2017年10月28日(土)
代々木上原 ル・デパール nonsuch.tokyo #0

吾妻光良 変型トリオ
吾妻光良(Gtr,Vo) 牧裕(Bass) 早崎詩生(Pf)

代々木上原の仏蘭西料理店でのディナーショー?
サパー・ショー? とにかく飲食ありのライヴです。

2ステージ入替制
1st stage
open 4:00PM start 4:30PM
お店のHP、並びに一部のチケットお申し込み

2nd stage
open 6:30PM start 7:00PM

お店のHP、並びに二部のチケットお申し込み

3800円(自由席) + 要フード・ドリンクオーダー
会場 ル・デパール 東京都渋谷区上原1-36-15
未就学児童入場不可

【お問い合わせ先】
Mail info@nonsuch.tokyo

またもや、台風が来ようかという週末、もう仕方ないよねー、雨男を飼ってる様なもんだからねー、とあきらめ気分で辿り着いた代々木上原、しかしそんな曇り空の下、駅のすぐ近くに佇む仏蘭西料理店の「ル・デパール」さん、この右端のKOKUYO、という見慣れたロゴが無ければ、最近の牧さんの第二の故郷(?)パリなのか?と錯覚してしまいそうないい感じの風景です。

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実は、吾妻と牧さんがお店に来るのはこれで二回目、初回は昨年末の落語会のウチアゲでお邪魔しています。決してそう広くない店内ですが、こうしてエレピもウッドベースもきちんとそれなりに無理なく店内に収まっています。

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一回目のライヴは16:30開演でしたが、さすがに悪天候によるキャンセルの方もおられた、とかでちょっと寂しめの入りでしたが、折角ですので各メンバーによるお客さん最小履歴を自慢しあったりして、アットホームな雰囲気で進みました。

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まあ、代々木上原駅前のレストラン、ということもあり、それほど大音量で演奏するわけにも行かないよね、と吾妻のこの日のギターは見た目ロバート・ジョンソン風のFalidaというブランドのアコギにピックアップを臨時でつけたものです。普段のエレキとはまた一風違った雰囲気は、さながら仏蘭西料理と和食という組み合わせの様な、あ、そうそう、このデパールさん、実は夜になると蕎麦も出しているそうで、この吾妻と牧さんの後ろの白幕の後ろはソバ打ちコーナーなのです。

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そんなこんなで段々、ノリノリになってくること自体は悪いことではないのですが、

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アコギのストラップというのは多くの場合、ヒモでネックに結んでおり、それがほどけてしまいました。何とか修復しよう、とやっきになっている様ですが、どうにも馴れていません。どのみち馴れていたらほどけたりはしないのでしょうが。

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どうでもいいけど赤いのはもう仕方ないですし、許せますがこのTシャツは何なのでしょうか?もはや溶解、いや妖怪じみております。

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そして人生は数奇なものでして、牧さんは以前の職場関係の方がたまたま見に来られて、旧交の温まる一夜ともなりました。

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さあ、お世話になりました、帰りましょう、という段になって写っている左端の御仁は、ホッピーズの富山君、帰りすがらの中央線ではとある商談(?)、笑談(?)がまとまったようです。どうでもいいけど、写真に写る時は頭上の照明に注意が必要ですね。

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danraku

2017年10月21日(日)
大阪 梅田アズール

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

大阪の中心地、梅田のオッシャレーなジャズバーにお邪魔します。この秋、ジャズづいている、と言っても過言・・・かな?

アズールさんのHP
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「おいおい、また雨だ、しかも土砂降りだぜ。」
「何か今年って雨多いよなぁ、誰のせいだ?」
「あ。そ、それは、わ、私のせいではないのかと・・・・・。」
当日のお昼どき、東京駅の新幹線ホームにたたずむ吾妻、牧、早崎の三名でありますが、この悪天候の責任はすべて自分にあります、と認めたのは真っ赤ないでたちのピアノの方。確かにこのページに登場する我々も知らない活動領域、老舗のブルース・バンドのRラー・Kスターやら、仕事の付き合いのGルフでもすべて雨に祟られているという彼なのでした。
まあ、そうは言ってもどんな天候であれ、呼んで頂ける方やお店がある限り行かなければならないのが、我々の当然の務めであります。東京から一路新大阪に向かい、降り立った梅田駅前、常日頃お世話になっている現地ボランティア・マネージャーのKちゃんに案内してもらって、何とか土砂降りの中でも濡れずに済む道を通ってお店に到着。1時間強のリハを終えて普段なら地元の飲み屋に繰り出すのですが、さすがにアズールはお洒落なジャズハウスですので、先日のモーション・ブルーと同様に賄いのご飯が出てきました。それを頂いてしまった我々なので、お腹も一杯になりましたが、とはいえ、本番までまだ1時間半、楽屋にずっといても仕方ありません。Kちゃんの道案内で地下街に出向いて見つけたのがこんな店。

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「あ、ワインってグラス300円なんだよね?」
「あー、店ん中は500円ですぅ、ただ、外は300」
「あ、じゃ、外で飲む。」
なかなか、大阪らしいコスパの良いお店でした。

