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2017年11月18日(土)
別府 カッパーレイヴンス

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

何とありがたいことにだいぶ以前にsold out、というお話を伺っていたので、敢えてこのページには掲載していなかったのですが、地元の方々から「本当に来るのか?」「バンド詐欺ではないのか?」との噂も飛び始めているそうですので、掲載に踏み切りました。ちゃんと伺います!

カッパーレイヴンス HP

持つべきものは友人、という言葉もありますが、今年の3月頃、日本ブルース界の後輩にして「弁ブルースの貴公子」の異名を持つ大内コージから吾妻に電話があり、
「吾妻さん、別府ば行かんけんね?」
という誘いがありました。我々、バッパーズはもちろん小編成も含めますと、それはそれはいろんな場所で演奏させて頂いてます。お寺に神社、お座敷に河原、町内会に落語会、と枚挙にいとまが無いわけですが、残念ながら温泉地で演奏したことだけは無いのです。ですので地方ツァーの帰りなどに熱海辺りを通過する度に、あー、誰か温泉とか呼んでくれないかなー、などとつぶやきながら通過するわけですが、いや、そんなところにこのお話ですので、イヤです、などと返答するわけもなく一つ返事でオッケー、更に主催のK谷さんの話では、発売開始から一日半でソールド・アウト!? ほ、本当でしょうか?外資系ファンドが仕手株のTOBとか(意味不明)ではないのでしょうか?

furo

大分空港に着いてお昼ご飯を食べて、ホテルにチェックイン、リハまで一時間を切っていますが、ホテルはビジネスとはいえ、大浴場/露天風呂付、温泉に淡白な牧さん以外の3人は電光石火の勢いで浴場に向かいザッブーン!ああ、フワア、ええキョッちゃ、とすっかりくつろいでしまい、部屋に戻るエレベーターの中でも”夕飯は何時だっけ?”とつい温泉旅行気分になってしまいました。

COPPER_0

今回の会場、カッパー・レイヴンスの二階から撮った写真で、何とも全容が判らない写真ですが、何とここは昭和38年に出来た建物で昔はダンスホール?キャバレー?的な場所だった様ですが、今のオウナーのH野さんになる数代前からライヴなどが行われる様になったとか。

COPPER_1

すっかり陽が暮れた店の外の感じも何とも不思議なアヤしい感じです。

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そして、主催のK谷さんが選んでくれた、店から極近の居酒屋さんでたしなみタイム。カウンター席が予約で埋まっていたため、座敷に横並びで座りましたが、どことなく病院の待合室の様でもあります。

COPPER_3

そしてこちらは、これまた由緒あるたたずまいの3階にある楽屋。壁に置かれた様々なLPがいい感じをかもし出しています。

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さて、早速始まったライヴ第一部、確かにかなりの大入りでして外資のハゲタカ・ファンドに騙されたわけではなかった、とホッとしました。え?ジジイ、真っ暗で何も見えないよ、って?はいはい、明るい写真で見るとこんな感じ。

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まあ、我々も確実に年齢を重ねてきているので、演奏中の表情も多少シブく、というか険しくなりがちです。しかし、この牧さんの表情はシブい、というより放心している感じです。

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あれ?岡地さんが写ってないじゃないですか?とのご心配は無用です。お前はキース・ムーンか、というぐらい楽しそうに叩いております。

COPPER_7

さて、そしてアンコールの最後はここ数年の小編成では定番のほぼ生音・トルバドール・ショー、改造電池アンプの装着もすっかり慣れてきました。

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もう、練り歩くには最適、と言っても過言ではないこのカッパー・レイヴンス、二階席や通路席のあちらこちらをめぐりながら歌い弾きましたが、ステージに残された3人には何も聞こえず、岡地さんは「おーい!今どこにいんのー?」と叫んでいました。

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そして、終了後は色々お手伝いして頂いた方々や残ったお客さんの方々と記念撮影。こんな素晴らしい催しとなったのも地元の皆さんの温泉の様な温かい協力があったからこそです。

COPPER_A

お店にケータリングを入れて、そのままお店でのウチアゲにつながりましたが、途中で地元のブルース愛好家達によるセッション大会が始まり、私と早崎さんも参戦。ここのセッションは共用で用意されたギター二台がワイヤレスでアンプにつながっているため、自由にギターを動かせるので、はい、次はキミね、と渡されると有無をいわさず弾かざるを得ない、というのが新しいところ。

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セッションでは定番のストーミー・マンデイ、吾妻は年齢なりの頑固さで、「あのなっ、そうじゃない!T・ボーンはこうやって弾くんだっ!」と、またまた自分の殻に閉じこもっていた様です。

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そしてウチアゲも終了、別れ際に主催者のK谷君に抱きつく我々ですが、あれ、また岡地さんがいない、とご心配の方、大丈夫です、大分のブルース喫茶にハシゴしに行ったのでした。若いなー。

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danraku

2017年11月4日(土)
四日市 VEEJAY

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

opening actアイシーゲイト

TOBY前田(Vo, Gtr) 山本ヒロミ[B,vo] とよちゃん[Drs]

四日市のジャズスポットに初めてお邪魔します。アイシーゲイトの前田さんは旧い知り合いです。

【START】PM8:00 【CHARGE】前売4,000円/当日4,500円

VEEJAY ホームページ

まあ、こう長く活動しておりますと色々なところに知り合いがおりましてありがたい限りなのですが今回はその昔、高円寺次郎吉で働いていた、四日市在住・Toby前田氏の口利きで、ジャズ喫茶”VEEJAY”の30周年にトリオでお邪魔いたしました。経費の問題からトリオ+1で行けないのは残念ですが、さすがに雨男がいないだけあり、土日ともに快晴~秋晴れでした。
実はこのVEEJAYさん、二階がイタリア料理屋さんでその店が営業している間は余り大きな音が出せない、という事情があります。ですので、オープニング・アクトのTobyさんのバンド、「アイシーゲイト」と我々の一部はそこそこ小さな音で演奏する必要がある、という事前のお話がありました。ただ、電気の力を借りてしまうとついつい音量は大きくなってしまいますので、この日はギターにこんなリゾネーター・ギターという音が共鳴するものを投入し、牧さんはウッドベースを生音で、岡地さんはドラムを指で叩く、という作戦で小音量化に努めました。

DOBRO

「でも何ちゅうかさあ・・・、これだと二部の感触が判らないよな。」
リハを一応終えた我々ですが、エレキ育ちですんで一度もアンプから音を出さないと本番がどんな感じになるのかまるで掴めません。ちょっとぐらいなら大丈夫だろう、とアンプから音を出して1曲だけ試していると、まだ1コーラス終わらないうちにコックさん然とした服を着た方がダダダッ!とドアから店内に入ってきて
「おい!これだと低音がデカいからなっ!宜しくなっ!」
と言い捨てて出て行きました。おお、油断大敵です。きちんと小音量で演らないと。
さて、リハを終えて本番までの間は宿にチェックインを済ませてからアイシーゲイトの面々と四日市の街をたしなみに。Tobyさん、照明の都合でゆで卵みたいな写り具合ですが。

VEEJAY_0

Tobyさんが事前に色々と飲み屋の情報を教えてくれましたが、折角ですので地元で知らない方はいない、という定食屋/居酒屋さんに行きました。ここの名物は「トンテキ」とおカミさんがいつも不機嫌、ということだそうで、トンテキは存分に味わえましたが、おカミさんはこの日は厨房に入りっぱなしで残念ながら目撃できませんでした。この店ではもっぱら、中部地区は日本のテキサスだ、という我々の持論で盛り上がりすっかり勢いづいた状態でVEEJAYに戻り、先ず一部はアイシーゲイトのステージ。

VEEJAY_1

アイシーゲイト、という名前は実はその昔、夜中の次郎吉でTobyさんが何かいいバンド名は無いですかね?と尋かれて、どれどれ、ほう、アルバート・コリンズが好きなのか、だったらアイスとかいう名前が入らないとな。で、あとは?ほうほう、ゲイトマウス・ブラウンも好きだと、そしたらもうアイシーゲイト、これっきゃ無いだろ、と極めて安易に私がつけてしまった名前なのですが、テキトーな名前にもかかわらず、ジャズ風味のブルースをシブく、しかも楽しく聞かせる大変良いバンドであります。中部地区の方は、是非ご一聴を。

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我々も大変珍しいほぼ生音ライヴと、いつも通りのエレキライヴの二部構成で楽しく演らせていただきましたし、30周年を迎えたVEEJAYさんにも、そこそこ喜んでいただけまして、良かった良かった、です。最後にベースの山本さんは先に帰られてしまいましたが、アイシーゲイトの面々と一緒にハイ、チーズ。またご一緒したいものです。

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2017年10月28日(土)
代々木上原 ル・デパール nonsuch.tokyo #0

吾妻光良 変型トリオ
吾妻光良(Gtr,Vo) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

代々木上原の仏蘭西料理店でのディナーショー?
サパー・ショー? とにかく飲食ありのライヴです。

2ステージ入替制
1st stage
open 4:00PM start 4:30PM
お店のHP、並びに一部のチケットお申し込み

2nd stage
open 6:30PM start 7:00PM

お店のHP、並びに二部のチケットお申し込み

3800円(自由席) + 要フード・ドリンクオーダー
会場 ル・デパール 東京都渋谷区上原1-36-15
未就学児童入場不可

【お問い合わせ先】
Mail info@nonsuch.tokyo

またもや、台風が来ようかという週末、もう仕方ないよねー、雨男を飼ってる様なもんだからねー、とあきらめ気分で辿り着いた代々木上原、しかしそんな曇り空の下、駅のすぐ近くに佇む仏蘭西料理店の「ル・デパール」さん、この右端のKOKUYO、という見慣れたロゴが無ければ、最近の牧さんの第二の故郷(?)パリなのか?と錯覚してしまいそうないい感じの風景です。

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実は、吾妻と牧さんがお店に来るのはこれで二回目、初回は昨年末の落語会のウチアゲでお邪魔しています。決してそう広くない店内ですが、こうしてエレピもウッドベースもきちんとそれなりに無理なく店内に収まっています。

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一回目のライヴは16:30開演でしたが、さすがに悪天候によるキャンセルの方もおられた、とかでちょっと寂しめの入りでしたが、折角ですので各メンバーによるお客さん最小履歴を自慢しあったりして、アットホームな雰囲気で進みました。

