や、地元のワインや日本酒、更には打ち上げまで、もう楽しみで楽しみで待ちきれません!是非、会場でお会いしましょう!

料金:8,000円 (税込) 中学生以下無料

大宴会ホームページ

さーあ、やって来ました、6年ぶりの大宴会!もう我々も全員が行く気満々でありまして、別方面から南会津に行く人、車で行く人、などを除いた8名で前回同様、東武電車にさっそうと乗り込みました。

事前にネットで検索するとコロナの影響なのか、それまで急行が止まっていた最寄りの「会津山村道場」の駅には各駅停車しか止まらない、という形になってしまい、うーん、こりゃあ困った、どうやって行こうか、と悩んでいたのですが、主催のIさんからこの大宴会の日だけは急行が臨時停車する、ということを聞かされ、おお、やるな大宴会、という感じです。現地に到着して会場を見回りに行くとここ何年かの間に以前ステージを組んでいた場所がイノシシに土を掘り返されて無茶苦茶になってしまった、とのことで、ステージと売店などは若干駅の方向に移動していました。

お?この画を見ると雨模様だったのかい?と思われるでしょうがその通り。結構ざんざか、という感じで降っていました。

これはハンバートハンバートのお二人の演奏風景ですが、この後ユザーンさんとのセッションなんかもあってフェス・ムードで盛り上がります。
降りしきる雨の中我々もステージを見たり売店を見たり、お酒を買ったりしていましたが、こういう大宴会印のビールやお酒もありまして。こんなところにも、やるな大宴会、というのを感じました。

しかしまあ雨は止むそぶりもまったく無く、ずーーっと降り続いていて、見てるお客さん達もなかなか大変です。

そんな中、我々も何とも光栄なことにトリを務めさせていただくということで張り切って始めさせていただきました。

猛暑と言われた2025年の夏でしたが、6月しかも雨、ということでかなり気温は低めで、牧さんはキルト、コーゾーさんはカーディガンで防寒対策をしていました。久々の大宴会の舞台、ということで、吾妻と岡地さんの顔には自然と笑みもこぼれます。

岡地さんの向こうに居並ぶ金管4名もビシっと背筋が伸びておりましたし、

コーラスも、雨にも負けじ、といった感じで全員元気にシャウトしていました。

そんなこんなでライヴは終わり、この後は世界一の打ち上げに突入です。
過去には野外でやったこともある打ち上げですが、さすがにこの雨では無理ですので、これまでも何回か使わせていただいたことがある、昔の学校の小講堂、みたいなところで行われました。スタッフの方々は片付けなどで大わらわですが、我々演奏者は気楽なもので、ダラダラしながら開宴時間を待って会場に入ります。既に会場にはスタッフのどなたかが書いた、こんなお疲れさまの黒板が。

ホワイトボードとかじゃなくて、チョークに黒板、というのが良いですね。そして会場の壁沿いにはこんなご馳走がずらり、と並びます。

いったいどこに仕出しを頼んでるんだ?それともUberとかか?とお思いかも知れませんが、実はこのバックヤードでスタッフの方々が主催者・Iさんのお母さんの陣頭指揮のもと、皆で作っておられるのです。

こんな手作り満載のフェスがあるでしょうか?いや、無い、といったところも大宴会に熱烈なファンが多いひとつの理由なのでしょう。さあ、まだまだ片付けも終わりませんが、とりあえずIさんの号令で一回目の乾杯!

まだ、空いているテーブルも多いなか、子供の教育に熱心に取り組む鎮座さん、吾妻と談笑する奇妙さん、これは何かな?と食べ物を調べる西島さんなどの姿が確認できます。

さて、段々人も増え始めてビュッフェには行列が。

いよいよ、宴会が佳境に入り始めると吾妻もBGM係としてギターを鳴らし始めます。

横のピアノに座られている女性は先日の福島クダラナ祭りで知り合った、造り酒屋のおかみさん、元々は大学ジャズ研のピアノ出身、という方で、昼間はこの人の売店で、おい、おかみ、安いワイン出せよ、大盛りでな、と恫喝などをしておりました。
さあ!皆さん、あらかた揃ってきたところで二回目の乾杯です!

