カテゴリー別アーカイブ: 2018年

2018年7月28日(土) 高円寺JIROKICHI

吾妻 光良トリオ+1 & W.C.カラス

吾妻光良(Vo,Gt) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs) 早崎詩生(Pf) <ゲスト> W.C.カラス(Vo,Gt)

これまで、ありそうで無かったカラスさんとの共演。昔、初めてイベントでカラスさんと遭遇したときのこんな会話が昨日のことの様に思い出されます。

「カラスさんって林業やってるんですよね?」 「ええ、最近ライヴが多くなりましたけど。」 「木を切る時って、基本は声がけですよね? 『おーい! 倒れるぞーっ!』って叫んだりとか。」 「ええっ!そんなことしませんよ!そんなこと になったらもう大怪我してます。」 世の中には判らないことは多いものです。この日もどんなライヴになるかは、まだ誰もわかりません。

18:30 open / 19:30 start charge+1order 前売り \3,500 / 当日 \4,000

JIROKICHI ホームページ danraku 猛暑と炎熱地獄が一旦おさまったと思いきや、史上初の逆送台風に見舞われたこの日、お客さんは来てくれるのか、電車は動くのか、風雨の度合いはどうなのか、ライヴが何とか敢行できたとしても終了後、家に帰れるのか、と様々な不安が渦巻くとともに、過去に床上浸水に遭った次郎吉も、状況によっては中止、ということも視野に入れていたそうですが、まあ何とかお店にはたどりつきました。 karasu_0 しかし、こうしたライヴ活動というのは人にもよりますが、結構演目とかを事前に決めている場合も多いもんでして、更に人によっては、使用機材や衣装までも決めているケースもあったりします。で、この日は連日の猛暑を少しでも涼しく過ごしてもらおう、ということで吾妻はアロハシャツにスチール・ギターも追加、というしつらえを考えていましたが、もの凄い雨風だったために駅まではタクシーを呼んで対応しました。 まあ、そんなこんなでしたが、電車が止まることもなく次郎吉に浸水することもなく、向かいの極楽屋という居酒屋も営業中止になることもなく、ゆっくりとたしなんで次郎吉に戻ると約60名のお客様にお越しいただいて、何とかライヴはスタート、アロハもスチールもそれなりに涼しげで、いやぁ、持ってきた甲斐がありました。 karasu-002 あれ、そういえば牧さんの姿がいつもと違う感じ・・・、 karasu-003 そうですね、この日は台風対策で、いつものウッドベースから急遽エレキベースに楽器を変更したのです。まったくの偶然ではありますが、ここ連続して三本のライヴがすべてエレベー、という牧さんでした。しかし、似合いませんな。ポロシャツが良くないのかなあ。 karasu-004 二部構成で一部はトリオ+1のみ、という構成は良くやっているのですが、この日はスチールのスタンドも置いたりした都合でしょうか、やたらとステージの端から端までが広く見える日でありました。 karasu-005 まあ、これまでの考え方が通用しない、といわれるほどの悪天候の中、何とかライヴが敢行できるとは良かった良かった、という安堵感のなせるわざでしょうか、表情にも清清しいものがあります。 karasu-006 そして二部にはカラスさん登場。何と!早崎さんと打合せしたかの様なダブル・レッドであります。そしてそう言えば牧さんが学生の頃から、また勤め始めてからもちょくちょく出演していた吉祥寺のジャズ喫茶の名前が「赤いカラス」でした。人生は数奇なものです。 karasu-007 ちょっと時間的には前後しますが、一曲目はストレート・ブルースの「飯炊き男のブルース」、カラスさんはハンドマイクにて働きたくないんだーッとシャウトします。しかし、牧さんは何でこんな苦悩の表情を浮かべているのでしょうか?キーがEだからでしょうか?エレキベースだからでしょうか?それともロックな雰囲気に浸ってフラワー世代よろしくトリップしているだけなのでしょうか? karasu-012 二部も後半になって参りますと、ますますロック味も増してきまして、吾妻はどうしたのでしょうか、ギターを取り落としそうになっているのか、というとそうではなくて、 karasu-013 ギターを構える位置を低くして、風車奏法に対応しよう、としていたわけですね。スチールギターと風車奏法、というのも何ともアンバランスではありますが。そして、最後のアンコールの真っ赤なカラスさんのこの表情。 karasu-014 「これこそ、ブルースを説教する”Preachin’ the Blues”ということか」 「カラス氏はいずれ、立派なゴスペル牧師になるに違いない」 と色々なことを思われる黒人音楽愛好家の方も多いかとは思いますが、何とこの時歌っていたのはルイ・アームストロングでおなじみの”What A Wonderful World” ブルースは嫌いなんですうー、ポップシンガーになりたいんですぅ、とうそぶくカラスさんの一面が良く表れている見事な一葉の写真、と申せましょう。龍ちゃんも段々名カメラマンになってきました。 さて、無事にライヴも終わり、心地よい疲労感で楽屋に戻った我々ですが、 karasu-019 ダブル・レッド! うーん、なんだかなぁ、という一枚であります。 karasu-020 カラスさん、またツアーの合間の都合良いとき教えてください、また次郎吉でやりましょー!ということを約束して楽屋で記念撮影、ナマステー!

2018年7月21日(土)

EXCITING ROCK N’ ROLL PARTY “TRAMPS VOL.16”

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, G) 牧裕(Bs) 岡地曙裕(Ds)

TRAMPS、というイベントの16回目にお邪魔します。 DJの方々とかも、色々出られる様です。

会場:渋谷cafe & diner「スタジオ」

イベントは17:00~22:30、トリオの出演は21:00~ 30分+アルファ、みたいな。 料金:入場料500円+ワンドリンク500円

TRAMPS フェースブック 基本的に「ライヴハウス」であるとか「小屋」といったところを中心に演奏させて頂いてる我々、あまりこう「クラブ」(「暮らし」という言葉と同じイントネーションで「カラス」のイントネーションとは異なります)とか「イベント」というものには縁が薄いのですが、それだけでなくこういった催しを主催されている若い方々と連絡を取るには、FBだのtweetだのLINEだの、という、いわゆるSNSで取るのが普通の様で、本番前日まで連絡がつかず焦りましたが、無理矢理メッセンジャーとかいうやつで連絡がついて無事本番の二時間前に会場下見完了。ああ、これなら何とかなるな、と確認して、何しろ猛烈な暑さの渋谷ですからたまりません。横にあったサイゼリヤに飛び込み、たしなむこと1時間半、暑さでチューニングがずれたりというアクシデントはありましたが、無事本番スタート。 TRAMPS_1 狭いお店でしたが、イベントを楽しみに来ている方々は、ちょっといつもの我々のお客さんと比べると若い方々が多い、のでしょうか。何しろSNSですから「少し年齢が下」というわけで。シッツレイしましたー。 TRAMPS_2 そんなお客さんが好きなのはやっぱりロックなのか?とジジイ達は勘違いしてしまったかの様に、こんな演奏風景も。暑いから頑張らなくても良いのですけどね。 TRAMPS_3 そんな酷暑と、DJの大音量にちょっとやられた感もありますが、放心状態に陥りつつも、無事楽しく演らせていただけました。 TRAMPS_4 danraku

2018年7月20日(金)

Bright Brown プレミアム・フライデー企画第?弾 20周年+丁度1ヶ月!

吾妻 光良トリオ+1 & 遠藤昭浩

吾妻光良(Vo, G) 牧裕(Bs) 岡地曙裕(Ds) 早崎詩生(Pf) 遠藤昭浩(G)

思えば遠くに来たもので、ブライト・ブラウンも創立20周年+1ヵ月。我々、本当に前身の高円寺ハーフタイム時代からお世話になっているわけですが、今回はブライト・ブラウンの初期に良く出演していた遠藤さんと牧/早崎のトリオも再編してお店の成人式を祝おうでないの、というプレミアム・フライデー企画です。

open 19:30 start 20:00 \2800 + 1drink

Bright Brown スケジュール そうなんです、お世話になってるブライト・ブラウンですが、古文書をひもとくとお店の開店は98年の6月20日(土)で、初ライブは7月5日(日)で、吾妻と牧のDUOだったそう。そして昨年の3月にこのプレミアム・フライデー企画でご一緒したカズ遠藤さんのお兄さん、遠藤昭浩さんがメンバーに入っているのはどういうことか、というと・・・ BB20TH_1 この写真はそれから約一ヶ月後の8月8日(土)の様子ですが、当時のブルース・マーケットという雑誌のスケジュール表でも確認できる様に、この遠藤さんと牧さん、早崎さんは当時「Little Walk Gig」というトリオの形でしばらく活動していたのです。ちなみにこの写真は当時「アサヒグラフ」に掲載されたものです。更にここから一年後、残念ながら昨年亡くなってしまいましたが、吾妻の叔父と、吾妻、牧、岡地のトリオで出演していたそうです。いやあ、本当にお世話になっています。ということで、今回はデュオに始まり、遠藤さんのトリオ、そして早崎さんを叔父さんに見立てて叔父さんライヴの再現、という催しなども取り入れて20周年を祝いました。 BB20TH_2 これはもう二部になって全員がステージに上がっている様子ですが、ご覧の様に現在の遠藤さんは、ジャンゴ・ラインハルトのスタイルを追及していて昔のウェス・モンゴメリーなどのジャズ・スタイルとはまた違った世界を展開しています。ジャンゴのスタイルで弾く人も最近多くなりましたが、どうにもテクニック面だけを真似る人も多く見られるなか、遠藤さんには素晴らしい歌心が備わっているので、共演しているジジイ達も大喜びです。 BB20TH_3 ライヴ終了後の記念撮影はこんな感じですが、吾妻は折角ですので着替え用に20年前に良く着ていたシャツを着てみましたが、太って見えるのが残念です。 BB20TH_4 そしてお店の20周年、この世知辛い世の中でこうめでたいこともそうそうありませんので、バンドからお店と見に来られたお客さまにケーキをプレゼントしました。いくら、とは言いませんがコストコ、って安いんですね。 BB20TH_5 ちょっと割れちゃってるのが残念ですが、まあ注意書きにもそう書かれていたので文句は言えません。折角ですので、ケーキを前にハイ、パチリ。あれ、岡地さんはどこ行ったんだろう? BB20TH_6 そして誕生日といえばケーキのローソクを吹き消すのが慣わしですが、お店のスーさんと美紀さん、結婚式以来久々の共同作業ということになるのでしょうか。お二人に吹き消していただきました。いやあ、良かった良かった! BB20TH_7 danraku

2018年7月7日(土) 三鷹 バイユーゲイト

WADA MAMBO COMBO

WADA MAMBO(g,vo) アンドウケンジロウ(cl,sax) 牧裕(b)、菅沼雄太(ds)

ベースの牧さんが、カセットコンロスのフロント二名と繰り広げる七夕/仏滅の夜!牧さんは住処が近所ということもあり、のびのびとしたプレイが期待できる(かも)

19:00 open / 20:00 start チャージ:2,000円 + 1ドリンク・オーダー

バイユー ホームページ 七夕の夜、満席のお客さん(ありがとうございました)の前で演奏はスタート。このセットでのライヴは、ほぼ3年ぶりです。 ワダさんは珍しく2回も弦を切る熱演。 wada_and_bayou_1 アンドウさんも2回の夕食(ボケたわけではない)の効果か、いつも以上のブローっぷりです。 wada_and_bayou_2 私(牧)はといえば、メンバー中の最高齢ではありますが、菅沼さんのツボを押えた演奏の助けもあって頑張りました。 wada_and_bayou_3 2回のアンコールをいただき、演奏は終了(2回が多いな)。 wada_and_bayou_4 新ネタを何曲か披露したのですが、久しぶりなので、 それがわかりにくいのが惜しいところです。 次回はあまり間を置かずに演りたいものです。

2018年6月30日(土)
高円寺Jirokichi

Drinkin’ Hoppys with…
吾妻 光良(Vo,G)、高見 優貴(Vo)

Drinkin’Hoppys 3rdアルバム
「I Ain’t Drunk, I’m Just Drinkin’」
発売記念ライブ
~酔っぱらってねえす、呑んでるだけっす~

構想4年、足かけ3年、実作業2週間、というHoppysのアルバム制作に録音係と三曲客演として参加した吾妻も混じってのライヴです。

18:30 open / 19:30 start
チャージ 前売¥2,700/当日¥3,200 + 1オーダー

Drinkin’ Hoppys is….
富山浩嗣(Vo,G) 新間功人(Bass) 関勇亮(Dr)
井上惇志(Pf) 近藤研也(As) 鈴木浩介(As)
浦野紘彰(Ts) 山田竜輝(Bs) 大槻寿彦(Tp)
舟町友里(Tp) 荒井和弘(Tb) 舟津典美(Tb)

Jirokichi ホームページ


ということで、ホッピーズのレコ発ライヴ、レコ発ということで富山君ももろもろ雑誌の取材やらがあって、保護者でも何でも無いんですが、あ、飲み屋なら顔出すよ、というノリで吾妻ももう3回ほどはそういう飲み会につきあっているでしょうか、すっかりレコ発記念など終わったつもりにもなってしまってましたが・・・

Hoppys_JIRO

いざ、こうして次郎吉のステージに12人のメンバーが居並ぶと、あ、そうか、バンドとしてはレコ発後、今日が初のお披露目なのだな、と気持ちも新たになります。一部はホッピーズと(二枚目のゲスト・シンガー)高見優貴さん、休憩後の3曲目から吾妻は乱入、となりました。

HOPPY3JIRO_1

「何か、ギターのネックが細くね?」
そうなんですね、これはテナー・ギター、と呼ばれているもので、弦が高い方の4本しか無いもので、タイニー・グライムスとか、昔のジャイヴの人達が良く弾いてたものですが、実は富山君が「還暦祝いに」と言って寄贈してくれたものなのですが、いやあ悪ぃね、と帰ってケースを空けてみたらとんでもない領収書が入っていて、いや、こんなの貰うわけには行かないよ!と慌てて半額払った、といういわくつきの楽器です。今、考えたら全額払った方が遥かにカッコ良かったんだけどなぁ・・・・。

HOPPY3JIRO_2

吾妻の服装はいつもと違って、襟の空いたシャツに金のネックレス、これはどうしたことか、と言うと、何日か前のメールで富山君にドレスコードを問いただしたところ、
>我々はYシャツに蝶ネクタイでいきますので、
>吾妻さんはちょっと派手目のズートスーツ、
>ギャングっぽいと助かります。
と来たので、トランク・ルームまで取りに行ったわけですが、ホッピーズの面々は梅雨が明けた、ということで、第二正装のアロハに急遽変更された、ということでちょっと浮いてしまいました。

HOPPY3JIRO_3

別にこれは「浮いちゃった」と言って恥ずかしがっているわけではなくて、この日初めて演ったジーン・フィリップスという人の”Big Bug Boogie”という曲の中に出て来る「オレの頭にも虫がいるう!」と歌っているところなのでしょう。今回、富山君が書いてくれたこの譜面を再利用することでBoppersでも一曲増えるのですから、こんなオイシイことはありません。持つべきものは親切な後輩です。

HOPPY3JIRO_4

これは別に「ビールもう二杯!」と頼んでいるわけでは無いですよ。おそらくは、Boppersでも演っているジョー・リギンスの”Loosiana”=「高田馬場へ」の中の「二人で通ってたジャズ喫茶」というところを歌っている風景なのでしょう。
ライヴが終了した後は、もう全員かなり年下ですから、好き勝手に飲むわ喋るわ弾くわ、でオレオレ病炸裂の中、タクシーで帰りましたとさ。
富山君も中央線で寝てしまい豊田~国分寺、タクシー帰りだったそう。

danraku

2018年6月23日(土)
渋谷クアトロ

吾妻 光良 & The Swinging Boppers
ゲスト:バンバンバザール

おめでとうございます!クアトロさんの30周年記念。
ちょっと考えてもみてください、30年ですよ!
我々、Boppersがまだ全員30歳そこそこ、そんな頃
からクアトロはあるんですねえ。
ましてやゲストのバンバンは、30年前だとまだ小学生
ぐらいじゃないのか、あれ、そんなことねぇかな?
吾妻が初めて吉祥寺でバンバンを路上で見たのは、
忘れもしない30年前、いや、20年前、ちとあやふや
ですが、感動して投げ銭として一万円はたいたことは
一生忘れませんが、そのバンバンがゲスト、とはいえ
きちんとバンバン・コーナーも設けた公演となります。

開場/開演 17:00 / 18:00
料金 前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500
D別 ドリンク代¥600

クアトロさんホームページ

「クアトロ30周年は、俺達も特別なお祝いの気持ちで臨まないと。」
「だな。」
「そこで俺も考えた。30年前を再現するライヴにしてはどうかと。」
「なるほど。で、どうやって?」
「例えば、俺が当時の様な長髪のカツラをかぶって現われるとか。」
「・・・・、やめといた方が良いな。」


南会津の帰りの電車での吾妻と牧さんの会話ですが、だよなぁ、カツラはちょっとイタいかもなー、というのもあって、この作戦はボツ。では次善の策として何か無いか・・・、と考えていて、そうか!”3″、”0″、と書かれた数字の風船を買ってそれを浮かべながら入っていくというのはいかにも目出度いのではないか、と思い立って、速攻でネット通販にて数字型の風船とそれに充填するヘリウムガスを購入しました。

QUATRO30TH_1

これは実はもうかなり本番直前の楽屋のひとコマですが、ご覧の様に3、と0、という風船が電球のところに浮いていま、いや、実は浮いてないのです。単に電球にくくりつけているだけでして、実はヘリウムガスの風船というのはある程度の浮力を持たせるためにはそれなりの大きさが必要でこれぐらいの数字では浮かないのですね! こりゃ困った、どうしよう、と思いましたがそこはクアトロ、目の前に東急ハンズがありますので、急遽、ちゃんと浮くものを購入してきました。

QUATRO30TH_1B

誰も縁日のバイトをやった経験などありませんが、何人かで寄ってたかって装着法を研究します。問題はお客さんの方からきちんと”3″、”0″という数字が見えるかどうかですが、これなら何とかなるのではないか、というレベルまで追い込むことが出来ました。
但し、これに集中していた余り、秋の群馬県赤城の興行の主催者、Kさんとの面会や、今日が7歳の誕生日だ、という福島さんの息子とのテレビ電話などがすっかりおざなりになってしまいました、申し訳ありません。
第一部のバンバンのステージと休憩が終わり、一曲目の”Thing’s Ain’t”の終盤で風船をつけて客席から乱入していきますが、

QUATRO30TH_2

だめだ!”0″は見えるが、”3″が裏向き!

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おお、ちょっと重なってはいるものの、何とか、”3″と”0″が見えて、って良く考えたらこれだとお客さんには裏しか見えていないのですね。

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おお、ついにやった! ステージに乗り終わった時点ではきちんと”3″、”0″と読めるではないですか! 日本のモノづくりの精神がここBoppersでも何とか生きている、ということなのでしょうか、違うか。

QUATRO30TH_5

さて、登場から二曲終わった時点でも残りあと1時間強はあろうか、というステージをこの風船付で完遂するのは余りにも邪魔くさいので、クアトロのスタッフの方に手伝って頂き、風船をギタースタンドにくくりつけました。風船大作戦、総括してみますとクアトロの30周年、というより米国共和党の片田舎でのトランプ支持者パーティーの様でした。

QUATRO30TH_6

さて、ライヴの方は大体おなじみの演目ですが、これは「栃東の取り組み見たか」転じて「日馬富士のケンカを見たか」、こういう時事ネタは出来るうちにやっておかないとダメです。イントロの「イェーー!」のところを「ええええ?」に変えていますが、きちんとリハをしただけあって、全員の表情も活き活きしています。特にコーゾーさんのジャンプ顔は特筆すべきものがあります。しかし、元々はコーゾーさんもこんなことをやりたくて音楽を始めたわけでは無いのです。この日の楽屋ではジャズ談義に花が咲いておりまして、


「やっぱりスイング・ジャーナルの影響が大きかったよなー。」
「そうそう、あの年一回の『ゴールド・ディスク大賞』とか。」
「絶対聞いてたもんなー。ゴールド・ディスク大賞取った盤。」
「ジャッキー・マクリーンとかねえ・・・・。」
「『レフト・アローン』だ! 聞いた聞いた!」

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そんなコーゾーさんの心の声が届いたかどうかは知りませんが、ローディー兼カメラマンの龍ちゃんが撮ってくれたこの日の写真、非常にジャズっぽい白黒写真がありましたのでゴールド・ディスク大賞のロゴとともにお届けしました。コーゾー、良かったなっ!
ちなみにこの日は、今から30年前に初めてバッパーズで帯広に行った時に出来た4小節、「焼肉 Under The Moonlight」が30年ぶりに曲として完成し、クアトロ30周年に合わせてご披露させて頂きました。コーゾーさんはもう30年前から「あの曲まだ出来ないの?」といつも聞いていたので、曲が出来た時には、「パパ、やっと出来たよ!」というメールを送りました。更にアレンジをお願いした冨田さんがアレンジが完成して送ってきたメールのタイトルは「焼肉出来ました」でしたが。

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さて、アンコールはバンバンをまじえて2バンドの激突、というには余りにものんびりとした風景ですが、これは初めて吉祥寺の街でバンバンを見かけた時に、吾妻がカンパした5千円を福島君が千円、と間違えて記憶している話のところでしょうか?まあ、齢を取ると記憶があやふやになりますからね。

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「軽やかな足音」を響かせている吾妻と福島さんですが、ご覧の様にピアノにふーみんさん、バンジョーに丸川さん、ベースは一曲だけ黒川さん、と両楽団入り乱れた編成でお届けしました。

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赤い人はピアニカで参戦です。こう見えてもこの人もジャッキー・マクリーンの『レフト・アローン』でピアノを始めたのだとか。判らないものですねー。

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バンジョーの丸山さんは、同じ大学の出身ですが何と31歳!吾妻が62歳ですから、
「凄いな、『サインはV』だな。」
「え、それはまたどういう?」
「半分弱だよ。」
ごく一握りの人しか判ってくれません。昭和は遠くなりにけり。

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昭和の話のついでにイヤミの「シェー」をやっているのではありません。ロック風味をかもし出そうとピート・タウンゼントの風車奏法をご披露しているのですが、動きが鈍いので「シェー」にしか見えないのです。

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30風船と一緒に楽屋で記念撮影!

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そしてバンバンも含めて、全員で30風船と記念撮影・・・、あれ305、って何かの啓示かな?
それはそれとして、写真はありませんが居酒屋のウチアゲでは2バンド入り乱れての飲み会、コーゾーは横に座ったPAスタッフの女性・Mちゃんに
「ねえ、名前なんていうのぉ? 趣味はぁ?」
とやたら絡んでいて、それを耳にしたバンバンの黒川君が
「コーゾーさん一度つかまった方がいいですね」
とつぶやくという光景が何回も繰り返されるなか、30周年の夜は老けてい、じゃねえや、更けていきました。

danraku

2018年6月16日(土)
大宴会 in 南会津2018!

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

今年もやって参りました!我々4人がそろって
世界一 大好きな野外フェスティバル、大宴会!
昨今の異常気象に対応するため、今年は何と6月
開催となりました。この季節の南会津も楽しみです。

DAIENKAI_OLD
大宴会2018 ホームページ

さて、今年が催しとしては通算9回目という大宴会。我々が呼んでもらうのは今回が8回目(早崎さんは6回目)でして、こんなにずっと呼んで頂けている催しがあるとは、本当に有難いことです。そして去年までは9月開催だったのですが、今年は初めての6月開催、ここ何年か雨に祟られていたのでこの季節に動かしたということで、トウシローとしては「梅雨なのに?」と思いますが、6月の南会津はほぼ雨は降らないそう。そんな影響もあってか今回の大宴会は、大宴会史上初めての記録的な大動員となったそうです。吾妻と牧の二名で電車で現地に入り、既に前入りしていた早崎と合流して会場の方に向かうと、

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「小宴会」と呼ばれる会場で何やらパフォーマンスが・・・

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なるほど、岡地さんとカミさん長見順ちゃんの夫婦デュオの出番真っ最中でありました。何か土着的な、文化人類学的な(?)雰囲気をかもし出しているのが面白いところです。

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岡地夫妻のステージも終わり、一旦コテージで休憩。このコテージを使わせて頂くのもこれで8回目ということになりますが、初夏開催になっても変わらぬ快適な居心地です。この部屋ではこの後、一曲共演するハンバート・ハンバートさんも交えて、電池のアンプとピアニカ、更に机をドラムに見立ててリハーサルを敢行しました。

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そんな準備も整った午後6時半頃、ステージ裏のテントで出番を待つ我々ですが、ああ、やっぱり良い季節を選んだね、外もまだ明るいじゃない、と言いたいところですが・・・、

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ご覧の様にかなり雨が降ってきまして、ステージ上はビショ濡れであります。お客さんも雨に耐えながら見ていてくれたわけで、申し訳ありません。

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これ、左側にかすかに見えているのはハンバート・ハンバートさんのお二人ですね。
「何でこんな酷い写真しか無いのだ?」
ハイハイ。いつものアレですよ、「猿人」カメラ、どこに置こうか、後でどっか適当な場所を選ぼう、と思っていたのですが、何かに気を取られていて忘れてしまってたのですね。
で、アンコールの段になって、しまった!ここに置きっぱなしだ!と気づいて、どうしようか、と迷ったあげく、何とも失礼な話ですが目の前のお客さんに、すみません、適当で良いので撮っててくれますか?とお願いしました。確か、タケダさん、とおっしゃられていた様な。

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ありがとうございます。きちんとステージの様子が見えます。

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赤い人が弾いているのもしっかりと見えました。更に何と終演時には・・・

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こうして大宴会の会場をグルリと回したパノラマ撮影までして頂きました。
タケダさん、ありがとうございました!

