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2019年9月

2019年9月28日(土)
阿佐ヶ谷 ロフトA?塚本功 presents #6
塚本功、吾妻光良
【ゲスト】
井上大地 (Izakaya Band,カンザスシティバンド)

このメンバーでのロフトAもこれで三回目となります。大地君もまじえて、ギターギターギターという油ぎった夜になるのでしょうか、それとも秋らしいさわやかな一夜となるのでしょうか、始まってみないことにはわかりませんね。

OPEN 18:30 / START 19:30

前売¥3,200 / 当日\3,700(飲食代別)

ロフトA・スケジュールページ

これで確か3回目だったか、阿佐ヶ谷ロフトAでのギターの会(?)、そもそもは阿佐ヶ谷の街で吾妻と塚本さんがすれ違った時に、今度ロフトで演りませんか?あ、演る演る、といったやりとりがきっかけで始まったもので、会場に入るのも17時頃、演目も決まってる様な決まってない様な、とりあえず塚本さんのソロから始まって、あとは成り行きで、というラフな感じですが、若手の井上大地君の諸先輩への気遣い上手ということもあってか、初盤からノリノリであります。

過去2回は、ロフト店主Yさんのリクエストもあって吾妻は生ギター的なもので出ていましたが、3回目の今回はこんな感じで、

全員エレキギターでの登板となりました。先ず塚本さんは、もう塚本さんといえばこれ、と代名詞ともいえるギブソンのES-125T!

間近で良く見ると、塗装が少し薄くなっているところがあったりして、何ともいえない風格が漂う一品であります。一方、吾妻は

韓国製のグレッチ・コピー・モデル、通称「キムチ君」ですが、いや、なかなかキムチ色が鮮やかです。塚本さんのギブソンと比べると、塗料槽にドブ漬けにした様なブ厚い塗装が何ともいえないのですが、その厚化粧のおかげで長いことネックにヒビが入っているのに気がつかず、つい最近、ジャージーガール・ギターさんから修理上がりで戻ってきたばかり。それが嬉しくて弾いているというのもありますが、最近ギスギスしている日韓関係が少しでも良くなれば、という気持ちもありましたかね。そして最若手の大地君は、

何だろう、この水色のギターは?と思ったら何と「井上大地モデル」だそうで、何だ、若いのに生意気だな、ちょっと俺に弾かせてみろ、と手に取ったらいや、なかなか宜しいではないですか!特にリアのピックアップは、まるで往年のアルバート・コリンズの様な音で感動しました。

三者三様でありつつも、今回も仲良く楽しくお届けすることが出来ました。また、次回は来春ぐらいでしょうかね。

danraku

2019年9月21日(土)
大阪本町 Mother Popcorn
Fathers And Sons
~Jumpin’ The Blues!!~

吾妻 光良(G,Vo)、福嶋タンメン岩雄(Vo)
Drinkin’ Hoppys
PONTUS!
マサ・タケダ

1970年代中頃のブルース・ブームにすっかりやられ、その後ジャンプ/ジャイヴにどっぷりと浸かってきた吾妻とタンメン、そしてそこから約20歳年下の富山浩嗣率いる東のDrinkin’ Hoppys、迎え撃つは西のトミー・井尻ィ率いるPONTUS!、そして独自のギター奏法で弾き語るマサタケダも加わり、さながらジャンプ・サミットか? 的な一夜であります。

Open 17:30
/ Start 18:30

4,000円 (+1Drink)

マザーポップコーン・HP

さて、東海地区までは行ったことがあるけれど、関西は今回が初めて、というDrinkin’ Hoppysにくっついて大阪はマザー・ポップコーンでの催し、”Fathers and Sons ~Jumpin’ The Blues!!~”に出演してきた吾妻ですが、大阪はジャンプ/ジャイヴ・ファンが多いのでしょうか、客席は満杯状態、満杯の中にはHoppysのメンバーの親戚なども結構いた筈なのかと思いますが、余りの大入りに妙な自信をつけてしまったメンバーもいたとかいないとか。先ず一番手はマサ・タケダのソロ。


何回見ても、長く弾き語りをやってきただけある「一人ベース/ギター二重奏法」が冴えております。
そして二番手は関西の若きジャンプ友達、トミー井尻ィ率いる”PONTUS!”

初めてご一緒しましたが、ソプラノ・サックスとテナー・サックス一本ずつ、でもなかなか響きの素敵なスモール・コンボでした。ここに、吾妻とタンメンが加わって一部は軽やかに終了。

続いて初めて関西の地を踏んだDrinkin’ Hoppys

おーい、しっかりしろっ!とバンマスの富山君がメンバーに檄を飛ばしている図でしょうか? 人生の先輩として言わせて頂ければ、余り厳しく指導してもバンドというのは余り良いことはありません。それが証拠にアルトの近藤君は寝ているかの様に見えます。まあ、朝5時起きで車で大阪まで来た、というから当然か。でも運転していたのは、ベースの徳武君ですが。

そう、人を指さしたりしていると、自分に帰ってきますよ、と親御さんに教わったりしませんでしたか?というこんな写真もありました。そしてライヴの最後は、タンメン、吾妻、富山、井尻ィと4人がHoppysをバックに歌い弾きまくって大団円

終了後は聞きに来て頂いた、日本ブルース界の大先輩、レイジー・キムさんを囲んで記念撮影、あ、富山君不在のまま撮ってしまいましたね。


お店を出る前に全員で記念撮影、って結構な人数が出演していたことに改めて驚きます。

そして近隣の大変スイヤーな居酒屋さんで大団円。

いやあ、面白かった!え?やけに内容がアッサリしている? あ、もう少し詳しいことは、次号のブルース&ソウル・レコーズ誌の吾妻の連載もお読み頂ければ、と。

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2019年9月22日(日)
吾妻のJUMP&JIVE講座
at 浜松 ビスケットタイム
吾妻光良 /富山博嗣(喋り,Gt,Vo)
浦野紘彰(T.Sax? 予定)

「おい、富山、この週末って3連休じゃね?」
「ですね? でっすね」
「何だ、それなのにライヴ1日で帰るのか?」
「でっすよねー、そうでっすよねー!」
「よし、もう一本ライヴ入れよう!」
「い、いやメンバーが休めないんで・・・」
「じゃ、少ない人数で出来る企画・・・、あっ!」
「でっすよね! あれやりましょー!」

ということで、ブライトブラウンでお馴染みのパワポ・コンサート+小規模ライヴを浜松の老舗ライヴハウスで実施いたします。当日働かなくても済みそうなホッピーズのメンバーも確保に動いています。

開場:18:30 / 開演:19:30
前売:2,500+1Drink(500)
当日:3,000+1Drink(500)

ビスケットタイムHP

さあ、折角の連休なのにこれだけでは勿体ない!とジャンプ/ジャイヴの不況、縁起でもねえな、布教に努めよう、と吾妻、富山、ホッピーズのテナーの浦野に加えて、冷やかし観覧参戦の井尻ィの四名は翌日、浜松のビスケット・タイムへ。ここでは、ブライト・ブラウンでお馴染みのパワポ・コンサートのこれまでの素材を有効活用して「ジャンプ&ジャイヴ講座」を開催、東京以外では初お披露目でしたが、これはコンテンツとして行ける!という確信をつかみました。

そして、講座終了後はミニ・ライヴ・コーナーとして5曲ほどをご披露。とても珍しい浦野氏の歌や最後は井尻ィ氏も含めてのキャッツ・アンド・ザ・フィドル大会、など楽しく世は更けていきました。

翌日は、有志で楽器博物館などを観光して帰りましたが、その様子はプレイヤー誌の吾妻の連載でご覧ください。
そして、このパワポ・コンサート、非常に軽い経費でお届けできますので、もしご要望おありの方は、是非当HPまでご連絡を。とりわけ熱海地区とか箱根地区、日光地区など絶賛募集中です!

danraku

2019年9月15日(日)
高円寺JIROKICHI
Playing the blues through the years
ブルース、歌いたくなりました♪

早崎詩生(Pf),山崎よしき(Dr),うえむらかをる(Vo),小川ヒロ(B) 橋元亮(G)

早崎です!あこがれのみなさまとブルース、
R&Bです。是非起こしください。

Open 18:30/ start 19:30
予約(♪3000)当日(♪3500)
学生及び80歳以上(♪2000) (+order)

jirokichi・ホームページ

2019年6月

2019年6月1日 横浜サムズアップ
令yonaと和ndyを呼んで、令和も
ジャンピン・ナイト!
吾妻光良トリオ+1

新たな時代の幕開けに、多少こじつけなタイトルではありますが、吹きまくる若手(40代)と歌姫を加え楽しいハマの夜となること請け合いです!

吾妻光良(Vo,G)、牧裕(Bass)
岡地曙裕(Dr)、早崎詩生(Pf)
GUEST:
安藤健二郎(Sax)
Leyona(Vo,G)

開場 17:30/開演 18:30
前売り \3500/当日券 \4000
(+drink,food order)

サムズアップHP

前回この企画を開催したのは、まだ平成29年の8月のことで、ずいぶん前の気もしますが思い返すとその時に吾妻、岡地、牧の三名でサムズアップの近くの喫茶店で、
吾「なあ、色々話も来てるから聞いてみようよー・・・・」
牧「いや、どうにも気が進まなくてなぁ・・・」
岡「何でっすかー? 話だけでも聞きましょうや」
牧「うーん、この齢になって下手な演奏を残しても・・・」
吾、岡「あ? そんなこと悩んでるんの?平気平気!」
とレコーディングを渋る牧さんを説得したのでした。  まるで高校生の土曜日みたいなひとコマですが、当時既に62歳ぐらいでしたかね。それから10ヶ月、無事CDも出た今日この頃、そのプロモーションとも一切関係なく久々の共演となる令ヨナと和ンディとのサムズ。先ずはレヨナ嬢抜きの4名+アンデー、パノラマでお届けしましょう。

多くの方々から写真を提供頂きましたので、どなたの写真か判らなくなってしまいました。そんなわけで写真にクレジット載ってませんが、ご容赦ください。

アンデーが豪快に笑っている理由は、ちと判りません。 岡地さんがスティックを家に忘れてきたのを思い出しているのでしょうか。そして、一部の6曲目からレヨナ嬢をお迎えしまして、

いや、艶やかですねえ。1枚前の写真と品格が違います。な、何か、視線を送られただけで爺さん達はドキドキとかニヤニヤとかしてしまいます。

この日はたっての願いで、レヨナにアコギを弾いてもらいました。曲は清志郎さんと一緒に歌っていた「500マイル」いやあ、実は吾妻はフォークのアルペジオが苦手でして、ずいぶん助かりました。ナマステー!


