2018年5月19日(土)
辻堂・ビストロ辻庵

吾妻 光良変形トリオ

吾妻光良(Vo,G) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

約一年ぶりの辻庵さん、前回は18:30開演という
ことで、我々も慌しく辻堂の地から中央線方面まで
戻らなければなりませんでしたが、今回は30分ほど
早まりました。5月ですし明るいうちから飲み食いを
始めるってのもいいですよねー。(そだねー)

ビストロ辻庵さん フェースブック

「辻堂は、思っていたより遠かった」というのが、主に中央線沿線をベースに活動してきた我々が昨年この地を訪れた時の、偽らざる感想、というヤツでしょうし、その時のお店のマスターTさんも、中央線とはこりゃまた遠いですね、という反応でした。そんなこんなもありまして、いくら何でも午前様で帰るのは避けよう、ということで18時開演、と昨年よりちと早めの時間帯を設定してもらった今回の辻庵ディナー・ショー(?)、ご覧の様にリハの最中は本当にまだ真っ昼間全開です。

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ですのでリハが終わり、たしなみに出たのも16時半過ぎ、これはデニーズとかに入るしか無いか、とあきらめかけていた時に支度中の串揚げ屋さんの前を通りかかったので、10分ほど早いですがヨロシですか? と尋くと快諾して頂けたので、そこで一時間弱お世話になりまして、旅行先で親切にされた旅人の様な気分になりました

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さて、前回よりも早い時間からの開演にも関わらず、多くのもと湘南ボーイ、もと湘南ギャル(失礼)の方々にお越しいただき、ほぼ定刻でライヴはスタート。まあ、ディナー・ショーといってもいつもとそんなに雰囲気が変わるわけではございません。吾妻のこの日のギターは、3~4年前の正月にホロ酔いで楽器屋さんで買ってしまったスクワイヤー製ジャズマスター、29,800円です。こう見えても意外に重いギターでして、kgあたりの価格で考えると相当おトクな一品です。

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遠方の地ですので、どなたからも写真をいただけない、という可能性もあるので、いつもの自撮りの猿人も持って行きましたが、意外に良いアングルで撮れております。数打ちゃ当たる、ということですかね。

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いい気になって二部は逆サイドに置いてみましたが、こちらはちと無理があり、牧さんの譜面台が画面を大きく塞いでしまいました。

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何しろ一応ディナー・ショー的しつらえ、ということで演目もなるべく食べ物に関係のある曲を取り上げようとしたのですが、そんなにそのテの持ち曲があるわけではありません。リハの時にマスターのTさんに
「Tさん、去年ジャンバラヤって・・・」
「ああ、演ってくださいました。」
「そうかあ・・・、アリゲーター・ミートは?」
「あ、それも演ってらしたと思います。」
「ら、ラム&コカコーラ、は?」
「覚えてます覚えてます。」
もう八方塞がりですので、ダブりを承知で演目を進めていきましたが、さすがに若大将を生んだ湘南、心の大きいお客さんが多いのか、非常に温かい声援に包まれて、ジジイ達も楽しく過ごすことが出来ました。

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そしてアンコールでは、いつものトルバドール・タイム、もはや首からぶら下げるミニ・アンプも堂に入ってきました。そういえばベッシー・ホールでのマスターと、こんな会話をしました。
「はあ、アンプ、首から下げるんですか。」
「そうなんですよ、腰とかだと聞こえなくて」
「何か珍しい格好ですね。」
「山岳救助犬みたい、と不評なんですけど」
「あはは、ウイスキーね。でもあれ嘘なんですよ。」
「え?救助犬のウィスキーが、ですか?」
「そうそう。ウィスキーなんか鼻先にぶら下げてたら匂いが強すぎて人間がどこにいるか、なんて判らないそうですよ。」
一応、雪国の北海道の方が言うことなので信じましょう。

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そして赤い人も、今年になって導入したピアニカ、だいぶこなれてきましたので、縦横無尽に店内を歩きまわります。

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そして大団円はこんな感じ。何か、とてつもなく間抜けな感じがしますが、まあこんなもんでしょう。またいずれお邪魔します!