ここからは恒例の「誰か唄いだい子はいねがー!?」タイムに突入しまして、先ずは鎮座さん。

続いては奇妙さん。

随所で酒屋のおかみさんにも手伝っていただきました。そんな頃、牧さんはケータリング部隊のリーダー、Iさんのお母さんと話し込んで記念撮影。

ステージではこの他にも載せきれない多くの方々に唄ったり演奏したりして頂きましたがそれでも吾妻の「はい、次の子はいねがー?」というのが、いつまでも止まらずにダラダラと続いた夜でございました。

あー、本当に毎回楽しい!
で、翌日朝起きると、

ありゃまあ、すっかり良い天気ではありませんか。朝ごはんを食べて南会津の自然を満喫したシジイ達は満足げに帰途につきましたとさ。

2025年6月8日(日)
福生市民会館小ホール
福生ジャズ・フェスティヴァル
吾妻光良トリオ+1 ほか

サクソフォン、クラリネット、テキストの画像のようです

昨年に引き続きお邪魔することとなりました、「福生ジャズ・フェスティヴァル」。え?それって「福生ブルース・フェス」じゃねえの?という方もおられましょうが、こちらはジャズ・フェスでございます。ただジャズ、と申しましても超絶技巧を競うわけでも芸術性を追い求めるでもなく、福生近辺の方々を中心に演りたい音楽を好きに奏でたい、という方々が集まってのフェスで、主催もNPO法人の「福生と音楽を楽しむ会」、駅前すぐのお店「おでんと一品 そら豆」のお店の方々なども関わっておられます。会場には福生を代表するゆるキャラ、というかタケノコの化け物の「たっけー」も登場するものと思われますので、お好きな方は是非間近でご覧になってください。

開場10:00 / 開演10:30/ 終演16:00

入場無料!

福生ジャズ・フェス インスタグラム

さてさて、今年も呼んでいただきました、福生ジャズ・フェス。会場の最寄り駅は福生だとすっかり思いこんでいたものの、実は牛浜駅の間違いだった、と気づいたのが前日の午後8時、危ないところでした。天候にもまあまあ恵まれ、牛浜の駅を出てすぐのところにあったビルの名前が、「Bull Beach」というまるで中坊の様なネーミングに嬉しくなって、良い気分で会場に到着。「おでんと一品 そら豆」さん手作りの昼食弁当を頂いて、リハというのも特には無いので緞帳の下りたステージで一同スタンバイ。

サイズは小ぶりですが、いかにもホール・コンサート、という感じで幕が開きます。

これでも意外とステージは一体感があってなかなか演りやすい環境です。

折角、年に一度の梅雨の季節ですので、雨にまつわる様な曲や中央線にまつわる様な曲を中心にお届けいたしました。そして、ステージも後半に差しかかりますと・・・・、おおっ!

出たな!たっけー! 実はここだけの話ですが、ステージにスタンバイする前、舞台袖にいた時に・・・、

「あのう、すみません。」
「はいはい、何でしょう?」
「私、実はたっけーの中の者でして。」
「たっけーの中ぁ?」
「はい、中に入ってる人なんです。」
「ああっ!そうか!それはそれは!」
「で、何時ごろ出て行けば良いでしょう?」
「あ、そりゃもうずっといて頂ければ。」
「ダメなんです、15分が限界なんです。」
「ああー、夏ですしねえ・・・。」
「普段ならもう少し頑張れるんですが、今日この前にもひとつ現場やってきてるんで。」
「なるほど、じゃ、3時45分にお願いします。」

ああっ、良い子の夢を砕いてしまった。まあ、こんなやりとりがあって、終盤の15分にご登場頂いたわけですが、

中の人の小柄ぶりから考えると、たっけー、なかなか巨大でして確かに重そうです。しかし、こうしたファン・サービスも忘れません。見上げたものです。

たっけーがそう来るなら俺達だって、と負けず嫌いのギター弾きとピアニカ吹きも客席に乱入いたしまして、

三人で、いや二人と1バケモノで仲良く演奏いたしました。

まあ、ある意味珍しい絵柄ではありますので、ケータイで撮影する方々も数多くおられました。

その頃、客席に下りて来られない2名は地道にサウンドを支えてくれていました。

そして最終的に我々もたっけーもステージ上にもどって大団円。

いやいや、お疲れ様でした、とたっけーに別れを告げると、その後はそら豆さんで打ち上げです。

実は昨年の打ち上げで吾妻がゴブゴブ、とワインを飲んでいるのを見たマスターが今年はワインをどっさりと仕入れてきてくれました。

そして今回の打ち上げの目玉企画、ワインの品定め会、が始まりました。マスターがランダムに選んで買ってきたワインの値段は、下は700円、上は5000円まであるわけですが、吾妻が好きな一本を選んでその値段を当てる、という企画ですが、折角の機会に余り安いものを選ぶのも勿体ないですし、かといって余り高いのを選ぶのもお店に迷惑がかかります。千数百円のワインが良いよなあ・・・、と熟慮してこれ!きっと1350円!と選んだワインが何と1300円!一挙に価格ソムリエとして評価が上がりました。

牧さんも、ワシは昔フランスにいたことがあるから(6日間)とワインの選択に余念がありません。この後、痛恨の5千円ワインを選んでしまう、などの失態はありましたが、楽しく飲んでいるうちにそら豆の常連さん達とのセッションに突入。

サイモンとガーファンクルを演ったり、パープル・シャドウズの「小さなスナック」を唄ったり、和やかに福生の陽も暮れていき、最後は皆さんと記念撮影。

ありがとうございました、ナマステー!