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そして、いよいよ夜はウチアゲ!晴れていれば会場は野外なのですが、あいにくの雨、ここ会津山村道場は、元々は農業の教育施設だったこともあり、こんな大きな教室の様な部屋もあり、ここでスタッフ、出演者揃って大団円です。

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ボランティアの皆様の手作りの料理と、地元産ワインに舌鼓を打ちながら一挙に盛り上がってまいります。

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毎年お世話になっている主催のコアメンバー、T海林さんが北海道に転勤になって友達がいなくて寂しい、こんなに知人に囲まれたのは久しぶりです、と泣きそうになっているので、「泣クコトハナイ、バー・ハイーアニイケバ、トモダチガデキル」と宮沢賢治の様なアドバイスをしてあげたり、いつもウチアゲで一緒になる地元の方にカバンをもらったり、いつも通り途中からは誰にも頼まれないのにギターを持ってステージに上がり色々な曲を演奏しまして、すると初めてお目にかかるラップの方々のパフォーマンスが始まりました。

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画面左から、ラッパーの環(タマキ)ROYさん、ジャンベのユザーンさん、ラッパーの鎮座dopeneSsさん、とまったく初対面の方々でしたが、何しろこちらは酔って勢いづいているので、やったことはありませんが、何かラップぐらい出来んじゃね?という気分で、乱入してしまいました。

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結果はラップなのか吉幾三なのか良く判らないものとなってしまいましたが、こうして若い方々にも温かく迎えられて、楽しい大宴会を終えることが出来ました。ナマステー!

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そして翌朝、いつもの南会津の恵みの塊の様な朝食を堪能してから、主催のI十嵐さんとT海林さんと一緒に記念撮影。この大宴会、何と素晴らしいことに65歳以上は入場無料だそうですが、そうなると吾妻や牧さんは数年後にはノーギャラか?? それでも構いません!また絶対に来まーす!

2018年5月19日(土)
辻堂・ビストロ辻庵

吾妻 光良変形トリオ

吾妻光良(Vo,G) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

約一年ぶりの辻庵さん、前回は18:30開演という
ことで、我々も慌しく辻堂の地から中央線方面まで
戻らなければなりませんでしたが、今回は30分ほど
早まりました。5月ですし明るいうちから飲み食いを
始めるってのもいいですよねー。(そだねー)

ビストロ辻庵さん フェースブック

「辻堂は、思っていたより遠かった」というのが、主に中央線沿線をベースに活動してきた我々が昨年この地を訪れた時の、偽らざる感想、というヤツでしょうし、その時のお店のマスターTさんも、中央線とはこりゃまた遠いですね、という反応でした。そんなこんなもありまして、いくら何でも午前様で帰るのは避けよう、ということで18時開演、と昨年よりちと早めの時間帯を設定してもらった今回の辻庵ディナー・ショー(?)、ご覧の様にリハの最中は本当にまだ真っ昼間全開です。

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ですのでリハが終わり、たしなみに出たのも16時半過ぎ、これはデニーズとかに入るしか無いか、とあきらめかけていた時に支度中の串揚げ屋さんの前を通りかかったので、10分ほど早いですがヨロシですか? と尋くと快諾して頂けたので、そこで一時間弱お世話になりまして、旅行先で親切にされた旅人の様な気分になりました

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さて、前回よりも早い時間からの開演にも関わらず、多くのもと湘南ボーイ、もと湘南ギャル(失礼)の方々にお越しいただき、ほぼ定刻でライヴはスタート。まあ、ディナー・ショーといってもいつもとそんなに雰囲気が変わるわけではございません。吾妻のこの日のギターは、3~4年前の正月にホロ酔いで楽器屋さんで買ってしまったスクワイヤー製ジャズマスター、29,800円です。こう見えても意外に重いギターでして、kgあたりの価格で考えると相当おトクな一品です。

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遠方の地ですので、どなたからも写真をいただけない、という可能性もあるので、いつもの自撮りの猿人も持って行きましたが、意外に良いアングルで撮れております。数打ちゃ当たる、ということですかね。

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いい気になって二部は逆サイドに置いてみましたが、こちらはちと無理があり、牧さんの譜面台が画面を大きく塞いでしまいました。

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何しろ一応ディナー・ショー的しつらえ、ということで演目もなるべく食べ物に関係のある曲を取り上げようとしたのですが、そんなにそのテの持ち曲があるわけではありません。リハの時にマスターのTさんに
「Tさん、去年ジャンバラヤって・・・」
「ああ、演ってくださいました。」
「そうかあ・・・、アリゲーター・ミートは?」
「あ、それも演ってらしたと思います。」
「ら、ラム&コカコーラ、は?」
「覚えてます覚えてます。」
もう八方塞がりですので、ダブりを承知で演目を進めていきましたが、さすがに若大将を生んだ湘南、心の大きいお客さんが多いのか、非常に温かい声援に包まれて、ジジイ達も楽しく過ごすことが出来ました。

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そしてアンコールでは、いつものトルバドール・タイム、もはや首からぶら下げるミニ・アンプも堂に入ってきました。そういえばベッシー・ホールでのマスターと、こんな会話をしました。
「はあ、アンプ、首から下げるんですか。」
「そうなんですよ、腰とかだと聞こえなくて」
「何か珍しい格好ですね。」
「山岳救助犬みたい、と不評なんですけど」
「あはは、ウイスキーね。でもあれ嘘なんですよ。」
「え?救助犬のウィスキーが、ですか?」
「そうそう。ウィスキーなんか鼻先にぶら下げてたら匂いが強すぎて人間がどこにいるか、なんて判らないそうですよ。」
一応、雪国の北海道の方が言うことなので信じましょう。

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そして赤い人も、今年になって導入したピアニカ、だいぶこなれてきましたので、縦横無尽に店内を歩きまわります。

T_AN_6

そして大団円はこんな感じ。何か、とてつもなく間抜けな感じがしますが、まあこんなもんでしょう。またいずれお邪魔します!

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danraku

2018年5月12日(土)
札幌ベッシーホール
Beggar’s Harlem Presents

吾妻 光良トリオ Plus 藤井康一

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
藤井康一(Vo,Sax,Ukulele)

二回目となりますベッシーホール、今回は日本のジャイヴ王、藤井君を迎えてのライヴとなります。
ライラックの香りが漂う春の札幌に全然似合わないガチンコのジャイヴ合戦となる予定です。

18:00 open / 19:00 start
料金:チャージ+1drink 前売¥5,500/当日¥6,500

(問)BEGGAR’S HARLEM 011-233-0555
(メール) beggars@camel.plala.or.jp

ベッシーホール ホームページ

「東京 札幌 距離」でググると1153.7km、福岡で1096.4km、別府でも1129.7km、ですから我々の活動範囲としては、最も遠方ということになる札幌ですが、調べてみると前回来たのは昨年の6月24日、何と一年経っていないうちに再び呼んで頂けた、というのは本当にありがたいことです。しかも今回のツァーは我々3人に加えてたまたま北海道をツァー中のミスター・マクヴァウティ・藤井をお迎えしてのトリオ+藤井公演、富良野から札幌にやってきた藤井君も交えて一時間強のリハを終えてたしなみに向ったのは、その昔、「神経質な鶏」というブルース喫茶をやっておられて、全盛期は札幌にそうした音楽系のお店を何店舗も展開されていた「梶原コンツェルン」の梶原さんの営む狸小路の”ベティー”。余裕があれば写真の一つも撮っていたのですが、曲順を考えるのに一生懸命で忘れてしまいました。そうですね、写真といえば、またまた他人様の手をわずらわせるのは良くないのでいつもの自撮りカメラを持っていきましたが、

2018_0512_BESSIE_1

ダメです。ロクなアングルで撮れません。仕方なく今回も主催のK藤さんに泣きついて知人の方々から写真を分けていただきました。

2018_0512_BESSIE_2

ベッシーのステージには、良く見るとマンボウの様な画が飾られているのですが、口を尖らせて歌っている吾妻が何となくマンボウに見えてきます。

2018_0512_BESSIE_3

ご覧の様に、客席は満員御礼、という感じで本当にありがたい限りです。藤井君には一部の5曲目から参加してもらいましたが、楽屋口の階段上からサックスを吹きながら降りてきていただきました。

2018_0512_BESSIE_4

吾妻のギターは今年二回目の投入となる、イタリア製のゴヤ。何か藤井君との相性が良い様な気がしているのですが、単なる気のせいなのかも知れません。その昔、ジャジー・ジャイヴというユニットで二ヶ月に一度ぐらいは一緒に演っていたこともあり、ほとんどの曲は覚えていますが、それでも懐かしいものです。昔からの仲間というのは良いものですね。

2018_0512_BESSIE_5

そう、そして折角ですのでサックスだけでなくウクレレの演目も何曲か取り上げてもらいました。春の陽気にウクレレの音色、ということで周囲の表情もやわらいで見えます。

2018_0512_BESSIE_6

しかし、そうしたウクレレの演目にこういうアクションが必要なのか、いったいどういう思考回路を経てこういうアクションが表出しているのか、は今後の研究が待たれるところでしょう。

2018_0512_BESSIE_7

恒例のトルバドール・タイム、藤井君にはウクレレを持って客席に乱入していくようにお願いしましたが、ここでも吾妻は妙にロック的なアクションが止まらない様でした。

2018_0512_BESSIE_8

そしてホテルに楽器を置いてから、ウチアゲに行く前に札幌といえば松竹谷、ということでキヨシの店、BAR BAHIAに行って一杯だけ飲んできました。キヨシさんとは来年、とあるツァーの予定もあり、何とも楽しそうな一枚ですが、おっかしいなあ、本当は藤井君も写っている写真があったのに失くしてしまいました。
この後のウチアゲでも、多くの方々にお世話になりました。まったねー、そだねー。

danraku

2018年5月3日(木・祝)
名古屋 地下鉄東山線「池下駅」
BAR ストレガ

ピアノの早崎が1年ぶり帰郷ライヴ!
旧友とのソロ・バトル(?)です。
早崎の赤は名鉄の赤!故郷に
赤を飾ります!

早崎 詩生(Pf)/石田 力(Pf,Vo)

18:00 open / 20:00 start
料金:チャージ¥1,500

TEL:052-752-0277
MAIL:stregainui@gmail.com

ストレガさん ホームページ
石田さん ホームページ

一年ぶりの池下ストレガでの帰郷ライブでした。120年の歴史を持つ名鉄電車は未だ赤く、我々と同じ1960年に誕生した東山線の池下駅ホームは未だ狭く、東山公園では恋人同士でボートに乗ると別れるので止めたほうがいいと未だ言われ、変わらぬ名古屋に心が踊る中、ソロだけじゃなく同窓石田君とピアノ弾きました。

strega_2018_1

引用:名鉄HPより

strega_2018_2

最近、病みつきになっているピアニカでの客席徘徊です。曲は石田君の歌う「俺の孫(原曲:Isn’t She Lovely)」で歌詞は簡単、「オレノマーゴー、カワイイーネー」です。

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そこは同窓。付き合いは心得てます。カウンターの中、マスターの仕事場にまでお邪魔してスミマセンでした。マスターのご好意の呼びかけでたくさんのお客さんにお集まりいただき、満員御礼ありがとうございました。名古屋の皆様、また、お邪魔しますのでその折にはよろしくお願いします。

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トリオ+1・春の大阪弾丸ツァー!

2018年4月28日(土)
梅田アズール

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

前回は雨模様の晩秋にお邪魔しましたが、今回は
春爛漫の季節となりました。春らしい曲を多数用意
する、かどうか判りませんが、お洒落なジャズ・バー
ですし、それなりに頑張らねばと思う今日この頃。

17:00 open / 18:30 start
料金:チャージ¥4,000 + drink/charm?¥1,000

アズールさん・スケジュールページ

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2018年4月29日(日)
堺ブルース・フェスティバル

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

初めてお邪魔いたします、堺ブルース・フェス。
ブルース・フェスということで、前日のジャズ風味
とはまた違った取り組みをしてみようか、とも思う
今日この頃です。

我々の出番は17:00からに決まりまして、
場所はMinaさかい(堺市市民交流広場)
堺東という駅から徒歩五分、屋外無料、
会場内飲食ブース有り、雨天決行だそうで
あとはもう、早崎さんが今年も雨男なのか
どうか、それにかかっていると申せましょう。

堺ブルース・フェス  ホームページ

齢を重ねてはいても、なかなか教養はつかないもので「弾丸ツァー」というのはロクに宿泊もせずに予定をドドッ、とこなしてそのまま帰って来る、という旅行のことだ、というのを知らずに書いてしまいましたら、その齢でそんなことして大丈夫なのか、と心配された方も一部にはいたとかいなかったとか。大丈夫です、きちんと同じ宿に二泊致しました。今回、我々四名がこの梅田~堺ツァーを観光、もとい、敢行している時、たまたまバッパーズでアルトをお願いしている小田島先輩も奈良~京都辺りに公演に来ているという話で、

odjm_mail

関西地区の現地案内役をしてくれている謙ちゃんにイザナワれるままに新大阪から電車を乗り換え、地下街を右往左往しているうちにやって参りました、二回目のアズール。前回は雨模様だったのですが、今回はまさに初夏ならではの良い気候、雨男もここに来て汚名挽回です。大阪ではもう定番のゲスト、タンメンもまじえて約一時間のリハを終えました。

azul2018_1

もしも小田島先輩が登場した際の段取りも整えてから、本番前のたしなみに。時間的に一時間強しか無かったののが逆に功を奏したのか、丁度ほろ酔い程度でステージに上がり、無事2ステージをこなしました。

azul2018_2
azul2018_3

アズールは店の外にテラスがあり、そこで飲みながらライヴを見られる、というのが何ともこの季節にステキなシチュエーションでもありますので、アンコールではタンメンを再び呼んで、いつもの吟遊詩人(トルバドール)スタイルで店内を練り歩いて演奏させていただきました。タンメンのご友人がその様子を撮影してくれたものがネットに上がっていますので、このページでもご紹介致しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=ykyEMdk97HI


残念ながら、小田島先輩は先方の時間も長引いて、登場は叶いませんでしたが、とりあえずテラスに席を作ってもらってウチアゲ。日本ブルース界・古参のレイジー・キム大先輩を囲んで、一番若いトミー・井尻ィも交えて日本のブルース界の歴史を学びながら楽しく飲みました。
さて、翌日の堺ブルース・フェスは現地16時入り、20代や30代の頃ならホテルでグウグウと寝ていられるところですが、とても寝られません。結局、三ノ宮にある牧家のお墓に全員で墓参りに行くことにしました。

TO_SANNOMIYA

周りの人々が嫌がっている様子が手に取る様に判るのが、何とも小気味良いものです。そしてお墓参りが終わったら、折角ですからね、グルメ・ツァーです。事前に吾妻が調べていた、三ノ宮の古くからあるお店で「ソバメシ」を食おう、ということになっていたのですが、昼どきで混んでいるため30分以上待つそうで、他に行くことにしましたが、目ぼしい店が・・・・、おおっ!

SAVOY

ジャズ/R&B愛好家なら知らぬ者なし、のサヴォイのレーベル・マーク!カレー屋さんだそうですが、有無を言わさず入店しました。
「こちらのマスターはサヴォイお好きなんですか?」
「はあ、ご存知だっか? いやぁ、初めて言われましたわ、私どもも何のことやらさっぱりワヤで、でもマスターは好きらしいでっすわ。」
いや、カレーは美味しくいただきました。ホテルに戻り、ちと休んで一路堺東へ移動すると、前日アズールに見に来られていた、という親子連れの方と遭遇。

BEFORE_SAKAI

ありがたいことです。会場に着くと、BLUES、と大書された看板をバックにメイン・ステージが。血沸き肉踊るフェステバル風景が目の前に。

SAKAI_KAIJO

楽屋のテントに向かっていくと、弁ブルースで有名なこの近辺在住のROIKIとその友人でブルース喫茶をやっておられるKさんと遭遇、楽屋の中で先ず一枚。

ROIKI

ライヴの方は、こういう街中のフェスではどこもそうですが、終演時間が18時、と割ときっちり決められていて、トリの我々としてはすみだJAZZの再来では無いか、とドキドキしながら待っていましたが、アンコールのワイヤレス・ショーまで含めて正味40分、18時4分過ぎにはすべての音を止めることが出来てめでたしめでたし、でした。

2018_sakai

ちょっと間が空きましたが20時からは、何しろフェスティバルですからホテルでのウチアゲでした。

KANI

こりゃ何だ、と思うかも知れませんが、ツマミにカニがありまして、カニ大好きフリスキーの吾妻としてはずっとカニ、ワイン、カニ、ワインを繰り返しつつ、この日も偶然テラス席でしたので、こんな感じで皆で盛り上がりました。

SAKAI_TERRACE

久しぶりにギター/Voのスパイダー・テツ氏とも会って色々と話しているうちに何か激論にでもなったのでしょうか?

TETSU

まったく覚えておりません。そしてウチアゲ終了後、ホテル内を出口に向かって歩いていくとそこにグランド・ピアノが・・・・。
もうビョーキが止まりませんので一曲披露させて頂きました。もう呼んでもらえないかも知れませんね。

ENC_PF

すっかり良い気分は止まらず、宿に戻ってから昼間のリベンジに「ソバメシ」のある飲み屋さんで二日間の反省会。地元の皆様、お世話になりました。

FIN_UCHIAGE

そして月曜日、帰りの新幹線に乗ってる時に小田島先輩からのメールが。
「笑った。下賀茂神社にて」

TANMEN_ODJM

タンメンと小田島さん、偶然、京都の下賀茂神社で遭遇したそうで、神社ならではの縁結び(コーゾー談) ということでしょうか。

danraku

2018年4月14日(土)
博多・ゲイツ7

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

Boppersとしてはこれが三度目となるゲイツ7、記憶は二回分しかありませんが頑張ります!

Open 17:30 Start 18:30

前売り5,000円/当日5,500円 +1ドリンク(500円)

ゲイツ7 スケジュール・ページ


さて、四ヶ月ぶりとなるBOPPERS公演、きちんと調べたわけではありませんが、何だかんだ三ヶ月に一度は活動している様な気がするので、四ヶ月も間が空く、というのは久々に思えます。そんな事情もあるのか、行きの福岡空港から中州までの地下鉄内では各人、いつにも増してやる気に満ちた表情をしている、かも。

2017_04_GATES7_METRO

この日はトランペットの名取さんがドバイに出張(?真偽のほどは不明)のため、代打には写真右側前から二人目の松木理三郎さんをお願いしました。若いから勢いがあります。

2017_04_GATES7_SUSHHIYA_

無事、リハを終えて本番までは約一時間弱、外は結構雨が降っていることもあって、ビルの中の「くら寿司」で本番前のたしなみ。バリトンの三平以外はくら寿司に入るのが初めてで、焼酎に「前割」というのがあるがこれは飛行機の先割みたいなものか?早く飲むと安いのか?と情報が錯綜しましたが、要するにあらかじめ水で割っている焼酎らしく、ふん、大きなお世話だな、と若干不評でした。さて、定刻を5分ほど過ぎて開演。

2017_04_GATES7KTN

地方興行の度に、このページの写真入手に苦慮していますが、今回は別府のK谷さんが見に来てくれていたので一枚頂きました。しかし、毎回毎回甘えるわけにも行かず、ということで買った3000円のカメラ、APEMAN! これを初めてBOPPERSにも投入してみました。

G7_stage1

いや、これが意外にも使える、ということが今回判りました。とりあえず動画撮影モードにしたカメラを早崎さんに渡して、どこでもいいからピアノの上に載せておいてよ、と頼んだだけなのですが、画角の広さと大編成バンドという相性が良いのか、想像していたより、きちんとした画が撮れています。

G7_stage2

しょっぱな、客席から登場してステージに上がってくる吾妻の様子も、さながらBBCの動物ドキュメンタリーの様にリアルに収録されていました。

G7_stage3

二部は逆サイドに座っている三平さんにお願いして、どこか置けそうなところに置いといて、と頼んだらPAのスピーカー上に設置してくれましたが、これもかなりまともな画です。しかし、アンコールになってある誤算が明らかになってきました。アンコールに選んだ曲は”Gumbo de Twitter”、岡地さんのパワフルなセカンドライン・リズムが売りですが、余りにもこれがパワフル過ぎましてですね・・・・、



早回しでお送りしましたが、あっという間に振動でカメラがそっぽを向いてしまいました。
ですので、この後の様子は再びK谷さんに送っていただいた写真しか無いのですが、いつもの様にトルバドール・タイム、おそらく吾妻と三平、冨田がフロアを闊歩していた筈ですが、全体像は良く判りません。

2017_04_GATES7KTN2

さて、こういった地方興行ではありがたいことに、長らく会っていない友人や、小編成のライヴなどでお世話になった方々に数多くお越しいただいているわけですが、別府のK谷さんのご友人の小学生の娘さんが、何と我々のファンだ、と聞いて驚くやら嬉しいやらですが、

G7_SCHOOL_GIRL

何でも日々、小学校の廊下で「♪150から300♪」と歌っている、と聞き、「ダレモワカラナイカラ ヤメロ」という宮沢賢治風の助言をさせていただきました。

2017_04_GATES7_UTAG

そして終演後は、博多ですからね、モツ鍋屋さんであります。本番では「♪たまげたー、モツ鍋にゴキブリ♪」と歌ったりしていたので、食べられないのではないか、という危惧もありましたが、そんなデリケートなメンバーは幸い1人もいませんでした。

2017_04_GATES7_FKOKA

何しろもうみんな大人です。「大人はワイン二本まで」の精神も忘れず、翌朝はスッキリと目覚めまして、空港で大きなウッドベースなどを預けても、まだ若干時間にゆとりがあったので、短い時間を利用して福岡空港の居酒屋でちょいたしなみ。コーゾーさんはその店から出てもどうにも飲み足りないらしく、
「ねえねえ、羽田着いたらライオン行くよ!ライオン! だから飛行機の中で飲むのは禁止だよ!」といつも以上に絶好調でありました。さて、早速ですから預けたウッドベースをどうやって引き取るのか、ちょっとここでお目にかけましょう。

G7_WOODBASS

画面の奥側にある航空会社さんが用意してくれる巨大なケースにベースを入れて運んでいるわけですが、その巨大なケースが出て来ると、何故かつい手を合わせたり拝んでしまいそうになるのは、日本人ならでは、なのでしょうか。

2017_04_GATES7_LION

そして、コーゾーさんの予定どおり最後は「ライオン」での宴会。風邪をひいた近さんとリハのある小田島先輩、ピンチヒッターの松木さんを除いた75%という高出席率の宴席となりまして、遥か昔に富山から早朝便で帰って以来の羽田飲みとなりました。まあ富山の時は連続5時間飲んでいましたが、今回は二時間弱ですから、大人になったものです。

G7_final2
G7_GOHOME

帰りの電車でコーゾーさんは「充実したツァーだった!一泊四呑だ!」と喜んでいましたが、西川さんに至っては、「オレ、朝起きぬけにビール飲んだから、一泊五呑だ。」と告白しておりました。健康に飲めて演奏できるのが、何よりです。
どうでもいいですが、久々のせいか、ちょっち長文でしたな。

2018年3月10日(土)
代官山・晴れたら空に豆まいて

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

晴れたから空に豆まきに来たりして
(当日の天気を保証するものではありません)
ガンガンに鳴るピアノに喜ぶ赤い人が目に浮かびます

18:30 open / 19:30 start
料金:前売¥3,200/当日¥3,500(+ 1drink \600)