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danraku

2018年5月12日(土)
札幌ベッシーホール
Beggar’s Harlem Presents

吾妻 光良トリオ Plus 藤井康一

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
藤井康一(Vo,Sax,Ukulele)

二回目となりますベッシーホール、今回は日本のジャイヴ王、藤井君を迎えてのライヴとなります。
ライラックの香りが漂う春の札幌に全然似合わないガチンコのジャイヴ合戦となる予定です。

18:00 open / 19:00 start
料金:チャージ+1drink 前売¥5,500/当日¥6,500

(問)BEGGAR’S HARLEM 011-233-0555
(メール) beggars@camel.plala.or.jp

ベッシーホール ホームページ

「東京 札幌 距離」でググると1153.7km、福岡で1096.4km、別府でも1129.7km、ですから我々の活動範囲としては、最も遠方ということになる札幌ですが、調べてみると前回来たのは昨年の6月24日、何と一年経っていないうちに再び呼んで頂けた、というのは本当にありがたいことです。しかも今回のツァーは我々3人に加えてたまたま北海道をツァー中のミスター・マクヴァウティ・藤井をお迎えしてのトリオ+藤井公演、富良野から札幌にやってきた藤井君も交えて一時間強のリハを終えてたしなみに向ったのは、その昔、「神経質な鶏」というブルース喫茶をやっておられて、全盛期は札幌にそうした音楽系のお店を何店舗も展開されていた「梶原コンツェルン」の梶原さんの営む狸小路の”ベティー”。余裕があれば写真の一つも撮っていたのですが、曲順を考えるのに一生懸命で忘れてしまいました。そうですね、写真といえば、またまた他人様の手をわずらわせるのは良くないのでいつもの自撮りカメラを持っていきましたが、

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ダメです。ロクなアングルで撮れません。仕方なく今回も主催のK藤さんに泣きついて知人の方々から写真を分けていただきました。

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ベッシーのステージには、良く見るとマンボウの様な画が飾られているのですが、口を尖らせて歌っている吾妻が何となくマンボウに見えてきます。

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ご覧の様に、客席は満員御礼、という感じで本当にありがたい限りです。藤井君には一部の5曲目から参加してもらいましたが、楽屋口の階段上からサックスを吹きながら降りてきていただきました。

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吾妻のギターは今年二回目の投入となる、イタリア製のゴヤ。何か藤井君との相性が良い様な気がしているのですが、単なる気のせいなのかも知れません。その昔、ジャジー・ジャイヴというユニットで二ヶ月に一度ぐらいは一緒に演っていたこともあり、ほとんどの曲は覚えていますが、それでも懐かしいものです。昔からの仲間というのは良いものですね。

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そう、そして折角ですのでサックスだけでなくウクレレの演目も何曲か取り上げてもらいました。春の陽気にウクレレの音色、ということで周囲の表情もやわらいで見えます。

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しかし、そうしたウクレレの演目にこういうアクションが必要なのか、いったいどういう思考回路を経てこういうアクションが表出しているのか、は今後の研究が待たれるところでしょう。

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恒例のトルバドール・タイム、藤井君にはウクレレを持って客席に乱入していくようにお願いしましたが、ここでも吾妻は妙にロック的なアクションが止まらない様でした。

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そしてホテルに楽器を置いてから、ウチアゲに行く前に札幌といえば松竹谷、ということでキヨシの店、BAR BAHIAに行って一杯だけ飲んできました。キヨシさんとは来年、とあるツァーの予定もあり、何とも楽しそうな一枚ですが、おっかしいなあ、本当は藤井君も写っている写真があったのに失くしてしまいました。
この後のウチアゲでも、多くの方々にお世話になりました。まったねー、そだねー。

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2018年5月3日(木・祝)
名古屋 地下鉄東山線「池下駅」
BAR ストレガ

ピアノの早崎が1年ぶり帰郷ライヴ!
旧友とのソロ・バトル(?)です。
早崎の赤は名鉄の赤!故郷に
赤を飾ります!

早崎 詩生(Pf)/石田 力(Pf,Vo)

18:00 open / 20:00 start
料金:チャージ¥1,500

TEL:052-752-0277
MAIL:stregainui@gmail.com

ストレガさん ホームページ
石田さん ホームページ

一年ぶりの池下ストレガでの帰郷ライブでした。120年の歴史を持つ名鉄電車は未だ赤く、我々と同じ1960年に誕生した東山線の池下駅ホームは未だ狭く、東山公園では恋人同士でボートに乗ると別れるので止めたほうがいいと未だ言われ、変わらぬ名古屋に心が踊る中、ソロだけじゃなく同窓石田君とピアノ弾きました。

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引用:名鉄HPより

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最近、病みつきになっているピアニカでの客席徘徊です。曲は石田君の歌う「俺の孫(原曲:Isn’t She Lovely)」で歌詞は簡単、「オレノマーゴー、カワイイーネー」です。

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そこは同窓。付き合いは心得てます。カウンターの中、マスターの仕事場にまでお邪魔してスミマセンでした。マスターのご好意の呼びかけでたくさんのお客さんにお集まりいただき、満員御礼ありがとうございました。名古屋の皆様、また、お邪魔しますのでその折にはよろしくお願いします。

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