2025年6月2日(月)
十三 RAINCOAT

Kansai Blues Goshos
feat.吾妻光良 & 福嶋タンメン岩雄

吾妻光良(Vo,G)、福嶋タンメン岩雄(Vo)
田中晴之(Vo,G)、山田晴三(Bs),高野秀樹(Dr)

さて、十三まで来て一日で帰るのはもったいない!ということで、RAINCOATのマスターKさんがまたまたメンバーを集めてくれまして、以前、プロ入り記念ということで3年以上前に単身で関西ツアーを敢行した時に大変お世話になったメンバー、晴さん、山田さん、高野さんを集めてくれました。ありがたいことです。そして前回は一人旅に慣れていないということもあって無理矢理早崎さんにご同行願いしましたが、今回は初の単独行でして・・・あれ?いや、違うな、二年前にも単独で・・・、あ、そうだ!これで二回目でした。そして前回はタンメンと二人で雑談しながらの2マン・ライヴでしたので、今回もしっかりタンメンと一緒です。

開場19:00 / 開演19:30
チャージ:4,000円 (+1Drink)

RAINCOAT HP

さて、明けて翌日、レインコートでのライヴはお店に17時入りですので、時間はたっぷりとありまして、と言って何をするでもなく昼過ぎまで宿でゴロゴロしていましたが、これでは身体がダメになる、と散歩に繰り出して淀川あたりまで歩いてみたり、商店街をウロウロしたり、と高齢者の健康維持、という感じで過ごすうちにそろそろお時間。お店に入って店主のKさんにおはようございまーす、と声をかけると

「おはようございまーす」

え?Kさん、どうしたの?と聞くと、前日の疲れでまったく声が出ない、とのこと。いやあ、確かにリハの途中でPAのパワーが足りない、ということになってレインコートのメインのPAスピーカーを会場に運び込んでたりしてたので、そりゃあ声が出なくなっても不思議ではありません。出演者はお気楽なものです。さて、この日のライヴの方は慣れ親しんだタンメンと、慣れ親しんだ同年齢層関西ブルースシーンの皆さん、特に緊張することもなくいつも通りであります。

タンメンにもたっぷりと唄っていただきました。

実は写真がこの二枚しか無くてですねえ、エピソードも思い出せないので、もしお持ちの方、おられましたら、このページにお知らせ頂くか、レインコート経由か、で頂けると助かります。終了後はすっかりその景色にも慣れた十三の飲み屋街で高野さんのお知り合いと記念撮影。実はこの日も意外にウケてたので、また勘違いに気をつけた方が良さそうです。はい。

2025年6月1日(日)
グランドサロン 十三
BLUES CABARET NIGHTS

OSAKA ROOTS & VELVET ORCHESTRA
[GUESTS]
 中村耕一
 吾妻光良
 濱口祐自
 O-ROOTS
 〈内田コーヘイ(vln)千賀太郎(hca)〉

大阪の若手ブルース・バンドOSAKA ROOTSと十三のブルース・バー、レインコートのコラボで「塩と胡椒show show」の番外編イベント(?)が催されます。OSAKA ROOTSのギターの久米さんとは昨年のなにわブルース・フェスの時にリクオさんとの演奏でご一緒しましたが、他の方は今回が初対面、という方も多くおられます。濱口さんとは何かの対談でご一緒したことはありますが、一緒に演奏するのはこれが初めてでしょうか。太郎君は子供の時から知っていますが、ずいぶん立派になられました。内田さんともどこかでお会いした様な・・・、というわけでバラエティに富んだ一日となりそうです!