晴れ豆さんのスケジュール・ページ

さて、前回お邪魔したのは昨年の7月の晴れ豆ですがとにかく暑かった!というのが印象に残っております。しかし、今回はようやく寒かった冬も終わって、何の根拠が無くても天気ぐらい予言はしてみるものですね、見事に晴れ模様の日となりました。ですので、演目もいつもとはちょっとだけ趣きを変えて春らしい曲を中心に、って別に毎年取っている作戦でしたね、申し訳ない、趣きはほぼ変わっておりません。せいぜい、吾妻の緑色のシャツに春=若草色、というかすかな努力だけでも感じ取って頂ければ、と思う今日この頃です。あ、ギターもイタリア製のゴヤ、というものでいつもよりアート色を強めたチョイスで、ってどうでも良いですね。

HAREMAME_2018_1

しかし、もう一つ頑張ったのは久々に倉庫から引っ張り出した、若草色のエレキ・マンドリン、久々に弾いてみると、複弦楽器ですから和音を弾くとジャイヴで良く使われているティプレにも似た響きが出るのです。学生の頃に良く聞いたレオ・ワトソンの「マンドリン弾きがやってきた」=”The Man With the Mandolin”をニューオリンズ風にアレンジしてみる、というのに挑戦させていただきました。こんな頑張って弾く楽器ではないのでは、という気もしますが。

HAREMAME_2018_2

まあ、そんなこんなもあって、色々と楽器を準備してから駅前に出来たという串カツ田中に飲みに行っているうちにすっかり写真の自撮りを忘れてしまい、二部で急遽仕込んだものの見事に失敗、良くお願いしている寺田家の方々から写真を頂きましたが、客席の位置的に岡地さんと早崎さんはほぼ写らないという位置ですが、どうだったのでしょうか、まあいつも通りだったのでしょうね。

HAREMAME_2018_2A

マンドリンを持った吾妻越しに遠くに見える赤い姿、やはり早崎さんはいつも通りだった模様です。いや、いつもより少し嬉しそうに見えるとしたらそれはマンドリンに喜んでるわけではなく、都内のライヴハウスでは随一鳴る、と言われている晴れ豆のピアノに喜んでいるだけと思われます。ちなみにこの写真はアンコール時の様子で、既に客席乱入用の電池アンプを首からぶら下げています。

HAREMAME_2018_3

そしてお約束どおり乱入。何だ、いっつも同じ展開じゃないか、というなかれ、先ずギターがマンドリンに変わっているところ、そして・・・・

HAREMAME_2018_4

そう、今年からはこちらの方もピアニカで乱入する、というのを定着させようと、目下努力中であります。しかし、何だろう、服が光っているところがエクトプラズムの様に見えるのがちと不気味であります。

Haremame_2018_6

そして、客席内で落ち合う二名、何か全然そういった必要は無い局面なのに、どことなくロック調のイメージをかもし出しているのが不思議といえば不思議です。蛇足ですが、寺田ご夫妻からは、「首からウィスキーをぶらさげている救助犬」みたいだから、アンプを首からぶら下げるのはお勧めできない、という助言も頂いたのですが、現在これを上回るソリューションは発見されておりません。

HAREMAME_2018_5

終演後、帰る直前のひとコマ、ああ、岡地さんいましたいました。いつもと変わりありません。早崎さんは用事があってひと足早く退出しましたので、3人だけの写真となりましたが、なかなかのどかな春の晴れ豆でありました。

2018年3月10日(土)
代官山・晴れたら空に豆まいて

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

晴れたから空に豆まきに来たりして
(当日の天気を保証するものではありません)
ガンガンに鳴るピアノに喜ぶ赤い人が目に浮かびます

18:30 open / 19:30 start
料金:前売¥3,200/当日¥3,500(+ 1drink \600)

晴れ豆さんのスケジュール・ページ

さて、前回お邪魔したのは昨年の7月の晴れ豆ですがとにかく暑かった!というのが印象に残っております。しかし、今回はようやく寒かった冬も終わって、何の根拠が無くても天気ぐらい予言はしてみるものですね、見事に晴れ模様の日となりました。ですので、演目もいつもとはちょっとだけ趣きを変えて春らしい曲を中心に、って別に毎年取っている作戦でしたね、申し訳ない、趣きはほぼ変わっておりません。せいぜい、吾妻の緑色のシャツに春=若草色、というかすかな努力だけでも感じ取って頂ければ、と思う今日この頃です。あ、ギターもイタリア製のゴヤ、というものでいつもよりアート色を強めたチョイスで、ってどうでも良いですね。

HAREMAME_2018_1

しかし、もう一つ頑張ったのは久々に倉庫から引っ張り出した、若草色のエレキ・マンドリン、久々に弾いてみると、複弦楽器ですから和音を弾くとジャイヴで良く使われているティプレにも似た響きが出るのです。学生の頃に良く聞いたレオ・ワトソンの「マンドリン弾きがやってきた」=”The Man With the Mandolin”をニューオリンズ風にアレンジしてみる、というのに挑戦させていただきました。こんな頑張って弾く楽器ではないのでは、という気もしますが。

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まあ、そんなこんなもあって、色々と楽器を準備してから駅前に出来たという串カツ田中に飲みに行っているうちにすっかり写真の自撮りを忘れてしまい、二部で急遽仕込んだものの見事に失敗、良くお願いしている寺田家の方々から写真を頂きましたが、客席の位置的に岡地さんと早崎さんはほぼ写らないという位置ですが、どうだったのでしょうか、まあいつも通りだったのでしょうね。

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マンドリンを持った吾妻越しに遠くに見える赤い姿、やはり早崎さんはいつも通りだった模様です。いや、いつもより少し嬉しそうに見えるとしたらそれはマンドリンに喜んでるわけではなく、都内のライヴハウスでは随一鳴る、と言われている晴れ豆のピアノに喜んでいるだけと思われます。ちなみにこの写真はアンコール時の様子で、既に客席乱入用の電池アンプを首からぶら下げています。

HAREMAME_2018_3

そしてお約束どおり乱入。何だ、いっつも同じ展開じゃないか、というなかれ、先ずギターがマンドリンに変わっているところ、そして・・・・

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そう、今年からはこちらの方もピアニカで乱入する、というのを定着させようと、目下努力中であります。しかし、何だろう、服が光っているところがエクトプラズムの様に見えるのがちと不気味であります。

Haremame_2018_6

そして、客席内で落ち合う二名、何か全然そういった必要は無い局面なのに、どことなくロック調のイメージをかもし出しているのが不思議といえば不思議です。蛇足ですが、寺田ご夫妻からは、「首からウィスキーをぶらさげている救助犬」みたいだから、アンプを首からぶら下げるのはお勧めできない、という助言も頂いたのですが、現在これを上回るソリューションは発見されておりません。

HAREMAME_2018_5

終演後、帰る直前のひとコマ、ああ、岡地さんいましたいました。いつもと変わりありません。早崎さんは用事があってひと足早く退出しましたので、3人だけの写真となりましたが、なかなかのどかな春の晴れ豆でありました。

2018年2月17日(土)
新宿レッドクロス “新宿コネクション”

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
with  ハッチハッチェルオーケストラ/ズクナシ

東新宿のちょいロックな小屋にお邪魔します。
共演は、以前名古屋からの帰りに3人席に4人
で座って飲みながら帰ってきたハッチさんと、
数年前、渋谷で共演して以来のズクナシさん。
人見知りな我々、新宿というとドキドキします
が、知り合いがいると安心できますね。

18:00 open / 18:30 start
料金:前売¥3,000/当日¥3,500(Drink別)

紅布(Red Cloth) ホームページ

「おう、ハッチ久しぶり!」
「これはアニキ達、お久しぶりでやんす」
これではその筋の方々ですが、まあ表現は違うものの久しぶりに会ったハッチ氏、見た目にはちとそぐわない、先輩をおもんぱかる丁寧な心遣いを感じる再会となりました。3年ぶりぐらいなのかなあ。
「痛風はどうよ?」
「あ、1月に出ました。アニキ達は?」
「俺ら、ずっと薬飲んでるから平気。」
こんな病気ネタから始まり、バカ話に興じるうちに我々のリハも終了、ズクナシさんのリハをチラと見て、それではたしなみに行こう、参りましょう参りましょう、と東新宿の街に繰り出しました。
「前はここに飲み屋があった様な・・・」
「再開発が進んじゃったからなぁ。」
「おい!まだあるよ!奇跡だ!」

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以前、レッドクロスに出た時にたしなみに行った飲み屋さんが、まるで高層ビル街の片隅に咲く一輪のスミレの様に(?)営業しているではないですか。よし!ここしか無い!と入ろうとしたら、開店までまだ18分あるということで断念。表通りに出ると、名古屋で有名な手羽先の「世界の山ちゃん」があり、そう言やあ、初めてハッチに会ったのも名古屋だったなあ、と追憶の名古屋飲みに突入。

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ワイン一本980円、という超コスト・パフォーマンスもあって、短い時間でしたがすっかり盛り上がってしまいました。お向かいに座っていたランデブー中のお二人さん、写真を撮っていただきまして、ありがとうございました。

SHIN_CONN_2

さて、お店に戻ると一番手のズクナシさんが始まったところ。ズクナシさんとは渋谷のイベントでご一緒して以来ですが、いやあ、バンドとして無茶苦茶タイトになっていてビックリ!後ほど聞いたら、産休などで休業期間はあったものの、その前は年間140本というライヴをこなしてきているだけでなく海外ツアーも敢行し、現状は子育て中にも関わらずジジイ達を軽く10本以上は上回る年間40本以上のギグ数をキープしているということで、頭が下がります。

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皆さん、見てください、このエミさんのエミ反り、いや、エビ反り!凄いですねー、さすがロック・ハウスですからねー、ロックですねー。ジジイ達が真似したら三日三晩寝込むこと間違いなしです。ちなみにこの凄いシャッター・チャンスでお判りの様に、今回のほとんどの写真は、Boppersの写真とロード・マネージャーでもお世話になっている田辺の龍ちゃんに提供して頂きました。猿人じゃあ逆立ちしても撮れません。

SHIN_CONN_4

しかし、こうなると我々も負けてはいられません、そんなに体力も使わずに何とかロックっぽく見せる方法は無いだろうか、と模索した結果、「ちょっと難しそうな顔をする」というのが良いのではないか、と判断したところ、こんな写真になってしまいました。ロックと言ってもプログレ系でしょうか。ちなみにこの日の一曲目のインストは、ジプシー・スウィング系のインストでしたが、途中、ハッチ氏を讃えて彼の名曲「花束とメロディ」を挿入歌として歌わせていただきました。

SHIN_CONN_5

なかなか、若い方々からも受け入れられてリラックスした我々、ステージで杯を酌み交わす姿は、ロックというよりは村祭りの様相を呈しています。

SHIN_CONN_6

最後はハッチ・ハッチェル・オーケストラ、長ぇーーっ!というハッチの顔が良いですね。彼らを見るのは久しぶりですが、何と昨年は40曲を書いたり、テレビにレギュラー出演したり、となかなかな一年だったらしく初めて聞く曲も多く、独特のちょっと不思議でイカサマっぽいハッチ・ワールドを堪能いたしました。右端のアコーデオンの女性は前のハッチ楽団にも在籍していて、強烈に記憶に残っているのですが、どうしても彼女の歌っていた曲が思い出せず、リハの時にこんなやりとりがありました。
「ハッチ、彼女歌ってるよね?」
「はいはい、やってますよ」
「何て曲だったっけ?『プレミアム・フライデー』?」
「違いますよ!『ハングリー精神』ですよ!」
もう無茶苦茶な記憶力です。

SHIN_CONN_7

そしてこの写真でも判る様に、以前よりもロック度が増しています。たまたま仕事場が近くて見に来ていた、ブルース・ギタリスト/評論家の小出先生もウヒャウヒャ言って喜んで見ていました。

SHIN_CONN_9

アンコールは何と全員でステージに上がり、ハッチの発案で「蛍の光」を熱演。雰囲気はもうロック!ですね。
「蛍の光、ってスウェーデンスコットランド民謡なんですよね。」
「へえ、そりゃ知らなかった」
スウェーデンスコットランド人も閉店のBGMに使われるとは思ってもいなかったでしょうね。一体全体どうして閉店のテーマに使われる様になったんでしょうね?」
「ハッチ、その前に卒業式だから」
「あ、そうか」
サウンド指向のハッチには、モノの道理が良く判っていないところがあります。吾妻のこの日の新発見は、蛍の光とサム・クックの”Bring It On Home To Me”が非常に似たコード進行をしているということで、これは今後どこかで使えますな。

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ウチアゲではズクナシのエミさんと同じテーブルに。吾妻が何故こんなにカレーうどんに驚いていたのかは今となってはすべて謎のままです。

danraku

2018年2月16日(金)
中野ブライトブラウン
プレミアム・フライデー企画

アンデーが好きな曲を吹く夜

アンドウケンジロウ(cla/sax fromカセットコンロス)
吾妻光良(Vo,Gtr) 牧裕(エレキBass)
岡地曙裕(Drs) 早崎 詩生(pF)

今年も演ります、もはや死語(?)と化したという話もあるプレミアム・フライデー企画。
初回は関東随一の唄心を持つクラ/サックス 吹きのアンデーが吹きまくります!

19:00頃 open / 20:00 start
料金:前売¥2,700 + 1Drink 以上

ブライトブラウン・スケジュール


プレミアム・フライデーと申しましても、そんな午後3時とかに勤務先をドロンできる様な人ばかりではなく、というよりせいぜいいつもより30分ほど出て来れればラッキー、という方も多いでしょう。我々も例外ではなく、ブライト・ブラウンに入ってから客入りの時刻までの1時間で、アンデーのやりたい曲をすべてリハしないとなりません。
「おい、何からやる、何から」
「ええと、今譜面台に乗ってるこれから」
「これってどれだよ」
「いや、だからあれ」
と混乱の極みのなか、いったい全部で何曲あるのかも定かではない状態でとりあえず全曲さらい終えて開場5分前、一応、年功序列で若いアンデーだけは立ちで、その他のジジイ達は座り、といういつも通りのセッティングで20時に開演となりました。

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世の中には色々なバンドがあるもので、我々はある意味スクエアといいますか、開演までには当日のすべての曲順が決まってないとどうにも居心地が悪いのですが、一方でローラー・コースターの小出さんの様に、その場にならないと何の曲をやるか自分でも判らない、という人もいたりします。で、この日も我々としては決めたいところですが、曲順を決める時間的余裕が無いことに加え「アンデーが好きな曲を吹く夜」ということは「アンデーが好きな曲順で吹く夜」でもあるわけで、ある程度アンデーの意向を尊重する必要もあるわけです。おい、じゃアンデー、一曲目と最後だけ決めとくから、あとはステージでやりたい曲を伝えてくれ、あい、オッケーです、ということにあいなったのですが、実際にやってみると、いったいどの曲を演ってないのか、あと何があるのか、がまるでわからないため、こんな具合に曲のリストを見せながらの進行となりました。ちょっとカラオケっぽくもあります。

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そしてこのプレミアム・フライデー企画、吾妻と牧さんはこのブライト・ブラウンの楽器を使わせて頂いておりますが、企画立ち上げ当初の約1年三ヶ月前に変えて以来、一度も切れていなかった弦がついに切れました。しかし、こういうこともあろうか、とカバンの中には替えの弦を入れておりますので、しっかりと一曲の中で張り替えることが出来ました。

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アンデーといえば、やはりバンバンバザールの頃から今のコンロスに至るまでどうしてもクラリネットのイメージが強い、という方も多いと思いますが、この日はテナーのブロウも大炸裂。アンコールの一曲目は、そのブロウ・テナーの大有名曲、ビッグ・ジェイ・マクニーリーの「ディーコンズ・ホップ」、最初は手拍子とテナーだけで始まります。我々も嬉しそうですが、左端で見ている富山さんも嬉しそうです。

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途中からサビに入ると我々の伴奏が加わりますが、吾妻は何かを歌っているわけではありません、ギャー!と言って騒いでいるのです。そういう曲なのです。

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そして勢いが止まらなくなったアンデーはそのまま客席に流出、じゃねえや、乱入。

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満場の拍手を浴びながら客席を練り歩き、大団円を迎えました。

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奥さんの目撃談によると、家でこんなに熱心に譜面を書いているアンデーは見たことが無い、という話でしたし、翌日届いたアンデーのメールにも
「慣れないブロウのせいか唇やら顎やら首やら腰やらうっすら痛いですが、それもまた心地よいです。」
という記載があったぐらいで事前準備も当日の力の入り方もなかなか凄い企画でした。ということで一回で終わらせるのは余りにも勿体ないので、またどこかでやるか、という画策が既に始まっている、とも聞きます。その際はまた宜しくお願いします。

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2018・近畿縦断ツアー!

ツアー初日:2018年2月10日(土)
和歌山 OLD TIME

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

2018年初頭を飾る近畿縦断ツアー、初日は
初めて訪れる和歌山です!オープニング・
アクトには、”ドロドロ・バター”でお馴染みの
マサ・タケダさんの楽団、トリオ・ソ・ブランコ
にトミー井尻氏、更に女子だけのバンド(?)
Wayward Girlsをお迎えしています!

18:30 open / 19:20 start
料金:前売¥3,500/当日¥4,000(1drink別)

OLD TIME スケジュールページ

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ツアー・ファイナル:2018年2月11日(日)
大阪 Mother Popcorn

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

2018年初頭を飾るツアーもついに最終日、
以前、サードストーン・バンドさんと対バン
で出て以来、二度目の出場です!
若い友人のトミー井尻ィ氏と対バンです!

17:30 open / 18:30 start
opening act 井尻昌孝 & The Loose Hepcats
料金:前売¥3,500/当日¥4,000(1drink別)

マザー・ポップコーン HP

「和歌山~大阪か!近畿縦断だな!」
と盛り上がった我々ですが、実はOLD TIMEに来たことがあるのは岡地さんだけ、なおかつクルマでしか来たことが無いので土地勘ゼロ、残る3人は和歌山に来るのはこれが初、というわけで位置関係も良く判っていません。

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一応、小学校でも中学校でも日本地理は習っている筈ですが、頭で描いていたツアーの移動行程はA、しかし正解はB、と余り縦断感はありませんでした。しかも慣れない特急に乗ってきたせいか、吾妻はライヴハウス二軒への、そして井尻ィさん、マサさんへの東京土産4点をすべて電車内に置き忘れてきてしまいました。そしてオールドタイムに入り、順調にリハも終わり土砂降りの中ですので楽屋でコンビニの酒とツマミをたしなみつつ待っていると開演。先ずオープニング・アクトはWayward Girlsのお二人。

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ちょっとマリア・マルダー風のサウンドの女性デュオで、ギターの方のフォーク風のスリー・フィンガーの指さばきは、吾妻の3倍ぐらい達者でした。続いてはマサ・タケダ率いる、トリオ・ソ・ブランコ+トミー井尻ィ氏。

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迷曲(?)「どろどろバター」をはじめとしたマサ・ワールドに井尻ィ氏のジャンピン・ギターが絡む、というなかなか見ごたえのあるステージでした。ドラムの方の若々しいナウなビートと弾き語りをやる中で独自に身につけたというマサ氏のベース付サイドギターが見事なコンビネーションでした。そして我々は3番手。

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初めて呼ばれた和歌山、ということでジジイ達、嬉しそうですね。ちなみに今回のツアーは写真の自撮りをすべて断念し、若い方々にすがりましてマサさんと井尻ィさんから沢山送ってきて頂きましたので、折角ですから一名ずつ見て参りましょう。

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オールドタイムには、生ピアノがある、ということで喜んでいた赤い人ですが、アップライト・ピアノなのでどうしても顔が見えにくいのは仕方ないです。その反動なのか、翌日のマザー・ポップコーンのエレピの配置は、よりお客さんから顔が見やすい様に、という角度に自らセットしておりました。

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いつもと変わらない(?)様に見える牧さんですが、よーーく見ると目をつぶっている様ないない様な・・・。

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そして、まだシャツが濡れていないからでしょうか、普段だと「海の生き物」然とした岡地さんもこの日は「森の生き物」的です。

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そして吾妻のこの表情は何でしょうか?説教中なのでしょうか、麻生財務大臣の物真似でしょうか。

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そしてライヴの終盤は恒例のトルバドール・ショウ、初めての地ということで周りの視線もちと冷たいのかな、という様なことを現場でも感じておりましたもので、

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より和歌山の皆さんに溶け込むべく、客席に座って弾いたりもしてみました。交流は大切ですよねー。そして交流といえばウチアゲ。

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Wayward Girlsの皆さんやマスターも含めてお座敷居酒屋でお疲れさま。酔いすぎることもなく、楽器を置き忘れることもなく、無事に宴を締めくくりました。

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そして翌日は大阪本町のマザー・ポップコーンに4時入り。おい、どうする?時間空いちゃうよな、和歌山城行く?加太、とかいうところに行く?と諸々の案も出たのですが、一旦大阪に出て久々の、おそらく名古屋でひつまぶしご飯を食べて以来のグルメ観光ということで、

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有名ななんばの「自由軒」に。ああ、久々の自由軒で大満足!というHさんから、特に何ということも無いかな、というMさんまで人それぞれの感想でした。
さて現場に入り、チェックイン、リハを済ませると秋のとあるイベントでお世話になる、有山じゅんじ先輩とたしなみの席に。昔話や噂話で散々盛り上がりましたが、ああー、写真撮るの忘れたーっ!そしてお店に戻ると既にオープニング・アクトの井尻ィさんのLoose Hepcats さんの演奏が始まっていました。曲はワイノニー・ハリスの”Oh,Babe!”

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全員のコーラスもバッチリ、アレンジもバッチリ、という井尻ィさん達ですが、実は井尻ィさんの後ろで見えない、一番左側のトランペット吹きは80年代前半に吹き込んだBoppersの一枚目でも吹いてる”松ブー”です。若いメンバーに混じって吹いている松ブーに「ジジイ、頑張れ!」と声援を送る我々でした。

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この日は関西のジャンプ・シーンのフィクサー、とも言われる中村さんが一曲ゲストで入って、ルイ・アームストロングの”Life is so peculiar”をご披露。写真は吾妻が撮ったので、またまたボケていますが。

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我々の出番では、先ずマサ君を迎えて、”Swingin’ on the Moon”、途中でマサ君の”どろどろバター”を挿入歌として使用させて頂きました。

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そしてニューオリンズでこの曲を知らない、というヤツがいたらそれはもぐりだ、と言われるほどご当地では有名らしいファッツ・ウォーラーの”If You’re A Viper”を歌っていたら、突然有山さんが乱入!ごめんごめん、ワシも歌っとるんや、と後で言っておられましたが、有山さんがもぐりのわけはありませんから、きっちり歌詞も知っておられるのです。

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さあ、そして関西といえばこの人!福嶋”タンメン”岩雄氏にも二曲ほど歌っていただきましたが、この日の”Nobody Knows”の凄かったこと!ソロが終わって、日本語で歌い始めた途端に、あたかも風で霧が晴れていく様な感じで会場の雰囲気が一変していくのが感じ取れました。タンメンは凄いです!

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そしてアンコールに向けて何やら大掛かりなセット替え・・・。

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そう、アンコールはLoose Hepcatsとトリオ+1が双方ステージに上がって、何とドラム、ベース、ピアノも途中で入れ替わる、という企画でした。一部、ピアノのところでは、Looseの女性ピアニストが早崎を色仕掛けで罠にはめよう、という画策もあった様ですが、ギリギリ正気を保っていた早崎氏、難を逃れることが出来ました。

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共演曲は、ジョー・リギンスの”Loosiana”、というよりはBoppersの「高田馬場」井尻ィさんと吾妻の身振りは煮込みが「80円」のところですね。

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そして、終演後は有山さんとたしなんでいた大阪の名チェーン店に戻って大団円。よっしゃ!良かったな!という縦断ツアーでありました。

2018年1月20日(土)
山口県湯田温泉 Organ’s Melody

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

これが二回目のオルガンズ・メロディー、良く
考えたらここも温泉地なのでした!
頑張るぞー!(何をだ??)