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まあ、代々木上原駅前のレストラン、ということもあり、それほど大音量で演奏するわけにも行かないよね、と吾妻のこの日のギターは見た目ロバート・ジョンソン風のFalidaというブランドのアコギにピックアップを臨時でつけたものです。普段のエレキとはまた一風違った雰囲気は、さながら仏蘭西料理と和食という組み合わせの様な、あ、そうそう、このデパールさん、実は夜になると蕎麦も出しているそうで、この吾妻と牧さんの後ろの白幕の後ろはソバ打ちコーナーなのです。

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そんなこんなで段々、ノリノリになってくること自体は悪いことではないのですが、

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アコギのストラップというのは多くの場合、ヒモでネックに結んでおり、それがほどけてしまいました。何とか修復しよう、とやっきになっている様ですが、どうにも馴れていません。どのみち馴れていたらほどけたりはしないのでしょうが。

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どうでもいいけど赤いのはもう仕方ないですし、許せますがこのTシャツは何なのでしょうか?もはや溶解、いや妖怪じみております。

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そして人生は数奇なものでして、牧さんは以前の職場関係の方がたまたま見に来られて、旧交の温まる一夜ともなりました。

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さあ、お世話になりました、帰りましょう、という段になって写っている左端の御仁は、ホッピーズの富山君、帰りすがらの中央線ではとある商談(?)、笑談(?)がまとまったようです。どうでもいいけど、写真に写る時は頭上の照明に注意が必要ですね。

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danraku

2017年10月21日(日)
大阪 梅田アズール

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

大阪の中心地、梅田のオッシャレーなジャズバーにお邪魔します。この秋、ジャズづいている、と言っても過言・・・かな?

アズールさんのHP
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「おいおい、また雨だ、しかも土砂降りだぜ。」
「何か今年って雨多いよなぁ、誰のせいだ?」
「あ。そ、それは、わ、私のせいではないのかと・・・・・。」
当日のお昼どき、東京駅の新幹線ホームにたたずむ吾妻、牧、早崎の三名でありますが、この悪天候の責任はすべて自分にあります、と認めたのは真っ赤ないでたちのピアノの方。確かにこのページに登場する我々も知らない活動領域、老舗のブルース・バンドのRラー・Kスターやら、仕事の付き合いのGルフでもすべて雨に祟られているという彼なのでした。
まあ、そうは言ってもどんな天候であれ、呼んで頂ける方やお店がある限り行かなければならないのが、我々の当然の務めであります。東京から一路新大阪に向かい、降り立った梅田駅前、常日頃お世話になっている現地ボランティア・マネージャーのKちゃんに案内してもらって、何とか土砂降りの中でも濡れずに済む道を通ってお店に到着。1時間強のリハを終えて普段なら地元の飲み屋に繰り出すのですが、さすがにアズールはお洒落なジャズハウスですので、先日のモーション・ブルーと同様に賄いのご飯が出てきました。それを頂いてしまった我々なので、お腹も一杯になりましたが、とはいえ、本番までまだ1時間半、楽屋にずっといても仕方ありません。Kちゃんの道案内で地下街に出向いて見つけたのがこんな店。

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「あ、ワインってグラス300円なんだよね?」
「あー、店ん中は500円ですぅ、ただ、外は300」
「あ、じゃ、外で飲む。」
なかなか、大阪らしいコスパの良いお店でした。

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さて、迎えた本番、ご覧の様にお洒落な店内なのです。いつもよりも、ちょっとジャズっぽさを意識した演目、うまく行ったでしょうか、それとも演者側の勝手な思い込みだったでしょうか?すべては謎のままです。

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ここ、アズールですが、こちらから撮った映像は実はテラスというか、ベランダから撮った画ですね。今年は雨も多くて寒い日も多く、更にこの日は土砂降りでしたので決して最高のシチュエーション、とは言い難いかも知れませんが、タイミングが良ければ、過ごしやすい秋の名月の下でジャズを聴きながら彼女とワインを、なんていいですねぇ。是非、来年のそういう時期にアベックの夢を打ち砕く様なハードなブルースの一曲も唸ってみたいものです、あ、嘘ですよー。

danraku

2017年10月14日(土)
横浜モーション・ブルー

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

ゲスト 国分 友里恵(Vo)

昔だったら定年ですが、まだまだ元気!
結成38年のジャンプ・バンドの2年7ヶ月ぶりの来モーです。

久々の横浜モーション・ブルー、歌姫・友里恵さんをお迎えしていつもよりジャジィーにシャレオツに、という夜になるかも。なお、演目は一曲を除いて一部、二部、まったくダブり無し、という噂も(*)

(*)ライヴ活動は、主にメンバーの体力や記憶力、更に近年の演奏能力などにより大きく変動します。
したがって、現時点では当日の演目内容を必ずしも保証するものではありません。

[1st] open_3:15pm / showtime_4:30pm

[2nd] open_6:15pm / showtime_7:30pm

Music Charge \4,500

モーション・ブルー・ヨコハマ HP
MBY_2

秋を通り越して冬の様な冷たい雨の中、久々の、二年ぶりの港ヨコハマ、モーション・ブルー。この二年で楽団も様変わりといいますか、前回は牧君ですら50代だったのにいまやメンバー12名のうち10名が還暦越えとなってしまいました。

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齢を取って縮み始めているメンバーがいるからなのでしょうか、ちょっと狭いんだよね、と思っていた楽屋にこうしてきっちりと12人が収まってしまうのが、ちょっと不思議であります。でも、吾妻のオシャレ心が判りますでしょうか?モーション・ブルーですからね、青シャツなわけですよ!

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何しろ、モーション・ブルーのステージ正面には青文字で書かれた”Motion Blue”のロゴがかかっているわけですから、このコーディネートは相当印象的なものとなるはずで、と思ったら意外に照明によってはロゴが見えないんですね。残念。

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おっしゃれー、というならやはりゲストの友里恵さんですね。何と言うのかな、ステキな模様のワンピースで・・・、もう少し言いようがあるんでしょうが、当方の服飾知識の限界であります。友里恵さんとは学生の頃からのつきあいですが、彼女の記憶によるとこれで4回目の共演だそうで、ということは、おそらく全回、友里恵さんゲストでお届けしているんでしょう。

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一方、まったくオッシャレー、ではない面々、別に衆院総選挙を前にステージから政治的なメッセージで檄を飛ばしているわけではありません。「大人はワイン二本まで」の途中の「カーンパーイ!」というコーラスのところだと思われます。

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モーション・ブルーさんでは一部と二部の間にまかないが出るのが嬉しいところ。こんな様子でくつろいでいた我々ですが、さすがにレストランらしく、事前にお店の担当者のYさんから「食物アレルギーなどある方がいたら教えてください」と言われていたので、そういえば小田島先輩はキノコがダメだったな、と思い出し、外していただきました。
「小田島さん、キノコってアレルギーなの?」
「違う違う、子供の時『怪獣マタンゴ』っていう映画見てトラウマになっちゃってさ。」
すみませんでした、アレルギーじゃなくてトラウマだったみたいで、と一応改めてYさんに説明したところ、マタンゴって何だろう?と調べてしまったYさん、ネットでこんな画を見つけてしまい、この晩、この三輪車に乗る悪夢をご覧になったそうです。

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さて、止しゃあ良いのに、吾妻はまたまたギターを、これで39台目となるギターをまたE-Bayで見つけて買ってしまい、この日がそのお披露目です。21,624円と激安ですが、トラ目のテレキャスターもどき、ふふふ、こんな珍しいモノはなかなか無いな、と悦に入って弾いてたわけですが、「何か、模様がギターというより机っぽいな」だとか、「いかにも表面に何か張りました、っていう感じが安いな。」とか散々な言われ方です。物の価値が判らない人達が哀れでなりません。

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二部の最後はこのテレキャスもどきを電波で飛ばして、ワイヤレス・トルバドール・ショー、広いお店だと練り歩き甲斐があります。

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類は友を呼ぶ、ということでしょうか。私に続いて西島さんも客席に降りてきまして・・・、

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更に三平までも。徘徊ではありませんよ、トルバドール・スタイルです!

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最後は冨田までも、と言いたいところですが、この最後の「ゴミの日」での冨田のソロは何と12小節しか無いため、歌戻りに間に合わない!と最後は走りながらソロを吹いていました。何はともあれ、オシャレに磨きをかけて(?)またお邪魔したいものです。

danraku

2017年9月30日(土)
渋谷クアトロ

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

T字路s 秋の2マンツアー “PIT VIPER BLUES”

のゲストとして登場させて頂きます!

T字路’sさん。だいぶ昔に多摩川沿いのお茶屋さん(?)居酒屋さん(?)でご一緒させて頂きましたがそれ以来です。しばらく見ないうちにすっかり大きくなられて楽しみです。

tjiro

17:30開場 / 18:30開演
料金 前売 \4,000 /当日\4,500 (税込)
整理番号付 ほかドリンク代\500

クアトロ・HP


さて、T字路sさんとの共演、実は当初は我々の出番が後だったのですが、ある日先方から連絡があり、大変申し訳無いのですが、我々が先でも良いでしょうか?という打診がありました。こうしたライヴというのは”逆リハ”というのが鉄則で、先に出る楽団が本番直前にリハをやることになっていますので、我々が後に出るとなると、リハが終わってから本番まで五時間近く空く、ということでそんなに飲んだら倒れる、とか、寝ちゃう、とか、スタジオに行くか?えええ、嫌だよお、と大騒ぎだったので、我々的にはこれはいわゆる「渡りに舟」「瓢箪から駒」「果報は寝て待て」という大朗報となりました。ただ誤算だったのは、今度は時間が無さすぎたのに加え、T字路sさん側のご配慮なのか、何故か楽屋に弁当があったため、それを食べながら持ち込みのワインなどをたしなむ、というちょっと貧乏くさい楽屋風景となりました。どうでも良いですが鏡があると撮影しているコーゾーの姿まで写るのでより沈滞した楽屋のムードが伝わる感じがします。

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さて、ということでオープニング・アクトですからいつもの様にのんびりとインストから始めるというのもいかがなものか、そしてT字路sさんのツアーのタイトルはマムシを意味するPIT VIPER、更に先日の大宴会のウチアゲでお客さんのリクエストで歌って改めてその良さを認識したエルモア、と三拍子揃ったこともあり、一曲目は異例の「サイドワインダー」での登場となりました。途中の展開で登場するエルモアにちなんで投入したこのアコギは近所の古道具屋で800円で購入したノン・ブランド品ですが、ピックアップをつけて弾くとまさにエルモアの音がするのです。(自慢)

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何度も語っていますが、吾妻の人生の大きな目標の一つは所有ギター37台を年間でなるべく満遍なく使う、というものですから、アコギで登場した以上、本編で使うものはなるべく見た目のかけ離れたものが良いな、ということで、ロック味満点のストラトキャスター米国製(自慢)を投入しました。皆がピースマークを出しているのはウッド・ストックでロックな雰囲気だからでしょうか?それとも「大人はワイン二本まで」と言ってるのかな?