開場13:00 / 開演14:00(18:00終了予定)
前売:6,000円 / 当日:6,500円 (+1Drink 500円)

イベント詳細(レインコートHP内)

まあ、予想外にウケて勘違いしそうになった博多の夜、本来でしたら、いいか、石田君、ブルースというのはな、と威張り散らしながら遅くまで呑んでいた筈ですが今回は、あ、もう11時だ、ぼくそろそろ帰るね、と宿に帰ってしまいました。
というのも、翌日のこの十三のイベントのリハに行くために朝7時に起きて大阪へ向かわなければならなかったからです。一瞬断ろうか、という思いも無かったわけではないですが、いつもふざけていて最高なタレントの高田純次さんが、何かの番組のアンケートで一度だけ真面目な口調で、

「僕、誘われたものを断ったことだけは無いんです」

とおっしゃられていてそれに結構感銘を受けたので今回も一路大阪まで行ったわけです。
現場のキャバレーに到着すると、ほう、鶯谷の東京キネマ倶楽部にも似た、旧くからあるキャバレーですが、こちにの方がだいぶ綺麗です。というのも平日は今でもキャバレー営業をしているから、というのがその理由らしくやっぱり建物は、人がいつも使っている、ということが大切なのですね。楽屋に使っている二階席に荷物を置いたりしているとこの日、一曲だけ共演するギターの濱口さんを発見。先ずは記念撮影です。

実は濱口さんとは何回か会って喋ってはいるのですが、共演するのはこれが初めてで、何演りましょう?と話してジャズ・ジラムの「キー・トゥ・ザ・ハイウェイ」に即決。濱口さんコーナーの終盤に呼ばれました。

そして、折角だから、ということでハープの千賀太郎君にも混じっていただきました。

太郎君といえば、リハの間、ずっと見ていましたが、少ぉしだけハーモニカをかじる、かじる、と言っても吹くわけですが、そんな私からすると、もうそのハーモニカは魔法、と言っても良いぐらいのレベルです。特にヴァイオリンの内田コーヘイさんとのユニットでは、ついに我慢できずリハの合間のキリの良いところで、太郎君、あのハーモニカでどうやってあの音階を出してるの?と聞いたところ、ああ、あれはリードを削ってスケールを変えているんです、という答えで、もうラベルが違い過ぎてお話になりません。もちろん努力も凄いのでしょうが、それでも敢えて言いますと天才です。さて、ライヴの後半はOsaka Rootsの方々との共演です。

やはり大きな編成だと、このキャバレーのしつらえが似合います。普段のOsaka Rootsさんはこんな大人数ではありませんが、今回は大阪のヴェルベット・オーケストラ、という管楽器の皆さんが加わってゴージャスです。

一回も合わせていないのにいきなりリハで音を出したらバッチリ!だったので、事前に皆さんでかなりリハをやられたんですか?と聞いたところ、全然やってない、とのことで大阪勢、おそるべし、です。これだけリハでバッチリだったら、本番はもう大盛り上がりだろう、と思って勢い良く臨んだところ、そんなにはウケず、でやはり前日の勘違いが尾をひいていた可能性もあります。そして、ここに大西ゆかり姐さんがシークレットで登場!

ずいぶんお久しぶりではありますが、相変わらずお元気な上方のノリでつい笑いがこみ上げてきます。そして共演させて頂いた曲が、

ほら、何となくこの笑顔、お判りでしょうか?いろんな時、いろんな場所、いろんな歌が世の中にはあるわけですが、姐さん!いま唄わなくてどうするんですか!ホンマやなー!とばかり始めたのが、吾妻が書いてBoppersで演奏して姐さんに唄っていただいた「新世界物語」ですわ。

そう、どこかからさり気なく聞こえてくる「王将」のメロディやら、何となく三波春夫さんの声が聞こえてくる様な、間奏の最後の部分とか

万博真っ盛りの今しか無い!という感じでOsaka Rootsの皆さんと一緒にお届けできたのは貴重な体験でした。終了後は中村耕一さんにも入って頂き、全員で記念撮影。

写真はありませんが、終了後はほとんどの出演者で打ち上がりまして、ゆかり姐さんとは年内に次郎吉のゲストに来て頂く相談をして、濱口さんとは壁にかかっていたギターを弾き始め、あげく二次会まで繰り出してしまいました。

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その頃、東京では・・・

池袋バレルハウス
Blues Guitar/Pianoの夜
ロイキ(Gt,Vo)、早崎詩生(Piano)

これは珍しい! ダウンホーム・ブルースでその名を轟かすロイキ氏と早崎さんの共演!事情が許せば見に行きたいぐらいですが、事情が許してくれません。どろどろのブルースとブログレ出身のピアニスト、一見水と油の様ですが、実はロイキ氏はああ見えて、かなり高等な音楽教育を受けてたり、実はピアノも弾いたり、と意外な側面もあるのです。水と油というよりは酒とソフトドリンク、という感じでしょうか。デロデロになったロイキさんに、早崎さんがどう対処するのか、その辺りも見どころのひとつですね。

開場18:00 / 開演19:00
チャージは投げ銭にて。

バレルハウスHP

初めてのロイキさんとのDuoで、やや、緊張気味でお互い楽器に集中ではありますが、お話なんかを交えて仲良く終えました。

ロイキさんは怒ってはおりません…二人で同じ何かを見ているのです。