18:30 open / 19:00 start
opening act 弱者連合
料金:前売¥3,800/当日¥4,300(1drink別)

オルガンズ・メロディー スケジュール

さてさて、今年二本目のギグは今年初となる東京を離れての興業です。これが二回目の山口・湯田温泉のオルガンズ・メロディー。純正トリオで顔を合わせるのもこの日が今年初ですので、羽田の待ち合わせ場所で新年の挨拶を交わしながら出発カウンターに。
「お、珍しいなぁ、バスで飛行機まで行くのか。」
「タラップで飛行機に乗るなんて何年ぶりだろ。」
「何かアレだな、外タレっぽいよな。」
「ハイ、牧さん、日本のファンの方々に手を振って!」

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なかなかそう思う様な写真は取れないもので、風邪明けのマスクを装着して地味にタラップを上がって行った牧さんでした。
宇部山口空港に着いて、マスターの福田さんとそのバンドのベースの方のクルマでオルガンズ・メロディーに入り、まあ年初ということでいつもよりもタップリ目のリハをやって、一旦ホテルにチェックイン、さあ、温泉だっ!というタイミングでしたが、残り時間と料金と露天風呂が無い、という三点の条件により吾妻は入湯を断念、しっかり風呂を味わったのは岡地さんだけでした。ライヴは福田さんのバンド「弱者連合」からスタート。

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ご覧の様に、大変多くのお客様方にお越しいただいたのは、福田さんの宣伝力ももちろんですが、この「弱者連合」もともとは福田さんと仲間二人で始めたバンドですが、ギター/Voの方が東京に行ってしまい活動休止、今回は久々に山口に戻られての凱旋公演で、しかもトランペットとスチール・ドラムも加わった珍しい編成で、彼らの仲間も数多く聞きに来てくれていた様です、ありがとうございました。で、短い休憩を挟んで我々の出番ですが、吾妻のこの日のギターは、モニター契約という栄誉ある申し出を受けました、キング・スネークのデトロイト・フォー、というギターです。

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「これじゃ、どんなギターか良く見えないじゃないか。」
ですよねー。実は昨年買ったこの「猿人」カメラの余りの画質の悪さに嫌気が差したので、撮影のモードを変えて解像度を倍以上に設定したのですが、解像度はともかくピントが合ってない様に見えます。拡大して調べてみますと、

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やっぱりボケボケです。なかなか使い方、難しいですねぇ。え?何故、今年はこんなに客席をあおっているのか、って?いやいや、あおっているわけでも何でもなくて、この季節にしか歌わない「正月はワンダフル・タイム」という曲の終盤の、
「今年いいことありますように
神社に手を合わそう♪♪」
という部分を歌っているところなのであります。
そして最後は、今年も恒例、ほぼ生音のトルバドール・スタイル、左上のスポットライトの影響で、ボケてはいるものの何か山口湯田温泉の歴史を感じさせる様な味わい深い一枚の写真に・・・、なってないですかね?

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さて、終了後は満杯のお客さん達も家路や飲み路に着かれて、我々も片付けが順調に進み、お店を出られる様になったのは、まだ夜も浅い10時半、吾妻を筆頭にウチアゲに行く気満々であります。

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こうしたゆとりのあるスケジュールは、肉体的にも精神的にも宜しい様で、特に二日酔いになったり、極度な眠気や倦怠感を抱えたりすることもなく、爽やかに朝を迎えた三名で湯田温泉をしばし散策。湯田温泉駅前の伝説の白狐の前で記念撮影。

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これも何か真っ白っちゃけた写真になってしまい、とことん写真運の無い湯田温泉でありました。

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2018年1月13日(土)
国分寺 giee(ギー、と読みます)
吾妻光良変型トリオ
吾妻光良(Vo,Gtr) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

阿佐ヶ谷在住の吾妻、三鷹在住の牧、仙川在住の早崎で新春は国分寺のジャズ喫茶にて、ライヴ初めです!2017年の締めくくりは三鷹、2018年のスタートが国分寺、となかなか中央線から離れられません。離れるつもりもありませんが。

オープン19:00 スタート19:30
¥2500+ドリンクオーダー

オープニング・アクト:国分寺スリム片岡(vo,g)
ギーさんのスケジュール・ページ

さてさて、皆様、明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願いします。というなか、2018年のライヴ初めは、これが初回の国分寺のジャズハウス、”Giee”であります。いや、と言っても来たことはあるのです。実は二年ほど前にこちらでジャズ・セッション・デーが催されているというのを知り、ホッピーズの冨山君と一緒にスチール・ギターの武者修行を兼ねて来たことがあるのです。
その時はチャーリー・パーカーの”Confirmation”をスチール・ギターで弾く、というかなり無理矢理な企画に挑戦したらセッション・リーダーの方に、「うーん、何か”ぬらりひょん”みたいなチャーリー・パーカーだな」と言われました。まあ、それ以来というわけですが、そんなこの店を紹介してくれて一緒にセッションにも参加していた小平在住、阿佐ヶ谷勤務の国分寺スリム片岡氏がこの日のオープニング・アクトでした。

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片岡さんはラグタイムと小唄ものの中間を狙った様な曲を、弾き語りで演る、という珍しいスタイルでしたが、演奏時間は10分弱、ちょっと短かったですね。次回はもう少し長めに、またバンドで演るのも聞いてみたいものです。

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そして休憩の後は我々ですが、にしても、そろそろ、この自前の小型カメラの画質にイライラ来始めております。決してこう広い店ではないのですが、そうだなあ、0.3ジロキチぐらいでしょうか、でもそこに30名を超える方々に来ていただき、しかもほとんどの方々に座っていただけたという、なかなかアットホームな良い雰囲気でありました。

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片岡さんに撮っていただいた、より鮮明な写真でチェックしますと、左端の二人はいつもより真剣に譜面を見ている様で、吾妻は何か目が泳いでいます。どうしたことでしょうか。

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この曲間の写真を見てみると、あのね、あそこの進行は違うんだよ、Aメロ一回でサビに飛ぶんだよ、と改めて説明している様に見えます。まあ、年末からほぼ三週間ぶりのライヴ、ということもあって曲を忘れてしまっている、というのと牧君が前日まで風邪で高熱を出して臥せっていた、という影響なのでありましょう。

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そして年が改まったわけでして、我々も十年一日の様なライヴ活動をのんべんだらりと続けているわけにはまいりません。ということで、世の中はAIだICTだ、とハイテクになってきていますので、吾妻も昔から持っているギター・シンセに3,600円で購入したデジタル音源をつないで新たな展開に挑戦しました。が、セッティングの手間や操作性に比して効果が薄い、ということが判明し、今後の活用に早くも暗雲が立ち込めてしまいました。

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そして日本の正月というのもここに来て大きく変わっており「虚礼廃止」ということで年賀状を出さない方も増えているそうですので、我々もこの日は虚礼廃止でステージから降りないまま、二曲続けてアンコールを演らせて頂きました、が、この写真、不思議ですね。明らかに牧と吾妻は演奏しているのに、何故、早崎だけが後ろ向きに立っているのでしょうか・・・?
実はギター・シンセは結果が思わしくなかったものの、我々にはもう一つ今年の秘策があるのです。その秘策とは・・・・? おそらく次回以降の「過去の公演」で次第に明らかになっていくことでしょう。

過去の公演<2017・後半>

2017年12月23日(土)
三鷹バイユーゲイト

バイユーゲイト12周年記念
LIVEアンコールナイト 吾妻光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

さてさて、楽しく過ごして参りました2017年のライヴ活動もこのバイユーで締めくくりでございます。
三鷹、そこは吾妻の祖父母の家があったり牧さんの住処があったり、岡地さんの・・・・昔の実家からは井の頭線とJRで7駅だったり、と縁の深い土地でもあります。
暖かいバイユーで2017年をしめくくりましょー。

開場19:00 開演20:00
料金2500円(+1drinkオーダー)

バイユーゲイト スケジュールページ

さてさて、我々一派としての年末最終興業はトリオによる三鷹バイユーゲイト、牧さんは先日62歳を迎えましたが、ここバイユーなら重いウッドベースでも大丈夫、何しろ徒歩5分で自宅ですから。ライヴ開始と同時に先日の「猿人」カメラで撮影したところ、おお、広角ならでは、でしょうか、バイユーってこんなに広かったっけ?という画が撮れていました。

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そして、おごそかに始まった2017年最後のライヴ、それぞれに思うところがあるのでしょうか、3人ともいつもより遠くを見つめながら演奏している様にも見受けられます。

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だからと言って、いつもよりクォリティーが高い、とか演奏が丁寧だ、というわけではなくいつもの様にいつものながらのプチ・トラブルは起こるわけでして、この写真は「はい、ドラム・ソロだよ」「え?オレなの?」という今年10回ぐらいは起きた出来事です。

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それにしても「猿人」、映像を拡大するとジャミジャミですな。この日の一部の演目はクリスマスのネタを二曲ぐらい加え、あとは今年手がけてみてちょっと面白かったものなどを取り混ぜて演りましたが、二部は今年最後ということもあり、先ず失敗しないだろう、という鉄板の曲を中心にお届けするプランでありました。滅多に来ない方々ならそれでも良いのでしょうが、足しげく通っておられる常連の方々にとっては、「何だ、またアレかよ」とちょっと食傷気味だったりするのかなぁ、というのが少し心配な材料でした。そんなわけで、二部が始まってしばらくすると「ええい!こんな曲はもう聞き飽きたわ!」とばかりに乱入してきた人物が。あああ、ごめんなさい!いや、見慣れたシルエットだが常連の方ではありません。

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そう、この乱入者はカセットコンロスのアンデーさん。年末ということもあり遊びに来てくれていたところを、無理矢理吹かせてしまいました。

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アンデーの参加によって、聞き慣れたあの曲にもこの曲にも、新しい地平が見えてきます。初めてバンバンバザールで見た時に、
「キミ、君のクラリネットは凄いね!超高校級だよ!」
と話しかけたら、あ、僕もう大学生なんですが、と返されてはやウン十年、今やアンデーも立派な44歳となったそうです。

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それにしてもジジイ達、楽しそうですね。「全日警」のCMに出て来るカネやんのセリフ
「よっしゃ、よかったなっ!」
というのが聞こえてきそうです。ということで、2月のスケジュールに出ると思いますが、2/16(金)のブライト・ブラウンではトリオ+1にアンデーを呼んで「アンデーが好きな曲を吹く夜」という催しが企画されました。

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ということで、2017年、すべての演目が終わった我々、「ナマステー」ムード満載でステージを降りていきましたとさ。

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2017年12月16日(土)
岡山県津山・地味庵

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

何と、牧さんの本籍地の岡山県・津山にお邪魔します!

牧さんもこの61年間、一度 しか訪ねたことが
無いそう!

ライヴの素敵なチラシ


さて、2017年ラス前のライヴは牧さんがこれまでの人生で一度しか訪れたことの無いという彼の本籍地・津山でのトリオによる公演です。岡地さんは既に3~4回この地での演奏経験があるそうですが、陸路でしか来たことが無く、岡山空港に降りるのは三人ともこれが初めて。今回の企画/招聘は津山で働いておられるNさんという方で、偶然吾妻の中学/高校の後輩、更にバッパーズの三平の姉上のご主人と職場の同僚でもある、というわけで世の中は狭いものですが、その方に空港まで車で迎えに来ていただきました。津山までは一時間半、という結構な移動時間でお手数かけました。そもそも、こういう地方ツァーも主催の方や地元の多くの方々の協力で成立しているわけですが、そんな中一つだけ心苦しいのが、当HPの更新のためにわざわざ写真を撮ったり探したりして頂いている、これを何とかできないか、ということで、以前、スマホでインターバル撮影が出来るアプリを100円で購入したりもしましたが、なかなか据付や操作が難しく使わなくなってしまいました。そこで今回、導入した新兵器がこちら。

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小さいですが、ビデオ・カメラ、しかも3千円台の品物であります。静止画も撮れますが、撮影開始から3時間ぐらいはずっと録画してくれる様なので、これを客席側のどこかに置いておけばHP用の写真なんて簡単に用立てられるのではないか、と考えたわけです。中国製ということもあり、事前にテストしてみましたがちゃんと動きました。まあ、でも名前が凄いですね、apeman=猿人、だそうです。今回の会場は、一階が食事/喫茶の「カフェもりた」その二階がライヴハウスというかイベント会場の「地味庵」となっています。ステージ周りや楽屋には、なかなか面白い楽器やアンプが並んでいてそれもすべて決してこうブランド品というのではなく、安く入手したのだろうな(失礼!)といった品揃えで、店主の森田さんと吾妻、何か近い匂いのするコレクション傾向であります。

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リハを終えて向かった先は、地元の方々でにぎわう焼き鳥屋さん、何も言わなくても次々に出される焼き鳥はどれも大変美味でありました。

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この日のオープニング・アクトは、地元のジャイヴ・バンドRYUJI & HOT CLUB、の皆さん。ベースにアコギにエレキ、全員でコーラス、というたたずまいは正統派ジャイヴ、特筆すべきはベースの方のスラップ(弦をバチバチ叩きながら弾く奏法)を取り入れたスタイルで、バチバチ言いつつもボーン、という柔らかい甘い音が根底にあって、そのバランスが非常に心地良いのです。打ち上げでお話をうかがったところ何と、仕事としてはパティシェをやられている、ということで、なるほど、それで甘いところがあるのかも知れません。後半のCATS & THE FIDDLEの曲が大いに盛り上がりました。

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さてさて、いよいよ我々の出番、ということで演奏前に「猿人」をPAの近くのところに置いて撮影ボタンを押してステージに上がりました。そして家に帰って確認すると・・・、おお、撮れてますね、これで良いんです、これで。

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しかし、演奏が始まる直前になると・・・

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あれ、画面の真ん中にどなたかの腕が入ってきました。ど、どうやらこの方もビデオカメラみたいなものを我々のカメラの前に設置された様でして・・・、結局、今回の映像はこんな具合にすべて岡地さんが隠れたものとなってしまいました。

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頑張って叩いているんです。見えないけど。どれぐらい頑張っていたのか、が垣間見えるのが、この2ndステージ、アンコール前の最後の曲のエンディングのシーン。

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良いですねえ、ロックですねえ、血湧き肉踊りますねえ。まあ、この絵柄の変わらないカメラですがコマ送りなどをすることでその日のライヴを細かく振り返ることが出来る、というのも利点の一つでしょうか。例えばアンコールのトルバドール・ショーの部分を見返すと、ああ、なるほどこうやって客席に出て行っていたのか、といったことを振り返ってより深く詳しく分析できる様になりました。

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だから何なんだ、って余り意味は無いのかも知れませんが。さて、ウチアゲは一階の”カフェもりた”にて、RYUJI & HOT CLUBの方々やお店の常連さんなどと和やかな時間を過ごすうちについ飲みすぎてしまい、先ほどのベースの方が誕生日だ、ということで再度二階に上がってピアノを弾いたり歌ったりしていたらしいのですが良く覚えておりません。そして最後は残った全員で記念撮影。吾妻のこの表情はシャックリが止まらない、という状況なのかも知れません。

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さて、翌朝になりまして今回の津山ツァーのもう一つの大きな目的である、牧さん発祥の地である本籍地探訪の旅。牧さんの亡父が生まれ育った地は、ホテルや地味庵から徒歩約10分のところにありました。約20年前ぐらいに仕事で津山に来た時に、仕事の懇親会が終わり真夜中にタクシーで訪れたことがありますが、陽の光の下でこの場所の様子を見るのは今回が初めてだそうです。
「昔は武家屋敷だったんだろ?」
「いやいや、そんな屋敷というほどじゃないけど、旧い塀はあったな。今はもう壊されて歯医者さんになっているらしい。」
「そちらが本籍の者ですが行きます、って連絡してあんの?」
「さすがに写真撮ってるのを不審に思われたら困るんで、12/17の朝に外で写真を撮っていますが、それはこれこれこういうわけで、というFAXだけ送ったよ。」
「ピンポーン、って鳴らして挨拶すりゃ良いのに。」
「いやいやいや、さすがにそれは。」
「折角だからやってみろよ。『ピンポーン♪ あ、オレだけど。戻ってきたから』とか。」
「スプレーで落書きもいいなぁ。『裕参上!4649!金鹿 とか』」
「意外にブラジルで農園やってたオジさんとか出てこないか?」
前日には周りで好き勝手を言って盛り上がっていましたが、いざ翌朝、快晴なれど寒風の吹きすさぶ中、次のツァーへとバスで向かった岡地さんを除く二名で本籍地を目指しまして、本当に約10分で到着。

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さすがに61と62の大人ですから、そう恥ずかしい真似も出来ず、記念撮影をして帰ってきただけですが、なかなかこう感慨深い記念の一枚となりました。

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その頃、東京では・・・・
2017年12月16日(土)
早崎 詩生 ソロ・ピアノ@
マジカルコネクションvol.67

会場/神保町試聴室

出演/ぼっし、石田力、早崎詩生(吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ)、富山優子、カルアミルク

開場/17時30分 開演/18時

料金/予約3000円、当日3500円
(1ドリンク込み、スナック付き)

お店のスケジュールページ
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後楽園ドーム球場で某アイドルグループのコンサートが開催されている夜で、水道橋駅を降りると娘さんたちで騒然とする中、掻き分けるようにして小屋にたどりつきいつものように弾いて参りました。プロデューサーの山本さんに背中を押され、厚顔無恥にも共演の富山優子さんの楽曲「おんがくのかみさま」をカバー演奏しました。

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エンディングは共演者全員の合奏です。女性たちがピアノやキーボードを弾いている老人たちを心配そうに介護しながら演奏してるように見えるのは気のせいでしょうか。男性の人数より女性の人数が多いステージを経験したことなんか過去一度もありません。歳はとってみるものです。30年前老人ホームの営業で1オクターブしかないカシオトーンを弾いたことなんかが走馬灯のように脳裏をよぎりました。

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2017年12月9日(土)
高円寺・Jirokichi

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

ゲスト 福嶋 岩雄(Vo)

Boppersとしての2017年収め、そして福嶋 岩雄の来京第二夜目、ということで古巣の次郎吉に旧友を迎えた夜となります。いつもよりブルース・バンドっぽくお届けするかもなあ。

Open 18:30 Start 19:30

前売り4,000円/当日4,500円 +1ドリンク

Jirokichi スケジュール・ページ


いよいよ、、福嶋”タンメン”岩雄氏の中央線縦断ツアーもファイナル、古巣の高円寺次郎吉に戻りましたが、これは同時にバッパーズとしての2017年最後のライブ、なおかつ今年唯一のクリスマス公演ともなりました。ですので、久々の次郎吉楽屋の集合写真も吾妻だけはクリスマスを強く意識した服装になっています。

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まあ、緑のシャツに赤いネクタイ、更に15年前ぐらいに仕事の夏服用に買ったけれど、いつの間にか恥ずかしくて着られなくなったジャケットを有効活用しているわけで、本人的には非常に良いコーディネートだと思うのですが、周囲の評判はまったくかんばしくなく、ダサい、センスが無い、格好悪い、と惨憺たる評判でした。
そうかなあ、そんなこと無いのになあ、と思いつつ、ステージに出まして、ギターもいつもとはちょっと趣を変えて、雪の色を意識したレスポール・レコーディング・モデル。しかし頭の中で描いていたクリスマス的な想像図とはだいぶ違った見た目になってしまい、むしろ楽屋で話されていた「映画に出てるとしたら最初の3分でコロされる悪役」の様にしか見えないのが残念です。

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一方、クリスマスとは無関係に世間は動いていて、今年もいろんなことがあった一年でした。特に秋から年末にかけては、何かと世間を騒がせた相撲界、我々のレパートリーにも一曲だけ縁の深い曲がありますが、本来ですと『イェー!』で始まるその曲もこの日に限っては『ええぇーー!?』という始まり方で幕を開けました。

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そして、一部の後半では正調インクスポッツ風の手法を現代日本に移植した名取さんの語りが光る「しかしまあ何だなあ」。この日も快調な語り口でした。

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「名取さんは何故ギターを持っているの?」
ハイハイ、よくぞ聞いてくれました。そう、インクスポッツで語りを担当しているのは、ホッピー・ジョーンズ、という人なのですが、この人、ベースの代りにチェロを持ってベースの様に弾いている、という触れ込みなのですが、実はどうにもレコードからはそのチェロの音が聞こえてこない、しかも旧い映画を見てみると音が聞こえてこない、どころか、語りの際には一切チェロを弾くのを止めてただ持ってるだけ、というのが多いのですね。あ、なるほど、こういうことか、と先日酔った時に何人かで話しまして、ということは、たとえ弾かなくても名取さんも何か語りの時に弦楽器を持ってれば、よりインクスポッツに近い語りが出来るんではないか、とそう考えたわけですね。

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まあ、結果としては「よくわからない」といったところでしょうか。

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さて、そして二部になっていよいよタンメンの登場。この日は大編成をバックにキツいアフタービートの初期R&B、快調ジャンプ・ブルース、そして近年始めた日本語化作戦を取り入れたバラードなど、バラエティに富んだ演目4曲を披露してくれました。

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この全員で拍手をしている様な光景は何か、というと曲に合わせて全員で手拍子とコーラスをやっているところですね。曲はラッキー・ミリンダ楽団をバックにワイノニー・ハリスが歌った”Who Threw the Whisky in the Well?”、井戸にウィスキーを投げ込んだのは誰だ?という曲で、小編成ではこれまで何回か演っていますが、このフルバンド仕立てでやるのは今回が初めて。日本でこのアレンジでやってるのは俺たちだけだよね、と話しているうちに、いや、世界でもいないんじゃないか、いや、オリジナルのラッキー・ミリンダ以外はこのアレンジでやったやつはいないんじゃないか、ということはこれが吹き込まれた1945年以来、72年ぶりの再演だ!と自分達で興奮してしまいました。

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さて、楽しく過ごして参りました次郎吉、そして2017年、一応最後ということでアンコールの二曲目は「ほんじゃね」あれ?コーゾーさん、ちょっと還暦で太った?大きくなった?違います違います、この曲ソプラノ・サックスなのでサイズが小さいのです。ちなみにこのときコーゾーさんはやたらと背中が丸くなってしまうのでこの楽器、ソプラノ・サックスではなくウォンバット、とも呼ばれています。

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ありがたいことにアンコールのアンコールまでありまして、最後は「ゴミの日」もう、最近は恒例となってしまいましたトルバドール、転じて徘徊ショー。この日は吾妻に加えて三平さんがフロアを徘徊していました。

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最後に戻っていくのが、何ともショボいので何とかしたいところですが、まあ来年以降の課題ですね。

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2017年12月8日(金)
中野ブライト・ブラウン

吾妻 光良/福嶋 岩雄/田辺 育代セッション

吾妻光良(Vo, Gtr)、福嶋 岩雄(Vo)、田辺 育代(Vo)

以下予定:牧裕(Bass)、田辺 龍一郎(Bass)、早崎 詩生(Apf)

京都のブルース・シャウター、元ファッツ・ボトル・ブルース・バンド、ミッドナイターズ等でお馴染みの福嶋 岩雄の来京第一夜目は、中野のホームクッキンなブルース・バーでのセッション! 迎え撃つは、杉並のブルース/ゴスペル・レディーの田辺 育代!これは珍しい!