そんなこんなで周囲のメンバーも、染之助 染太郎さんではありませんが、いつもより頑張っております、的な行動が随所で見受けられました。

ブロウするアンデー、リラックスしつつも次第に汗にまみれていく岡地、

いつもより汗をかいている牧、いや、灯りのせいかな?

突然、Tボーン・ウォーカーのマネを始める吾妻、そして

これは何なのでしょうか? どういう意図か判りかねますが強いて言えば、ジャック・マクヴィーという人のLPジャケの真似に見えないことも無いですが真意は判りません。

まあ、間違いなく楽しいハマの一夜ではありまして、最後はいつもの様に練り歩きで終了。

また、曲を忘れないうちにやりましょう!

danraku

2019年6月2日(日)
タワーレコード渋谷5階
イベントスペースにて
“Scheduled by the Budget” リリース 記念
The Swinging Boppers選抜メンバー
によるミニ・ライヴ& サイン会

吾妻光良(Vo,G)、牧裕(Bass)
岡地曙裕(Dr)、早崎詩生(Pf)

渡辺康蔵(A.Sax)、近尚也(Tp)

タワーさんにはポスター作って頂いたり、店舗で大展開して頂いたりと大変お世話になっているので、恩返ししたい気持ちは山々なのですが、12人全員で演奏できる場所確保も難しいので、半数の6人でのミニ・ライヴを20分ほど展開します。選抜といっても勝ち抜いたり、これまでの戦績で決めたわけではなくアンタ空いてる?よし、アンタ決まり、みたいな形での選抜ですのでご了承ください。サイン会ではなるべく、「B.B.キソグ」、「エリック・クラプトソ」
「チャーソー・パーカー」といったふざけた手法は禁じるように努力したいと思います。

集合時間:12:30
集合場所:5Fイベントスペース
開演時間:13:00

我々も余りこういう機会がありませんので、良く把握しておりませんが、CDを買うとサインがついてくる、というAKBさんの様なものなのでしょうか。詳しくは下記をお読みください。定かではありませんが、お近くを通れば見られるのかな、とは思いますが。

タワーちんのイベント説明ページ

これまでにもアルバム発売記念ということで、レコード店さんでのインストア・ミニ・ライヴというのを4~5回はやったことがあり、ここ渋谷のタワーさんは、ひょっとすると3回目なのかも知れませんが、ライヴ自体の様子はほぼ記憶にありません。ただ、ビクターさんからの1枚目を出した直後のウチアゲの記憶はやけに鮮明でして、
「も、もし、グラミー取ったらどうする?」
「ヤッパァーリ、ニィクヲクウォー、by The Swinging ??Boppers from Japan,Anyway Eat the Meat!」
「も、妄想狂だ!」
という会話をしながら狂った様に飲んでいたのは明確に覚えています。
で、今回はまだ午前中から集まって、でもシラフでただ待っているというのは耐えられず、コンビニで若干の飲み物を買ってきて嗜みながら待っているとリハに呼ばれ、リハもあっという間に終了、そしてあっさりと開演ですが、何か100名以上の方にお越しいただいたとか。

何だよ、選抜メンバーつったって4人しかいないじゃないか、というなかれ、きちんと6人おります。

どこが6人だ、5人じゃないか、というなかれ、ほらね、ちゃんと岡地さんもいるでしょう?

演目としてはインストを一曲、レコーディングでボツになった曲を二曲、梅雨に入ったので小編成で良くやっている”Umbrella Song”というのを最後に一曲、折角ですので、ワイヤレスとピアニカで場内を練り歩いてコンパクトな20分のステージは終わり。若干、サイン会なども生意気にさせていただき、無事終演。

15:00からは家族や関係者も含め10名で2軒隣の365酒場で2時間強飲みましたが、「大人はワイン」の歌詞共作者の伊藤さんと岡地さんは、その後も何時間か残っていたみたいですが、「あとは知らないぜ」と歌詞の通りでございます、ハイ。

<写真は特別に許可を頂いて撮影しております>

danraku

2019年6月8日(土)
中野ブライトブラウン
Now’s the Swing Time!
アンドウケンジロウ(Cla)
遠藤昭浩(Gt),牧 裕(Bass),早崎 詩生(Apf)

今をさかのぼること20年前。ギター遠藤昭浩さん、ベース牧裕さんとピアノ早崎詩生で中野ブライトブラウンさんにおいて「Little Walk Gig」なるトリオライブをやっておりました。今回、最強クラリネット走者。じゃない。最強クラリネット奏者アンドウさん(カセットコンロス)も加えて、今!スイングしましょ!「Now’s the Swing Time!」です!是非お越しを!
(早崎 詩生)

開場 19:30 開演 20:00
チャージ 2,000円(+1 Drink order)
tel:080-3024-4685
ブライトブラウンHP

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そんな頃、隣駅の高円寺では・・・・

高円寺 Jirokichi
Domestic Jump blues!! vol.8
Drinkin’ Hoppys
富山浩嗣vo,g 徳武晧也b 関勇亮dr杉本亮pf 近藤研也as
鈴木浩介as 浦野紘彰ts 山田竜輝bs 大槻寿彦tp 原田ありさtp
荒井和弘tb 舟津典美tb
Guest:吾妻 光良(Vo,Gt)?
?????meg(Vo,from 民謡クルセーダース)

関東ジャンプ/ジャイヴ愛好家連盟や全日本ブルース日本語化協会(どちらも非公式的団体)の活動に加え
吾妻の飲み友達としても介護活動に励んでいる富山君率いる、ホッピーズの次郎吉でのライヴ!
願わくは、ブライトブラウンとお客様の層がダブりません様に・・・。民クルmegさんも楽しみです。

開場 18:30 開演 19:30
前売:2,700円/当日3,200円(+1 order)
次郎吉HP

現代の日本に稼働中のジャンプ・バンドがいくつあるのかは判りませんが、間違いなくその一翼を担っている富山君率いるDrinkin’ Hoppys。吾妻と富山君は一回りどころか、20歳ほどの年齢差がありますが、一番若いメンバーと富山君の差もそれぐらいあるでしょうか。滅多にこのサイトで出て来ない「若いエキス」が画面からも感じられます。

これぐらい若いと何が凄いか、というとBoppersのみんなは通常、紙の譜面を見ていますが、メンバーのうち何人かはタブレットを見ながら演奏しているのです。ピアノの人に至っては、タブレットを横にしたものにA4縦の2画面を表示したものを見ながら弾いていてもはやSFの様です。本番前のたしなみの席でこんな会話もありましたな。
「富山、メンバー多いと、連絡も大変だろ」
「そうですよお。本当になかなか伝わらなくて」
「お前、いいもの教えてやる。メーリスって知ってるか」
「メ、メ、メ、メーリング・リスト、ですか?」
「そう! あれ無茶苦茶便利だぞ。」
「あ、吾妻さん達、LINEとかやってないんですか?」
「そ、そんなもの知らん!今日はこれぐらいにしとこう」
とりあえず、世代のギャップを感じつつも、皆に合わせた服装で何曲か加わりました。

あ、これ余り着てないな、と思って溶け込むべく持ってきたアロハ、実は襟のところが空きすぎてて居心地が悪くて着てなかったのですが、何となくT・ボーンの真似などもしつつお茶を濁しました。そして、二部のゲストは民クルのmegさん。

そのmegさんが是非歌いたい、と持ってきたのが江利チエミさんのナンバーで、中にはカウント・ベイシー楽団をバックに従えて歌っていたというものまであって、アレンジも超絶、難しそうで客席で興奮して聞かせて頂きましたがそれにしても次郎吉の音は良いです!PAのワオさんは素晴らしい!最後は全員で、Boppersの高田馬場、おっと図々しい! Joe Ligginsの”Loosiana”の替え歌でした。

楽しくウチアゲも終わり、残ってた全員で記念写真、これで素直に帰ってた筈なのですが、何故か帰ろうとした矢先にピアノが鳴り始め、吾妻も戻ってしまい、10分強弾いていた様ですが記憶にはありません。

danraku

2019年6月15日(土)
おっと、いけねえ!もう告知解禁か!

大宴会 in 南会津2019 
吾妻光良
? & The Swinging Boppers

これまでトリオだったり、トリオ+1だったりでさんざんお世話になってきた大宴会、なのに更に調子に乗らせて頂きまして、今回は初めてフル編成でお邪魔いたします!世界で一番最高なフェスのお邪魔にならないよう頑張ります!

詳しくは・・・大宴会HP

「6/15(土)は西日本・東日本で大雨のおそれ」という嫌ぁな感じの天気予報が出る中ではありますが、北千住駅に集合した9名のメンバー、何故12名では無いのか、というとペンペンドンピーで昼間出番のある岡地さん、旅行を兼ねて前入りしている早崎さん、他の用事とくっつけて独自に現地入りする小田島さん、を除いた9名なのです。とりあえず、心配してもしょうが無いので車内でパチリ。

セルフタイマーで撮ったつもりでしたが、うまく設定できず、全員隙だらけの表情です。 しかし心配なのはやはり天気、現地入り組の早崎さんに定時連絡を依頼しました。

「残念ながら、予報どおり雨で寒いです。ステテコ、上下カッパなどの持参をお勧めします。」

「豚汁美味しゅうございました!キュウリのお漬物も、おにぎりも。この美味しさが伝えられないのが残念です。」

「ワインですがこれはじゅんちゃんので飲んではダメみたいです。」

「小振り。傘なし帽子でよいくらい。そんなに寒くない。ペンペンドンピー中。で~す」

定時連絡としては余り役に立ちませんでしたが、何となく様子は判りました。この東武電鉄というのに余り乗りなれていない、ということもあり、トイレを見つけるのに難儀するメンバーもいたりしましたが、コーゾーが大騒ぎしながらトイレから戻ってきました。

「危ない危ない!トイレに行ったらあやうく車両が切り離されるところだった!」 そうなんですね。東武線は下今市という駅で、日光方面行きと鬼怒川方面行きの二つに分離されるので、気づかずにそのまま乗っているととんでもないところに着いてしまうのです。