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しかし秋口とはいえど猛烈な汗のため、ここでやむなく上着を断念、ただ、スーツからシャツに変えても、そのせいでよりロックっぽく見える、というわけでは無いことが判りました。

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そして、我々のアクトが終わったアンコールでお呼びしたT字路sのタエコさん。どちらかというと粗野なブルース調の曲に乗せて激しく歌う、というミシシッピ綿花畑的なイメージの強いタエコさんですが、曲りなりにもこうして大編成の男どもを従えるといかにも都会の歌姫、といった風情が醸し出されるのが面白いところです。

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とはいうものの、持ち前のド迫力唱法、強力シャウトはタエコさんならでは。私のみならずバンドメンバー全員、度肝を抜かれていました。

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何だかんだもう30年前ぐらいの曲になるみたいで驚きましたが、一曲目はその昔、服部恭子嬢とのデュエットで吹き込んだ「人間だって動物だい」、悪い曲ではないと思いますが、ソロの間が何とも手持ちぶさただな、ということになり、ソロ後半ではタエコさんと二人で、「動物踊り」を披露いたしました。

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ちなみにこれは「クマ」のところですね。あと他にも「イヌ」と「ゾウ」と「トリ」があります。続いて二曲目はベッシー・スミス作、ダイナ・ワシントンも歌っている”Send to the electric chair”=電気椅子。もしも『ブルース/R&B訳詩大賞』があったなら、間違いなく2017年はこの曲がぶっちぎりでグランプリ、というタエコさんの訳詩がそれぐらい素晴らしい一曲で第一部はおしまい。この後、第二部では何と、T字路sさんとしては誰一人サポート・メンバーを加えず二人だけで二部を敢行しました。素晴らしい勇気です。というか、それを見ていた私は、1950年代にライオネル・ハンプトンが18人のフルバンドで出演してクラブ中を沸騰状態に盛り上げた後に、たった五人で出たルイ・ジョーダンがすべての観客の心をワシ掴みにして帰っていった、という話を思い出しました。

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そしてウチアゲでは、タエコさんね、アナタ、歌も良いけど訳詩!訳詩が凄いよぉ!という話を10回以上はさせて頂いたでしょうか。「うっせー、じじい!」とも言わず最後までつきあってくれたタエコさんでした。一方、我々の恩人でもあり、色々とお世話になったものの、何故か軽口を叩きたくなる日本のレナード・チェス、ことヴィヴィッド・サウンドの長野社長とも久々にお会いして楽しい夜となりました。

danraku

2017年9月17日(日)
大宴会 in 南会津 2017

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

しまった!毎年あんなにお世話になっているのに油断してたらもう告知が始まってました!
我々が日本で一番愛してやまない野外フェス、と言っても過言ではありません。是非、お暇なら!

大宴会 トップページ

何かヤバいことになってきたなあ、この前のすみだジャズの二の舞か?と思わざるを得ないそんな進路予報のもと近づいてきた台風18号、前日16日の9時発表の予報図では、しっかりと福島がその射程内に入っています。

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「愛してやまない」フェスが中止になってしまったらこんな悲しいことはありませんが、とりあえず祈る様な気持ちでいるなか、一日早く現地に入っている岡地さんからの情報だけが頼りです。

9/16 16:20 from 岡地
主催者のIさんから。

>やります! その予定で準備してますが、もし中止に
>するとしたら今日の18時頃に連絡します!

との事でした、進捗有ればメールします。

9/16 22:09 from 岡地
今、会津田島、曇りです!

9/17 11:19 from 岡地
こちらは、秋空、曇り空の下、徐々に人か増えてるなか、
マダムとアサちゃんとのリハも終わり、まったりしてます。

9/17 12:02 from 岡地
緊急報告!!11時50分からざんざんぶりです。

9/17 12:23 from 岡地
12時10分雨止みました~(^ー^)

新宿から東武線直通乗り入れのスペーシアに乗った、吾妻、牧、早崎の三名ですが、途中小降りになったりザンザン降りになったり、というのに一喜一憂しながらも、きちんと定時に会津山村道場駅に着きました。そして、そこには毎年大変お世話になっているTさんが迎えに来てくれています。
「どうですか?持ちそうですか?」
「ああ、何とか今のところは・・・。この後ですよねー。」
現地まで行って中止、というのもこれまた寂しい話ですが、もうここまで来たら出来ることは何もありません。コテージに行って、ヒックスヴィルのお三方とアンコールの一曲のリハーサルをして、会場に行って昔からの知り合いの出店に行って・・・、そんなこんなの中でも何とか奇跡的に天気は持ってます。少なくとも、そぼ降ってはいるものの土砂降りにはなってません。恒例のステージでの乾杯、ヒックスヴィルのステージ、我々の準備、我々のステージ、最後のヒックスヴィルとのアンコール・・・、持ちました!全部滞りなく終えることが出来ました!日頃の行いの賜物です!あ、俺たちの行いじゃあ無いですよ、ボランティアのスタッフの皆さんの日頃の行いの賜物です!大宴会、素晴らしい!
そして、迎えたウチアゲ、こんな嬉しそうな顔をしたジジイ達は幸せ者です。

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すべての催しが終わると、さぁて出番がやってきたか、という様子で夜中にはゴオゴオと嵐が吹き荒れて、朝の記念撮影の少し前に広場の大木が倒れてきたりとか大変な事態にもなってたりしましたが、それでも空を仰げばこんな青空。

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セルフタイマーで撮ったら我々の姿は画面の下側にしか写ってないのですが、主役は我々ではなく、この台風一過の青空、ということなのでしょう。主催のIさん、Tさん、ヒックスヴィルの面々、初めて会ったカジさんなどに別れを告げて帰路に着きましたが、来年の大宴会、もう今から楽しみです!

2017.08.12(土)
高円寺ShowBoat 24周年企画

~2017年夏!トリオ×3!~

showboat

吾妻光良トリオ
吾妻光良(vo.g) 牧裕(b) 岡地曙裕(ds)

パンチの効いたブルース
マダムギター長見順(vo.g) かわいしのぶ(vo.b)
GRACE(vo.ds)

SHOKA OKUBO BLUES PROJECT
大久保初夏(vo.g) 芹田珠奈(b) 其原誠元(ds)

ショーボートは24周年、その頃、男女雇用機会均等法も施行から31年経っておりますので、こうしたトリオ3組という催しでも女性対男性の比率は5:4と女性の方が優勢となっております。おっかねえ、いや、すばらしいことですね。

open 18:00 /start 18:30

前売 \4,000/当日 \4,500(+1Drink \600)

showboatのHP

さて、トリオ3組というこの企画、我々がお店に着いた頃は丁度、パンチの効いた姐さん達のリハーサル中でしたが、実は長見順さんはこの日をさかのぼる二週間前ぐらいから腰痛に見舞われていて、何でも1週間とか10日とか寝込んだあげく、整体に通って何とか会場までたどり着けた、という散々な状況でした。
「あ、順ちゃん、腰どうした?」
「うー、何とか動けるけどまだ痛くて。吾妻さん、膝は?」
「あ、だいぶ良くなったけど俺も気をつけてる。」
「おっはよーございまーす!」
「あ、初夏ちゃん、久しぶり。初夏ちゃんは痛いところとか無いの?」
「ありませーん。」
そりゃ若いし、無くてあたり前。今からあったらヤバいす。

showboat_1

リハも終わり、高円寺の四文屋でたしなみ、初夏ちゃんバンドとパンチ姐さん達を聞いて、我々は三番手。年間の投入ギター・スケジュールにより、この日は自宅近所に少し前まであった古道具屋で買った、800円の謎のアコギです。ニューオリンズで購入したピックアップをつけるとなかなかエグい音がするのです。

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しかし意外にも、こうやって3人並ぶと初夏ちゃんソリッド、順ちゃんセミアコ、吾妻がアコギ、とそれぞれ年代別の特徴が出ていて、見た目としてはなかなかの取り合わせでした。

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そして、こちらはアンコールの時のステージ下手側ですが、何とベーシストも3人、ドラマーも3人、つまり全員登場して、歌が変わるところの4小節のブレイクで交替する、という初の試みに挑戦。まあまあ、うまく行ったのではないでしょうか。

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最後はフロント3人でコーラス、さすがにこうなると思いっきりアコギ、となると何故か一人だけフォークの人だか何だか判らない人が混じっている、という風にも見えたりしますが。

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好評につき、アンコールの二曲目は、三人だけでロバート・ナイトホークなどで知られる”Moon is rising”で、幕を閉じました。

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終了後は全員で記念写真、あ、初夏ちゃんのとこのベースの芹田さんは用事があって帰った後でしたが。芹田さんはこの後3ヶ月ぐらい海外に語学留学、更にドラムの其原君はもっと長く渡米されるので、このバンドとしては一旦、どこかで区切りがつくそうですが、まだ若いからねえ。パンチの姐さん達も、もう15年一緒にやってるそうですし、我々などねぇ、40年近く演ってるわけですから、何とでもなります、ハイ。

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その頃、同じ8月12日(土)、神保町では・・・

マジカルコネクションvol.63 ~男たちの晩夏

出演/石田力、スチョリ(ラリーパパ&カーネギーママ)、
早崎詩生(吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ)、スーマー

会場/神保町試聴室

開場/19時 開演/19時30分

料金/予約3000円、当日3500円(1ドリンク込み、スナック付き)

視聴室のHP


折りしも都心のど真ん中でデモ隊、警察厳戒態勢の中、赤い姿で尋問を受けることも無く無事会場にたどり着きました。いつもながら試聴室さんのピアノはとても良く鳴り、よい環境でのピアノを叩いてまいりました。ピアノの上に楽譜のような紙が置いてありますが見栄です。深呼吸してからとか大きな音でとか早くとか書いてあります。敬愛する銀座ピアニスト多城康司さん(40年間も銀座で演奏!ニューオリンズにだってシカゴにだっていないかも!)を始め、お盆にも関わらず来ていただいたお客さまありがとうございました。

RED_SIO
danraku

2017年8月6日(日) 川崎クラブチッタ

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

Closing Act:
Panorama Steel Orchestra

HOT RIVER RECORDS 10周年企画
バッパーズ的納涼大宴会 in CLUB CITTA’

『座って見よう、バッパーズ!!』シリーズ
最終回は真夏です!!