19:30 open/20:00 start?\3,000+1Drink

ブライトブラウン・スケジュールページ


さて、日本を代表するスタンダップ・ジャンプ・シャウター、福嶋”タンメン”岩雄氏の久々の来京・中央線縦断ツアー(初日:中野~ファイナル:高円寺)、バックを務めるのは初日は、別ライヴが入ってしまった岡地さんを除いた変形トリオ。それだけでは寂しい、ということで、吾妻とタンメンがブルースにのめり込んでいた頃、それはすなわち1974年~75年ぐらいの第一次ブルース・ブームの頃ですが、当時やはりブルースにのめり込む女子高生だった田辺育代さんもお招きしてのジャンピン・ナイト。お客さんには当時のブルース業界の先輩Y室さんやE口さん、後輩のI藤君なんかにもお越しいただき、「ブルースを聴かない人間は人間ではない」と言われていた時代を懐かしく思い出しながら談笑しておりました。

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しっとりと始まった(?)ドラムレスの編成。昔はこういう静かなバンドの演奏をバックにクラブでカクテルを飲みながら楽しむ、という生活風景も多かった様で、「カクテル・ブルース」とか「カクテル・コンボ」なんていう名詞も今に受け継がれているのであります。ところでこの日は平日なので、参加者はほぼ仕事帰り、吾妻も自前のギターではなく、ブライト・ブラウンでいつもお借りしている謎の銀色レスポールを弾かせていただいてます。

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しかし、そういつまでも静かにしっとりと、というわけにも参りません。何しろシャウター=叫ぶ人、というぐらいです。この日は西武線沿線に住むタンメンの息子さんも見にきてくれていましたが、彼がこんな話をしていました。
「昔、吾妻さんがウチの親父を評した言葉を覚えてまして。」
「え、何て言ってた?」
「『君のお父さんは日本で一番口を大きく開けてブルースを歌う人なんだよ』、って」
確かにその通り。段々、口が開いてきました。

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そんなことを思いつつこの写真を見ると、『うーん、今6cmかな』と口の大きさを計測しながらバックを務めているようにも思えます。

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さて、休憩後は歌姫、育代さんの登場です。ベースは育代さんの曲に慣れている、また当サイトの写真でも大変お世話になっている、バッパーズのローディーも手伝ってもらっている龍さんに交替です。吾妻が彼女を初めて見たのは忘れもしない1975年の青山VAN99ホール、というところでのブルース・コンサート、どんな曲を歌っていたかは覚えておりませんが、当時の知り合いから『彼女が杉並のジャニス、と言われているんだよ』、と聞いたこと、そして当時の若い岡地さんがずーっと、スネアのヘリだけをカッタカッタ、と叩いていたことぐらいでしょうか。人間というのはどうして肝心なところを覚えていないのでしょうね。

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育代さん、本人的には「私、選曲女王なの」というだけあって、この日も良い曲を沢山持ってきてくれましたが、良い曲をただ歌うだけでなく、必要とあらばシャウトする、そういった姿勢がさすがブルース・ブーム育ち、そして杉並のジャニスなのであります。「ええ、私、そんな風に呼ばれてたことないよー」と本人もおっしゃっていたこともありますが、人間は肝心なところを覚えていないので仕方ないのです。

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そして、そうなるとタンメンもシャウトでは負けてはおられません。口もどんどん開いてきました。一挙に12cmぐらいになってきました。

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そして、最後は全員でシャウト、シャウト、シャウト!いやあ、シャウトって本当に楽しいもんですねー、という夜は更けていきました。

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ちょっと強引な合成ではありますが、このライヴがほぼ終わり、という写真にもただのライヴというだけではなく、旧交を温めきった夜、というムードが漂っている気がします。いやあ、友達っていうのも本当に良いものですねー。

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2017年11月18日(土)
別府 カッパーレイヴンス

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

何とありがたいことにだいぶ以前にsold out、というお話を伺っていたので、敢えてこのページには掲載していなかったのですが、地元の方々から「本当に来るのか?」「バンド詐欺ではないのか?」との噂も飛び始めているそうですので、掲載に踏み切りました。ちゃんと伺います!

カッパーレイヴンス HP

持つべきものは友人、という言葉もありますが、今年の3月頃、日本ブルース界の後輩にして「弁ブルースの貴公子」の異名を持つ大内コージから吾妻に電話があり、
「吾妻さん、別府ば行かんけんね?」
という誘いがありました。我々、バッパーズはもちろん小編成も含めますと、それはそれはいろんな場所で演奏させて頂いてます。お寺に神社、お座敷に河原、町内会に落語会、と枚挙にいとまが無いわけですが、残念ながら温泉地で演奏したことだけは無いのです。ですので地方ツァーの帰りなどに熱海辺りを通過する度に、あー、誰か温泉とか呼んでくれないかなー、などとつぶやきながら通過するわけですが、いや、そんなところにこのお話ですので、イヤです、などと返答するわけもなく一つ返事でオッケー、更に主催のK谷さんの話では、発売開始から一日半でソールド・アウト!? ほ、本当でしょうか?外資系ファンドが仕手株のTOBとか(意味不明)ではないのでしょうか?

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大分空港に着いてお昼ご飯を食べて、ホテルにチェックイン、リハまで一時間を切っていますが、ホテルはビジネスとはいえ、大浴場/露天風呂付、温泉に淡白な牧さん以外の3人は電光石火の勢いで浴場に向かいザッブーン!ああ、フワア、ええキョッちゃ、とすっかりくつろいでしまい、部屋に戻るエレベーターの中でも”夕飯は何時だっけ?”とつい温泉旅行気分になってしまいました。

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今回の会場、カッパー・レイヴンスの二階から撮った写真で、何とも全容が判らない写真ですが、何とここは昭和38年に出来た建物で昔はダンスホール?キャバレー?的な場所だった様ですが、今のオウナーのH野さんになる数代前からライヴなどが行われる様になったとか。

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すっかり陽が暮れた店の外の感じも何とも不思議なアヤしい感じです。

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そして、主催のK谷さんが選んでくれた、店から極近の居酒屋さんでたしなみタイム。カウンター席が予約で埋まっていたため、座敷に横並びで座りましたが、どことなく病院の待合室の様でもあります。

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そしてこちらは、これまた由緒あるたたずまいの3階にある楽屋。壁に置かれた様々なLPがいい感じをかもし出しています。

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さて、早速始まったライヴ第一部、確かにかなりの大入りでして外資のハゲタカ・ファンドに騙されたわけではなかった、とホッとしました。え?ジジイ、真っ暗で何も見えないよ、って?はいはい、明るい写真で見るとこんな感じ。

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まあ、我々も確実に年齢を重ねてきているので、演奏中の表情も多少シブく、というか険しくなりがちです。しかし、この牧さんの表情はシブい、というより放心している感じです。

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あれ?岡地さんが写ってないじゃないですか?とのご心配は無用です。お前はキース・ムーンか、というぐらい楽しそうに叩いております。

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さて、そしてアンコールの最後はここ数年の小編成では定番のほぼ生音・トルバドール・ショー、改造電池アンプの装着もすっかり慣れてきました。

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もう、練り歩くには最適、と言っても過言ではないこのカッパー・レイヴンス、二階席や通路席のあちらこちらをめぐりながら歌い弾きましたが、ステージに残された3人には何も聞こえず、岡地さんは「おーい!今どこにいんのー?」と叫んでいました。

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そして、終了後は色々お手伝いして頂いた方々や残ったお客さんの方々と記念撮影。こんな素晴らしい催しとなったのも地元の皆さんの温泉の様な温かい協力があったからこそです。

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お店にケータリングを入れて、そのままお店でのウチアゲにつながりましたが、途中で地元のブルース愛好家達によるセッション大会が始まり、私と早崎さんも参戦。ここのセッションは共用で用意されたギター二台がワイヤレスでアンプにつながっているため、自由にギターを動かせるので、はい、次はキミね、と渡されると有無をいわさず弾かざるを得ない、というのが新しいところ。

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セッションでは定番のストーミー・マンデイ、吾妻は年齢なりの頑固さで、「あのなっ、そうじゃない!T・ボーンはこうやって弾くんだっ!」と、またまた自分の殻に閉じこもっていた様です。

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そしてウチアゲも終了、別れ際に主催者のK谷君に抱きつく我々ですが、あれ、また岡地さんがいない、とご心配の方、大丈夫です、大分のブルース喫茶にハシゴしに行ったのでした。若いなー。

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2017年11月4日(土)
四日市 VEEJAY

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

opening actアイシーゲイト

TOBY前田(Vo, Gtr) 山本ヒロミ[B,vo] とよちゃん[Drs]

四日市のジャズスポットに初めてお邪魔します。アイシーゲイトの前田さんは旧い知り合いです。

【START】PM8:00 【CHARGE】前売4,000円/当日4,500円

VEEJAY ホームページ

まあ、こう長く活動しておりますと色々なところに知り合いがおりましてありがたい限りなのですが今回はその昔、高円寺次郎吉で働いていた、四日市在住・Toby前田氏の口利きで、ジャズ喫茶”VEEJAY”の30周年にトリオでお邪魔いたしました。経費の問題からトリオ+1で行けないのは残念ですが、さすがに雨男がいないだけあり、土日ともに快晴~秋晴れでした。
実はこのVEEJAYさん、二階がイタリア料理屋さんでその店が営業している間は余り大きな音が出せない、という事情があります。ですので、オープニング・アクトのTobyさんのバンド、「アイシーゲイト」と我々の一部はそこそこ小さな音で演奏する必要がある、という事前のお話がありました。ただ、電気の力を借りてしまうとついつい音量は大きくなってしまいますので、この日はギターにこんなリゾネーター・ギターという音が共鳴するものを投入し、牧さんはウッドベースを生音で、岡地さんはドラムを指で叩く、という作戦で小音量化に努めました。

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「でも何ちゅうかさあ・・・、これだと二部の感触が判らないよな。」
リハを一応終えた我々ですが、エレキ育ちですんで一度もアンプから音を出さないと本番がどんな感じになるのかまるで掴めません。ちょっとぐらいなら大丈夫だろう、とアンプから音を出して1曲だけ試していると、まだ1コーラス終わらないうちにコックさん然とした服を着た方がダダダッ!とドアから店内に入ってきて
「おい!これだと低音がデカいからなっ!宜しくなっ!」
と言い捨てて出て行きました。おお、油断大敵です。きちんと小音量で演らないと。
さて、リハを終えて本番までの間は宿にチェックインを済ませてからアイシーゲイトの面々と四日市の街をたしなみに。Tobyさん、照明の都合でゆで卵みたいな写り具合ですが。

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Tobyさんが事前に色々と飲み屋の情報を教えてくれましたが、折角ですので地元で知らない方はいない、という定食屋/居酒屋さんに行きました。ここの名物は「トンテキ」とおカミさんがいつも不機嫌、ということだそうで、トンテキは存分に味わえましたが、おカミさんはこの日は厨房に入りっぱなしで残念ながら目撃できませんでした。この店ではもっぱら、中部地区は日本のテキサスだ、という我々の持論で盛り上がりすっかり勢いづいた状態でVEEJAYに戻り、先ず一部はアイシーゲイトのステージ。

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アイシーゲイト、という名前は実はその昔、夜中の次郎吉でTobyさんが何かいいバンド名は無いですかね?と尋かれて、どれどれ、ほう、アルバート・コリンズが好きなのか、だったらアイスとかいう名前が入らないとな。で、あとは?ほうほう、ゲイトマウス・ブラウンも好きだと、そしたらもうアイシーゲイト、これっきゃ無いだろ、と極めて安易に私がつけてしまった名前なのですが、テキトーな名前にもかかわらず、ジャズ風味のブルースをシブく、しかも楽しく聞かせる大変良いバンドであります。中部地区の方は、是非ご一聴を。

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我々も大変珍しいほぼ生音ライヴと、いつも通りのエレキライヴの二部構成で楽しく演らせていただきましたし、30周年を迎えたVEEJAYさんにも、そこそこ喜んでいただけまして、良かった良かった、です。最後にベースの山本さんは先に帰られてしまいましたが、アイシーゲイトの面々と一緒にハイ、チーズ。またご一緒したいものです。

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2017年10月28日(土)
代々木上原 ル・デパール nonsuch.tokyo #0

吾妻光良 変型トリオ
吾妻光良(Gtr,Vo) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

代々木上原の仏蘭西料理店でのディナーショー?
サパー・ショー? とにかく飲食ありのライヴです。

2ステージ入替制
1st stage
open 4:00PM start 4:30PM
お店のHP、並びに一部のチケットお申し込み

2nd stage
open 6:30PM start 7:00PM

お店のHP、並びに二部のチケットお申し込み

3800円(自由席) + 要フード・ドリンクオーダー
会場 ル・デパール 東京都渋谷区上原1-36-15
未就学児童入場不可

【お問い合わせ先】
Mail info@nonsuch.tokyo

またもや、台風が来ようかという週末、もう仕方ないよねー、雨男を飼ってる様なもんだからねー、とあきらめ気分で辿り着いた代々木上原、しかしそんな曇り空の下、駅のすぐ近くに佇む仏蘭西料理店の「ル・デパール」さん、この右端のKOKUYO、という見慣れたロゴが無ければ、最近の牧さんの第二の故郷(?)パリなのか?と錯覚してしまいそうないい感じの風景です。

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実は、吾妻と牧さんがお店に来るのはこれで二回目、初回は昨年末の落語会のウチアゲでお邪魔しています。決してそう広くない店内ですが、こうしてエレピもウッドベースもきちんとそれなりに無理なく店内に収まっています。

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一回目のライヴは16:30開演でしたが、さすがに悪天候によるキャンセルの方もおられた、とかでちょっと寂しめの入りでしたが、折角ですので各メンバーによるお客さん最小履歴を自慢しあったりして、アットホームな雰囲気で進みました。

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まあ、代々木上原駅前のレストラン、ということもあり、それほど大音量で演奏するわけにも行かないよね、と吾妻のこの日のギターは見た目ロバート・ジョンソン風のFalidaというブランドのアコギにピックアップを臨時でつけたものです。普段のエレキとはまた一風違った雰囲気は、さながら仏蘭西料理と和食という組み合わせの様な、あ、そうそう、このデパールさん、実は夜になると蕎麦も出しているそうで、この吾妻と牧さんの後ろの白幕の後ろはソバ打ちコーナーなのです。

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そんなこんなで段々、ノリノリになってくること自体は悪いことではないのですが、

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アコギのストラップというのは多くの場合、ヒモでネックに結んでおり、それがほどけてしまいました。何とか修復しよう、とやっきになっている様ですが、どうにも馴れていません。どのみち馴れていたらほどけたりはしないのでしょうが。

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どうでもいいけど赤いのはもう仕方ないですし、許せますがこのTシャツは何なのでしょうか?もはや溶解、いや妖怪じみております。

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そして人生は数奇なものでして、牧さんは以前の職場関係の方がたまたま見に来られて、旧交の温まる一夜ともなりました。

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さあ、お世話になりました、帰りましょう、という段になって写っている左端の御仁は、ホッピーズの富山君、帰りすがらの中央線ではとある商談(?)、笑談(?)がまとまったようです。どうでもいいけど、写真に写る時は頭上の照明に注意が必要ですね。

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2017年11月4日(土)

2017年10月21日(日)
大阪 梅田アズール

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

大阪の中心地、梅田のオッシャレーなジャズバーにお邪魔します。この秋、ジャズづいている、と言っても過言・・・かな?

アズールさんのHP
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「おいおい、また雨だ、しかも土砂降りだぜ。」
「何か今年って雨多いよなぁ、誰のせいだ?」
「あ。そ、それは、わ、私のせいではないのかと・・・・・。」
当日のお昼どき、東京駅の新幹線ホームにたたずむ吾妻、牧、早崎の三名でありますが、この悪天候の責任はすべて自分にあります、と認めたのは真っ赤ないでたちのピアノの方。確かにこのページに登場する我々も知らない活動領域、老舗のブルース・バンドのRラー・Kスターやら、仕事の付き合いのGルフでもすべて雨に祟られているという彼なのでした。
まあ、そうは言ってもどんな天候であれ、呼んで頂ける方やお店がある限り行かなければならないのが、我々の当然の務めであります。東京から一路新大阪に向かい、降り立った梅田駅前、常日頃お世話になっている現地ボランティア・マネージャーのKちゃんに案内してもらって、何とか土砂降りの中でも濡れずに済む道を通ってお店に到着。1時間強のリハを終えて普段なら地元の飲み屋に繰り出すのですが、さすがにアズールはお洒落なジャズハウスですので、先日のモーション・ブルーと同様に賄いのご飯が出てきました。それを頂いてしまった我々なので、お腹も一杯になりましたが、とはいえ、本番までまだ1時間半、楽屋にずっといても仕方ありません。Kちゃんの道案内で地下街に出向いて見つけたのがこんな店。

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「あ、ワインってグラス300円なんだよね?」
「あー、店ん中は500円ですぅ、ただ、外は300」
「あ、じゃ、外で飲む。」
なかなか、大阪らしいコスパの良いお店でした。

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さて、迎えた本番、ご覧の様にお洒落な店内なのです。いつもよりも、ちょっとジャズっぽさを意識した演目、うまく行ったでしょうか、それとも演者側の勝手な思い込みだったでしょうか?すべては謎のままです。

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ここ、アズールですが、こちらから撮った映像は実はテラスというか、ベランダから撮った画ですね。今年は雨も多くて寒い日も多く、更にこの日は土砂降りでしたので決して最高のシチュエーション、とは言い難いかも知れませんが、タイミングが良ければ、過ごしやすい秋の名月の下でジャズを聴きながら彼女とワインを、なんていいですねぇ。是非、来年のそういう時期にアベックの夢を打ち砕く様なハードなブルースの一曲も唸ってみたいものです、あ、嘘ですよー。

danraku

2017年10月14日(土)
横浜モーション・ブルー

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

ゲスト 国分 友里恵(Vo)

昔だったら定年ですが、まだまだ元気!
結成38年のジャンプ・バンドの2年7ヶ月ぶりの来モーです。

久々の横浜モーション・ブルー、歌姫・友里恵さんをお迎えしていつもよりジャジィーにシャレオツに、という夜になるかも。なお、演目は一曲を除いて一部、二部、まったくダブり無し、という噂も(*)

(*)ライヴ活動は、主にメンバーの体力や記憶力、更に近年の演奏能力などにより大きく変動します。
したがって、現時点では当日の演目内容を必ずしも保証するものではありません。

[1st] open_3:15pm / showtime_4:30pm

[2nd] open_6:15pm / showtime_7:30pm

Music Charge \4,500

モーション・ブルー・ヨコハマ HP
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秋を通り越して冬の様な冷たい雨の中、久々の、二年ぶりの港ヨコハマ、モーション・ブルー。この二年で楽団も様変わりといいますか、前回は牧君ですら50代だったのにいまやメンバー12名のうち10名が還暦越えとなってしまいました。

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齢を取って縮み始めているメンバーがいるからなのでしょうか、ちょっと狭いんだよね、と思っていた楽屋にこうしてきっちりと12人が収まってしまうのが、ちょっと不思議であります。でも、吾妻のオシャレ心が判りますでしょうか?モーション・ブルーですからね、青シャツなわけですよ!

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何しろ、モーション・ブルーのステージ正面には青文字で書かれた”Motion Blue”のロゴがかかっているわけですから、このコーディネートは相当印象的なものとなるはずで、と思ったら意外に照明によってはロゴが見えないんですね。残念。

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おっしゃれー、というならやはりゲストの友里恵さんですね。何と言うのかな、ステキな模様のワンピースで・・・、もう少し言いようがあるんでしょうが、当方の服飾知識の限界であります。友里恵さんとは学生の頃からのつきあいですが、彼女の記憶によるとこれで4回目の共演だそうで、ということは、おそらく全回、友里恵さんゲストでお届けしているんでしょう。

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一方、まったくオッシャレー、ではない面々、別に衆院総選挙を前にステージから政治的なメッセージで檄を飛ばしているわけではありません。「大人はワイン二本まで」の途中の「カーンパーイ!」というコーラスのところだと思われます。

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モーション・ブルーさんでは一部と二部の間にまかないが出るのが嬉しいところ。こんな様子でくつろいでいた我々ですが、さすがにレストランらしく、事前にお店の担当者のYさんから「食物アレルギーなどある方がいたら教えてください」と言われていたので、そういえば小田島先輩はキノコがダメだったな、と思い出し、外していただきました。
「小田島さん、キノコってアレルギーなの?」
「違う違う、子供の時『怪獣マタンゴ』っていう映画見てトラウマになっちゃってさ。」
すみませんでした、アレルギーじゃなくてトラウマだったみたいで、と一応改めてYさんに説明したところ、マタンゴって何だろう?と調べてしまったYさん、ネットでこんな画を見つけてしまい、この晩、この三輪車に乗る悪夢をご覧になったそうです。

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さて、止しゃあ良いのに、吾妻はまたまたギターを、これで39台目となるギターをまたE-Bayで見つけて買ってしまい、この日がそのお披露目です。21,624円と激安ですが、トラ目のテレキャスターもどき、ふふふ、こんな珍しいモノはなかなか無いな、と悦に入って弾いてたわけですが、「何か、模様がギターというより机っぽいな」だとか、「いかにも表面に何か張りました、っていう感じが安いな。」とか散々な言われ方です。物の価値が判らない人達が哀れでなりません。

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二部の最後はこのテレキャスもどきを電波で飛ばして、ワイヤレス・トルバドール・ショー、広いお店だと練り歩き甲斐があります。

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類は友を呼ぶ、ということでしょうか。私に続いて西島さんも客席に降りてきまして・・・、

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更に三平までも。徘徊ではありませんよ、トルバドール・スタイルです!

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最後は冨田までも、と言いたいところですが、この最後の「ゴミの日」での冨田のソロは何と12小節しか無いため、歌戻りに間に合わない!と最後は走りながらソロを吹いていました。何はともあれ、オシャレに磨きをかけて(?)またお邪魔したいものです。

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2017年9月30日(土)
渋谷クアトロ

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

T字路s 秋の2マンツアー “PIT VIPER BLUES”

のゲストとして登場させて頂きます!

T字路’sさん。だいぶ昔に多摩川沿いのお茶屋さん(?)居酒屋さん(?)でご一緒させて頂きましたがそれ以来です。しばらく見ないうちにすっかり大きくなられて楽しみです。

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17:30開場 / 18:30開演
料金 前売 \4,000 /当日\4,500 (税込)
整理番号付 ほかドリンク代\500

クアトロ・HP


さて、T字路sさんとの共演、実は当初は我々の出番が後だったのですが、ある日先方から連絡があり、大変申し訳無いのですが、我々が先でも良いでしょうか?という打診がありました。こうしたライヴというのは”逆リハ”というのが鉄則で、先に出る楽団が本番直前にリハをやることになっていますので、我々が後に出るとなると、リハが終わってから本番まで五時間近く空く、ということでそんなに飲んだら倒れる、とか、寝ちゃう、とか、スタジオに行くか?えええ、嫌だよお、と大騒ぎだったので、我々的にはこれはいわゆる「渡りに舟」「瓢箪から駒」「果報は寝て待て」という大朗報となりました。ただ誤算だったのは、今度は時間が無さすぎたのに加え、T字路sさん側のご配慮なのか、何故か楽屋に弁当があったため、それを食べながら持ち込みのワインなどをたしなむ、というちょっと貧乏くさい楽屋風景となりました。どうでも良いですが鏡があると撮影しているコーゾーの姿まで写るのでより沈滞した楽屋のムードが伝わる感じがします。

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さて、ということでオープニング・アクトですからいつもの様にのんびりとインストから始めるというのもいかがなものか、そしてT字路sさんのツアーのタイトルはマムシを意味するPIT VIPER、更に先日の大宴会のウチアゲでお客さんのリクエストで歌って改めてその良さを認識したエルモア、と三拍子揃ったこともあり、一曲目は異例の「サイドワインダー」での登場となりました。途中の展開で登場するエルモアにちなんで投入したこのアコギは近所の古道具屋で800円で購入したノン・ブランド品ですが、ピックアップをつけて弾くとまさにエルモアの音がするのです。(自慢)

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何度も語っていますが、吾妻の人生の大きな目標の一つは所有ギター37台を年間でなるべく満遍なく使う、というものですから、アコギで登場した以上、本編で使うものはなるべく見た目のかけ離れたものが良いな、ということで、ロック味満点のストラトキャスター米国製(自慢)を投入しました。皆がピースマークを出しているのはウッド・ストックでロックな雰囲気だからでしょうか?それとも「大人はワイン二本まで」と言ってるのかな?

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しかし秋口とはいえど猛烈な汗のため、ここでやむなく上着を断念、ただ、スーツからシャツに変えても、そのせいでよりロックっぽく見える、というわけでは無いことが判りました。

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そして、我々のアクトが終わったアンコールでお呼びしたT字路sのタエコさん。どちらかというと粗野なブルース調の曲に乗せて激しく歌う、というミシシッピ綿花畑的なイメージの強いタエコさんですが、曲りなりにもこうして大編成の男どもを従えるといかにも都会の歌姫、といった風情が醸し出されるのが面白いところです。

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とはいうものの、持ち前のド迫力唱法、強力シャウトはタエコさんならでは。私のみならずバンドメンバー全員、度肝を抜かれていました。

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何だかんだもう30年前ぐらいの曲になるみたいで驚きましたが、一曲目はその昔、服部恭子嬢とのデュエットで吹き込んだ「人間だって動物だい」、悪い曲ではないと思いますが、ソロの間が何とも手持ちぶさただな、ということになり、ソロ後半ではタエコさんと二人で、「動物踊り」を披露いたしました。

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ちなみにこれは「クマ」のところですね。あと他にも「イヌ」と「ゾウ」と「トリ」があります。続いて二曲目はベッシー・スミス作、ダイナ・ワシントンも歌っている”Send to the electric chair”=電気椅子。もしも『ブルース/R&B訳詩大賞』があったなら、間違いなく2017年はこの曲がぶっちぎりでグランプリ、というタエコさんの訳詩がそれぐらい素晴らしい一曲で第一部はおしまい。この後、第二部では何と、T字路sさんとしては誰一人サポート・メンバーを加えず二人だけで二部を敢行しました。素晴らしい勇気です。というか、それを見ていた私は、1950年代にライオネル・ハンプトンが18人のフルバンドで出演してクラブ中を沸騰状態に盛り上げた後に、たった五人で出たルイ・ジョーダンがすべての観客の心をワシ掴みにして帰っていった、という話を思い出しました。

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そしてウチアゲでは、タエコさんね、アナタ、歌も良いけど訳詩!訳詩が凄いよぉ!という話を10回以上はさせて頂いたでしょうか。「うっせー、じじい!」とも言わず最後までつきあってくれたタエコさんでした。一方、我々の恩人でもあり、色々とお世話になったものの、何故か軽口を叩きたくなる日本のレナード・チェス、ことヴィヴィッド・サウンドの長野社長とも久々にお会いして楽しい夜となりました。

danraku

2017年9月17日(日)
大宴会 in 南会津 2017

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

しまった!毎年あんなにお世話になっているのに油断してたらもう告知が始まってました!
我々が日本で一番愛してやまない野外フェス、と言っても過言ではありません。是非、お暇なら!