「いやあ、危なかったなあ、しもいまいち、かあ・・・。詩もいまいち、曲もいまいち、演奏もいまいち、ソロいまいち♪、ね?これどう?結構イケてね?」 この日の我々は、ラッパー二人組の鎮座dopenessさんとRoy環さんを迎えた「ご機嫌目盛」でラップ・バトルを繰り広げることになっているのでコーゾーさんは一週間前ぐらいからラップの練習に余念が無いのですが、うるさくてたまりません。とにもかくにも電車に揺られること三時間、到着した会津山村道場駅はギリギリ雨降りではありませんでした。

で、本番前に鎮座さん達とどう合わせるのか、曲への戻りはどうするのか、そもそもサウンド・チェックはどうするのか、諸々打合せすることが満載ですので、皆を集めて吾妻から骨子を説明しているところですが、 ご覧の様にまるで集中力というものがありません。

大宴会恒例のステージでの「乾杯」を終えて鎮座さん達と打合せ、というかもうこの時点で何かリラックスしてきてしまいました。

肝心のステージはこんな感じでございました。

結構、雨も降っていましたなあ。

小田島さんの傾いた姿勢がどことなく水木しげるの世界を想い起こさせるのは、小田島さんのマタンゴ≒キノコ嫌いがその理由なのでしょうか?そしてライヴは大団円。

そして恒例の打ち上げ。雨ですので昔の教室で開催です。

奥の方を良く見ると弊楽団のメンバーが固まっています。そして、正面にはステージがありますもんで、

スタッフの方で、大学時代ジャズ研という方もいたりして

鎮座さんとのこんな一幕も。

実はジジイ達は鎮座さん達の「サマージャム’95」という曲を聴いて初めて「おお、日本語のラップって面白いな!」と素直に感動したのであります。いくつになっても勉強ですな。

翌朝はスタッフの方々と記念撮影~出発前にもう一枚

そして駅で特急を待つ我々ですが、何か妙に嬉しそうですが、何を話しているのでしょうか?今となっては、すべてが謎です。 そして、ホームに上がると会場でヒヨコの孵化を見よう、という企画のブースを手伝っていたEさんという女性の方と一緒になりまして、この写真はその方に撮ってもらった、んじゃなかったっけ?

そして北千住の反省会には何故か、そのEさんも参加していただいて、じっくり反省いたしました。

最後はマクドナルドの前でナマステー!ああ、大宴会、面白かった!

danraku

2019年6月29日
高円寺 Jirokichi
伊藤正純”還暦”BOM-BA-YE NIGHT

【DEW DROPPERS】伊藤正純vo,g 若山光一郎pf 伊藤雅之sax 小町正明b 岡地曙裕dr
<ゲスト>吾妻光良vo,g 小出斉g 小安田憲司vo,g
石川二三夫harp 早崎詩生pf 森田恭一b 山崎美樹dr

さて、昔からのブルース仲間にしてBoppersのある曲の源泉ともなった伊藤さんの還暦記念の催しに岡地さんはバンドの一員として、吾妻はゲストとして登場しますが、特に待遇に大きな差はない、と聞いております。

charge:前売り\3,300/当日\3,800 +1order
Open 18:30/Start 19:30

jirokichi ホームページ

多くは申しませんが、もう「同窓会ムード」満載のこの日の催しであることは間違いありません。他人の同窓会の何が面白いんだ、というご批判もありましょうが、良くも悪くも(?)東京のブルース・シーンの歴史を彩ってきた人達がステージにも客席にもあぶれて、いや、あふれています。一部はそんなブルース・セッション・セット。

二部は現在の伊藤さんのレギュラー・バンド、という割にはライヴの回数は少ない、Dew Droppers中心のセット。

そして、終了後はみんなで記念撮影。

続いて、昔の仲間で?む、語る、笑う、いつもの話でも久々に会う友人に披露するとよりウケるのが嬉しいです。

ご覧の様に教えを守って、卓上のワインも一本ですし最後は「大人はワイン2本まで」をピアノ弾き語りでお届けして吾妻は帰ろうとしましたが、

まったく歌詞が出てきませんでした。ま、そんなこんなもありつつ、いや、本当に元気で何よりの還暦祝いでした。

danraku

2019年5月

2019年5月2日(日)
新宿レッドクロス
吾妻光良トリオ+1

ゴールデン・ウィークに一大ツアーを組もうか、と画策していたところ、まったうまく行かず、ならば逆にインバウンドさんいらっしゃい、ということで東京での三連戦興行に打って出た我々でした。
先ずはハッチさんと本番前に「世界の山ちゃん」で景気づけです。小安田さんもいたんですな。

 

 

danraku

2019年5月25日(土)
渋谷クラブ・クアトロ
吾妻光良
? & The Swinging Boppers
?ゲスト:人見元基(ex : VOWWOW)
 SOLD OUT となりました 
ありがたい様な、申し訳ない様な・・・・、でございます。
恒例、春のクアトロ公演ですが、今回は
何と新アルバム発売記念ワンマンライヴ!
ワンマン、とは言っても12人+1名ゲストで出ますからね! 弾き語りじゃありません。人見さんは前回、本番前から日本酒をガンガン飲んでいましたが大丈夫でしょうか?いずれにせよ、再雇用界最強のロックシンガーの動向は見逃せません!

開場 17:00 / 開演 18:00
前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500
別途ドリンク代¥600

クアトロさんHP

CD発売記念、ということで楽屋にはさながら芸能人の方か、というぐらい色々な方からお花やお酒を頂きまして、ありがとうございました。ただ、このクアトロ公演が決まった昨年の10月頃にはそんなことになるとはつゆ知らず、いつもの様にいつもの様な演目、いつもの様なゲストに、またいつもの様なたしなみ、という我々でしたが、違いが唯一あるとすれば、これ!

お、凄いね、譜面台を新調したのかい?と思うかも知れませんが、この後列の譜面台、吾妻が昔使っていたベニヤ板剥き出しの譜面台に、先日のGW10連休の最後の2日間を利用して自宅駐車場で必死で塗りたくったものなのです。今後は大宴会やライジングサンなど、野外での催しで使っていく予定ですが、この日はすべて並べてみました。
そんなこんなでリハも終わりますと有志でたしなみへと。人見さんは、既にこの午後5時前から日本酒をたしなんでいるので若干不安になりますが、まだ大丈夫かな。

西島さんは、このレモン酎には焼酎が入ってるのだろうか、という表情をしております。西川さんは何故かフレミングの右手の法則を実証しております。さて、定刻10分程押して本番スタート。吾妻はこの日は普通にステージ下手から登場しました。余談ですがステージへの登場、という話題では1950年代のニューオリンズでギター・スリムと、アール・キングの間でこんな会話がなされていた様です。
アール「スリムのアニキ、ステージはどっちから出て
行くのが良いんですかね?」 
スリム「そりゃお前、左(下手)からに決まりだぜ」
アール「アニキ、そりゃまたどうして?」
スリム「お前よ、人間は左から字を読むだろ?だから
ステージもそっちから出て行った方が自然なんだ」


良く判りませんが良い師弟関係です。そんなギター・スリムはライヴでは人の度肝を抜くことばかりやっていましたので、吾妻もその姿勢は見習おうと、

先日、購入したテレキャスターとマンドリンのWネック、『テレオリン』で登場しました。”度肝を抜きたい”というよりも”元を取りたい”に見えてしまうところが残念です。そして、一曲目はプロモーション・ビデオのあてぶりで、すっかり覚えた(筈の)「ご機嫌目盛り」いやあ、実際にライヴでやってみると振り付けなんて、意外に覚えてないものですな。

まあ、CD発売記念とはいえ”いつも通り”ですので、曲の前にキーが良く判らなくなったりすることも普段通りにあるわけでしてそういう時に頼りになるのはメンバーです。

そういえば、晩年に来日したアール・キングが曲のキーが途中でよくわからなくなり、グシャグシャになりかけるとベースのジョージ・ポーター氏がすかさず救いの手を差し延べた、というのは今に語りつがれる有名な話です。是非牧さんにも今後、宜しくお願いしたいところであります。
さて、続いてはゲスト・コーナー。前回お呼びしたのは、4年前のことだそうですが、人見元基さんであります。

蝶ネクタイ軍団の中に一人だけロック風味のアロハ、というのもいかにも異種格闘技という感じです。西川さんはまたフレミングでしょうか。

ーどうした、何か嫌なことでもあったのか、というわけではなく渾身のシャウト、の一枚です。岡地さんのアオりぶりもいつもより熱量が上がっている感じです。

人見さんとはレコーディングの時なども含めて久々に何回か飲みましたが、その度に「ブルースを感じないロック歌唱には興味が無い」ということを言われておりましたが、こうしてシャウトする時にのけぞるのではなくて、前のめりになる、というのが、ひとつブルース/R&B系の共通点かも知れないなー、などと思ったりするわけです。というわけで、またゲストでお呼びしたいものです。譜面が勿体ないですしね。

2019年4月

2019年4月7日(日)
荻窪ルースター
Blues Time & 吾妻光良

いやあ、何か日々書きっぱなしにしてたら、ある日この辺りの「過去の公演」の文章が消えちまいましてねー、復旧するのがなかなか大変で、まぁ追々、書いていきます。この日は学生時代からの旧友の小出さんと相棒の二三男さんのバンド、ブルースタイムのゲストで吾妻が参加、という日でした。

2019年4月20日(土)
博多ゲイツ7 12周年
吾妻光良 & The Swinging Boppers

この日もリハが終わると先ずは、たしなみから入りましたが、何とお店は前回のウチアゲで来たお店。人生は数奇なものです。それほどでも無いか。

無事、ライヴが終わると楽しいウチアゲの筈でしたが、最初に入ったお店が想定していたよりも高額なため早々に引き上げて、より安価な店へと移動しましたが、バンマスに与えた衝撃は思った以上に大きかった様で、なかなか立ち直れておりません。

そして、本当に奇遇なことはあるもので、ひと足先に京都に寄って帰った小田島さんから朝方メールが来て写真が1枚添付されていました。

何と偶然、福嶋”タンメン”岩男氏に遭遇したということで、やはり人生は数奇なものです、ハイ。

2019年3月

2019年3月16日(土):阿佐ヶ谷 ロフトA

塚本功 presents  Vol4
塚本功 & 吾妻 光良    ゲスト:井上大地

2回目となるギター3台の夕べ。ゲストとはいえ、大地さんにもどんどん弾いてもらいましょう。

OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥3,200 / 当日¥3,700(飲食代別)

阿佐ヶ谷ロフトA ホームページ

これで二回目となります、塚本さんとのギター競演、しかも今回は井上大地君もほぼ全面投入というロフトの夕べですが、前回意外に良かったので今回も吾妻は生ギターを投入して臨みました。