翌日は月曜だしなぁ、という貴方、貴女に
朗報!午後に始まって夜の早いうちに
終わりますよー!

開場:15:00 ?/ 開演 16:00

前売り¥5,940/当日¥6,480
+ 1ドリンク¥500

主催:Hot River レコードHP
 
CITTA_1

さて、夏も真っ盛りの川崎、折りしも迷走台風5号の影響で、この夏一番の暑さとなりまして、リハが終わって、どこかにちょいとたしなみに行こうか、という我々も屋外に出た途端に「光線に殺られる宇宙人」的な様相を呈していました。もちろん、この炎天下を長時間うろつける体力はありませんので、プチたしなみはチッタの隣のジョナサンであります。ジョナサンで得た最大の教訓は、
「ミニピザは 思っていたより でかかった」
でしょうか。

CITTA_2

さて、チッタは普段滅多に演らない様な大会場であります。大きいということは、色々と工夫し甲斐もある、ということでして、この日は客席右側にある臨時の搬入路を開けてもらい客席から乱入しました。

CITTA_3

これはまだライヴが始まって間もない頃の写真かと思われますが、いや、いくらチッタが冷房が効いている、と言ってもこの上着を着ていると次第に意識が遠のいてきます。結局数曲終わったところで、

CITTA_4

この様に赤シャツ姿になりました。これは
「君らは良いよな、ずっとシャツだけだから」
と言うことを言い合っているのでしょうか、それとも、え?明日月曜日だけど夏休み取ったの?何を、この裏切り者め!という会話なのでしょうか、今となっては良く判りません。

CITTA_5

この吾妻は一体、何を苦しがっているのか、というとBoppersでは随所にコーゾーさんのセリフが入る曲がありまして、まあ時折、突拍子も無いことを言うもんで歌えなくなってしまうこともあるのですが、この時はセリフがおかしいのではなくて、セリフを言おうとしたらマイクのコネクターが抜けてしまい、それを必死に戻そうとする慌てぶりが余りにコントっぽくて笑いを押さえきれませんでした。

CITTA_6

さて、折角広い会場、また、ワイヤレス・システムも2万円台のものに更新して間もないので、アンコールはワイヤレス・トルバドール・スタイル。電気の力を借りるのは邪道ですかね?え、そんなことは無い?でっすよねー。

CITTA_7

その頃、ステージ上ではそれを呑気に見物する他のメンバー、あまつさえ演奏中にスマホで撮影する輩までおる、という状況でありました。

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すべてを終えて、ウチアゲは川崎商店街の中華屋さん、なかなかのコスパでありました。ま、写真はいつでもどこでも同じなんですけどね。あ、パノラマ・スチール・オーケストラの皆さんもありがとうございました。

6/24(土) 札幌ベッシーホール

札幌ステーキハウスの名店、ベガーズ・ハーレム提供

吾妻光良トリオ

吾妻光良(Gt,Vo)、牧 裕(Bass) 岡地 曙裕(Drs)

open 18:00/start 19:00

前売り\4,500 + 1drink/当日\5,000 + 1drink
ベッシーホールHP


さて、ベガーズ・ハーレムのボス、こと近藤さんの企画・運営によってお招きいただいた二年ぶりの札幌、会場は名前は前から知っていましたが、実際に来るのは岡地以外の二人は初めて、というベッシーホール、広さで言うと、そうだなあ・・・、1.5次郎吉ぐらいでしょうか?でも、さながら渋谷クアトロの様に立派なステージがあったりします。

Bessie_1

開演前は狸小路とかいう商店街の外にテーブルが出ている居酒屋で生牡蠣や焼き鳥を食べたり、レモンハイを飲みながら夏前の札幌を満喫しましたが、お店に戻ると結構なお客さんが来ていらして、何か噂によると130名の方々にお越し頂いたそうで、本当にありがたいことです。
Bessie_2

にしては、牧さんと吾妻はスツールのまん中にテーブルを置いてもらってワインなどを置いたりしているのは、何か生意気な印象もあり、感じ悪いですね。

Bessie_3

しかし、久々の札幌なので一生懸命演らせて頂きました。そのせいで放心状態なのか、アンコールの頃には何とも三人の表情がバラバラで統一性に欠けていた様子が見て取れます。悲しそうに譜面を見る牧、汗をぬぐう岡地、どこを見ているのか良くわからない吾妻、ご来場の方々から満場の拍手を頂いているにしてはどうにも生意気に見えます。気をつけたいものですね。そして今回は残念なことが二つ、一つはウチアゲの後に盟友・松竹谷清のお店、バイーアに行ったのですが、明日が早い、ということで既に閉店していたこと、もう一つは先日導入したタイムラプス撮影アプリ、ものの見事に操作に失敗して一枚も写ってなかったこと、でした。また、次回は謙虚な心を忘れずに失礼の無い形でお邪魔したいものです。

danraku

2017年6月18日(日)
渋谷 O-West

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

「やついフェス」という、渋谷のいろんな
ライヴハウス何店舗かでまたがって開催
される大きなフェスがあるのです。
ご縁がありまして、そこでワン・ステージ
演らせて頂くこととなりました。

予定出演時間:15:10~15:50

やついフェスさん スケジュール・ページ


さて、良く判らず呼ばれるままにたどり着いたO-Westですが、
「O-Westって俺たち演ったことある?」
「無い無い、やったことあるのは0-Nest!」
「いや、そりゃO-Eastだよ、誰々のパーティーで」
いつもの様に記憶もワチャワチャのまんま楽屋に入っていくと・・・、ああ、ここ来たことある! 本当に人間の記憶はあいまいなものです。

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おお!元気か!赤は超膨張色、いつもより太って見えるのが残念ですが、吾妻がこの様に喜んでコーゾーに声をかけているのは、実はコーゾーが病みあがりだからです。突然の体調不良で何と10日間近く入院していて本日が初復帰ライヴ、5日間の絶食という苦行もあり、入院中にメンバーに送られてきたメールは、
「5日間の絶食で早くご飯食べたいです。酎ハイのことを忘れてしまいました。このまま忘れてもいいのか。。」
といつになく気弱な発言で、気になっていましたがとりあえず血色も良くひと安心です。

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ライヴしょっぱなはいつもの通り「最後まで」から。声もサックスも病みあがりとは無縁の、いい意味で『いつも通り』のコーゾーさんでした。知りませんでしたが、左端の赤い人も最近は一緒にラップしてくれている様ですな。で、この日は40分一本勝負のステージ、舞台転換なども煩雑なため、アンプは会場のものをお借りしたのですが、やっぱりO-Westというのはロックの小屋なのですかね? いつも大音量で鳴らされているのか、アンプがやたらと歪みまくってしまい、段々ロック!な雰囲気になってきてしまいまして、しかも「フェス」ですから、てやんでえ、こちとらウッドストック世代だ、文句あっか!とばかりに・・・・

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最後の曲では足でフレットを踏みつけてGのコードを鳴らしました。まあ、このギルド(もどき)39,900円だからこそできるワザですが、やはり生来のケチのせいか、若干甘踏みしているのが見てとれます。

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ということで、40分ステージが終わっても時刻はまだ3時50分、コーゾー君の体調がまだ万全でないこともあり、楽屋でワインを二本空けてこの日は終了~解散。新曲「大人はワイン二本まで」の教えを忠実に守った我々でした。あれ、名取さんと岡地さんはどこへ行ったのでしょうか? 実は余りに早く終わったのでもう先に帰った名取さん、次のライヴに向かった岡地さんなのでありました。

danraku

2017年6月17日(土)
三鷹 バイユーゲイト

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

遠くの親戚より近くの音楽酒場、な筈が何故か昨年の新年以来すっかりご無沙汰のバイユー、牧さんは地元民ならではのリラックス状態で参戦するものと思われます。ライトニン・ホプキンスが近所の床屋で歌う様なリアルな日常的ライヴが垣間見れるかも。そんなこたねぇかな。

19:00 開場 / 20:00 開演

2,000+ 1 ドリンク

バイユーゲイト・スケジュール・ページ
さて、久々のバイユー。近場ですので、17時頃にのんびりとお店に着いてゆっくりとセッティングでも始めようかな、と思ったら、お店の上田さんがちょっと会わせたい人がいる、というので何事か、と思うとほどなく現れたのがこちらの方。

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本多さんという方でして、この二人の前に山積みされているファイル、これ何だと思いますか?これ驚くべきことに吾妻がこれまで書き散らかしてきた雑誌の連載とか、レコード評とかそういったものをほとんどすべてコレクションされている(!)そうで、こんなものはもう出版社も、勿論本人も持っていないのですが、この度荷物を整理される、ということでバイユーゲイトなら置いてくれるかな、ということで上田さんのところにご相談に来られたのだとか。で、結局お店に置いていただくことになったそうで、吾妻も今度暇な時にでも行って眺めてみたい様なみたくない様な・・・。何しろ1977年のものから揃っているそうですから、顔から火を噴く様な文章もあるかも知れません。それで宜しければ一度平常営業の時に出かけてみてはいかがでしょうか?本多さん、本当にありがとうございました。


さて、何しろ慣れ親しんだ近場の店、ただ、行って演奏する、というのでは申し分ない、いや、申し訳ない、何か工夫を一つ盛り込みたいな、と思って考えていたら、あ、そうそう、バイユーといえばニューオリンズ音楽だけでなく、よくジャイヴものも沢山かかっていて、Cats & The Fiddleやら、Five Spirits Of Rhythmをあそこで聞くと気持ち良いので、ティプレは持っていないのですが、鉄弦ウクレレのT-Viola、というのを持って行って、なかなか夏を迎える前っぽく涼しげなムードで演らせていただきました。ああ・・・、写真撮ってないんだよなあ・・・、あの、もしT田さん、ウクレレの写っている写真あったら送ってくれたら嬉しいなあ。