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さて、迎えた本番、ご覧の様にお洒落な店内なのです。いつもよりも、ちょっとジャズっぽさを意識した演目、うまく行ったでしょうか、それとも演者側の勝手な思い込みだったでしょうか?すべては謎のままです。

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ここ、アズールですが、こちらから撮った映像は実はテラスというか、ベランダから撮った画ですね。今年は雨も多くて寒い日も多く、更にこの日は土砂降りでしたので決して最高のシチュエーション、とは言い難いかも知れませんが、タイミングが良ければ、過ごしやすい秋の名月の下でジャズを聴きながら彼女とワインを、なんていいですねぇ。是非、来年のそういう時期にアベックの夢を打ち砕く様なハードなブルースの一曲も唸ってみたいものです、あ、嘘ですよー。

danraku

2017年10月14日(土)
横浜モーション・ブルー

吾妻 光良 & The Swinging Boppers

ゲスト 国分 友里恵(Vo)

昔だったら定年ですが、まだまだ元気!
結成38年のジャンプ・バンドの2年7ヶ月ぶりの来モーです。

久々の横浜モーション・ブルー、歌姫・友里恵さんをお迎えしていつもよりジャジィーにシャレオツに、という夜になるかも。なお、演目は一曲を除いて一部、二部、まったくダブり無し、という噂も(*)

(*)ライヴ活動は、主にメンバーの体力や記憶力、更に近年の演奏能力などにより大きく変動します。
したがって、現時点では当日の演目内容を必ずしも保証するものではありません。

[1st] open_3:15pm / showtime_4:30pm

[2nd] open_6:15pm / showtime_7:30pm

Music Charge \4,500

モーション・ブルー・ヨコハマ HP
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秋を通り越して冬の様な冷たい雨の中、久々の、二年ぶりの港ヨコハマ、モーション・ブルー。この二年で楽団も様変わりといいますか、前回は牧君ですら50代だったのにいまやメンバー12名のうち10名が還暦越えとなってしまいました。

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齢を取って縮み始めているメンバーがいるからなのでしょうか、ちょっと狭いんだよね、と思っていた楽屋にこうしてきっちりと12人が収まってしまうのが、ちょっと不思議であります。でも、吾妻のオシャレ心が判りますでしょうか?モーション・ブルーですからね、青シャツなわけですよ!

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何しろ、モーション・ブルーのステージ正面には青文字で書かれた”Motion Blue”のロゴがかかっているわけですから、このコーディネートは相当印象的なものとなるはずで、と思ったら意外に照明によってはロゴが見えないんですね。残念。

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おっしゃれー、というならやはりゲストの友里恵さんですね。何と言うのかな、ステキな模様のワンピースで・・・、もう少し言いようがあるんでしょうが、当方の服飾知識の限界であります。友里恵さんとは学生の頃からのつきあいですが、彼女の記憶によるとこれで4回目の共演だそうで、ということは、おそらく全回、友里恵さんゲストでお届けしているんでしょう。

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一方、まったくオッシャレー、ではない面々、別に衆院総選挙を前にステージから政治的なメッセージで檄を飛ばしているわけではありません。「大人はワイン二本まで」の途中の「カーンパーイ!」というコーラスのところだと思われます。

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モーション・ブルーさんでは一部と二部の間にまかないが出るのが嬉しいところ。こんな様子でくつろいでいた我々ですが、さすがにレストランらしく、事前にお店の担当者のYさんから「食物アレルギーなどある方がいたら教えてください」と言われていたので、そういえば小田島先輩はキノコがダメだったな、と思い出し、外していただきました。
「小田島さん、キノコってアレルギーなの?」
「違う違う、子供の時『怪獣マタンゴ』っていう映画見てトラウマになっちゃってさ。」
すみませんでした、アレルギーじゃなくてトラウマだったみたいで、と一応改めてYさんに説明したところ、マタンゴって何だろう?と調べてしまったYさん、ネットでこんな画を見つけてしまい、この晩、この三輪車に乗る悪夢をご覧になったそうです。

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さて、止しゃあ良いのに、吾妻はまたまたギターを、これで39台目となるギターをまたE-Bayで見つけて買ってしまい、この日がそのお披露目です。21,624円と激安ですが、トラ目のテレキャスターもどき、ふふふ、こんな珍しいモノはなかなか無いな、と悦に入って弾いてたわけですが、「何か、模様がギターというより机っぽいな」だとか、「いかにも表面に何か張りました、っていう感じが安いな。」とか散々な言われ方です。物の価値が判らない人達が哀れでなりません。

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二部の最後はこのテレキャスもどきを電波で飛ばして、ワイヤレス・トルバドール・ショー、広いお店だと練り歩き甲斐があります。

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類は友を呼ぶ、ということでしょうか。私に続いて西島さんも客席に降りてきまして・・・、

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更に三平までも。徘徊ではありませんよ、トルバドール・スタイルです!

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最後は冨田までも、と言いたいところですが、この最後の「ゴミの日」での冨田のソロは何と12小節しか無いため、歌戻りに間に合わない!と最後は走りながらソロを吹いていました。何はともあれ、オシャレに磨きをかけて(?)またお邪魔したいものです。

danraku