前回、何をやったかなあ、と思って自宅でコード譜などを突っ込んである引き出しを見てみると、おお、整理下手ならでは、というか、前回のこのセッションが終わったまんまの状態でクリア・ファイルに入れたコード譜の束が出てきて、ほうほう、あれ、ほとんど演ろうと思ってた曲とダブらないではありませんか。それもその筈、前回は昨年の9月22日、つまりもっぱら秋の曲を選んでいましたが、今年はね、この季節、もう21日には東京も開花宣言ですから、春の曲オン・パレードで臨もうという気分でした。いやあ、四季の移り変わりって本当にいいもんですね。 実は塚本さんと私、見た目も違いますが、

性格というか有様もだいぶ違います。簡単に言うと塚本さんはヒップ、私はスクエア、ということでしょうか。私はライヴの前にすべての演目が決まっていないと気持ち悪い方で、そのために演る曲もすべてコード譜とかを人数分準備していくのですが、塚本さんは曲とかは一切決めず、コードも紙に書かれたものは無くて、何となく演ってますからついてきてください、というスタイルで、これはこれでスリリングで面白いものです。

時々、スリリング、どころか間違ってしまうこともありますが、まあ、笑って誤魔化すしかしょうが無いですね。

そうです、デブは愛嬌、笑ってナンボです。

しかし季節はこれから春に向かい、すぐに夏、ということになると、スチールギターの音色が恋しくなってきませんか?っということで、本邦でも大変珍しいギタートリオで二人がスチール・ギターを弾く、というコーナー。

さすがに両者とも普通のギターほど慣れてないのか、表情も固くなってしまいました。今後もこの催し、色々なことに挑戦していきたいものです。塚本さんと吾妻は、何しろ地元ですからね。

2019年2月

2019年初春の近畿横断ツアー!
2月   9日(土):京都・磔々
2月10日(日):名古屋・得三

吾妻 光良・トリオ+1
吾妻光良(G,Vo) 牧裕(B) 岡地曙裕(Ds)
早崎詩生 (Epf)
with トクゾー・ホーンズ
 小埜涼子(As) 石渡岬(Tp) 登敬三(Ts)
ゲスト:松竹谷 キヨシ
磔々のみゲスト:福嶋岩雄(Vo)

年明けまだ間もないですが、行きます、演ります、京都の老舗と名古屋の名店にて、ホーンズの面々とキヨシ、更にタンメンも交えて!

磔磔と得三の縦断ツァー、つい最近やったよな、という気がしていましたが、実際には二年ぶりであります。ツァーの初日朝、東京駅に集まろうというときに、何と東京地方には大雪注意報! おいおい、どうするよ、と困り果てつつ、牧さんはいつものウッドベースではなくエレキベースでの参戦、ところが実はこれが大変怪我の功名で、という話をしだすと終わらなくなってしまうので、詳しくは3月に発売のプレイヤー・マガジンの吾妻のコラムでお読みください。おお、メディア・ミックスだな、古いか。 てなわけで定刻18:30に始まった磔磔の夜。

いや、本当になつかしい。学生の頃は一年に一か月ぐらいは京都でこの磔磔に出たり拾得に出たり、イノダで珈琲を飲んだり不思議な京大生が経営するブルース喫茶に入り浸ったりしていたものです。そして、このツァーは我々だけでなく、後半から名古屋得三のマスター、森田さんもフィクサーとして暗躍したトクゾー・ホーンズも一緒です。 

磔磔の広いステージに並ぶとなかなか圧巻でして、しかもいつものジジイばかり、という管楽器軍団とは違って、こう何というか華がありますね。 

そして、このバンドをバックに従えて北海道から駆けつけたのが、松竹谷キヨシ!何とこの勇姿を見るために東京からやってきた方々や翌日の得三まで連チャンで見に来られた方もいた様です。 

そして、そんな遠方からのキヨシと対照的に灯台もと暗し、地元京都は山科からやってきたのが、おなじみの福嶋タンメン岩雄です。 

アンコールはこの二人のビッグなゲストを配置して、まるでジョニー・オーティス・ショウの様なゴージャスなしつらえでお届けしました。

年齢以外は見た目もこう何とも共通点の無い三人ですが、1970年代中頃にブルースという音楽にとことんやられて、紆余曲折ありつつも現在に至る、という点では共通した音楽的人生を送ってきました。そんな感じの想いがそれぞれの表情に表れているでしょうか?

しかし、不思議なものでこの日までお互いの存在は知っていたけれど、ちゃんと話すのは今日が初めて、というキヨシとタンメン。何か吾妻としては、近所の縁談おばさんにでもなった様な誇らしい気持ちになりました。 そして、この日は当然京都に宿泊ですが、3連休の影響か、受験シーズンなのか、はたまた春節でインバウンドか、良く判りませんがお宿が高い! ので何と楽団初の民泊、とは違うのかな? 京都の町家に泊まる、という作戦に出ました。ですので、この日のウチアゲはタンメンとその友人をこの宿に招いてスマホでブルースを聞きながらコンビニの酒とツマミで愉しむ、という一風変わった楽しい夜となりました。まあ、その写真は無いので翌朝宿を出る前の写真がこちら。

さて、ツァー2日目は名古屋得三。磔磔とは似た様な広さのお店だと思っているのですが、こうして写真に撮ってみるとなかなかムードの違いが出ていて面白いものです。 

この日は1部の後半2曲からトクゾー・ホーンズにも加わってもらいましたが、やはりギャル(?)2名は地元・名古屋だから、ということもあるのでしょうか? 昨日よりリラックスした表情がうかがえます。

そして二部には半分4曲、キヨシさんにも登場していただきました。

キヨシさんも交えて大団円のアンコールを終えるといつもの吟遊詩人タイムですが、この日はキヨシさんのレパートリーでキャッツ・アンド・ザ・フィドルの”I Miss You So”の日本語版「めをとじてあえるなら」

吾妻もしっかりと電池アンプを装着しておりますが、その頃、早崎さんは、

前日に購入した、という41鍵のピアニカを持ってホーン・セクションの仲間入りをしておりました。何でも、このピアニカを買ったのが余りにも嬉しくて、抱きしめながら眠ったそうで、ちと不気味であります。不気味といえば、 

客席練り歩きの写真がピンぼけなのですが、何か背後霊の様なものが見える様な、見えない様な・・・、ボケすぎてて判んないか。これらの写真は四日市のTビー・M田さんのご協力で提供していただきました。そして、楽しい2日間の締め括りの反省会。

トクゾー・ホーンズのギャル2名に囲まれて、真摯に反省している吾妻でしたが、飲んでしまえば、それはそれ、これはこれ、ですね。

うっせー、じじいー!という声も聞こえてきそうですが、とにもかくにも楽しかったツァーも無事終わり、たしなみつつ返る我々でした。

2019年2月23日(土):十三イベント
「塩と胡椒・ShowShow」

吾妻 光良・トリオ+1
吾妻光良(G,Vo) 牧裕(B) 岡地曙裕(Ds)
早崎詩生 (Epf)

レインコートさん、というバーが毎年主催している、ロイキさんやアズミさん、濱口祐自さんといった関西在住のブルースマンが集うイベントに参加します!

246LIVE HOUSE  GABU
前売り:3800円/当日:4300円 +1Drink

塩と胡椒ShowShow HP

縁は異なもの、ということで昨年、堺ブルース・フェスの時に旧くからの友人で弁ブルース一派のロイキさんに紹介していただいた、レインコート、というブルースBarを経営しておられるK林さんの主催イベント「塩と胡椒showshow」に行って参りました我々、今回は新大阪から一駅のところに宿を取り、ライヴ会場もそこから一駅、という京都での町家宿の労苦はどこへやら、的な形のツァーでして、現場に入ると関西ジャンプ界のホープ、井尻ィさんも既に遊びに来ていて、いつもの謙ちゃんも写真などを取りに来てくれました。

あれ?岡地さんはどこに?と思うかも知れませんが、既に順ちゃんと二人でこの前に出演していたので、もう飲みながら会場のどこかをほっつき歩いていた、ということでしょう。どうでもいいですが、吾妻の頭髪部分が後ろに置いてあるギターケースとの微妙な位置関係で修正を施した様にも見えますが、あくまで偶然ですので、ご承知おきください。しばらくすると段々人も増えてきたりしまして・・・

すぐにどこにいるか判らない様な状態に。しかし、この十三という街、大昔に一度来た記憶はありますが、その記憶以上にディープな街で、いかにもロイキさんっぽい、というか街中をロイキさんが歩いていたら保護色で見えなくなってしまいそうな、そんな街であります。そんな街の中に忽然とそびえ立つライヴハウスGabu、実は結構ロックっぽい小屋なのか、

我々もいつになくアオり気味、岡地さんの二の腕もアメリカのハードロック・バンドの様ですし、

このスポットライトによる演出もなかなかです。まあ、この日は関西らしく、ロイキさんに濱口祐自さん、良元優作さんにAZUMIさん、と弾き語りの人が多くていわゆるバンドっぽい編成は我々とコテツさんのところだけだったので、照明さんとかも燃えていたのかも知れませんが。

ちなみに牧さんは楽屋に置くスペースが無かったら困るな、ということでこの日もエレキベースですが、あれだけ忠告しているのに色付きのシャツを着てきません。今度無理矢理何か買い与えようかな。

そして最後は、出演者ほぼ全員で何故かフランス風に「オー・シャンゼリーゼ」を歌う、という変わったシメ方になりましたが、やはりさすが地元、ロイキ氏が見事に仕切って・・・いたのかな?ウチアゲはK林さんの店、レインコートまで三々五々、十三の街を歩いていきますが、

おわかりでしょうか、いかにもロイキさんに似合いそう、というこの街並みの雰囲気。我々も全員何か嬉しそうであります。そのロイキさんも時々ライヴをやっている、というK林さんのレインコート、お店の中にはベースやエレピやアンプや、そして古いギターまで吾妻の好物だらけですので、既にライヴで勢いがついているのでちょっとワインを入れただけで、あっという間に壁のギターに手を出してしまい、

誰も見ていないすきに、いつの間にかピアノにまで手を出したあげく、

最後はその昔、「黄昏ビアホール」のシングルを頂いて毎日聞いていたAZUMIさんとの2ショットを撮影。

いやあ、楽しいイベントでした。毎年続いてくださいね!