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あ、凄い、アマゾンかヤマトか、という勢いでT田さんから送られてきました。どうもありがとう、ナマステ~。
なんていうことが良くあるのですが、これはちょっと知人に頼りすぎだ、迷惑をかけっぱなしというのもいかがなものだろう、とちょっと前から思っていて、ついにこの日はこれも新機軸、ライヴ中の撮影を自ら行うことにしました。とはいえ、ライヴ中に自撮り棒、てなわけにも行かずたどりついたのがスマホのアプリで「タイムラプス撮影」が出来るというもの。イメージ的にはBBCとかアニマル・プラネットが良く、動物のドキュメンタリーで使っている様な撮影方法で、何分とか何時間おきに一枚パチリ、と撮るというのを数日間にかけて撮りためてつなげると動物の面白い習性が判ったりするアレですね。あらかじめライヴの合間に10分に一枚ずつ撮る、という設定にして、二部の休憩中に録画をスタートさせました。

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「何故、岡地さん、しかも演奏していないところが写っているのですか?」
ご質問はごもっともでして、このアプリ、300円払いましたが、どうしても最初の一枚は撮影を開始した時の画になってしまう様です。あ、ちなみにスマホは100円ショップで買った三脚に備え付けてあります。で、ライヴの時の映像はこちら。

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「さすが300円。絵柄がすべて一緒だね。」
いやいやいや、これ良く見ると面白いですよ、右の岡地さんに注目してください。段々シャツが濡れていくのが良くわかります。さすがドキュメンタリー用のアプリだな、と感心しました。

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2017年6月10日(土)
辻堂 “Bistro 辻庵”

吾妻 光良 変型トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr), 牧裕(Bass), 早崎詩生(Pf)

ビストロです。辞書だと「小さな仏蘭西料理店」です。
ディナー・ショーではありませんが、10周年ということ
で呼んで頂きました。ワインの杯と料理が嗜まれる
中でのライヴってのも優雅な感じでっすよねー。

ビストロ辻庵のフェイスブック

いや、辻堂、さすがに余りこうご縁の無いところでありまして、到着してしばらくしてお店の方から、「皆さん今日はどちらから?」と尋ねられたので、あ、中央線方面から、と答えると「ひえー、それは遠い!」とおっしゃられていたので、同じ関東とはいえどミニツァーじみた日でありました。
TUJIAN_1

そして、ほら、こんなお店なんですね。まさに落ち着いてご飯を楽しめる様なしつらえでして、こちらとしても服装はイマイチですが、精神的にはディナー・ショー、という感じで演目もいつものモノに加えて、食べ物に関する歌なんかを多めに入れて演らせていただきました。
TUJIAN_2

なかなか、こう普段とは違った空間で大変楽しく演らせていただいたわけですが、そもそも、こちらのお店でライヴをすることになったきっかけは、ホットリバー・レコーズのページにライヴ依頼のメールが来たことで、それ依頼マスターの豊吉さんとはメールだけのやりとりで、お顔も見ていなければ声も聞いていない、いわゆるペンフレンド状態でしたが、ようやくこの日にお会いできたのも感慨深いものがありました。

danraku

6/2(金) 中野ブライトブラウン

ブライトブラウンの月イチ
「プレミアム・フライデー(?)企画」

急遽決定!!服部恭子(Vo)

with 吾妻光良(Gt)、牧裕(Bass)、早崎詩生(Pf)

『人間だって動物だ』『おもて寒いよね』の
ヒット(?)で知られる、初期Swinging Boppers
の座付き女性歌手、服部恭子の帰国公演
fromロサンジェルス!
これは見逃せない!

open 19:30 start 20:00

2,000+ 飲み物/食べ物等オーダー


さて、このプレミアム・フライデー企画、やはり平日なので結構慌しいものでございまして、勤務先を定時、いや定時少し前に飛び出してブライトブラウンに入り、曲順を揃えたり最低限のリハをしたり、きちんと定まっていない箇所を再度譜面上で確認したり、とやっているうちにあっという間に時間は経っていきます。という中にあっても、まあ、自分たちに甘いのは昔からですが、大きな破綻も無く、また二部にはバッパーズのバリトン、三平君もアルトを持って乱入、久々の共演の夜は楽しく更けていきました。しかし、こんな慌しさの中ですので、気がつくと何の写真も確保できておりませんでした。

KYON_BBQ

そんなこんなで、この写真は何なのだ、ということですが、翌日土曜日に吉祥寺の百貨店の屋上のバーベキュー場にて、kyonちゃんと旦那さんのオリバー、吾妻夫妻に牧夫妻、名取夫妻に近夫妻、ピアノの早崎に「福田さんはカッコいい」のジャケットのイラストで知られる久原大河画伯、を加えて昼酒バーベキュー大会を催しました。楽しかったけど酔ったなあ・・・。というわけでもしもライヴの写真など、お持ちの方いらっしゃいましたらお寄せくださると嬉しいです。


さて、その後、ブライトブラウンやKyonちゃんご本人からも写真が届きましたので、若干お見せしましょう。宴会の写真だけじゃあ、何だかな、って感じですもんねー。

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Kyonちゃんの後ろは旦那さんのオリバー、右側はお兄さま、一番右側は沿線にお住まいのK安田さん。

2017年5月27日(土) 渋谷クアトロ

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

ゲスト Leyona

今年もやります、5月のクアトロ!
土曜の夜は歌姫が似合います!

17:00 開場/18:00 開演

前売り¥4,000/当日¥4,500
+ 1ドリンク¥500

QUATRO_2017_01

さて、もう何回目かは忘れましたが、毎年恒例で演らせて頂いている渋谷クアトロ・春のバッパーズ、昨年のゲストは藤井康一氏、その前の年はハードロック歌手の人見元基氏、と男性シンガーが続いていましたが、今回は久々に原点に戻って歌姫を呼ぼう、ということになり、そこはもう即決で昨年久々のアルバム『覚えてらんねえよ』じゃねえな、『忘れちゃうよ』を発表したLeyona嬢を呼ぼう!となりました。歌手としての対応力の高さに加えて、類まれなステージ度胸も併せ持つLeyona嬢ですから、きちんと共演するのは3年ぶりにも関わらず僅か30分強のリハーサルだけで所定の4曲をすべてさらい終わりました。さすがです。さて、この時点で開演まで2時間弱、地方公演では、有無を言わさず外に出るのですが、久々の都内、しかもこの半端な余り時間、どうする、おいどうする、と討議した結果、若干いつもより少な目のメンバーでのたしなみとなりました。

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さて、この日は実はこれまで使っていた激安中国製ワイヤレス・1万数百円なりを新しい2万4千円のものに買い換えたこともあり、当然オープニングは客席から出る、という形を取りましたが、かなりギュウギュウなお客さんの入りで、決められた時間内にステージにたどりつけるものかどうか、若干吾妻の目が泳いでいる雰囲気が伺えます。

QUATRO_2017_03

そして、この失態はどこか他のクアトロでも演じてしまった様な記憶がありますが、実はステージに上がる動線を完全に読み誤ってしまい、ご覧の様に直前で封鎖線を横切らなければいけない状態にはまってしまいました。捕獲された動物の様でもありますが、上の方に延びている手は封鎖線を臨時解除しようとしているクアトロのスタッフの方々です。ご迷惑かけました。

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とりあえず、何とかステージにたどりつき、KOZOさんといつも通りの「最後まで楽しもう」が無事始まりました。ちなみにワイヤレスは激安から普通の廉価品に変わりましたが、このギターも中国製の”K-TONE”という激安ブランドもので、取得価格は20,800円でした。いやあ、安い、って本当に嬉しいことですね。

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そして、歌姫コーナー。この青い花、っていうのかな髪飾りというかコサージュというのか、これは今回のために特別に用意してきてくれたもので、いやあ、華やかだなあ。同じクアトロのステージがこのLeyona嬢一人が加わっただけで、パッ、と花が咲いたかの様に明るくなるのが凄いですね。

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そしてこちらの写真、いや、西川君、良く頑張ってくれたなぁ、おかげでLeyonaコーナーも無事に終わったよ、さ、さ、飲んでちょ、というわけではございません。実は、今回のライヴ前後で、メンバーのうち二人、西川と三平が還暦を迎えるので、お客様から頂いたシャンパンをアンコールの最後のステージで振舞っているところです。
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ですので、二人の還暦、というのももう一生に一度のことですんで、折角ですので、吾妻が高校の還暦同窓会用に書いた「還暦行進ロック」をお二人にも一緒に歌って頂きました。この次に還暦を迎えるのは・・・・、そう、9月の岡地さんですかね。

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終了後、ステージ袖の階段のところで、歌姫もまじえてのフォト・セッション。華やかですねえ。これがどれぐらいLeyona嬢の力に頼っている写真かというと、試して頂きたいのは、手でLeyona嬢だけを隠して眺めてみてください。どうですか?

でっすよねー。

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ウチアゲでの様子。お爺ちゃんたちがどうにもダメダメな中、何か、名取さんが異様なムードを醸し出しています。

渋谷クアトロHPより

danraku

2017年5月20日(土)
高槻ナッシュビル・ウェスト

吾妻 光良トリオ

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)

昨年の2月以来のナッシュビル・ウェストさん
今年はギターを置き忘れない様、気をつけます!