大宴会 トップページ

何かヤバいことになってきたなあ、この前のすみだジャズの二の舞か?と思わざるを得ないそんな進路予報のもと近づいてきた台風18号、前日16日の9時発表の予報図では、しっかりと福島がその射程内に入っています。

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「愛してやまない」フェスが中止になってしまったらこんな悲しいことはありませんが、とりあえず祈る様な気持ちでいるなか、一日早く現地に入っている岡地さんからの情報だけが頼りです。

9/16 16:20 from 岡地
主催者のIさんから。

>やります! その予定で準備してますが、もし中止に
>するとしたら今日の18時頃に連絡します!

との事でした、進捗有ればメールします。

9/16 22:09 from 岡地
今、会津田島、曇りです!

9/17 11:19 from 岡地
こちらは、秋空、曇り空の下、徐々に人か増えてるなか、
マダムとアサちゃんとのリハも終わり、まったりしてます。

9/17 12:02 from 岡地
緊急報告!!11時50分からざんざんぶりです。

9/17 12:23 from 岡地
12時10分雨止みました~(^ー^)

新宿から東武線直通乗り入れのスペーシアに乗った、吾妻、牧、早崎の三名ですが、途中小降りになったりザンザン降りになったり、というのに一喜一憂しながらも、きちんと定時に会津山村道場駅に着きました。そして、そこには毎年大変お世話になっているTさんが迎えに来てくれています。
「どうですか?持ちそうですか?」
「ああ、何とか今のところは・・・。この後ですよねー。」
現地まで行って中止、というのもこれまた寂しい話ですが、もうここまで来たら出来ることは何もありません。コテージに行って、ヒックスヴィルのお三方とアンコールの一曲のリハーサルをして、会場に行って昔からの知り合いの出店に行って・・・、そんなこんなの中でも何とか奇跡的に天気は持ってます。少なくとも、そぼ降ってはいるものの土砂降りにはなってません。恒例のステージでの乾杯、ヒックスヴィルのステージ、我々の準備、我々のステージ、最後のヒックスヴィルとのアンコール・・・、持ちました!全部滞りなく終えることが出来ました!日頃の行いの賜物です!あ、俺たちの行いじゃあ無いですよ、ボランティアのスタッフの皆さんの日頃の行いの賜物です!大宴会、素晴らしい!
そして、迎えたウチアゲ、こんな嬉しそうな顔をしたジジイ達は幸せ者です。

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すべての催しが終わると、さぁて出番がやってきたか、という様子で夜中にはゴオゴオと嵐が吹き荒れて、朝の記念撮影の少し前に広場の大木が倒れてきたりとか大変な事態にもなってたりしましたが、それでも空を仰げばこんな青空。

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セルフタイマーで撮ったら我々の姿は画面の下側にしか写ってないのですが、主役は我々ではなく、この台風一過の青空、ということなのでしょう。主催のIさん、Tさん、ヒックスヴィルの面々、初めて会ったカジさんなどに別れを告げて帰路に着きましたが、来年の大宴会、もう今から楽しみです!

danraku

2017年8月19日(土)
総武線 錦糸町駅の近傍

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

すみだストリートジャズフェスティバルに

出させて頂きます。これで8回目だそうです。
何と無料だそうですよ!

予定出演場所:錦糸公園メインステージ
予定出演時間:18:30~19:20
詳細は下記で

すみだストリートジャズフェスティバル・ページ


さて、二年前ぐらいに錦糸町辺りで演ったことがあったので、これが二回目か?と勘違いしていた「すみだジャズ」、二年前は河内音頭関連の催しだったので、今回がお初でした。日差しこそ鈍いものの、超高湿度の真夏日午後3時過ぎに会場に着き、事前に主催者の方から頂いていたT野さんという方の携帯に連絡してしばらくすると、これほど汗をかいている人を見るのは久しぶりだ、というほど多量の汗をかいた青年が我々の前に現われました。
「あ、初めまして!T野です、宜しくお願いします。」
「き、君、こりゃまた、す、凄い汗だね。」
「暑いんです!本当に!こちらにどうぞ!」
このすみだジャズという催しは、このT野さんの様なボランティアの方々の力で成り立っている催しなのですね。さて、湿度が凄い、と申しましたが、次第に夕方にかけて雲行きがアヤしくなって参りました。

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これは、当日17時近辺の雨雲レーダーですが、青い、を通り越して赤くなっているのがお判りでしょう。楽屋として使わせて頂いた駅前のカラオケ屋さんに三々五々と集まり始めてきたわがメンバー、何か雲行きアヤしいよー、天気持つかあ、雷落ちたらどうする?などとそれぞれつぶやいていましたが、最後に入ってきた西島翁が、
「凄い!ダァーっ!と降り始めてきた!」
と言うので窓から外を見たら、アラアラアラ。ウッドベースと譜面台をステージ脇に搬入するために車のところまで行った牧さんと、カメラマン/ローディーの龍ちゃんからも、物凄い雨で車から出られない、という連絡が入りました。これはいったいどうするんだろう、と呆然としていると、汗だくのT野さんからも連絡が来ました。
「あ、もしもし、吾妻さんですか?T野です。今雨が凄くて一旦中断してます。ですから、ちょっと連絡入れるまで、楽屋にいてくださいますか?」
ということで、15分ごとぐらいの定時連絡をひたすら待つ我々ですが、もう完全に煮詰まっております。

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「もう行こうよ、今、やんでるよ。」
「いや、動くな!動くと迷うぞ。」
楽屋の会話もさながら八甲田山の様になってくる中、既に時刻は18時半、確か、時間的な制約があると聞いた様な気もするので、どうせ中止になるならこのカラオケ屋で中止になるよりはステージ脇で中止に、という坂本竜馬の心境でT野さんの指示を待たず楽屋を飛び出しました。
ステージ脇にたどりつくと、我々の前のバンドが中止から立ち直り真っ最中、これなら何とか出来そうだな、よし、今のうちにPAさんに最終確認をしておくか、とモニター担当の若い女性(この方もボランティアの専門学校の生徒さんなのかも)に資料を見せつつ説明すると、
「あ、このセット図変わってますよね。」
「え?変わってる?」
「はい、◆◆さんから、雨で舞台の広さが半分になるから、管楽器は全部無しで4人だけだって。」
おい、その◆◆とかいうヤツ出て来ーい!と一瞬頭の中が真っ白になりましたが、天災の時はかようにデマが瞬時に広まるのだな、恐ろしいなあ、と実感した出来事でした。とりあえず、バッパーズと銘打ってトリオ+1、というわけにも行きませんので、最低限のしつらえ、サックス4人にマイク2本、トランペット3人にマイク1本、西島さんにマイク1本、というセッティングをお願いしましたが、更にもう一つ舞台監督らしき方から衝撃の伝達が。
「すみません!実は近隣の騒音の関係で19時半に終わらないとダメなんです!」
「え、ええ? い、今もう19時10分」
「そうなんです。中止にしましょうか?」
「いえ、演ります!」
演りたがりでなければ、38年も続けておりません。舞台に上がっちまえばこっちのもんよ、1時間ぶっ通しで演ってやらあ!というロック的な対応も無いでは無いのですが、それによって来年からこの催しがなくなってしまうかも知れない、汗だくで頑張っているT野さん達の努力はいったいどうなっちゃうんだ、と考えると時間厳守で行くべきでしょう。そんなこんなで始まったステージはこんな感じ。

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バッパーズ38年の歴史の中でも、自前の譜面台を出さずに演奏したのはおそらく今回が最初では無いでしょうか。しかし、悪天候、しかも音出しの時点で終演時刻まで既に15分、という逆境ならではの妙に緊迫した感じが垣間見えてなかなか面白いものです。当然、悠長にサウンドチェックなどしている場合ではございませんので、いつもの”Thing’s Ain’t What They Used to Be” がサウンドチェック代わりです。そして、二曲目は「Crimson Kingの宮殿」何しろ二晩費やしてギターの弦を18本替えたのはこの曲をやるためですので、外すわけには行きません。

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この”AZOOMA”と”ミツヨシ”というのは一体何なのだ、というご質問をしばしば受けますが、これはシカゴ・ブルース界のギター・マスターにしてダブルネックで有名なEARL HOOKERのパクリなのであります。

EARL_HOOKER

さて、この二曲でもう10分過ぎてしまい、あと一曲はまがりなりにもジャズ・フェスですので、”On the Sunny Side of the Street”、別に演っている最中はそんなことは微塵も思わなかったのですが、改めて写真を見ると、空め、見てろ!明日は晴れろ!と威嚇している様にも見えます。

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さて、ドタバタの撤収を終えてウチアゲ会場へ。ウチアゲではバンバンの福島君とたをやめの岡村ちゃんを相手に、まあ、良く喋る良く喋る。そしてこの居酒屋さんでは時々ライヴもやっているそうで、実は奥にドラムとピアノとアンプ類が置かれておりまして、当然弾き足らない我々、それでは何曲か、おーい!福島も出て来いよー!と始めてしまいました。

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更に、もう帰ろうよー、という頃に、そ、それではお、岡村ちゃん、お、おじさんと一緒に何かやらないかね?ということになって、二人で一曲。いや、二曲だったかな?

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ジジイ、嬉しそうで良かったな!という夜になりましたとさ。

danraku

2017.08.12(土)
高円寺ShowBoat 24周年企画

~2017年夏!トリオ×3!~

showboat

吾妻光良トリオ
吾妻光良(vo.g) 牧裕(b) 岡地曙裕(ds)

パンチの効いたブルース
マダムギター長見順(vo.g) かわいしのぶ(vo.b)
GRACE(vo.ds)

SHOKA OKUBO BLUES PROJECT
大久保初夏(vo.g) 芹田珠奈(b) 其原誠元(ds)

ショーボートは24周年、その頃、男女雇用機会均等法も施行から31年経っておりますので、こうしたトリオ3組という催しでも女性対男性の比率は5:4と女性の方が優勢となっております。おっかねえ、いや、すばらしいことですね。

open 18:00 /start 18:30

前売 \4,000/当日 \4,500(+1Drink \600)

showboatのHP

さて、トリオ3組というこの企画、我々がお店に着いた頃は丁度、パンチの効いた姐さん達のリハーサル中でしたが、実は長見順さんはこの日をさかのぼる二週間前ぐらいから腰痛に見舞われていて、何でも1週間とか10日とか寝込んだあげく、整体に通って何とか会場までたどり着けた、という散々な状況でした。
「あ、順ちゃん、腰どうした?」
「うー、何とか動けるけどまだ痛くて。吾妻さん、膝は?」
「あ、だいぶ良くなったけど俺も気をつけてる。」
「おっはよーございまーす!」
「あ、初夏ちゃん、久しぶり。初夏ちゃんは痛いところとか無いの?」
「ありませーん。」
そりゃ若いし、無くてあたり前。今からあったらヤバいす。

showboat_1

リハも終わり、高円寺の四文屋でたしなみ、初夏ちゃんバンドとパンチ姐さん達を聞いて、我々は三番手。年間の投入ギター・スケジュールにより、この日は自宅近所に少し前まであった古道具屋で買った、800円の謎のアコギです。ニューオリンズで購入したピックアップをつけるとなかなかエグい音がするのです。

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しかし意外にも、こうやって3人並ぶと初夏ちゃんソリッド、順ちゃんセミアコ、吾妻がアコギ、とそれぞれ年代別の特徴が出ていて、見た目としてはなかなかの取り合わせでした。

SHOWBOAT_2

そして、こちらはアンコールの時のステージ下手側ですが、何とベーシストも3人、ドラマーも3人、つまり全員登場して、歌が変わるところの4小節のブレイクで交替する、という初の試みに挑戦。まあまあ、うまく行ったのではないでしょうか。

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最後はフロント3人でコーラス、さすがにこうなると思いっきりアコギ、となると何故か一人だけフォークの人だか何だか判らない人が混じっている、という風にも見えたりしますが。

showboat_5

好評につき、アンコールの二曲目は、三人だけでロバート・ナイトホークなどで知られる”Moon is rising”で、幕を閉じました。

showboat_6

終了後は全員で記念写真、あ、初夏ちゃんのとこのベースの芹田さんは用事があって帰った後でしたが。芹田さんはこの後3ヶ月ぐらい海外に語学留学、更にドラムの其原君はもっと長く渡米されるので、このバンドとしては一旦、どこかで区切りがつくそうですが、まだ若いからねえ。パンチの姐さん達も、もう15年一緒にやってるそうですし、我々などねぇ、40年近く演ってるわけですから、何とでもなります、ハイ。

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その頃、同じ8月12日(土)、神保町では・・・

マジカルコネクションvol.63 ~男たちの晩夏

出演/石田力、スチョリ(ラリーパパ&カーネギーママ)、
早崎詩生(吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ)、スーマー

会場/神保町試聴室

開場/19時 開演/19時30分

料金/予約3000円、当日3500円(1ドリンク込み、スナック付き)

視聴室のHP


折りしも都心のど真ん中でデモ隊、警察厳戒態勢の中、赤い姿で尋問を受けることも無く無事会場にたどり着きました。いつもながら試聴室さんのピアノはとても良く鳴り、よい環境でのピアノを叩いてまいりました。ピアノの上に楽譜のような紙が置いてありますが見栄です。深呼吸してからとか大きな音でとか早くとか書いてあります。敬愛する銀座ピアニスト多城康司さん(40年間も銀座で演奏!ニューオリンズにだってシカゴにだっていないかも!)を始め、お盆にも関わらず来ていただいたお客さまありがとうございました。

RED_SIO
danraku

2017年8月6日(日) 川崎クラブチッタ

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

Closing Act:
Panorama Steel Orchestra

HOT RIVER RECORDS 10周年企画
バッパーズ的納涼大宴会 in CLUB CITTA’

『座って見よう、バッパーズ!!』シリーズ
最終回は真夏です!!

翌日は月曜だしなぁ、という貴方、貴女に
朗報!午後に始まって夜の早いうちに
終わりますよー!

開場:15:00 ?/ 開演 16:00

前売り¥5,940/当日¥6,480
+ 1ドリンク¥500

主催:Hot River レコードHP
 
CITTA_1

さて、夏も真っ盛りの川崎、折りしも迷走台風5号の影響で、この夏一番の暑さとなりまして、リハが終わって、どこかにちょいとたしなみに行こうか、という我々も屋外に出た途端に「光線に殺られる宇宙人」的な様相を呈していました。もちろん、この炎天下を長時間うろつける体力はありませんので、プチたしなみはチッタの隣のジョナサンであります。ジョナサンで得た最大の教訓は、
「ミニピザは 思っていたより でかかった」
でしょうか。

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さて、チッタは普段滅多に演らない様な大会場であります。大きいということは、色々と工夫し甲斐もある、ということでして、この日は客席右側にある臨時の搬入路を開けてもらい客席から乱入しました。

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これはまだライヴが始まって間もない頃の写真かと思われますが、いや、いくらチッタが冷房が効いている、と言ってもこの上着を着ていると次第に意識が遠のいてきます。結局数曲終わったところで、

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この様に赤シャツ姿になりました。これは
「君らは良いよな、ずっとシャツだけだから」
と言うことを言い合っているのでしょうか、それとも、え?明日月曜日だけど夏休み取ったの?何を、この裏切り者め!という会話なのでしょうか、今となっては良く判りません。

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この吾妻は一体、何を苦しがっているのか、というとBoppersでは随所にコーゾーさんのセリフが入る曲がありまして、まあ時折、突拍子も無いことを言うもんで歌えなくなってしまうこともあるのですが、この時はセリフがおかしいのではなくて、セリフを言おうとしたらマイクのコネクターが抜けてしまい、それを必死に戻そうとする慌てぶりが余りにコントっぽくて笑いを押さえきれませんでした。

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さて、折角広い会場、また、ワイヤレス・システムも2万円台のものに更新して間もないので、アンコールはワイヤレス・トルバドール・スタイル。電気の力を借りるのは邪道ですかね?え、そんなことは無い?でっすよねー。

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その頃、ステージ上ではそれを呑気に見物する他のメンバー、あまつさえ演奏中にスマホで撮影する輩までおる、という状況でありました。

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すべてを終えて、ウチアゲは川崎商店街の中華屋さん、なかなかのコスパでありました。ま、写真はいつでもどこでも同じなんですけどね。あ、パノラマ・スチール・オーケストラの皆さんもありがとうございました。

danraku

2017年7月28日(金)
中野ブライトブラウン プレミアム・フライデー

ローレゾ・コンサート「食べ物の歌特集」

吾妻光良/富山ヒロツグ

定期的に開催している吾妻とDrinkin’ Hoppysの富山さん
がお送りするブルース/R&BなどのCDコンサート、
「寒い歌」、「動物の歌」に続き、今回は「食べ物の歌」、
ブライトブラウンもこの日はいつもとちょっと違うメニュー
を一品用意している、という話も聞こえてきます。

open? 19:00頃 /start 20:00頃

?\800 +オーダー

ブライトブラウン 7月スケジュール
FOOD_SONG_1

さて、ブライト・ブラウン・プレミアム金曜企画のローレゾ・コンサート、第三弾は食べ物の歌特集。歌詞の聞き取りに始まって、ラズベリー・パイという小型PCへの音源の仕込み、全168ページに及ぶパワーポイントの制作、と結構な手数のかかる企画ではあるのですが、三回目ということに加えて前回から富山君という強い味方に登場して頂いたこともあって、当日若干のゴタゴタはあったものの比較的準備も順調に進みました。そして、冒頭の写真にもある様に、お店のミキさんも南部風フードで迎え撃ちます。左はホルモンの豚の腸、いわゆるチトリン、というもので右はブラック・アイド・ピーズという豆料理ですね。

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そして驚いてはいけません。富山君は私などが束になってもかなわない料理家、料理研究家でしてこの日、チャチャチャ、という具合に歌に出て来るユダヤ料理「クニッシュ」を作ってきてしまいました。写真撮りそこねましたが、ジャガイモのカレー風味の生地をパイ皮で包んだ、焼きコロッケみたいなもので美味しかったです。

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さて、食べ物の歌ですから、当日の演目表もいつもとはちょっと趣向を変えて、ディナー・メニュー風のものにしました。これだけ見て何の曲か、判る人は判るかも知れませんね。

FOOD_SONG_3

そして本番、二人とも無茶苦茶に楽しそうなのですが、いや、これ、本当に楽しいのですよ。もともとこういった音楽が二人とも大好きなわけですが、こうやって徹底的に聞き込んだり調べたりすることで、更に曲への愛着が湧くのはもちろん、色々な困難にぶちあたりつつも最後に音源とテキストとして完成し、考えていたことを皆様の前で喋る、無茶苦茶カタルシスがあるんですねえ。これ続けてれば、ボケないかも知れません。まあ、逆に好きなことに拘泥しすぎてボケちゃう、という危険性もあるかも知れませんが。

FOOD_SONG_4

一部7曲、二部7曲、というメニューを無事紹介し終わって、アンコールはルイ・ジョーダンやらジェシー・ストーンで有名な「コールスロー」。いつものライヴ同様に途中から「納豆」に置き換えて歌わせて頂きました。終了後は富山君や知人に家族で残った南部料理とクニッシュとワインとで達成感のある打ち上げとなりましたが、富山君は帰路の電車で背後にいた気分悪くなった若者からぶちまけられてすっかり服が汚れてしまい大災難、かと思いきや、家までの道すがらでカブトムシ2匹とクワガタ3匹を捕獲した、という良く判らないカタルシス、いや、カオスな夜だった様です。
また、数ヶ月後に催そうか、と思っております。

danraku

2017年7月15日(土)
代官山 晴れたら空に豆まいて

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

~特に何の日でもなく新盤も出ませんが また晴れ豆で演らせて頂きます~
本当にこう何も無いのですが、また演らせていただけるのはありがたいことであります。

open? 18:30 /start 19:30

前売 \3,200/当日 \3,500 (+1Drink\600)

晴れ豆 HP


さて、まだ梅雨明け宣言もされていないのに都内は猛暑、当初の計画では夏らしくスチールギターも投入して夏っぽい選曲で行くか、とか思っていましたが余りの暑さに断念、ヘロヘロになりながら晴れ豆までたどり着きますと、前々日のメール連絡どおり、16時過ぎに順調に集まってきたメンバー・・・、おや?赤いピアノの人が来ていない?
「あいつ、返信あったっけ?」
「数日前の別件には返信してたけどな。」
「この集合時間は見てないのかな?」
「とりあえず電話してみ。」
電話してもショートメールしても反応無し。
「何か・・・あったのかな?」
「この生ピアノ弾きに来ないのはあり得ないぜ」
「先週も吾妻が来ない時は俺と岡地は、吾妻、倒れたんじゃないか、って言ってたんだけどな。」
還暦近辺になってきますと、そろそろ『倒れたんじゃないか』という心配も現実味を帯びてきます。しょうが無いから3人だけでリハを始めようか、と決断した16時30分、入り口から赤い塊が入ってきました。
「ああ、びっくりした!携帯どうした?」
「あ、かばんの中に入れてて。」
まったく携帯の意味がありませんが、来るなり嬉しそうにピアノを弾き始めます。

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ここ、晴れ豆のピアノはちょっと古いものですが、異常に良く鳴り、更に晴れ豆の店内の丁度良い按配の響き具合もあいまって、ピアノ弾きは大喜びで弾いてしまうのですが、余りに暑いため周りはひたすらゲンナリです。30分程度でリハも終わり、さて、通常ですと中目黒辺りにたしなみに行くのですが、これも猛暑のために断念。結局、近くのピーコックに買出しに行ってさながら学生下宿の様に楽屋で飲むことにしました。ダラダラと飲み続けるうちに、自動撮影スマホの設置も忘れてしまい、結局ライヴの写真は良く見に来て頂いているNさんから頂きました。さすがに一番前ですので大写しのものばかりですが、ありがとうございました。

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そして、終演後は涼しげな店内でプチ打ち上げでございます。また、是非演らせて頂きたいものです。え?ずいぶん今日はアッサリしてる?暑いですからねー。赤い人の写真を見てるだけで暑くなってきますね。

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danraku

2017年7月8日(土)
浜松ビスケットタイム

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

昨年はボーッ、と過ごしているうちに伺えなくなって
しまいましたが、今年は演らせて頂きます! 何とこれ
で、ビスケットタイムも4回目、頑張らないと。え?
普通で良い? っていうのもありますけどねー。

18:30 open/19:30 start

前売 \4,500/当日 \5,000 (ドリンク\500別)

ビスケットタイム HP


特に気張らずに普通に演る、とここに書いたのが無意識のうちに心に染み付いていたのでしょうか。実はこのビスケット・タイムは吾妻大失態の日ともなりました。この日は、まだ東京地方は梅雨明け宣言前ながら、いかにも夏、という快晴/最高気温35.3度の猛暑日。朝飯を食べ終わり、続いて区役所の補助金で感震ブレーカーを取り付けに来てくれた業者の方の対応を済ませ、さぁて・・・、と窓を全開にしてカリプソをかけながら本を読み始めて、ああ、こりゃ極楽極楽、夏にはカリプソが一番だ、とダラダラしていましたら、あれ、いつの間にか携帯にメール着信が。

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え?いったい何だろう?と不思議がった直後、ああっ!ひ、ひょっとして!と思って新幹線のチケットを確認したところ、何と言うことか!新幹線の時間をすっかり一時間間違えており、私がのんぴりと出かけようとしていた時には、既に牧さんと岡地さんは東京駅で10分待ちぼうけを食らっていたというわけです。いやあ、本当に申し訳ない!ごめんなさい!と米つきバッタの様な低姿勢で東京駅に急行し、何とか40分遅れぐらいの新幹線で浜松に入りました。するとその浜松行きの電車の中で高校の同級生のHとバッタリ!
「おお、お前、どこ行くんだよ?」
「あ、オレ、浜松に住んでるKとゴルフ。吾妻は?」
「あ、オレは浜松でライヴ。それじゃ暑気払いでな。」
珍しいこともあるもんだ、と思いながらリハもたしなみも済んで一年半ぶりのビスケット・タイムのライヴ。

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こんな60名近くの多くの方々にお越し頂きました。豊橋からは、森・道・市場とハウス・オブ・クレイジーでお世話になった山本夫妻も来てくれましたが、何とさっき電車で会ったHと浜松在住のK、それに更に同級生のMも!ゴルフをするのは本当ですが、折角だから前の日は吾妻のライヴでもからかいに行くか、ということで来ていた様ですが、いやあ、酔ってたなあ・・・。あれで翌日8時から回れたのかどうか心配です。

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この日は、久々の浜松ということもあり、ちょっと準備は大変ですが吾妻はホワイト・ファルコンもどきの12弦で臨みました。一方、岡地さんがやけにスッキリしているのは、ホテルのチェックインから会場に行くまでの間に(K藤さん送迎ありがとうございました)一時間空いたので床屋に行ってたのであります。そう思えば大した遅刻じゃないという気も、あーっ!ごめんなさい!すみません!私が悪うございます!ハイ!