2019年1月

2019年1月26日(土)
辻堂・辻庵

吾妻 光良・変型トリオ
吾妻光良(G,Vo) 牧裕(B) 早崎詩生 (Epf)

これで三回目、でしょうか? 湘南でのサパーショウ
辻堂の街のムードにもかなり馴染んできたのでは、と感じる今日この頃。

いや参ったな、この記事も消えてしまいましたので、写真を見ながら思い出していきますと・・・、

アットホームな雰囲気で始まった、様に見えますが、実はこの日、ギターアンプの使い方が判らず店主のTさんから持ち主の方に電話でつないで頂いて、教えを請うたのですが、その方も熟知しているわけではなく、完璧な解決には至りませんでしたが、まあ何とかなりました。年齢とともに次第にデジタル・デバイドになっているのかも。

この辻堂さんの和っぽいしつらえが、正月には何とも似合いますね。部屋の隅っこに小ぢんまりと収まっている感じもなかなか良いものです。そして正月に歌う曲といえば、バンバンと一緒に録音した「正月はワンダフルタイム」。

お客様にもご協力を頂いて「神棚に手を合わそう」、というくだりの振りが見事に決まりました。

そして、レストランでのライヴとなると、これはもうお客さんのところを回らないわけには参りません。いつもより念入りに電池アンプを装着した上で・・・、

徘徊者1号、行動開始。

負けじと徘徊者2号も続きます。

さすがにこの楽器で徘徊は出来ませんので、一人で留守のステージを守る定着者1号、であります。そして1号2号は絶好調が止まらなくなり、

何故か、椅子の上に足を乗せ始めて

負けじと2号もまたそれに追随して、

高いところから失礼します、という大団円となりました。そして、ウチアゲではすっかり良い気分になるまで吞みあげて・・・、

帰りのS南S宿ラインはすっかり夢の中、でした。

2019年1月19日(土)
高松・オリーブホール

吾妻 光良トリオ+1
吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
早崎詩生 (pf)

with 黒神
黒川桂吾(g,vo) 神東正典(b,vo) 的場宏晃(dr)

旧くからのブルース仲間、神東さんと黒川さんのご尽力によって年明け早々、うどん県高松の名門ライヴハウスに登場いたします。

18:00 open / 18:30  start
前売り3,000円 /当日3,500円 +1Drink 500円

オリーブホール ホームページ

いや、何か”過去の公演”を整理せずに放置していたら、2019年前半の文章とか写真が消えちゃって、慌てて修復しているのですが、写真見ながら思い出しましょう。

そうそう、何か嬉しそうなのは久々のライヴ活動だったからで、この一週間前ぐらいはスタジオで”Scheduled・・・”の録音とかやってたわけで、牧君とかレコーディング大嫌いですから、ここまで精神が解放されているわけですね。

早速、空港から向かったのは地元のうどん屋さん、やっぱり本場で食べるうどんは違いますねー。早崎さんの右隣にいるのが、黒神のベースの神東さん。早崎さんは30年以上前に神東さんのバンドにいたのですよ。

一部は先ず黒神さんのステージから。黒川さんの弾くギブソン345は、ある著名な故人から譲り受けたもので、そう思いながら聞くとなかなか趣き深いものがあります。

黒神、というバンド名は既にお気づきの様に黒川氏と神東氏、の頭文字を取っていますので、当然神東氏の歌もあるわけですが、

会場にいらしていた高松ライヴ界のフィクサー、A女史の弁によると「ああ、たまらへん、むつごいわあ。」だそうで、「むつごい」とはどういう意味ですか?と聞くと高松の人間以外には判らない、ということで、地元に根差したブルース、という意味では正しいのでしょう。

さて、レコーディングですっかり縮こまっていた我々も、遠く離れた四国の地で、解放感に押され順調にスタート。

後半には黒川氏も呼び込みましたが、やはり年長者としての意地を見せねば、と解放感に浸っているだけではなく、それなりの頑張りを見せて、

ついでに、調子に乗っていつもの通り客席にも乱入し、

するとこちらの人も、当然の様に同様の行為に及び、

しかし、普段見慣れないものを見てしまったせいか、中には、すっかり驚いてしまったお客様もおられた様で、申し訳ありませんでした。

とりあえず、本年もまた宜しくお願いします。

2018年12月22日(土)
札幌・円山ノクターン

吾妻 光良トリオ+マダムギター 長見順
吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
長見順 (g,pf?,vo)

初めてお邪魔します、札幌円山のノクターンさん。更にマダムギターとの共演というのも珍しいですが、それに加えて札幌にこの人あり、と言われる あの、MTヤKヨシさんも来るという噂も・・・・!

そして、催し自体は肝振東部地震チャリティーの 第7回目だそうです。

18:00 open / 19:00  start
前売り5,000円 / 当日5,500円 +1Drink 500円

チケットの販売は
  ベガーズハーレム:011-233-0555
  円山ノクターン: 011-623-0666

円山ノクターン スケジュールページ

てなわけで、2018年も色々なところに呼んで頂き大好きなブルースやR&Bを奏でる、というありがたい活動を続けてこられたのですが、今年を締め括る最後のライヴは札幌のノクターン、という初めてお邪魔するライヴハウスです。既に岡地さんは細君の長見順ちゃんと一緒に、他のライヴなどのために前乗りしているので、吾妻と牧だけで札幌へと向かいます。当初予定では、15:30ぐらいには現地入りできるか、と踏んでいたのですが、結局お店に着いたのは16:20ぐらい、この日は順ちゃんの曲6曲、更に松竹谷清さんの曲3曲のリハもあるので、開演に間に合うかどうか心配なところでしたが、テキパキと進めた結果、開場時間の5~6分前にはすべての曲のリハを終了。頭を傾けると耳から曲の構成が流れ出て行ってしまいそうですが、とりあえず隣の焼き鳥屋でたしなみと作戦会議。団体さんの宴会が入っていてお店が忙しかったので、折角の北海道なのにあまりツマミを頼めずに残念でした。
一部は我々トリオだけで、クリスマス・ソングなども交えて6曲、最後の二曲で順ちゃんを呼び込みました。

休憩後は、順ちゃんがピアノを弾いて歌う「夏に生まれた夏子さん」。良い曲だよねえー。あんまり良い曲なんで、つい弾きすぎてしまうという、今回は経費の都合で参戦できなかった早崎さんの気持ちが判る様な気がしました。

そして続いては順ちゃんと交替する様な形で札幌の生んだスター、もしくは史上最大の小物、とも異名をとるキヨシさんの登場です。

「ところでどうして、こんなひどい写真ばかりなんだ?」

はいはい、お察しの様に自動カメラを適当なところに置きっぱなしで撮っているので、こんなものなのです。岡地さんの知り合いから数枚頂いた写真で見ますと・・・

吾妻がギブソンのSG、キヨシさんはレスポール、順ちゃんはギルドの箱モノ、というギターの並びだとかなりロックっぽいしつらえとなる筈なのですが、何故かフォーク的なムードが漂っています。全体図で見てみますと・・・、

もはやどういう音楽の人達なのか良くわかりません。更に梅津和時さんや藤井康一さんのアルバム・ジャケットやポスターで有名な、我々の「カッコいいよね福田さん」のネット配信の画も書いてもらった、画家の久原大河先生に見つかったら、格好の餌食にされてしまいそうな一枚です。さて、それはともかく、吾妻はクリスマス、ということもあって緑のシャツに赤いネクタイ、なのですが、これだけだとシャツが余りにキツく腹を締め付けているのがモロばれなので、上着を着て見た目を緩和するという作戦で臨んでいるのですが、札幌まで上着を持ってきて持って帰る、というのも面倒です。そんな中、実はエリの裏地が破れ始めていて捨てようか、と思っていた上着があったのでそれを着ていたわけです。ライヴ終了後に、お店の方に捨てて良いかどうか尋ねようとしたら、あ、どうせ捨てるのなら貰います、という方々が何人かおられたので、ジャンケンをしてもらって、この「無頼餡せっちゃん」さんに譲り受けて頂きました。着るなら洗ってから着てくださいね。


翌日は岡地夫妻は恵庭でもう一本ライヴ、吾妻と牧は羽田へ、と別行動ではありますが、全員揃ってチェックアウトという予定の筈が、順ちゃんは時間になっても起きられずとりあえずまたね、ということになり、最後は雪の札幌をバックにトリオで記念撮影。一年お世話になりました。

 

danraku

2018年12月15日(土)
高円寺Jirokichi

吾妻光良トリオ+1 with タンメン!

吾妻光良(g,vo) 牧裕(b) 岡地曙裕(dr)
早崎詩生(pf)
<ゲスト>福嶋 “タンメン” 岩雄
———(ex ファッツ・ボトルB.B from 京都)

前回はBoppersのゲストとして、一年を締めくくってもらったタンメン、今年はトリオ+1に加わっていただき、前回より、ゆったりとたっぷりと歌うタンメン・ワールドを堪能して頂きましょう。クリスマス10日前でもありますしねー、彼女や彼氏と来ても良いかも知れませんねー。大きなお世話ですか? でっすよねー。

予約(♪3500)当日(♪4000)

Open 18:30 Start 19:30 charge+ 1 order

Jirokichi ホームページ

2018年の東京でのライヴとしては最後となるこの日は、お世話になっている次郎吉で、しかもはるばる京都からのゲスト・タンメンを迎えての特別な日であります。タンメンとも嬉しいことに今年は二回目の共演ですが、リハは気取らないこんな感じでリハはスタート。

クリスマス近いですからね、当然クリスマスソングもやるわけですが・・・、

牧「ねえ早崎、悪いけどそんなに弾かないで。」
早崎「あ、す、すいません・・・・」
牧「これ、雪がシンシンと降っている曲だから」
早崎「いや、あのぅ、た、タイに行ったりしてて」
牧「これじゃ、灼熱アフリカのクリスマスだよ。」

早崎さんに年末ならではの指導も飛ぶなか、お向かいの極楽屋さんでたしなんでから開演。

あらあら、結局弾きまくってしまいました。でも、周囲も喜んでる様ですから良いのかも知れません。元気が一番、ということでしょうか。

一年の締め括りでもありますからね、お前、あの時はどうだったこうだった、とメンバーで互いを批評し合う様な雰囲気も見え隠れしましたが・・・、

まあ、どっちもどっち、ということなのでしょう。さて、そんな辺りでタンメンの登場であります。

朗々とシャウトするタンメンの背後で苦悩の表情を浮かべる牧さん、一体、何を考えているのでしょう。

・「うーん、チューニングが合わん・・・」
・「Baby It’s Cold Outsideはセクハラか?」
・「健康診断のγ-GTPはいくつなのかな?」

正解の方には賞品を上げたいところですが、すべては謎のままなのでしょう。

一方、こちらはもっと簡単なリアクション。さすがシャウター、凄い大口、俺もあれぐらい開けられるのだろうか、という光景ですね。

一流のシャウターはその歌の力だけでバンド全体をグイグイと引っ張っていきます。タンメンのその力に乗せられて、コーラスとリズムに打ち込むメンバーの姿が確認できますね。

ここ最近のタンメンは、独自の「直訳唱法」による    日本語レパートリーも増えてきてまして、この風景は「いくら何でも、そんなこたないやろ」とその日本語にツッ込んでいるところの様です。今度、是非この日本語モノだけで一晩やってみたいものです。そんな頃、この写真を見ると・・・・

あれ、右端に誰かもう一人ギターが・・・?そうですね、ドリンキン・ホッピーズの富山君も後半3曲とアンコールに参戦していただきました。

「見に行きます」と連絡が来たので、それならばと引っ張り出してしまったわけですが、吾妻は後ろを向いて何をしているんでしょうか?