17:30 open/18:30 start

前売 \3,500 / 当日 \4,000 (ドリンク\500 別)

ナッシュビル・ウェストHP
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さて、二回目にお邪魔しました高槻のナッシュビル・ウェスト。このお店の凄いのは、壁一面を覆った様に飾られた、いわゆる「ビザール(珍妙な)ギター」の数々。しかもそれらが単なる飾りではなくて、一応どれも弾ける様にメンテナンスされている、というのが驚きです。リハが終わってから3~4台だけではありますが、触らせて頂いて大変楽しい時間を過ごしました。こんなコレクションがあることは最初にお邪魔した時はまるで知らなかったのですが、その時は偶然、吾妻もイタリア製のゴヤ、という所蔵品の中でもかなりビザール度の高いモノを持っていっておりましたので、今回もそうしたテイストの「トゥルートーン」というギターを持っていきました。

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このトゥルートーンは、1989年に旅行でダラスに行ったときに、13,000円で購入したものですが、つい最近E-bayで見たら、100,370円!! これは大儲けだっ!と盛り上がったのですが、翌日見たら、70,222円に値下がりしておりました。良く判りません。
リハが終了してから本番までの間は、日本で最も飲み屋さんの密度が高い、という説のある高槻の街へと、地元のトミー井尻さんと彼の楽団メンバーや音楽友達とスイヤーな飲み屋に繰り出して飲んでおりましたら、そこに「どろどろバター」のマサさんも登場。この齢になって若い友人が出来るなんてありがたいことであります。

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そして、アンコールは恒例のトルバドール・スタイルですが、滅多にある機会ではありません。壁にかかったギターから一台を選んで弾かせて頂きました。これは往年の日本のエレキ・ブーム時に嵐の様に吹き荒れたグヤトーンというメーカーのものです。何とも味わい深いツラ構えです。更にこの日、以前からの懸案事項であった、小型アンプをどうぶら下げるか、という手法に一定の解決が見られました。肩からかけるとそんなに格好悪くない、ということが判りました。60過ぎたり60近くなったりしても、色々な提案をしてくれる友達もありがたいものです。
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さて、最後は全員で記念写真、ちょっとピースサインが変に見えるかも知れませんが、これは写真の解像度が高くなってきたため、指紋データを抜き取られない様に、皆さん、指紋は見せない様にしましょうね!と注意喚起をした結果ですが、左下のお店のK辺さんや、ご近所のN野さんまでにはきちんと伝わってなかった様です。次回から気をつけた方が良いですね。
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ウチアゲでは、何とナッシュビル・ウェストの経営ご一族と我々の記念写真。そうか、そういうご家族構成だったのか!と二回目にして初めて判りました。別にショックで頭を抱えているわけではございいません、単なる写真を撮られる時の癖であります。奥様、ワイン、ありがとうございました。

danraku

5/13(土) 森、道、市場

愛知県の蒲郡駅から車で15分、ラグーナビーチというところでの3日間のフェスの中日にお邪魔いたします。

吾妻光良トリオ+1
吾妻光良(Vo,Gt),牧裕(Bass),岡地曙裕(Drs.),早崎詩生(Pf)
何しろ大きな催しですので、下記HPをご参照ください。
森、道、市場HP

5/13(土) 豊橋ハウス・オブ・クレイジー

「クレイジーはお前らだよ!」と言われそうですが、森、道、市場での昼の演奏の後、豊橋のハウス・オブ・クレイジーでライヴです。年寄りの冷や水、とも言われそうですが頑張るしかないっす!

吾妻光良トリオ+1
吾妻光良(Vo,Gt),牧裕(Bass),岡地曙裕(Drs.),早崎詩生(Pf)
7:30pmOpen/8:00pmStart
前売\3,000/当日\3,500 (drink別)
ハウス・オブ・クレイジーHP

「マイノリティー・レポート」というのは映画にもなったフィリップ・K・ディックの短編SFですが、さて、この日の昼間の野外フェス「森・道・市場」と夜の「ハウス・オブ・クレイジー」のダブルヘッダーを乗り切るには体力温存、これしか無い!という経営判断に基づき、この日の我々は「前乗り亭・トリオ+1」として、金曜の夜に豊橋に入りました。バッパーズで「スロータウン映画祭」というフェスに出して頂いたのはもう15年近く前でしょうか、記憶のかなたでありますが、昔からのブルース業界友達のIKさん、スロータウンの時以来お世話になっているY本夫妻と居酒屋での前夜祭。昭和の話題や愛知の話題で声が枯れそうになるぐらい笑い続けて写真を撮るのもすっかり忘れてしまいました。ちなみに懐中電灯を名古屋弁で言うと「キャーチューデントー」になるそうです。

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さて、翌昼には豊橋から「森・道・市場」の会場のある三河大塚駅まで行きますが、電車が出るまで30分はあるので喫茶店で休憩。吾妻がジャケットなのは前日勤務先からまんま来ているため、早崎が立っているのはスマホの使い方が判らず牧さんに教えを請うているためです。

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まったく知人もいない中、ステージの写真などあるわけもなく、40分のステージを終えて、天気が良ければ会場で飲み食いしても楽しいのでしょうが、地面はドロドロ、まだシトシト雨模様、これは早めに豊橋に戻ってホテルで仮眠しよう、ということになり、でも一枚ぐらい写真が無いとね、と撮ったのが上記のフェスといえばこれ、という仮設トイレ前の一枚でした。

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三河大塚でも、また30分ぐらい待ちましたが、なかなか旅情にあふれる良い写真ではないでしょうか。そうでもないですか?でっすよねー。

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そう、そして一時間の仮眠を経て復活した我々の夜の様子ですが、あれ?牧さんがエレベ?そうです、降水確率100%の野外フェスにウッドベースで来るほど無謀な我々ではありません。いやあ、本当にエレベで良かった!と実感した日でありました。エレベではありますが、ハウス・オブ・クレイジーの暖かいお客さん達に支えられ非常に伸び伸びと演奏させて頂きました。

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赤いピアノと

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緑のギター、緑のドラム、とここまではカップ麺みたいで、何かコンセプトがあるのかな、という気もしますが、

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茶色のベース、まで加わると一体何なのか良く判りません。

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恒例のトルバドール・スタイルは今回からしつらえを変えまして、従来はズボンのベルトに下げていたミニ・アンプを首から下げる、という形にしてみました。評価としては、良く聞こえる様にはなったが、余りにもカッコ悪いのではないか、というのが大方の意見で、今後の改善が待たれるところです。

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そしてウチアゲは、スロータウン映画祭の時にもお世話になった記憶にある様な無い様な、素敵なイタリアン・レストラン、しかもピアノ付。ワインとピアノがあると弾いてしまうのは、もう病だから仕方ありません。

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同病相哀れむ方がもう一人加わり、大リクエスト大会で夜は更けていきましたが、何と会場中が一番の大合唱となったのは、レイ・チャールズでもサム・クックでもルイ・アームストロングでもなく、ビッグ・メイシオの「ワリード・ライフ・ブルース」!
いったいどういう土地柄なのでしょうか、豊橋おそるべし、です。

All photos by “hako yamamoto”
Thanx!!

danraku

2017年5月6日(土)
名古屋 地下鉄東山線「池下駅」
BAR ストレガ

早崎詩生(Pf)/石田力(Pf,Vo)

ピアノの早崎が帰郷ライヴ。
旧友とソロです。

18:00開場、20:00開演
Charge 1,500円+飲食代

BAR ストレガ ホームページ

ピアノは多くの人に弾かれ歳を経てお店に馴染むと思っておりますが、アップライトピアノながらストレガさんの空間で良く鳴るピアノを叩いて参りました。
写真は共演石田君とアンコールでの連弾です。

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おかげさまで満員御礼でした。踊ってもいただき有難うございました。ライブ後お客さんを交えた集合写真です。どこか同窓会の2次会の写真に見えるかもしれませんが、き・・きのせいだと思います。

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4/28(金) 中野ブライトブラウン

ブライトブラウンの月イチ
「プレミアム・フライデー(?)企画」

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今回はローレゾ・CDコンサート。動物の歌ばかりを集めて
Drinkin’ Hoppys の富山さんと飲みながら紹介していきます。

まだ予約すれば座れますよ!(火曜日情報)

7:00頃 Open/8:00頃Start
チャージ800円(drink別)
ブライトブラウンのスケジュールページ
さて、今回で二回目となるレコード・コンサート、じゃないな、ハイレゾではないCDによる音源コンサート、ドリンキン・ホッピーズの冨山君に手伝ってもらって「動物の歌特集」という内容でお届けしました。
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写真は楽しそうに談笑している二人ですが、全14曲を歌詞とともにお届けする、というのは言うは易しですが、分量にして全部でパワーポイント159ページ、しかも英語の歌詞がテキストで入手できるものは、せいぜい2~3曲、あとは聴き取るしか無い、しかも何を言ってるのか判らず辞書やネットの情報の洪水の中を泳いで何とか正解に近いものを探してくる、と実に膨大な作業であり、吾妻の直前の一週間は人生の30%はこのパワポ作成に割かれていた、と言っても過言ではありません。富山さんもかなりの労力を割いていたのは想像に難くありません。例として下記の曲などご覧いただきましょう。


膨大な量の歌詞を聞き取り、意味を探り、ということをやっていると色々と面白いことに気づくものでして、今回得られた最大の収穫は
「ストレート・ブルースの動物の歌は松尾芭蕉
だが、ジャンプやジャイヴ、R&Bの動物の
歌は、小林一茶である。」
という理論でして、うーん・・・、わかりませんか。現場では盛り上がったんですがね。

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これだけの労苦によって成り立つものでありますから、これまたライヴとは異なる終わった後の達成感があります。とはいえ、アンコールはご覧の様に一曲だけ二人で演奏したのもご愛嬌。
次回は7月にまた二人で「食べ物の曲特集」をやろうか、という話になっております。
danraku

4/22(土) 吉祥寺サムタイム

吾妻光良トリオ+1 with 井上さん(Sax)
吾妻光良(Vo/Gt.),早崎詩生(Pf),牧裕(Ba.),岡地曙裕(Drs.)
井上 “JUJU” 博之
入れ替え無し2ステージ 1st-start 19:45/2nd-start 21:30  
LIVE CHARGE 4000円
お店のホームページ

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さて、昨年の4月9日以来二回目となる我々トリオ+1の吉祥寺サムタイムでのライヴ、もともと岡地さんの知人のサックス吹き、JUJU井上さんのツテで演らせて頂くことになったお店ですが、前回来た時も我々が普段良く演らせて頂いているライヴハウスとはちょっとムードの違った、何というんでしょうか、「ジャズ風味」な歴史を重ねてきたお店だなあ、という感じがします。我々も「A列車で行こう」や「ムーンライト・セレナーデ」なども取り入れ、ジャズを強く意識してはいたのですが、どうにも見た目的にはジャズ感が薄いです。
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そう、これらの写真、撮影者の名前を見てほしいのですが・・・、そう、吉祥寺に住んでいたこともあるバッパーズのトランペットの冨田さんが見にきてくれました。彼も昔から知ってるこの店に我々が出るとどうなるのか、その目で確認したかった、ということでしょう。休憩の時に聞いてみました。
「どう?俺たちジャズって感じ?」
「いやあ、音でかいね。他のバンドの3倍ある。」
でっすよねー。何しろエレキですから。ひょっとするとピアノ・トリオみたいな3人の画ヅラにすれば、もう少しはジャズっぽいのかも知れません。