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そしてアンコールはいつもの様にトルバドール・スタイル。ビスケット・タイムは何か妙に、練り歩き甲斐のある会場であります。

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そしてここもナッシュビル・ウェストさんほどではありませんが、壁には何点かの面白そうなギターがかかっていましたので、アンコールの二曲目はそんな中から一本、楽屋に置かれていたナイロン弦のギターで演ってみましたが、さすがに聞こえない!

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これは別に岡地さん、空を飛ぼうとしているわけではありません。ギターの音が全然聞こえないので、スティックもブラシも捨てて手で叩いて何とか聞き取ろうとしているのですが、全然聞こえねぇや、という笑みなのでしょう。何しろ色々ありましたが、多くのお越しに感謝いたします。で、当然の様に、帰路の新幹線では他のメンバー二人に大変申し訳ないことをしました、と吾妻がウナギや高級ワインなどをふるまった、と聞いています。

danraku

過去の公演<2017・前半>

6/24(土) 札幌ベッシーホール

札幌ステーキハウスの名店、ベガーズ・ハーレム提供

吾妻光良トリオ

吾妻光良(Gt,Vo)、牧 裕(Bass) 岡地 曙裕(Drs)

open 18:00/start 19:00

前売り\4,500 + 1drink/当日\5,000 + 1drink
ベッシーホールHP


さて、ベガーズ・ハーレムのボス、こと近藤さんの企画・運営によってお招きいただいた二年ぶりの札幌、会場は名前は前から知っていましたが、実際に来るのは岡地以外の二人は初めて、というベッシーホール、広さで言うと、そうだなあ・・・、1.5次郎吉ぐらいでしょうか?でも、さながら渋谷クアトロの様に立派なステージがあったりします。

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開演前は狸小路とかいう商店街の外にテーブルが出ている居酒屋で生牡蠣や焼き鳥を食べたり、レモンハイを飲みながら夏前の札幌を満喫しましたが、お店に戻ると結構なお客さんが来ていらして、何か噂によると130名の方々にお越し頂いたそうで、本当にありがたいことです。
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にしては、牧さんと吾妻はスツールのまん中にテーブルを置いてもらってワインなどを置いたりしているのは、何か生意気な印象もあり、感じ悪いですね。

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しかし、久々の札幌なので一生懸命演らせて頂きました。そのせいで放心状態なのか、アンコールの頃には何とも三人の表情がバラバラで統一性に欠けていた様子が見て取れます。悲しそうに譜面を見る牧、汗をぬぐう岡地、どこを見ているのか良くわからない吾妻、ご来場の方々から満場の拍手を頂いているにしてはどうにも生意気に見えます。気をつけたいものですね。そして今回は残念なことが二つ、一つはウチアゲの後に盟友・松竹谷清のお店、バイーアに行ったのですが、明日が早い、ということで既に閉店していたこと、もう一つは先日導入したタイムラプス撮影アプリ、ものの見事に操作に失敗して一枚も写ってなかったこと、でした。また、次回は謙虚な心を忘れずに失礼の無い形でお邪魔したいものです。

danraku

2017年6月18日(日)
渋谷 O-West

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

「やついフェス」という、渋谷のいろんな
ライヴハウス何店舗かでまたがって開催
される大きなフェスがあるのです。
ご縁がありまして、そこでワン・ステージ
演らせて頂くこととなりました。

予定出演時間:15:10~15:50

やついフェスさん スケジュール・ページ


さて、良く判らず呼ばれるままにたどり着いたO-Westですが、
「O-Westって俺たち演ったことある?」
「無い無い、やったことあるのは0-Nest!」
「いや、そりゃO-Eastだよ、誰々のパーティーで」
いつもの様に記憶もワチャワチャのまんま楽屋に入っていくと・・・、ああ、ここ来たことある! 本当に人間の記憶はあいまいなものです。

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おお!元気か!赤は超膨張色、いつもより太って見えるのが残念ですが、吾妻がこの様に喜んでコーゾーに声をかけているのは、実はコーゾーが病みあがりだからです。突然の体調不良で何と10日間近く入院していて本日が初復帰ライヴ、5日間の絶食という苦行もあり、入院中にメンバーに送られてきたメールは、
「5日間の絶食で早くご飯食べたいです。酎ハイのことを忘れてしまいました。このまま忘れてもいいのか。。」
といつになく気弱な発言で、気になっていましたがとりあえず血色も良くひと安心です。

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ライヴしょっぱなはいつもの通り「最後まで」から。声もサックスも病みあがりとは無縁の、いい意味で『いつも通り』のコーゾーさんでした。知りませんでしたが、左端の赤い人も最近は一緒にラップしてくれている様ですな。で、この日は40分一本勝負のステージ、舞台転換なども煩雑なため、アンプは会場のものをお借りしたのですが、やっぱりO-Westというのはロックの小屋なのですかね? いつも大音量で鳴らされているのか、アンプがやたらと歪みまくってしまい、段々ロック!な雰囲気になってきてしまいまして、しかも「フェス」ですから、てやんでえ、こちとらウッドストック世代だ、文句あっか!とばかりに・・・・

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最後の曲では足でフレットを踏みつけてGのコードを鳴らしました。まあ、このギルド(もどき)39,900円だからこそできるワザですが、やはり生来のケチのせいか、若干甘踏みしているのが見てとれます。

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ということで、40分ステージが終わっても時刻はまだ3時50分、コーゾー君の体調がまだ万全でないこともあり、楽屋でワインを二本空けてこの日は終了~解散。新曲「大人はワイン二本まで」の教えを忠実に守った我々でした。あれ、名取さんと岡地さんはどこへ行ったのでしょうか? 実は余りに早く終わったのでもう先に帰った名取さん、次のライヴに向かった岡地さんなのでありました。

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2017年6月17日(土)
三鷹 バイユーゲイト

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

遠くの親戚より近くの音楽酒場、な筈が何故か昨年の新年以来すっかりご無沙汰のバイユー、牧さんは地元民ならではのリラックス状態で参戦するものと思われます。ライトニン・ホプキンスが近所の床屋で歌う様なリアルな日常的ライヴが垣間見れるかも。そんなこたねぇかな。

19:00 開場 / 20:00 開演

2,000+ 1 ドリンク

バイユーゲイト・スケジュール・ページ
さて、久々のバイユー。近場ですので、17時頃にのんびりとお店に着いてゆっくりとセッティングでも始めようかな、と思ったら、お店の上田さんがちょっと会わせたい人がいる、というので何事か、と思うとほどなく現れたのがこちらの方。

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本多さんという方でして、この二人の前に山積みされているファイル、これ何だと思いますか?これ驚くべきことに吾妻がこれまで書き散らかしてきた雑誌の連載とか、レコード評とかそういったものをほとんどすべてコレクションされている(!)そうで、こんなものはもう出版社も、勿論本人も持っていないのですが、この度荷物を整理される、ということでバイユーゲイトなら置いてくれるかな、ということで上田さんのところにご相談に来られたのだとか。で、結局お店に置いていただくことになったそうで、吾妻も今度暇な時にでも行って眺めてみたい様なみたくない様な・・・。何しろ1977年のものから揃っているそうですから、顔から火を噴く様な文章もあるかも知れません。それで宜しければ一度平常営業の時に出かけてみてはいかがでしょうか?本多さん、本当にありがとうございました。


さて、何しろ慣れ親しんだ近場の店、ただ、行って演奏する、というのでは申し分ない、いや、申し訳ない、何か工夫を一つ盛り込みたいな、と思って考えていたら、あ、そうそう、バイユーといえばニューオリンズ音楽だけでなく、よくジャイヴものも沢山かかっていて、Cats & The Fiddleやら、Five Spirits Of Rhythmをあそこで聞くと気持ち良いので、ティプレは持っていないのですが、鉄弦ウクレレのT-Viola、というのを持って行って、なかなか夏を迎える前っぽく涼しげなムードで演らせていただきました。ああ・・・、写真撮ってないんだよなあ・・・、あの、もしT田さん、ウクレレの写っている写真あったら送ってくれたら嬉しいなあ。

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あ、凄い、アマゾンかヤマトか、という勢いでT田さんから送られてきました。どうもありがとう、ナマステ~。
なんていうことが良くあるのですが、これはちょっと知人に頼りすぎだ、迷惑をかけっぱなしというのもいかがなものだろう、とちょっと前から思っていて、ついにこの日はこれも新機軸、ライヴ中の撮影を自ら行うことにしました。とはいえ、ライヴ中に自撮り棒、てなわけにも行かずたどりついたのがスマホのアプリで「タイムラプス撮影」が出来るというもの。イメージ的にはBBCとかアニマル・プラネットが良く、動物のドキュメンタリーで使っている様な撮影方法で、何分とか何時間おきに一枚パチリ、と撮るというのを数日間にかけて撮りためてつなげると動物の面白い習性が判ったりするアレですね。あらかじめライヴの合間に10分に一枚ずつ撮る、という設定にして、二部の休憩中に録画をスタートさせました。

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「何故、岡地さん、しかも演奏していないところが写っているのですか?」
ご質問はごもっともでして、このアプリ、300円払いましたが、どうしても最初の一枚は撮影を開始した時の画になってしまう様です。あ、ちなみにスマホは100円ショップで買った三脚に備え付けてあります。で、ライヴの時の映像はこちら。

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「さすが300円。絵柄がすべて一緒だね。」
いやいやいや、これ良く見ると面白いですよ、右の岡地さんに注目してください。段々シャツが濡れていくのが良くわかります。さすがドキュメンタリー用のアプリだな、と感心しました。

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2017年6月10日(土)
辻堂 “Bistro 辻庵”

吾妻 光良 変型トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr), 牧裕(Bass), 早崎詩生(Pf)

ビストロです。辞書だと「小さな仏蘭西料理店」です。
ディナー・ショーではありませんが、10周年ということ
で呼んで頂きました。ワインの杯と料理が嗜まれる
中でのライヴってのも優雅な感じでっすよねー。

ビストロ辻庵のフェイスブック

いや、辻堂、さすがに余りこうご縁の無いところでありまして、到着してしばらくしてお店の方から、「皆さん今日はどちらから?」と尋ねられたので、あ、中央線方面から、と答えると「ひえー、それは遠い!」とおっしゃられていたので、同じ関東とはいえどミニツァーじみた日でありました。
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そして、ほら、こんなお店なんですね。まさに落ち着いてご飯を楽しめる様なしつらえでして、こちらとしても服装はイマイチですが、精神的にはディナー・ショー、という感じで演目もいつものモノに加えて、食べ物に関する歌なんかを多めに入れて演らせていただきました。
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なかなか、こう普段とは違った空間で大変楽しく演らせていただいたわけですが、そもそも、こちらのお店でライヴをすることになったきっかけは、ホットリバー・レコーズのページにライヴ依頼のメールが来たことで、それ依頼マスターの豊吉さんとはメールだけのやりとりで、お顔も見ていなければ声も聞いていない、いわゆるペンフレンド状態でしたが、ようやくこの日にお会いできたのも感慨深いものがありました。

danraku

6/2(金) 中野ブライトブラウン

ブライトブラウンの月イチ
「プレミアム・フライデー(?)企画」

急遽決定!!服部恭子(Vo)

with 吾妻光良(Gt)、牧裕(Bass)、早崎詩生(Pf)

『人間だって動物だ』『おもて寒いよね』の
ヒット(?)で知られる、初期Swinging Boppers
の座付き女性歌手、服部恭子の帰国公演
fromロサンジェルス!
これは見逃せない!

open 19:30 start 20:00

2,000+ 飲み物/食べ物等オーダー


さて、このプレミアム・フライデー企画、やはり平日なので結構慌しいものでございまして、勤務先を定時、いや定時少し前に飛び出してブライトブラウンに入り、曲順を揃えたり最低限のリハをしたり、きちんと定まっていない箇所を再度譜面上で確認したり、とやっているうちにあっという間に時間は経っていきます。という中にあっても、まあ、自分たちに甘いのは昔からですが、大きな破綻も無く、また二部にはバッパーズのバリトン、三平君もアルトを持って乱入、久々の共演の夜は楽しく更けていきました。しかし、こんな慌しさの中ですので、気がつくと何の写真も確保できておりませんでした。

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そんなこんなで、この写真は何なのだ、ということですが、翌日土曜日に吉祥寺の百貨店の屋上のバーベキュー場にて、kyonちゃんと旦那さんのオリバー、吾妻夫妻に牧夫妻、名取夫妻に近夫妻、ピアノの早崎に「福田さんはカッコいい」のジャケットのイラストで知られる久原大河画伯、を加えて昼酒バーベキュー大会を催しました。楽しかったけど酔ったなあ・・・。というわけでもしもライヴの写真など、お持ちの方いらっしゃいましたらお寄せくださると嬉しいです。


さて、その後、ブライトブラウンやKyonちゃんご本人からも写真が届きましたので、若干お見せしましょう。宴会の写真だけじゃあ、何だかな、って感じですもんねー。

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Kyonちゃんの後ろは旦那さんのオリバー、右側はお兄さま、一番右側は沿線にお住まいのK安田さん。

danraku

2017年5月27日(土) 渋谷クアトロ

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

ゲスト Leyona

今年もやります、5月のクアトロ!
土曜の夜は歌姫が似合います!

17:00 開場/18:00 開演

前売り¥4,000/当日¥4,500
+ 1ドリンク¥500

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さて、もう何回目かは忘れましたが、毎年恒例で演らせて頂いている渋谷クアトロ・春のバッパーズ、昨年のゲストは藤井康一氏、その前の年はハードロック歌手の人見元基氏、と男性シンガーが続いていましたが、今回は久々に原点に戻って歌姫を呼ぼう、ということになり、そこはもう即決で昨年久々のアルバム『覚えてらんねえよ』じゃねえな、『忘れちゃうよ』を発表したLeyona嬢を呼ぼう!となりました。歌手としての対応力の高さに加えて、類まれなステージ度胸も併せ持つLeyona嬢ですから、きちんと共演するのは3年ぶりにも関わらず僅か30分強のリハーサルだけで所定の4曲をすべてさらい終わりました。さすがです。さて、この時点で開演まで2時間弱、地方公演では、有無を言わさず外に出るのですが、久々の都内、しかもこの半端な余り時間、どうする、おいどうする、と討議した結果、若干いつもより少な目のメンバーでのたしなみとなりました。

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さて、この日は実はこれまで使っていた激安中国製ワイヤレス・1万数百円なりを新しい2万4千円のものに買い換えたこともあり、当然オープニングは客席から出る、という形を取りましたが、かなりギュウギュウなお客さんの入りで、決められた時間内にステージにたどりつけるものかどうか、若干吾妻の目が泳いでいる雰囲気が伺えます。

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そして、この失態はどこか他のクアトロでも演じてしまった様な記憶がありますが、実はステージに上がる動線を完全に読み誤ってしまい、ご覧の様に直前で封鎖線を横切らなければいけない状態にはまってしまいました。捕獲された動物の様でもありますが、上の方に延びている手は封鎖線を臨時解除しようとしているクアトロのスタッフの方々です。ご迷惑かけました。

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とりあえず、何とかステージにたどりつき、KOZOさんといつも通りの「最後まで楽しもう」が無事始まりました。ちなみにワイヤレスは激安から普通の廉価品に変わりましたが、このギターも中国製の”K-TONE”という激安ブランドもので、取得価格は20,800円でした。いやあ、安い、って本当に嬉しいことですね。

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そして、歌姫コーナー。この青い花、っていうのかな髪飾りというかコサージュというのか、これは今回のために特別に用意してきてくれたもので、いやあ、華やかだなあ。同じクアトロのステージがこのLeyona嬢一人が加わっただけで、パッ、と花が咲いたかの様に明るくなるのが凄いですね。

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そしてこちらの写真、いや、西川君、良く頑張ってくれたなぁ、おかげでLeyonaコーナーも無事に終わったよ、さ、さ、飲んでちょ、というわけではございません。実は、今回のライヴ前後で、メンバーのうち二人、西川と三平が還暦を迎えるので、お客様から頂いたシャンパンをアンコールの最後のステージで振舞っているところです。
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ですので、二人の還暦、というのももう一生に一度のことですんで、折角ですので、吾妻が高校の還暦同窓会用に書いた「還暦行進ロック」をお二人にも一緒に歌って頂きました。この次に還暦を迎えるのは・・・・、そう、9月の岡地さんですかね。

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終了後、ステージ袖の階段のところで、歌姫もまじえてのフォト・セッション。華やかですねえ。これがどれぐらいLeyona嬢の力に頼っている写真かというと、試して頂きたいのは、手でLeyona嬢だけを隠して眺めてみてください。どうですか?

でっすよねー。

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ウチアゲでの様子。お爺ちゃんたちがどうにもダメダメな中、何か、名取さんが異様なムードを醸し出しています。

渋谷クアトロHPより

danraku

2017年5月20日(土)
高槻ナッシュビル・ウェスト

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

昨年の2月以来のナッシュビル・ウェストさん
今年はギターを置き忘れない様、気をつけます!

17:30 open/18:30 start

前売 \3,500 / 当日 \4,000 (ドリンク\500 別)

ナッシュビル・ウェストHP
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さて、二回目にお邪魔しました高槻のナッシュビル・ウェスト。このお店の凄いのは、壁一面を覆った様に飾られた、いわゆる「ビザール(珍妙な)ギター」の数々。しかもそれらが単なる飾りではなくて、一応どれも弾ける様にメンテナンスされている、というのが驚きです。リハが終わってから3~4台だけではありますが、触らせて頂いて大変楽しい時間を過ごしました。こんなコレクションがあることは最初にお邪魔した時はまるで知らなかったのですが、その時は偶然、吾妻もイタリア製のゴヤ、という所蔵品の中でもかなりビザール度の高いモノを持っていっておりましたので、今回もそうしたテイストの「トゥルートーン」というギターを持っていきました。

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このトゥルートーンは、1989年に旅行でダラスに行ったときに、13,000円で購入したものですが、つい最近E-bayで見たら、100,370円!! これは大儲けだっ!と盛り上がったのですが、翌日見たら、70,222円に値下がりしておりました。良く判りません。
リハが終了してから本番までの間は、日本で最も飲み屋さんの密度が高い、という説のある高槻の街へと、地元のトミー井尻さんと彼の楽団メンバーや音楽友達とスイヤーな飲み屋に繰り出して飲んでおりましたら、そこに「どろどろバター」のマサさんも登場。この齢になって若い友人が出来るなんてありがたいことであります。

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そして、アンコールは恒例のトルバドール・スタイルですが、滅多にある機会ではありません。壁にかかったギターから一台を選んで弾かせて頂きました。これは往年の日本のエレキ・ブーム時に嵐の様に吹き荒れたグヤトーンというメーカーのものです。何とも味わい深いツラ構えです。更にこの日、以前からの懸案事項であった、小型アンプをどうぶら下げるか、という手法に一定の解決が見られました。肩からかけるとそんなに格好悪くない、ということが判りました。60過ぎたり60近くなったりしても、色々な提案をしてくれる友達もありがたいものです。
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さて、最後は全員で記念写真、ちょっとピースサインが変に見えるかも知れませんが、これは写真の解像度が高くなってきたため、指紋データを抜き取られない様に、皆さん、指紋は見せない様にしましょうね!と注意喚起をした結果ですが、左下のお店のK辺さんや、ご近所のN野さんまでにはきちんと伝わってなかった様です。次回から気をつけた方が良いですね。
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ウチアゲでは、何とナッシュビル・ウェストの経営ご一族と我々の記念写真。そうか、そういうご家族構成だったのか!と二回目にして初めて判りました。別にショックで頭を抱えているわけではございいません、単なる写真を撮られる時の癖であります。奥様、ワイン、ありがとうございました。

danraku

5/13(土) 森、道、市場

愛知県の蒲郡駅から車で15分、ラグーナビーチというところでの3日間のフェスの中日にお邪魔いたします。

吾妻光良トリオ+1
吾妻光良(Vo,Gt),牧裕(Bass),岡地曙裕(Drs.),早崎詩生(Pf)
何しろ大きな催しですので、下記HPをご参照ください。
森、道、市場HP

5/13(土) 豊橋ハウス・オブ・クレイジー

「クレイジーはお前らだよ!」と言われそうですが、森、道、市場での昼の演奏の後、豊橋のハウス・オブ・クレイジーでライヴです。年寄りの冷や水、とも言われそうですが頑張るしかないっす!