そしてシャウターといえばジョー・ターナー、歌うバーテンダー、としてその名を馳せたターナーに 敬意を表し、最後の曲で客席に出るタンメンです。

こちらも負けてはおられませんので、Tボーンもどきで応戦致しますと、次郎吉も格闘技会場の様です。

いやあ、ブルースって本当にいいもんですねえー、今年1年お疲れさまでしたー、というウチアゲ直前の1枚。いや、タンメンとはまた余り間を置かずに来年演りますから楽しみです。

 

danraku

2018年12月8日(土)
神保町視聴室

早崎詩生 with 安藤健二郎
グッドバイモカ、富山優子、カルアミルク、他

早崎です!

年末恒例となりましたイベントに参加します。今年は、カセットコンロス安藤健二郎さんをお呼びしてデュオで吹きまくり、弾きまくります。是非お越しください。

開場 18:00 開演 18:30
予約3000円、当日3500円(1ドリンク込み)

視聴室HP

早崎「アンドウ君。女性の出演者の方が多い
        ライブイベントって出演したことある?」

アンドウ君「う~ん。ないような…」
早崎「ライブイベントの最後に出演者全員で合奏
        するんだよ。来てデュオやらない?」

こんな会話があったようななかったような・・
ということでとても快くデュオを引き受けてくれ
ました。とはいっても最初はソロからでした。



客席からアンドウさんがクラリネットを吹きながら登場しました。

 そして、ハイノートも駆使して大音量で吹きまくっていただきました。後日、お客さんから「ハイノートが耳に残って夜寝付けませんでした」と、苦情のような賛辞が寄せられました。アンドウさんは良く眠れたとの事です・・。
デュオはこんな感じでしたが・・・。

別にハイノートに耐えかねて逃げ出したわけではありませんが・・・

最後の出演者全員での合奏も無事終わり、出演者、主催者の山本さん、お客さんも交えての最後の記念撮影でした。来年も予定されていますのでよろしくお願いします。

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そしてもうひとつ! 別場所で別の催しが!
神保町と三鷹でお客様争奪戦か?

三鷹バイユーゲイト

町田謙介(vo、g)+牧 裕(b)

牧「12月8日は何の日か知ってる?」
町「ルーマニアの憲法記念日だね」
牧「へぇ、そう? 僕の誕生日なんだけど」
町「知らないよ」
3年ぶりのデュオ・ライヴです。

open 19:00 start 20:00

料金 2500円(+1drinkオーダー)
バイユーゲイト:0422-55-5782

バイユー・スケジュールページ

約4年ぶりのデュオ・ライヴでした。オープニング・アクトはスライド・ギターの弾き語りという珍しいスタイルのカトキチさん。素晴らしいオリジナル3曲を演奏していただきました。

このデュオは町田さんのオリジナルに加え、普段は2人とも演る機会のない、でも大好きな曲の数々を披露できる場であり、誰よりも本人たちがキャッキャと楽しんだことでした。お付き合いいただいたお客さんたち、店主の上田さんには感謝しております。
写真のケーキは、私(牧)の誕生日祝いに皆さんが用意してくれたものです。ロウソクが7本立っていますが、どういう計算なのか訊くのを忘れました。

danraku

2018年12月1日(土)

渋谷クアトロ 吾妻光良 &The Swinging Boppers

民謡クルセイダーズさんのレコ発ライヴのオープニング・アクトで出演します!

17:30 開場 / 18:30 開演 料金:前売¥4,000/当日¥4,500(+Drink代600円)

渋谷クアトロHP 結構、頻繁に演っている様な気になっているバッパーズですが、実は東京で演るのはこれで今年3回目、しかもクアトロは6月以来。今回は、Pヴァインからのアナログ盤発売を受けて、今や飛ぶ鳥が落ちている、という民謡クルセイダースさんのゲストというわけですが、我々は出番が前だとリハーサルは後という、立場によって嬉しくなったり理不尽に感じたりする、昔からの興業界の慣習のおかげで、この日はゆっくり家を出て元気いっぱい、ないつもの楽屋に見えますが、 ずいぶんメンバーが少なくなったかの様に見えますが、実は2名ほど別の用事がありまして。別の用事といってもスイミン・クラブに通っているだけですが・・・。 「おい、生きてるんだろうな?」 「縁起でもないこと言うなよ!」 こんな会話も絵空事では無い、そんな境地に入ってきましたので、日常的な声がけが大切だ、ということを改めて認識いたしました。で、リハが終わってから本番開始までが一時間半ほどしか無いため、この日はたしなみには行かず、シウマイ弁当とビールとワイン、焼酎などで時間をつぶしていますと、あっという間に本番。 おお、そんなやる気の無さそうな楽屋のよどんだ空気はどこへやら、久々の東京公演でい!という感じでいつもよりパワフルに始まった様にも見えるステージ運びです。 そして、間もなくクリスマス・シーズンという中、そういえば昔のR&Bの大御所達の様な「二番煎じ」「2匹目のドジョウ」を狙った様な曲が余り無いね、ということから「最後まで楽しもう」の路線で作った久々の新曲、「ご機嫌目盛り」の初披露の模様です。 途中にラップの部分があるのは「最後まで」と同様なのですが、二人一緒に仲良くラップするのではなく、バトル形式で互いのことをディスる、そうした若者達の姿勢を取り入れたものになっている筈なのですが、撮影した龍ちゃんによると「後で見るととてもラップには見えない」シーンとなっておりました。そして、第二部の民クルさんのステージも怒涛のうちに終了すると、有志参加によるアンコール大会。 本物の民謡歌手フレディ塚本さんが歌うは「会津磐梯山」あれ?吾妻が持っているのは? そう、何と沖縄の三線なのであります。実は民クルの女性Voメグさんは、最近当ページでもお馴染みの富山さん率いるドリンキン・ホッピーズのゲストでも歌っているので、このライヴの何日か前に吾妻も含めて飲み会を開いていたのですが・・・、 富「吾妻さん、俺、三線持ってるけど使います?」 吾「おお、民謡だもんな!貸して貸して」 メ「えええー、楽しみぃー!」 吾「お、メグちゃん喜ぶならやっちゃうよ!よし、どうせなら浴衣着て出てこうかな!」 メ「きゃああ、楽しみぃ!」 さすがに、それはキ▲×〇沙汰なので止めろ、とメンバーに止められ、衣装だけはズートスーツのままでしたが、そんなこんなで二度ほどピックアップの大接触不良ノイズはありましたが、無事三線で参戦できました。そう、バッパーズからは他にもこんな参戦者が。 見えませんが、後ろでは岡地さんもカウベルで参戦していました。さて、楽屋に戻って本来ならウチアゲですが、既にかなり飲んでおり、また撤収終わりの民クルさんを一時間半以上待っていると、多量にスイミン・クラブ入りする人間が出ると予想されるため、この日はこれでお疲れ様。最後に楽屋で民クルリーダー田中さんのギターにサイン。 寄ってたかって色々言われているのは、ダメだお前、そんなこと書いちゃ、とたしなめられている様子ですが、ライヴもアンコールも無事終わった安堵感からか、かなりテキトーなサイン「ツマミ取れてるし」とか書かれたサインになってしまいました。 何はともあれ、次回は是非どこかの居酒屋で盛り上がりましょう。失礼しました、ナマステー!  

2018・晩秋東海ツアー! 東海地区を代表する二つの 老舗ライヴハウスを4人で 回ります。

POOH_BISCUIT

ツアー初日:2018年11月23日(金・祝) 名古屋 アラン・プーサン

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs) 早崎詩生(Pf)

初日はお世話になっている赤色のプーサン、 赤い人を連れて行けるのは今回初となります!

19:00 open / 20:00 start 料金:前売¥4,000/当日¥4,500

アラン・プーサン Facebook ———————————————–

ツアー二日目:2018年11月24日(土) 浜松ビスケットタイム

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs) 早崎詩生(Pf)

二日目は青い看板のビスケット・タイム ですが、こちらにも赤いピアノの人を初投入!

18:30 open / 19:30 start 料金:前売¥4,000/当日¥4,500(Drink別)

ビスケットタイム HP

二日連続の東海ツアーという作戦により、初めて4人でお邪魔することが出来たプーサンとビスケット・タイム。先ず初日は、名古屋のプーサンですが、車で名古屋駅まで迎えに来ていただき、一路プーサンを目指しますが・・・、 「斉藤さん、こんなに名古屋から時間かかった っけ?」 「ええ? 今日は早い方ですよ。」 「おっかしいなあ、前より遠くなってない?」 「それは吾妻さん達、生き急いでいるからです よ。」 いまいち、納得できないまま、アラン・プーサンに到着してリハも終了。前回と同様、近くの「コノミヤ」というスーパーに買い出しに行って、楽屋として利用させて頂いている向かいのカフェ・プーでしばし休憩とたしなみ。

開演時間には多数の地元の方々で満員となった店内、ありがたいことです。最初に店主の斉藤さんから 簡単な紹介があって始まりました。

この日は、その斉藤さんのたつての願いということもあって、バッパーズの一部の曲ぐらいでしか使わない、ダブルネックを投入しました。

昔は、これを持って歩く、しかも2泊3日のツアーなんて自殺行為だ!という気持ちもあったのですが、時代は移ろいコロ付きのスーツケースに楽器以外を入れてしまえば、それほど体力を使わなくて済むのです。そして、お、吾妻チャン、ノリノリだねー!という風に見える写真ですが・・・・、

別にノリノリ、というわけではなくて、滅多に使わないダブルネックを操るのに苦しんでいる、という図であります。ギターはネックを見ながら弾くということが多い楽器ですが、弾きなれていないので、つい上側の12弦のフレットを見ながら、下の6弦を弾いてしまうのです。そして、12弦だろうがダブルネックだろうが、アンコールはトルバドール・スタイルで締めくくります。

「エントツさん、苦しそうですね」というのは昔の何かの薬のコマーシャルでしたが、アンプを首にかけているサマがどこか苦しそうです。というのは、ロクに調べないで家から持ってきた電池アンプに固定具がついていなくて、首でアンプを挟みながら店内を練り歩く、という不思議なショーになってしまったのです。 そんなこんなで楽しく終わった公演でありましたが、プーサンは飲み屋さんとしても機能しておりますので、終演後も多くのお客さんが飲み続けておられまして、最後は皆さんとムンクの「叫び」風の記念撮影で散会。ありがとうございました、ナマステー!