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ダメですね。赤い人が余りに楽しそうすぎます。もう少し眉間にシワとかが無いといただけません。
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そして、これもジャズクラブらしからぬ一枚、一体吾妻は牧の何を糾弾しているのでしょうか?今となってはすべては謎のままであります。
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そして冨田さん以外にも高校の友人のM吉君とか、いろいろな知り合いが見に来てくれましたが、最後の一枚は先日、ブライト・ブラウンのプレミアム・フライデーでご一緒したカズ遠藤さんに撮っていただきました。カズさんの方が、我々より余程ジャズなんで申し訳無いです。

danraku

2017年4月15日(土) 梅田クアトロ

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

梅田クアトロの5周年にお邪魔します。

17:00 開場/18:00 開演

前売り/当日とも¥4,320 + 1ドリンク¥500

梅田クアトロ・HP
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「先日、お願いしておりました五周年記念のコメントはどうなりましたでしょうか?そろそろ締め切りから1週間以上経つのですが・・・。」
というメールがクアトロさんから送られてきて、あ!ヤバい!すっかり失念していた、ということで急遽、牧と吾妻とででっちあげたのが下記の文章。

—————————————-
「難波クアトロが5周年なんやて」
「へえ、さよか、そらめでたいこっちゃなぁ」
「ワシら、出たことあったかいな?」
「なんか、出来よった頃に1回出てるらしいで」
「記憶がさっぱりワヤやなぁ」
「そもそも、梅田クアトロやしな」
—————————————-

おめでとうございます、ありがとうございます、宜しくお願いします、という挨拶コメントに必須な大人の言葉を入れるのをすっかり忘れてしまい、大変に失礼なコメントとなってしまいました。その昔、やはりこういったいろんなバンドからのコメントが載る企画で同様に浮いてしまった時にバンバンの福島君から、
「もう大人なんだからふざけない方がいいですよ」
とたしなめられたことを想い出しました。

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まあ、そんなこんなでリハも順調に終わり、本番前のたしなみは、何でも一品300円、というちょっと大阪風のお店に。この日、別会場でライヴだったタンメン氏もピアノの方と一緒にリハを見にきてくれました。しかし、本当にいつでもどこでも同じ様な写真ですな。
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この日はここ数年のギター稼動スケジュールを吟味した結果、吾妻はチャキのフルアコでの登場ですが、クアトロのk原さんから、あ、フルアコとは珍しいですね、と言われた時には心の中で大きくガッツポーズをとっていました。
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東京からの新幹線の中では、まあ寝ている人間も多いわけですが、還暦過ぎた人間が増えてきたからか、結構年寄りくさい寝顔も見られる様になってきまして、特にコーゾーの寝顔は下唇が大きく突き出ていていかにも「ジジイ」という寝顔でして、ステージでは、それをネタに何回もからかっていたら、復讐のつもりでしょうか?「ゴミの日来るまで」のいつものセリフのところで、喋りの代わりに大きなイビキを出され、笑って歌えなくなってしまいました。
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この日初披露の新曲は「大人はワイン2本まで」というものですが、そんな歌詞の教訓はどこへやら、名取さんの従兄弟のE前さんも含めて、お好み焼き屋さんでのウチアゲの夜は老けて、じゃねえや、更けていきました。
danraku

2017年4月1日(土)
横浜サムズアップ

吾妻 光良トリオ+2

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

OPEN18:00/START 19:00
前売り \3,500/当日 \4,000
(1DRINK + 1FOOD 以上のオーダーが必要)

これまではLeyona嬢をゲストに迎えることが多かったサムズアップですが、今回は加齢臭満載でお届けします!

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今ですと、まだまだ席もある様なのでラクに見られる様です。来られる方は早めのご予約を!

サムズアップHP
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さて、特段のゲストも呼ばず、特段の企画も無く、良くある4名でいつも通りのライヴ、というこの日のサムズ・アップでしたが、年度末で業務多忙、というメンバーもいたりした我々にとっては、実に久々の小編成でのギグでありました。いや、空腹は最上のソース、という諺もありますが、活動に飢えていたのか、現場でも楽しかったですし、皆様のご協力で何点か頂いた写真を見ても、妙に楽しそうでありました。
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何なのでしょうか?赤い人が余りにもピアノを弾きすぎていることに開いた口がふさがらない、ということなのでしょうか? 単に久々に見たから驚いているだけなのでしょうか? 良くは判りません。
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そして、ここサムズ・アップはレストランとしても立派なところでありますが、そういうお店だけあって、ステージ・ドリンクを置くためにこんな感じの素敵なテーブルまで用意されているわけで、おフランス風、とでもいいましょうか、何とも優雅であります。
そして、実はこの日はお店の方から
「あの、お客さまからワインのプレゼントが」
と、恋に陥ちちゃうのかしら、という映画のワン・シーンの様な展開がありました。どなたからか知らないが御礼を言わなければ、とどこに座っているどんな方でしたか?とお店の方に確認したところ、PAスピーカーの前の赤いセーターの方だということが判り・・・・、
「いや、すみません、大層な頂き物を・・・」
と二部の前に申しましたら、いや、そんなプレゼントは身に覚えが無い、という話で、あれれ?

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その後、判明したところ、同じPAスピーカーと言っても逆サイドの、しかも見知らぬ方ではなく大学時代からの知り合いのAさんからのプレゼントでありました。最後の恒例トルバドール・スタイルの写真で左端に写っておりましたが、一応、個人情報保護の観点からモザイク加工を施してあります。このプレゼント・ワイン、そしてその他の頂き物や、サムズ・アップのゴージャスな料理が登場するさながらおフランス風のウチアゲも、実に楽しい時間でありました。

2017年3月24日(金)
中野ブライトブラウン

ジャズギター風の夕べ(仮)

吾妻光良(Vo.G)、Kazz遠藤(G)

その昔「遠藤ブラザーズ」名義で超絶ジャズ・
ギター・デュオを繰り広げていた遠藤さんと
吾妻は年賀状友達ですが、折角だからこの
プレミアム・フライデーに何か演ろう、という
ことになりました。先日打合せも終わりまして
インスト/歌モノ含めましてジャズ!な曲から
ジャズ?な曲まで、ぶっつけでお送りします。
しかも、他のメンバーは当日まで未定ではあり
ますが、あのベースの人やピアノの人も来るか
来ないか、何しろ金曜日ですから判りません。
とにかくご期待ください。

19:00 開場/20:00頃 開演
チャージ2,000円+1DRINK 以上

ブライトブラウンの新しいオッシャレー、なページ
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まあこう年度末ということもありますんで、あのベースの人は仕事で欠席となりましたが、真っ赤なピアノの人は参加しまして始まりました”ジャズギター風の夕べ”、久々にお会いしたカズ遠藤さんは往年の兄弟デュオの頃から不変のウェス・モンゴメリー直系のオクターブ奏法を矢継ぎ早に繰り出しまして、満員御礼のブライトブラウンのお客様から、「おおお」というどよめきを浴びておりました。やっぱり正統派は強いですね。
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対する吾妻の方は邪道の極みではありますが、特筆すべきは、このフライデー企画では自分のギターを使わない、何しろ昼の業務がありますんで自分の楽器を持ってこない代わりに、ブライトブラウンから長期に亘ってお借りしているギターで登場している、という点でしょうか。

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この謎めいた銀色のレスポール風ソリッド・ギター、何と店主スーさんが道端で拾ってきたものだそうですが、先日スイッチ交換と裏蓋製作~取り付けを実施してすっかり一流ギターに生まれ変わりました。お店に行く機会のある方は是非ご覧ください。
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最後には超若手のまだ大学生、という大崎源太君やドリンキン・ホッピーズの富山君も交えての大セッション、楽しい夜になりまして、更にアフター・アワーズは、キャッツ&ザ・フィドルを聞きまくる、歌いまくる夜、となってしまいちょっとお店を私物化しすぎたのではないか、という危惧も残りました。いずれにせよ、カズ遠藤さんとは、また別のしつらえでもご一緒したいものです!

danraku

 

2017年3月11日(土)
荻窪ルースター本店

Mardigras in Rooster
BERRY伊藤&DEW DROPPERS

伊藤”Berry”正純(vo.g) 若山光一郎(key)
小町正明(b)伊藤”Barry”雅之(bsax)
岡地曙裕(ds) ?ゲスト:吾妻光良(vo.g)

古くからの友人である伊藤正純さんと岡地さんが
やっているデュー・ドロッパーズに吾妻も参戦します。
元ウシャコダのピアニスト、若山旦那もいますよ!