吾妻光良トリオ+1
吾妻光良(Vo,Gt),牧裕(Bass),岡地曙裕(Drs.),早崎詩生(Pf)
7:30pmOpen/8:00pmStart
前売\3,000/当日\3,500 (drink別)
ハウス・オブ・クレイジーHP

「マイノリティー・レポート」というのは映画にもなったフィリップ・K・ディックの短編SFですが、さて、この日の昼間の野外フェス「森・道・市場」と夜の「ハウス・オブ・クレイジー」のダブルヘッダーを乗り切るには体力温存、これしか無い!という経営判断に基づき、この日の我々は「前乗り亭・トリオ+1」として、金曜の夜に豊橋に入りました。バッパーズで「スロータウン映画祭」というフェスに出して頂いたのはもう15年近く前でしょうか、記憶のかなたでありますが、昔からのブルース業界友達のIKさん、スロータウンの時以来お世話になっているY本夫妻と居酒屋での前夜祭。昭和の話題や愛知の話題で声が枯れそうになるぐらい笑い続けて写真を撮るのもすっかり忘れてしまいました。ちなみに懐中電灯を名古屋弁で言うと「キャーチューデントー」になるそうです。

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さて、翌昼には豊橋から「森・道・市場」の会場のある三河大塚駅まで行きますが、電車が出るまで30分はあるので喫茶店で休憩。吾妻がジャケットなのは前日勤務先からまんま来ているため、早崎が立っているのはスマホの使い方が判らず牧さんに教えを請うているためです。

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まったく知人もいない中、ステージの写真などあるわけもなく、40分のステージを終えて、天気が良ければ会場で飲み食いしても楽しいのでしょうが、地面はドロドロ、まだシトシト雨模様、これは早めに豊橋に戻ってホテルで仮眠しよう、ということになり、でも一枚ぐらい写真が無いとね、と撮ったのが上記のフェスといえばこれ、という仮設トイレ前の一枚でした。

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三河大塚でも、また30分ぐらい待ちましたが、なかなか旅情にあふれる良い写真ではないでしょうか。そうでもないですか?でっすよねー。

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そう、そして一時間の仮眠を経て復活した我々の夜の様子ですが、あれ?牧さんがエレベ?そうです、降水確率100%の野外フェスにウッドベースで来るほど無謀な我々ではありません。いやあ、本当にエレベで良かった!と実感した日でありました。エレベではありますが、ハウス・オブ・クレイジーの暖かいお客さん達に支えられ非常に伸び伸びと演奏させて頂きました。

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赤いピアノと

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緑のギター、緑のドラム、とここまではカップ麺みたいで、何かコンセプトがあるのかな、という気もしますが、

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茶色のベース、まで加わると一体何なのか良く判りません。

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恒例のトルバドール・スタイルは今回からしつらえを変えまして、従来はズボンのベルトに下げていたミニ・アンプを首から下げる、という形にしてみました。評価としては、良く聞こえる様にはなったが、余りにもカッコ悪いのではないか、というのが大方の意見で、今後の改善が待たれるところです。

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そしてウチアゲは、スロータウン映画祭の時にもお世話になった記憶にある様な無い様な、素敵なイタリアン・レストラン、しかもピアノ付。ワインとピアノがあると弾いてしまうのは、もう病だから仕方ありません。

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同病相哀れむ方がもう一人加わり、大リクエスト大会で夜は更けていきましたが、何と会場中が一番の大合唱となったのは、レイ・チャールズでもサム・クックでもルイ・アームストロングでもなく、ビッグ・メイシオの「ワリード・ライフ・ブルース」!
いったいどういう土地柄なのでしょうか、豊橋おそるべし、です。

All photos by “hako yamamoto”
Thanx!!

danraku

2017年5月6日(土)
名古屋 地下鉄東山線「池下駅」
BAR ストレガ

早崎詩生(Pf)/石田力(Pf,Vo)

ピアノの早崎が帰郷ライヴ。
旧友とソロです。

18:00開場、20:00開演
Charge 1,500円+飲食代

BAR ストレガ ホームページ

ピアノは多くの人に弾かれ歳を経てお店に馴染むと思っておりますが、アップライトピアノながらストレガさんの空間で良く鳴るピアノを叩いて参りました。
写真は共演石田君とアンコールでの連弾です。

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おかげさまで満員御礼でした。踊ってもいただき有難うございました。ライブ後お客さんを交えた集合写真です。どこか同窓会の2次会の写真に見えるかもしれませんが、き・・きのせいだと思います。

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danraku

4/28(金) 中野ブライトブラウン

ブライトブラウンの月イチ
「プレミアム・フライデー(?)企画」

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今回はローレゾ・CDコンサート。動物の歌ばかりを集めて
Drinkin’ Hoppys の富山さんと飲みながら紹介していきます。

まだ予約すれば座れますよ!(火曜日情報)

7:00頃 Open/8:00頃Start
チャージ800円(drink別)
ブライトブラウンのスケジュールページ
さて、今回で二回目となるレコード・コンサート、じゃないな、ハイレゾではないCDによる音源コンサート、ドリンキン・ホッピーズの冨山君に手伝ってもらって「動物の歌特集」という内容でお届けしました。
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写真は楽しそうに談笑している二人ですが、全14曲を歌詞とともにお届けする、というのは言うは易しですが、分量にして全部でパワーポイント159ページ、しかも英語の歌詞がテキストで入手できるものは、せいぜい2~3曲、あとは聴き取るしか無い、しかも何を言ってるのか判らず辞書やネットの情報の洪水の中を泳いで何とか正解に近いものを探してくる、と実に膨大な作業であり、吾妻の直前の一週間は人生の30%はこのパワポ作成に割かれていた、と言っても過言ではありません。富山さんもかなりの労力を割いていたのは想像に難くありません。例として下記の曲などご覧いただきましょう。


膨大な量の歌詞を聞き取り、意味を探り、ということをやっていると色々と面白いことに気づくものでして、今回得られた最大の収穫は
「ストレート・ブルースの動物の歌は松尾芭蕉
だが、ジャンプやジャイヴ、R&Bの動物の
歌は、小林一茶である。」
という理論でして、うーん・・・、わかりませんか。現場では盛り上がったんですがね。

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これだけの労苦によって成り立つものでありますから、これまたライヴとは異なる終わった後の達成感があります。とはいえ、アンコールはご覧の様に一曲だけ二人で演奏したのもご愛嬌。
次回は7月にまた二人で「食べ物の曲特集」をやろうか、という話になっております。
danraku

4/22(土) 吉祥寺サムタイム

吾妻光良トリオ+1 with 井上さん(Sax)
吾妻光良(Vo/Gt.),早崎詩生(Pf),牧裕(Ba.),岡地曙裕(Drs.)
井上 “JUJU” 博之
入れ替え無し2ステージ 1st-start 19:45/2nd-start 21:30  
LIVE CHARGE 4000円
お店のホームページ

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さて、昨年の4月9日以来二回目となる我々トリオ+1の吉祥寺サムタイムでのライヴ、もともと岡地さんの知人のサックス吹き、JUJU井上さんのツテで演らせて頂くことになったお店ですが、前回来た時も我々が普段良く演らせて頂いているライヴハウスとはちょっとムードの違った、何というんでしょうか、「ジャズ風味」な歴史を重ねてきたお店だなあ、という感じがします。我々も「A列車で行こう」や「ムーンライト・セレナーデ」なども取り入れ、ジャズを強く意識してはいたのですが、どうにも見た目的にはジャズ感が薄いです。
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そう、これらの写真、撮影者の名前を見てほしいのですが・・・、そう、吉祥寺に住んでいたこともあるバッパーズのトランペットの冨田さんが見にきてくれました。彼も昔から知ってるこの店に我々が出るとどうなるのか、その目で確認したかった、ということでしょう。休憩の時に聞いてみました。
「どう?俺たちジャズって感じ?」
「いやあ、音でかいね。他のバンドの3倍ある。」
でっすよねー。何しろエレキですから。ひょっとするとピアノ・トリオみたいな3人の画ヅラにすれば、もう少しはジャズっぽいのかも知れません。

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ダメですね。赤い人が余りに楽しそうすぎます。もう少し眉間にシワとかが無いといただけません。
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そして、これもジャズクラブらしからぬ一枚、一体吾妻は牧の何を糾弾しているのでしょうか?今となってはすべては謎のままであります。
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そして冨田さん以外にも高校の友人のM吉君とか、いろいろな知り合いが見に来てくれましたが、最後の一枚は先日、ブライト・ブラウンのプレミアム・フライデーでご一緒したカズ遠藤さんに撮っていただきました。カズさんの方が、我々より余程ジャズなんで申し訳無いです。

danraku

2017年4月15日(土) 梅田クアトロ

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

梅田クアトロの5周年にお邪魔します。

17:00 開場/18:00 開演

前売り/当日とも¥4,320 + 1ドリンク¥500

梅田クアトロ・HP
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「先日、お願いしておりました五周年記念のコメントはどうなりましたでしょうか?そろそろ締め切りから1週間以上経つのですが・・・。」
というメールがクアトロさんから送られてきて、あ!ヤバい!すっかり失念していた、ということで急遽、牧と吾妻とででっちあげたのが下記の文章。

—————————————-
「難波クアトロが5周年なんやて」
「へえ、さよか、そらめでたいこっちゃなぁ」
「ワシら、出たことあったかいな?」
「なんか、出来よった頃に1回出てるらしいで」
「記憶がさっぱりワヤやなぁ」
「そもそも、梅田クアトロやしな」
—————————————-

おめでとうございます、ありがとうございます、宜しくお願いします、という挨拶コメントに必須な大人の言葉を入れるのをすっかり忘れてしまい、大変に失礼なコメントとなってしまいました。その昔、やはりこういったいろんなバンドからのコメントが載る企画で同様に浮いてしまった時にバンバンの福島君から、
「もう大人なんだからふざけない方がいいですよ」
とたしなめられたことを想い出しました。

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まあ、そんなこんなでリハも順調に終わり、本番前のたしなみは、何でも一品300円、というちょっと大阪風のお店に。この日、別会場でライヴだったタンメン氏もピアノの方と一緒にリハを見にきてくれました。しかし、本当にいつでもどこでも同じ様な写真ですな。
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この日はここ数年のギター稼動スケジュールを吟味した結果、吾妻はチャキのフルアコでの登場ですが、クアトロのk原さんから、あ、フルアコとは珍しいですね、と言われた時には心の中で大きくガッツポーズをとっていました。
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東京からの新幹線の中では、まあ寝ている人間も多いわけですが、還暦過ぎた人間が増えてきたからか、結構年寄りくさい寝顔も見られる様になってきまして、特にコーゾーの寝顔は下唇が大きく突き出ていていかにも「ジジイ」という寝顔でして、ステージでは、それをネタに何回もからかっていたら、復讐のつもりでしょうか?「ゴミの日来るまで」のいつものセリフのところで、喋りの代わりに大きなイビキを出され、笑って歌えなくなってしまいました。
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この日初披露の新曲は「大人はワイン2本まで」というものですが、そんな歌詞の教訓はどこへやら、名取さんの従兄弟のE前さんも含めて、お好み焼き屋さんでのウチアゲの夜は老けて、じゃねえや、更けていきました。
danraku

2017年4月1日(土)
横浜サムズアップ

吾妻 光良トリオ+2

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

OPEN18:00/START 19:00
前売り \3,500/当日 \4,000
(1DRINK + 1FOOD 以上のオーダーが必要)

これまではLeyona嬢をゲストに迎えることが多かったサムズアップですが、今回は加齢臭満載でお届けします!

thumbs_sales

今ですと、まだまだ席もある様なのでラクに見られる様です。来られる方は早めのご予約を!

サムズアップHP
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さて、特段のゲストも呼ばず、特段の企画も無く、良くある4名でいつも通りのライヴ、というこの日のサムズ・アップでしたが、年度末で業務多忙、というメンバーもいたりした我々にとっては、実に久々の小編成でのギグでありました。いや、空腹は最上のソース、という諺もありますが、活動に飢えていたのか、現場でも楽しかったですし、皆様のご協力で何点か頂いた写真を見ても、妙に楽しそうでありました。
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何なのでしょうか?赤い人が余りにもピアノを弾きすぎていることに開いた口がふさがらない、ということなのでしょうか? 単に久々に見たから驚いているだけなのでしょうか? 良くは判りません。
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そして、ここサムズ・アップはレストランとしても立派なところでありますが、そういうお店だけあって、ステージ・ドリンクを置くためにこんな感じの素敵なテーブルまで用意されているわけで、おフランス風、とでもいいましょうか、何とも優雅であります。
そして、実はこの日はお店の方から
「あの、お客さまからワインのプレゼントが」
と、恋に陥ちちゃうのかしら、という映画のワン・シーンの様な展開がありました。どなたからか知らないが御礼を言わなければ、とどこに座っているどんな方でしたか?とお店の方に確認したところ、PAスピーカーの前の赤いセーターの方だということが判り・・・・、
「いや、すみません、大層な頂き物を・・・」
と二部の前に申しましたら、いや、そんなプレゼントは身に覚えが無い、という話で、あれれ?

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その後、判明したところ、同じPAスピーカーと言っても逆サイドの、しかも見知らぬ方ではなく大学時代からの知り合いのAさんからのプレゼントでありました。最後の恒例トルバドール・スタイルの写真で左端に写っておりましたが、一応、個人情報保護の観点からモザイク加工を施してあります。このプレゼント・ワイン、そしてその他の頂き物や、サムズ・アップのゴージャスな料理が登場するさながらおフランス風のウチアゲも、実に楽しい時間でありました。

danraku

2017年3月24日(金)
中野ブライトブラウン

ジャズギター風の夕べ(仮)

吾妻光良(Vo.G)、Kazz遠藤(G)

その昔「遠藤ブラザーズ」名義で超絶ジャズ・
ギター・デュオを繰り広げていた遠藤さんと
吾妻は年賀状友達ですが、折角だからこの
プレミアム・フライデーに何か演ろう、という
ことになりました。先日打合せも終わりまして
インスト/歌モノ含めましてジャズ!な曲から
ジャズ?な曲まで、ぶっつけでお送りします。
しかも、他のメンバーは当日まで未定ではあり
ますが、あのベースの人やピアノの人も来るか
来ないか、何しろ金曜日ですから判りません。
とにかくご期待ください。

19:00 開場/20:00頃 開演
チャージ2,000円+1DRINK 以上

ブライトブラウンの新しいオッシャレー、なページ
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まあこう年度末ということもありますんで、あのベースの人は仕事で欠席となりましたが、真っ赤なピアノの人は参加しまして始まりました”ジャズギター風の夕べ”、久々にお会いしたカズ遠藤さんは往年の兄弟デュオの頃から不変のウェス・モンゴメリー直系のオクターブ奏法を矢継ぎ早に繰り出しまして、満員御礼のブライトブラウンのお客様から、「おおお」というどよめきを浴びておりました。やっぱり正統派は強いですね。
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対する吾妻の方は邪道の極みではありますが、特筆すべきは、このフライデー企画では自分のギターを使わない、何しろ昼の業務がありますんで自分の楽器を持ってこない代わりに、ブライトブラウンから長期に亘ってお借りしているギターで登場している、という点でしょうか。

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この謎めいた銀色のレスポール風ソリッド・ギター、何と店主スーさんが道端で拾ってきたものだそうですが、先日スイッチ交換と裏蓋製作~取り付けを実施してすっかり一流ギターに生まれ変わりました。お店に行く機会のある方は是非ご覧ください。
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最後には超若手のまだ大学生、という大崎源太君やドリンキン・ホッピーズの富山君も交えての大セッション、楽しい夜になりまして、更にアフター・アワーズは、キャッツ&ザ・フィドルを聞きまくる、歌いまくる夜、となってしまいちょっとお店を私物化しすぎたのではないか、という危惧も残りました。いずれにせよ、カズ遠藤さんとは、また別のしつらえでもご一緒したいものです!

danraku

 

2017年3月11日(土)
荻窪ルースター本店

Mardigras in Rooster
BERRY伊藤&DEW DROPPERS

伊藤”Berry”正純(vo.g) 若山光一郎(key)
小町正明(b)伊藤”Barry”雅之(bsax)
岡地曙裕(ds) ?ゲスト:吾妻光良(vo.g)

古くからの友人である伊藤正純さんと岡地さんが
やっているデュー・ドロッパーズに吾妻も参戦します。
元ウシャコダのピアニスト、若山旦那もいますよ!

OPEN 19:00/1st.stage 20:00~/2nd.stage 21:30~22:30
CHARGE : 2,500円

ルースター本店HP
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吾妻はSNSですとかをたしなまないので、「友達」は決して多くは無いのですがほぼ全員古い友達です。それにしてもこれはまた古い、学生時代からの知り合いで一緒に温泉なんかにも行って遊んでいた「清瀬の爆弾男」(意味不明)と異名をとったソーク伊藤(意味は判るが下劣で言えない)との久々の共演でした。バリトンの伊藤さん以外は全員旧知の仲です。
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旧知は旧知を呼ぶ、ということで途中、お客さんとして来ていた町田君も乱入します。
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何しろコンセプトはニューオリンズ、というデュー・ドロッパーズですので、ワイヤレスやお祭りの笛を駆使して、ルースターでマルディグラ・パレードが繰り広げられます。ちょっとマルディグラというにはボリショイですが、まあ気持ちの問題です。
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更に旧知は旧知を呼び、吾妻の高校の先輩であり、その昔「ジュークジョイント・ブルース・バンド」というカッチョいいバンドを率いていた山室先輩も参戦です。
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伊藤君の年賀状にあった「大人はワイン二本まで!」という教訓がすっかり気に入ってしまい、バッパーズの新曲が出来てしまいましたが、この日はそのトライアルも出来て有意義な日でした。最後は旧知の皆で記念撮影、それにしても小町さんのこの服はどう見てもステージ衣装というよりは健康ランドですな。あれ?これ普段着かな? 

danraku

2017年3月4日(土)
博多 Gate’s 7

10th Celebration

吾妻光良 & Swinging Boppers

開場 17:30 / 開演 18:30
前売 ¥5,000 /当日 ¥5,500
【別途1ドリンク要¥500・整理番号順入場】

ゲイツ・セヴン ホームページ
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「おいどんは生粋の博多生まれでごわす!」
こんなことを口走りながら、初めての博多の街を真昼間にうろついていたのは30代の頃でしたでしょうか、40代の頃でしたでしょうか?もはや誰も覚えていないのですが、色々と証言を積み重ねると何と今回のゲイツ7で博多公演は4回目だと判りました。そんなに来ているのか!先週の渋谷からまだ一週間ですので、リハもあっという間に終わり、よし!街に繰り出そう!と出て来たは良いのですが、屋台などまだ出ているわけもなくお店もことごとく閉まっています。 

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そんな中、見つけたのが博多餃子とラーメンのお店で、いや、その他にも明太卵焼きだの、皿うどんだの、酢モツだの博多っぽいものをちょこちょこっ、と飲み食いし、充実したたしなみタイムでありました。思い出しました、思い出しました。
「この酢モツって痛まないらしいよ。」
「へえ、そうなんだ。」
「うん、なかなかスモツがする、っていうらしい。」
こんな駄洒落が最初の来博の時に飛び交っていましたな。

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やはりこういう地方公演ですと、ステージの写真などもほとんどなく、唯一あったのがツァーマネの湯川氏が撮ってくれたこの一枚。ゲイツ7というロゴが見えますが、申し訳ありませんが記憶に無く初めて見るロゴに思えます。以前来たのは10年前ぐらいだったらしいですけどね。楽屋には何と、元ボ・ガンボスの永井君が顔を見せてくれたりして、それはそれは懐かしかったのですが、すっかり写真を撮り忘れてしまいました。全然、変ってませんでしたねぇ。
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アンコールではいつもの「やっぱり肉を喰おう」を「やっぱりモツを喰おう」と代えてお届けしたこともあり、ウチアゲはこの立派なモツ鍋を中心に天神、というところで深夜一時まで繰り広げられました。今度こそ忘れませんので、また呼んで頂きたいものですが、ゲイツ7さんのHPには、”次回公演は10年後か?”と書かれており、いや、それだと牧さんや吾妻は71歳になっちゃうんで、それより前には是非お邪魔したいですねー。

danraku

?2017年2月25日(土)
渋谷マウントレイニアホール

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

雪にビビって少し遅めにしたのはいいものの、もう新年じゃないじゃん感溢れるバッパーズ的新年会?!2017

open 17:30 /start 18:30
全席指定\5,500 + 1Drink \500

マウントレイニア スケジュールページ
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「この年一回のマウントレイニアってのも、何回目になるかなあ?」
「4回目ぐらいじゃねーの?」
てなことをつぶやきつつ集まった我々ですが、何とこれで8回目だというお話。覚えてないなあ・・・・。ちなみに吾妻は年間のライヴには、所有ギター37台の中からその日の催しに一番合ったものを選んで使用しているつもりでして、この日のギターはこの黒いチャキ製のフルアコと、真っ赤なファイアーバードの赤と黒、スタンダール「怒りの葡萄」の様な組み合わせで、これこそ元・映画館というこの会場ピッタリのセレクトだ!と思ったわけですが、手帳を見返すと二年前にまったく同じ組み合わせでこのホールに登場していたという証跡が見つかり、そりゃ8回演ったことも覚えている筈がありません。でもやはり、ホールとしては何かこう格調がありまして、龍ちゃんの横からの写真もバッチグーです。

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楽屋は本当にもういつも通り、ではありますが、一つだけ特筆すべき点があるとすれば、メンバー全員がこうして一枚の写真に収まっている、というところでしょうか。
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大きな会場ですと、楽屋も何部屋かあったりするので、一堂に会している写真はそう無いのですが、マウントレイニアは楽屋がほぼ一部屋、「狭いながらも楽しい我が家」的な一枚であります。その楽屋には色々な方が尋ねてこられるわけですが・・・・。
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「おお!大きくなったな!」
と親戚のおいっ子に話しているわけではありません。バンバンバザールの初期メンバー、バンジョーの安達君と久々の再会です。金沢に住み働いている安達君ですが、地の利もあって、最近は富山に住んでるW.C.カラスさんと一緒に演ったりもしているそう。

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折角なので安達君の帽子を吾妻が借りての記念撮影。還暦を越えたコーゾーさんの見切れぶりがさすがの年輪を感じさせます。
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そして終演後は吾妻の中学/高校同級生達との記念撮影。遥か後方のコーゾーさんの見切れはもはや「芸」に近い領域です。還暦同期会にて全員で合唱した「還暦行進ロック」もアンコールの一曲目に無事お届けすることが出来ました。次にこの曲を演るのは、誰かが還暦になった時でしょう。6月に三平、だったかな??

danraku

2017年2月18日(土)
大阪・塚本ハウリンバー
吾妻 光良トリオ

ゲストに旧友・福嶋岩雄(Vo)

& スティービー和田(Sax)、井山あきのり(Pf)

オープニングアクト:マサ・タケダ

吾妻光良(g,vo)、牧裕(b)、岡地曙裕(dr)

ライヴチャージ 前売3000円/当日3500円

ハウリンバーHP

「今回のハウリンって、開店何周年とかだったっけ?」
「そうそう、確か開店15周年じゃね?」
「いや、確かハンパなんだよ、17周年とかの。」
そんな会話をしながら、たどりついた大阪・塚本のハウリンバー、
いや、マスターのツルさんに聞いたら
「ああ、今回は20周年ですわ。15周年も出てくれました。」
人間の記憶はあいまいなものですが、でも前回は店内に
こんな提灯は下がってなかった様な・・・。

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ハウリンで演る時は大概一緒に演っている旧友のタンメン
を含めてのリハ風景ですが、右側にいらっしゃるのは今回
サポート・メンバーで参加してくれた、スティービー和田
さん(Sax)と井山あきのりさんです。 

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「スティービーさんって、何でスティービーなんですか?」
「そりゃあ、その・・・、スティービー・ワンダー・・・」
うわあ!くだらねえ!とのけぞってしまいましたが、京都
の日本海側には”舞鶴ディヴィス”というトランペット吹き
もいるらしいです。何しろ昔は”ジョニー・ギター岩田さん”
というギタリスト/シンガーもいたらしいですからね。樟葉
からは、ジャンプバンドをやっている井尻さんも見にきて
くれましたが、トミー・リジリー、という歌手がニューオリ
ンズにいるので、「君は今日からトミー井尻だ」ということ
になってしまいました。 

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ライヴの最後は、全員+オープニング・アクトを務めてくれた
マサさんも入り全員でジョー・ターナーの”Flip Flop & Fly”
ジャンプ&ジャイヴな夜は更けていきましたとさ。
マサさんの「どろどろバター」という歌も面白かったです。 

danraku

2017年1月27日(金)
中野ブライトブラウン
吾妻 光良トリオ+2

何と、米国南部料理と古いR&Bを金曜の夜に楽しんで頂くという企画の第一弾!
『サウザン・サパー・ナイト』

吾妻光良(g,vo)、牧裕(b)、岡地曙裕(dr)
早崎詩生(p)、湯川治往(perc)
料理はナマズのフライ、カラードグリーン、
トウモロコシパン
open 19:00 / start 20:00

料理付 \3700+drink order
立ち見 \1900+drink order

海外では結構催されているという食べ物付きのライヴですが、日本では、それも中央線沿線のブルース・バーでは極めて珍しい催しとなりました。いやあ、ブライトブラウンのミキさんの準備はさぞかし大変だったでしょう!
green&chili
こちらのナベ、手前は「カラード・グリーン」とか「グリーン」と呼ばれるソウルフードでして、手軽に再現するにはカブの葉をベーコンと一緒にクッタクッタにスパイスと煮れば何かそれらしくなるのですが、今回はケールが使われました。右奥は定番メニューのチリコンカンですね。
catfish
そしてこちらは、おおお!これぞソウルフード、本物のナマズのフライです。ベトナム産のナマズを取り寄せたそうですが、あっさりした白身魚で実に美味でありました。
dishes
一人ずつこんな感じで盛り付けられて、ライヴの一部と二部の間にサーブされたわけですが、いやあ『ご飯屋さんは大変だなあ!』というのがお店/出演者/友人に共通した感想でした。しばらくサパー・パーティーはもう良いかな、という気もしますが、喉元過ぎるとまたやりたくなったりするかも知れませんね。ちなみに吾妻、早崎の二名はしっかり二人前分、完食致しました。太るわけです。

danraku

2017年1月21日(土) 名古屋ブルーノート

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

“37年みゃあから続いとる東京の
ジャンプ・ブルース・バンドだがや。”

ミュージックチャージ :¥6,000

メンバーズ会員優待価格:¥5,700

名古屋ブルーノートのHP
さて、2017年最初のライヴは名古屋のブルーノート。実はこれまでとはひと味違う公演であります。その心は「コーゾーさん還暦突破記念」の公演である、ということですね。個人情報が含まれていますので、詳しくは言えませんが、これでメンバー13名のうち6名近くが還暦越え、ということになりますか。
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実はまったくプライベートなものではありますが、年明けまだ間もない時点で『渡辺康蔵還暦記念パーティー』なるものが催されて我々バッパーズもフル・メンバーで参加して飲み弾き歌いまくる、ということをやったわけですが、そんなコーゾーさんが名古屋で還暦ライヴということで、ご友人の各界そしてDJ業界でも活躍されているS島親方からチャーシューの差し入れが!
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何故チャーシューなのかは判りませんが、美味しゅうございました。しかし何しろ稀勢の里関が横綱になるかならないか、の場所中ですのでS島親方自らブルーノートに来れるわけも無く、左の女性が頼まれて楽屋に持ってきて頂きました。ありがとうございます。
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モノを食べている写真ばかりで申し訳ありませんが、これから休憩と食事、という直前の「いただきます」、転じて「ナマステー」という風景です。そしてこの日の公演は新曲の「でっすよねー」、そして吾妻が高校の同期会用に書いた「還暦行進ロック」などもまじえた演目になりましたが、今後も積極的に取り上げそうな予感もいたします。

danraku