さて、栄のビジネスホテルをゆっくりチェックアウトして、実家の用事がある早崎さんを除いた三名は昼飯を食べよう、と名古屋市内をうろつきますが、 「おお! ひつまぶしは3,500円か!」 「げげ、味噌煮込みうどんは長蛇の列だ!」 とめげまくった結果、岡地さんの長年の嗅覚に助けられ、普通の定食屋で海産系のランチを済ませ在来線で浜松に向かいました。ホテルにチェックインを済ませ、Sさんという方に迎えに来ていただき、いざビスケット・タイム。リハを済ませて、さてどうしようか、といったところですが・・・。

「大城さん、この辺りの名物というと?」 「長澤まさみも来る有名なファミレスがありますけど」

よもや来ているわけが無いので、以前も訪れた浜松餃子の店で開演までたしなみました。プーサンに比べると何故か、周囲の風景も覚えているのが何とも不思議です。

ご覧の様に快調な滑り出しでして、実人数はさほど多くないのですが、結構な密度感であります。

人生は数奇なものでありまして、お隣の豊橋のY夫妻などは何回も来て頂いてますが、吾妻の以前の勤務業界の知人の方とか、更には20年近く一緒の職場で仕事をした先輩まで見えられて、嬉し恥ずかし、といった不思議なムードで進みました。アンコールは昨日、固定に苦慮した小型アンプをぶら下げての、トルバドール大会に突入。

イメージ図ではありますが、こんな感じで早崎・吾妻で店内を練り歩きました。

吾妻は勢い余って、外の駐車場まで出てしまいました。往年のビッグ・ジェイ・マクニーリーとかアルバート・コリンズのやり口ですね。

ということで、無事終了した晩秋東海ツアー、また同じしつらえで臨んでみたいものです。

【番外編:朝の浜松駅にて】 「浜松の新幹線の駅にピアノがあるんです」 「そりゃ、楽器の街だからあるだろ」 「いや、ほら、誰が弾いても良いっていう」 「ああ、テレビとかでもやってるやつか」 実家の用事を済ませてから、あと乗りで浜松入りした早崎さんのこんな話を前日飲みながら聞いておりましたので、翌朝チェックアウトして、新幹線ホームに向かう間、当然の如くそのピアノをチェックするわけですが・・・。

ピアノがあれば、弾かないわけには参りません。 更に連弾まで始まってしまいました。

道行く人々に拍手なども貰ってしまうと、もうこれは止まりません。ビョーキの様なものです。赤い人が大音量で弾き始めました。

よし、これぐらいにしといてやるか、という感じでホームに上がって電車を待ち、あと10分程で電車が来る、という段になって早崎さんが子供連れのお母さんから声をかけられます。

「あのう、さっきピアノ弾いてた方ですか?」
「はい、左様ですが?」
「あ、あの、ケータイお忘れじゃあ?」
「あ、あああっ!!!」
何と早崎さん、良い気になってピアノを弾いてこの通り、ピアノの上にスマホを置きっぱなしに。

そのお母さんの付き添いで預けた駅員さんのところに行って、ことなきを得た早崎さん。お母さんとお子さん、本当にありがとうございました。 「こんな世知辛い最近の世相でこんな良い話はありません、すっかり心が白くなりました。」 と、新幹線の中で語っていましたが、仲間といつもの様にゲハゲハ笑っているうちに東京に着く頃にはすっかりいつもの黒い心に戻ってしまいましたとさ

danraku

2018年11月17日(土) 新宿レッドクロス 新宿コネクション

吾妻 光良トリオ、ハッチェルズ 中野ミホ with N.O.S & F

前回はハッチェルズとズクナシさんとで大いに盛り上がり、ブルース評論家の小出斉さんも 絶賛だった新宿コネクション、今回は中野ミホ with N.O.S & Fの方々と一緒にさて、どんな夜になりますことやら。きっと本番前はまた ハッチさんと呑みに行くんでしょうな。

open 18:00 start 18:30 前売¥3.000 / 当日¥3.500 ドリンク代¥600

レッドクロス スケジュール 行きましたとも、行きましたとも。前回と同じ明治通り沿いの「世界の山ちゃん」、ワイン一本980円ですから何だ、冷えてないじゃないか、といったワガママを申してはいけません。もう、開演前から盛り上がり状態で。 おい、ハッチ、今度はライヴ無い時に普通に飲みに行くからな! ヘイ、合点で!みたいな、一回り違えど良好な先輩/後輩関係を保ったまま約一時間半たしなんでお店に戻ると、若手の中野ミホさんの楽団が始まったところ。 いやあ、もう少しお話したかったけれど、おじさん達も結構照れ屋さんなので、また今度ね、ナマステー、とか言っているうちに手前どもの時間になりまして。レッドクロスさんはトリオ、という制限もあってどうもロックっぽい運びになってしまうという反省もあって、また、年間のギター・ローテーションの都合もあってこの日はドブロもどきを抱えて、多少カントリーっぽくお届けしてみようか、と。 まあ、後半はいつもと同じになってしまいますが、若干いつもとは違った感じでお届けしよう、という心づもりは伝わるでしょうか? 伝わらねえかなぁ。そして三番手はハッチェルズ! この日は新機軸のテスコ製エレキギターを投入したり、新加入のアコーデオンの人が素晴らしかったり、見所は色々あったのですが、まあ、一言でいうと 「ハッチェルズ いつも変わらぬ イカサマ感」 という感じでしょうか。いや、本当に素晴らしい! アンコールでは、吾妻も大好きなイカサマ・ワルツの「花束」を一緒に歌いまして、更に中野ミホさんも交えて「蛍の光~Bring it on home to me」を大合唱/合奏。 開演前から飲みすぎて、吾妻がトイレに行っている間にハッチさんと他の二人はこんなご機嫌ムードの1枚。 飲みに行きましょう!という声が聞こえてきそうです。 danraku

2018年11月4日(日) 福生ブルース・フェスティバル

FUSSA_BF

毎年開催されているのは知ってましたが、初参戦です。 ローラー・コースターや次郎吉でお世話になった方々と一緒に 11:00~16:00の開催。東福生駅前でやってます。

吾妻光良(Gt,Vo)、小安田憲司(Gt,Vo)、大西真(Bs)、 山崎よしき(Ds)、後藤輝夫(Ts)

前売:3,000円/当日:3,500円 高校生以下、70歳以上、障害者手帳お持ちの方、は入場無料。 以前から名前は知っていましたが、何とこれで13回目という福生ブルース・フェスティバル、大体日曜日開催が多いので、吾妻としては翌日の仕事もありまして・・・、と何回かお断わりしてきましたが、今回初めてお邪魔しました。メンバーはドラムに山崎さん、ベースに大西さん、テナーに後藤さん、ギターとVoに小安田さん、と良く知っているメンバーですが、特に小安田さんとは前日に、バッパーズの牧さんとかも含め吉祥寺のビル屋上のBBQガーデンで昼飲みを楽しんでおりました。そんなおだやかな秋の昼下がりの福生の空の下でブルースを、と思っていたらとんでもない。 fussa_1 見事な曇天でして。何でもこのフェスで「雨男」と異名を取っているのは、昔ローラー・コースターでお世話になったドラムの山崎さん。そんなに昔、雨男とかって言われてましたっけね?と尋ねたところ、 「吾妻、お前、明るいところで見ると老けたなあ」 ですと。大きなお世話でございます。でも、この会場のしつらえ、結構斬新でした、まずこのステージは何とトラックの荷台なのですね。あと、PAも近隣からの苦情が出ない様に、最低限の小出力に抑えてますが、意外にこれが良いのです。うるさくないし、隣と会話も出来るし。聞いててうるさくない、苦にならない、という点では南会津の大宴会と双璧を成す音量設定で、是非世間の他の野外コンサートも見習ってほしいものです。で、何しろ、初めてお邪魔する「ブルース・フェス」ですから、自分の出自も考えて多少いつもよりカッチリと、チトリン・サーキット風の服装で出た方が良いのかな、と思って、ジャケットとストラト・キャスター、という吾妻としては珍しいこしらえで臨みました。 fussa_2 しかし、所詮服装ぐらいではそう常日頃とやり口が変わるわけでもなく、結局最後はよくある歯弾き奏法で大団円。 fussa_3 後藤さん、大西さん、山崎さん、と一様に喜んでいただけた様で良かったのですが、何故か小安田さんだけは下を向いてうつむきながら弾いています。どういう心境なのでしょうか。 1.また、あんなことして。先輩だけど恥ずかしいな。 2.ここはおどけてないで、しっかり伴奏するでがす。 3.う、うう、今頃昨日の酒で気持ち悪くなってきた。 何にせよ、月曜から3の様な目には合いたくないので、終了後はたしなまずに一人帰りましたとさ。

2018年10月27日(土) 代々木上原 ル・デパール

吾妻 光良 変型トリオ 秋のディナー(?)ショー

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf) 1st stage open 4:00PM start 4:30PM 2nd stage open 6:30PM start 7:00PM