OPEN 19:00/1st.stage 20:00~/2nd.stage 21:30~22:30
CHARGE : 2,500円

ルースター本店HP
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吾妻はSNSですとかをたしなまないので、「友達」は決して多くは無いのですがほぼ全員古い友達です。それにしてもこれはまた古い、学生時代からの知り合いで一緒に温泉なんかにも行って遊んでいた「清瀬の爆弾男」(意味不明)と異名をとったソーク伊藤(意味は判るが下劣で言えない)との久々の共演でした。バリトンの伊藤さん以外は全員旧知の仲です。
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旧知は旧知を呼ぶ、ということで途中、お客さんとして来ていた町田君も乱入します。
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何しろコンセプトはニューオリンズ、というデュー・ドロッパーズですので、ワイヤレスやお祭りの笛を駆使して、ルースターでマルディグラ・パレードが繰り広げられます。ちょっとマルディグラというにはボリショイですが、まあ気持ちの問題です。
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更に旧知は旧知を呼び、吾妻の高校の先輩であり、その昔「ジュークジョイント・ブルース・バンド」というカッチョいいバンドを率いていた山室先輩も参戦です。
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伊藤君の年賀状にあった「大人はワイン二本まで!」という教訓がすっかり気に入ってしまい、バッパーズの新曲が出来てしまいましたが、この日はそのトライアルも出来て有意義な日でした。最後は旧知の皆で記念撮影、それにしても小町さんのこの服はどう見てもステージ衣装というよりは健康ランドですな。あれ?これ普段着かな? 

danraku

2017年3月4日(土)
博多 Gate’s 7

10th Celebration

吾妻光良 & Swinging Boppers

開場 17:30 / 開演 18:30
前売 ¥5,000 /当日 ¥5,500
【別途1ドリンク要¥500・整理番号順入場】

ゲイツ・セヴン ホームページ
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「おいどんは生粋の博多生まれでごわす!」
こんなことを口走りながら、初めての博多の街を真昼間にうろついていたのは30代の頃でしたでしょうか、40代の頃でしたでしょうか?もはや誰も覚えていないのですが、色々と証言を積み重ねると何と今回のゲイツ7で博多公演は4回目だと判りました。そんなに来ているのか!先週の渋谷からまだ一週間ですので、リハもあっという間に終わり、よし!街に繰り出そう!と出て来たは良いのですが、屋台などまだ出ているわけもなくお店もことごとく閉まっています。 

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そんな中、見つけたのが博多餃子とラーメンのお店で、いや、その他にも明太卵焼きだの、皿うどんだの、酢モツだの博多っぽいものをちょこちょこっ、と飲み食いし、充実したたしなみタイムでありました。思い出しました、思い出しました。
「この酢モツって痛まないらしいよ。」
「へえ、そうなんだ。」
「うん、なかなかスモツがする、っていうらしい。」
こんな駄洒落が最初の来博の時に飛び交っていましたな。

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やはりこういう地方公演ですと、ステージの写真などもほとんどなく、唯一あったのがツァーマネの湯川氏が撮ってくれたこの一枚。ゲイツ7というロゴが見えますが、申し訳ありませんが記憶に無く初めて見るロゴに思えます。以前来たのは10年前ぐらいだったらしいですけどね。楽屋には何と、元ボ・ガンボスの永井君が顔を見せてくれたりして、それはそれは懐かしかったのですが、すっかり写真を撮り忘れてしまいました。全然、変ってませんでしたねぇ。
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アンコールではいつもの「やっぱり肉を喰おう」を「やっぱりモツを喰おう」と代えてお届けしたこともあり、ウチアゲはこの立派なモツ鍋を中心に天神、というところで深夜一時まで繰り広げられました。今度こそ忘れませんので、また呼んで頂きたいものですが、ゲイツ7さんのHPには、”次回公演は10年後か?”と書かれており、いや、それだと牧さんや吾妻は71歳になっちゃうんで、それより前には是非お邪魔したいですねー。

?2017年2月25日(土)
渋谷マウントレイニアホール

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

雪にビビって少し遅めにしたのはいいものの、もう新年じゃないじゃん感溢れるバッパーズ的新年会?!2017

open 17:30 /start 18:30
全席指定\5,500 + 1Drink \500

マウントレイニア スケジュールページ
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「この年一回のマウントレイニアってのも、何回目になるかなあ?」
「4回目ぐらいじゃねーの?」
てなことをつぶやきつつ集まった我々ですが、何とこれで8回目だというお話。覚えてないなあ・・・・。ちなみに吾妻は年間のライヴには、所有ギター37台の中からその日の催しに一番合ったものを選んで使用しているつもりでして、この日のギターはこの黒いチャキ製のフルアコと、真っ赤なファイアーバードの赤と黒、スタンダール「怒りの葡萄」の様な組み合わせで、これこそ元・映画館というこの会場ピッタリのセレクトだ!と思ったわけですが、手帳を見返すと二年前にまったく同じ組み合わせでこのホールに登場していたという証跡が見つかり、そりゃ8回演ったことも覚えている筈がありません。でもやはり、ホールとしては何かこう格調がありまして、龍ちゃんの横からの写真もバッチグーです。

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楽屋は本当にもういつも通り、ではありますが、一つだけ特筆すべき点があるとすれば、メンバー全員がこうして一枚の写真に収まっている、というところでしょうか。
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大きな会場ですと、楽屋も何部屋かあったりするので、一堂に会している写真はそう無いのですが、マウントレイニアは楽屋がほぼ一部屋、「狭いながらも楽しい我が家」的な一枚であります。その楽屋には色々な方が尋ねてこられるわけですが・・・・。
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「おお!大きくなったな!」
と親戚のおいっ子に話しているわけではありません。バンバンバザールの初期メンバー、バンジョーの安達君と久々の再会です。金沢に住み働いている安達君ですが、地の利もあって、最近は富山に住んでるW.C.カラスさんと一緒に演ったりもしているそう。

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折角なので安達君の帽子を吾妻が借りての記念撮影。還暦を越えたコーゾーさんの見切れぶりがさすがの年輪を感じさせます。
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そして終演後は吾妻の中学/高校同級生達との記念撮影。遥か後方のコーゾーさんの見切れはもはや「芸」に近い領域です。還暦同期会にて全員で合唱した「還暦行進ロック」もアンコールの一曲目に無事お届けすることが出来ました。次にこの曲を演るのは、誰かが還暦になった時でしょう。6月に三平、だったかな??

danraku

2017年2月18日(土)
大阪・塚本ハウリンバー
吾妻 光良トリオ

ゲストに旧友・福嶋岩雄(Vo)

& スティービー和田(Sax)、井山あきのり(Pf)

オープニングアクト:マサ・タケダ

吾妻光良(g,vo)、牧裕(b)、岡地曙裕(dr)

ライヴチャージ 前売3000円/当日3500円

ハウリンバーHP

「今回のハウリンって、開店何周年とかだったっけ?」
「そうそう、確か開店15周年じゃね?」
「いや、確かハンパなんだよ、17周年とかの。」
そんな会話をしながら、たどりついた大阪・塚本のハウリンバー、
いや、マスターのツルさんに聞いたら
「ああ、今回は20周年ですわ。15周年も出てくれました。」
人間の記憶はあいまいなものですが、でも前回は店内に
こんな提灯は下がってなかった様な・・・。

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ハウリンで演る時は大概一緒に演っている旧友のタンメン
を含めてのリハ風景ですが、右側にいらっしゃるのは今回
サポート・メンバーで参加してくれた、スティービー和田
さん(Sax)と井山あきのりさんです。 

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「スティービーさんって、何でスティービーなんですか?」
「そりゃあ、その・・・、スティービー・ワンダー・・・」
うわあ!くだらねえ!とのけぞってしまいましたが、京都
の日本海側には”舞鶴ディヴィス”というトランペット吹き
もいるらしいです。何しろ昔は”ジョニー・ギター岩田さん”
というギタリスト/シンガーもいたらしいですからね。樟葉
からは、ジャンプバンドをやっている井尻さんも見にきて
くれましたが、トミー・リジリー、という歌手がニューオリ
ンズにいるので、「君は今日からトミー井尻だ」ということ
になってしまいました。 

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ライヴの最後は、全員+オープニング・アクトを務めてくれた
マサさんも入り全員でジョー・ターナーの”Flip Flop & Fly”
ジャンプ&ジャイヴな夜は更けていきましたとさ。
マサさんの「どろどろバター」という歌も面白かったです。 

2017年1月27日(金)
中野ブライトブラウン
吾妻 光良トリオ+2

何と、米国南部料理と古いR&Bを金曜の夜に楽しんで頂くという企画の第一弾!
『サウザン・サパー・ナイト』

吾妻光良(g,vo)、牧裕(b)、岡地曙裕(dr)
早崎詩生(p)、湯川治往(perc)
料理はナマズのフライ、カラードグリーン、
トウモロコシパン
open 19:00 / start 20:00

料理付 \3700+drink order
立ち見 \1900+drink order

海外では結構催されているという食べ物付きのライヴですが、日本では、それも中央線沿線のブルース・バーでは極めて珍しい催しとなりました。いやあ、ブライトブラウンのミキさんの準備はさぞかし大変だったでしょう!
green&chili
こちらのナベ、手前は「カラード・グリーン」とか「グリーン」と呼ばれるソウルフードでして、手軽に再現するにはカブの葉をベーコンと一緒にクッタクッタにスパイスと煮れば何かそれらしくなるのですが、今回はケールが使われました。右奥は定番メニューのチリコンカンですね。
catfish
そしてこちらは、おおお!これぞソウルフード、本物のナマズのフライです。ベトナム産のナマズを取り寄せたそうですが、あっさりした白身魚で実に美味でありました。
dishes
一人ずつこんな感じで盛り付けられて、ライヴの一部と二部の間にサーブされたわけですが、いやあ『ご飯屋さんは大変だなあ!』というのがお店/出演者/友人に共通した感想でした。しばらくサパー・パーティーはもう良いかな、という気もしますが、喉元過ぎるとまたやりたくなったりするかも知れませんね。ちなみに吾妻、早崎の二名はしっかり二人前分、完食致しました。太るわけです。

danraku

2017年1月21日(土) 名古屋ブルーノート

吾妻 光良 & The?Swinging Boppers

“37年みゃあから続いとる東京の
ジャンプ・ブルース・バンドだがや。”

ミュージックチャージ :¥6,000

メンバーズ会員優待価格:¥5,700

名古屋ブルーノートのHP
さて、2017年最初のライヴは名古屋のブルーノート。実はこれまでとはひと味違う公演であります。その心は「コーゾーさん還暦突破記念」の公演である、ということですね。個人情報が含まれていますので、詳しくは言えませんが、これでメンバー13名のうち6名近くが還暦越え、ということになりますか。
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実はまったくプライベートなものではありますが、年明けまだ間もない時点で『渡辺康蔵還暦記念パーティー』なるものが催されて我々バッパーズもフル・メンバーで参加して飲み弾き歌いまくる、ということをやったわけですが、そんなコーゾーさんが名古屋で還暦ライヴということで、ご友人の各界そしてDJ業界でも活躍されているS島親方からチャーシューの差し入れが!
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何故チャーシューなのかは判りませんが、美味しゅうございました。しかし何しろ稀勢の里関が横綱になるかならないか、の場所中ですのでS島親方自らブルーノートに来れるわけも無く、左の女性が頼まれて楽屋に持ってきて頂きました。ありがとうございます。
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モノを食べている写真ばかりで申し訳ありませんが、これから休憩と食事、という直前の「いただきます」、転じて「ナマステー」という風景です。そしてこの日の公演は新曲の「でっすよねー」、そして吾妻が高校の同期会用に書いた「還暦行進ロック」などもまじえた演目になりましたが、今後も積極的に取り上げそうな予感もいたします。

danraku