2500円(自由席) +要フード orドリンクオーダー ①Peatix https://azuma-trio.peatix.com ②メール/電話予約(当日受付精算) 【お問い合わせ先・ご予約】 WEB http://nonsuch.tokyo Mail info@nonsuch.tokyo TEL070-4198-2564 辻堂の辻庵さんと並んで我々としては珍しい、ディナー・ショー(?)というか食べ物つきのライヴでお邪魔している代々木上原のデパールさん。これで2回目というか2.5回目というか、0.5というのは別の催しでウチアゲに来たらピアノが置いてあったので弾いてしまった、という程度のことですから、まあ2回目、といった方が正しいのでしょう。 食べ物付きの催しとなると、立ち食いソバじゃないんですから、そう10分とか30分で入れ替えを強いるのも無粋ですので、1時間半弱を2ステージ、と意外なボリュームになりますが、変型トリオの住んでる中央線/京王線からのアクセスは至便で、14時半過ぎという早めの集合もまったく苦になりません。だいたいこの歳になるとそんな時間まで昼寝は出来ませんしね。リハを終えて16時から近所のワインバーのハッピーアワーでビールを飲みながら演目を決めて、定刻通り第一部スタート。 depar2018_1 そう、ご覧の様に結構狭いのです。おそらく最近お世話になっているお店でもこと狭さにおいては随一、ともいえるかも知れません。ですので、リハがちょっと長めに設定されているのも楽器の位置決めに普通より時間がかかるからです。しかし狭い、というのは決して悪いことだけではなくて、仲間の出している音や声、ひいては足音や息遣い、気持ち悪いな、まあ、そういったものももより近くに感じられるため、否が応にも一体感が高まるわけです。そんなこんなもあって、最初は気取って始めたものの、次第に緊張も解けて笑顔での演奏へと変わっていきました。 depar2018_2 何しろ手を延ばせば他人の楽器、というぐらいの距離ですので、つい他人様の領分に入り込みたくなるのも仕方ありません。でもさすがに逆サイドから弾くのは難しいものです。広い世界には、狭い店でこうやって逆側からピアノを弾いてやんや、と喝采を浴びる、そんなショーを日々繰り広げているバンドもあるのでしょうね。 depar2018_3 そんな他人の楽器の領分にズカズカ入り込んでくる様なバンマスは許せねえっ!家出してやるっ!ということではないと思いますが、二部の後半には赤い人が、厨房の奥からピアニカを持ってこんにちわ。マスターの迷惑そうな前傾姿勢が、何とも良い味を醸し出しています。 depar2018_4 終了後は、マスターの手料理でウチアゲる我々ですが、一人黙々と鶏を切る吾妻、この様子はちょっと飲みすぎているのかも知れません。まあ、確かに1日のライヴで30分ずつとはいえ、2回も別の?み屋さんに行ってますもんでね。 depar2018_5 danraku

2018年10月20日(土) 三鷹バイユーゲイト

吾妻光良トリオ

吾妻光良(Vo, G) 牧裕(Bs) 岡地曙裕(Ds)

「10月20日は何の日か知ってる?」 「いや、判らないね。」 「頭髪の日なんだって。10-20で。」 「うっせー!ジジー! おととい来やがれ!」 の様な気軽なエスプリの利いた(?)時間が流れる、中央線地元・南風音楽バーにての定例ライヴです。

open 19:00 start 20:00 料金 2500 (+1 order)

バイユー スケジュール 「えええ、タコ焼きぃ?」 「いいのいいの、今日は何かロックっぽい日だし」 というわけで、慣れたバイユーですから17時にお店に入って、リハを小一時間、何か秋の夜という感じでしっとり、という展開になるかと思っていたら、久々のギター・トリオ、7月の渋谷のクラブ以来という感じの、今日の俺達どことなくロックっぽくね?みたいな感想も抱えつつ、本番前のたしなみは、三鷹駅前のYキ屋さん。タコ焼き三個とビールで400円、というのにつられて、いぶかる牧さんも含め三人ともこのセットを頼んでしまいました。やはり、食うもの食わないと、なかなかロック、というわけにもは参りませんのでね。え? 肉じゃなくてデン粉で良いのか、って? 食ってすぐ燃やすにはデン粉が良いのです。 BAYOU_2018_0 そして開演を迎えたバイユーもお客さんの入りもなかなかロック!な感じです。そうなんです、ガラガラの入りはロックには似合いません。だからロックをジュリーで公演キャンセルです。 BAYOU_2018_1 ロックっぽさを醸し出すには、表情の面でも一定の枠組みを保ってなければいけません。余りニヤニヤ、ヘラヘラしているのはロックではありません。さながら武道館のアリーナを射る様な鋭い視線で演奏する必要があります。 BAYOU_2018_2 しかし、次第に気が緩んでくるといつもの様に、ニヤニヤ、デヘデヘ、的なたたずまいに戻ってしまうもので、気を引き締めて臨もうとするのですが、 BAYOU_2018_3 吾妻以外の二名はロック風味もどこへやら、笑い放題となってしまいました。こんなに笑うこた無いのにな、と思いますが、何を笑っているのでしょうか? 悪口で笑っている可能性が極めて高い一枚、と申せましょう。しかし、初心貫徹、吾妻だけはロック的なアプローチをあきらめてはいませんでした。 BAYOU_2018_4 古くはジミヘンの、いや、ひょっとするとギター・スリムの時代からか、ロック風味と言えば「歯で弾く」奏法は欠かせません。しかし悲しいかな、右手がブレて写っているせいか、ロックっぽいというよりは、げっ歯類っぽい一枚になってしまいました。予想はしていましたが、全般的にはロックというよりは、ご近所っぽい一夜でありました。 danraku

2018年10月13日(土)

吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ 群馬あかぎ公演

もう何年前か忘れましたが、ここ群馬赤城の大間々町の「ながめ余興場」という場所にトリオでお邪魔したことがありました。どんなところか、というと・・・・

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いわゆる「芝居小屋」というヤツでしょうか、中を見るとこれまた趣がある、と言いましょうか、

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凄いですよねー、花道歩きたくなりますねー、三法を踏みたくなりますねー、え、六方でしたか? シッツレイしましたー。東京から赤城までは東武電車で1時間40分強、季節もよろしくなってきそうな秋の土曜日、散策も兼ねて群馬・赤城まで足を伸ばされてはいかがでしょうか?

開場17:00 / 開演18:00 前売 3,000円/ 当日 4,000円

群馬あかぎ公演 FaceBook 問合せ先:スローハンド 小柴和久       TEL:090-3505-5704 これまで過去39年間、Boppersでお邪魔したことのある東京以外の土地を思い出せる限り並べてみると、帯広、札幌、苫小牧、仙台、苗場、長野、名古屋、大阪、神戸、広島、博多、といろんなところに行ってますが、意外に無いのが関東一都六県。あ、所沢は行ったことありましたが、群馬はこれが初めて。今回は車で現地入りする小田島さん+牧さん組と近さんを除いた9名で北千住に集合して、どこか東欧の雰囲気を醸し出す東武の特急に乗って一路赤城駅を目指しました。何か、このガラガラの貸し切り状態、というのが東欧的な雰囲気を更に盛り立てている様にも感じます。 NAGAME_1 今回は主催者でもあり、赤城で楽器商を営んでいらっしゃるKさんの何とも手厚い粋な計らいで、赤城駅到着以降の我々の移動手段は、駅から会場、会場から打ち上げのお店、お店からホテル、ホテルから翌日のお昼ご飯のお店、そして再び駅まで、がすべて貸切マイクロバス、という何かいきなり大スターの気分であります。 NAGAME_2 ちょっと老人会の旅行に見えなくもありませんが、40年代ぐらいから黒人のR&Bバンドもこうやってバスで「チトリン・サーキット」と呼ばれる地方の興行に出かけていたことを思い起こすと、何かこう身が引き締まる思いでもあります。B.B.キングのこんな有名な写真のことも思い出しましたが・・・、 NAGAME_3 だいぶ雰囲気は違いますな。ま、いいか。で、駅からバスで約10分、たどり着いた「ながめ余興場」がこちら。 NAGAME_4 1930年代からこの地にあり、その昔、この界隈がパチンコ産業や織物産業でにぎわっていた頃は、この小屋でひっきりなしに何かしらの興行が行われて人々を愉しませていた、という由緒ある小屋なのです。ところで、Ken Awashima? そう、大阪からいつもの謙ちゃんも遊びに来てくれていました。しかし小屋はどうあれ、先ずは平常心/平服でのリハです。手前右側は主催のKさんですね。 NAGAME_5 そして、リハも終わり、本番までの間は、秋の群馬の涼しい風が窓から入ってくる楽屋で、ああ、こりゃエエ気持っちゃ!と全員でくつろぎます。 NAGAME_6 ますます、チトリン・サーキットからは遠のき老人会やら民宿やら温泉、といった言葉が似合う写真になってしまっているのは否めません。さて、そして定刻になりオープニング・アクトの方々はアイリッシュ・トラッド系の音楽ですが、この余興場の花道で生音で演奏をしておられました。そして終わると我々の出番ですが、これだけの花道のしつらえですので、メンバーからも関係者からもこれを活用しないテは無い、と多くの助言があり、花道から歌舞伎風の登場、とあいなりました。 NAGAME_7 しかし、慣れないことをするものではございません。歌舞伎風の見た目、ということに気を取られすぎたのか、ギター用ワイヤレスがうまく動作せず、まったく音が鳴らないまま、ステージに進んでいく体たらくになってしまいました。どうやら電池切れだったようで、これは音響関係の仕事ならば、顛末書・始末書の類です。まあ、それもこれも一旦始まってしまえば、いつものライヴとそう変わることはございません。 NAGAME_8 吾妻のこの日のギターは、50歳記念に作ってもらったES-298というもので、ジャージーガールというメーカーのものですが、実はBoppersが長年使っているこの譜面台もジャージーガール製です。そして主催者Kさんの古くからの友達がそのジャージーガールのG藤さんで、この日は北海道の旭川から来場されていました。遠路ありがとうございました。 NAGAME_9 一部の最後は、テナーの西川と吾妻の二名で再び花道に出て、太郎冠者/次郎冠者風にジャンプを解釈して、とちと無理があった様にも思います。 NAGAME_A そして、終演後は再びマイクロバスで打ち上げ会場へ。「牡蠣のカンカン焼き」おいしゅうございました。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。 NAGAME_B 翌日は、これまたマイクロバスで地元で有名なうどん屋さん(?)、ソースかつ丼屋さん(?)の「しみずや」さんにお邪魔しました。ひもかわうどん、って知ってますか? 太ぉいきしめん風のうどんなんですね。どれぐらい太いか、というと・・・ NAGAME_Y コーゾーの顔がほぼ隠れるぐらい太いわけです。ま、遠近法ではありますが。 NAGAME_X そんなこんなで、本当に、と何度言っても言い足りないほどお世話になりました、群馬の皆さんありがとうございました、ナマステー、とつぶやきながら北千住方面に戻ったジジイ達でありました。