2019年12月

2019年12月21日(土)
三鷹バイユーゲイト
吾妻 光良 トリオ+1
吾妻光良(Vo,Gt), 牧 裕(Contrabass)
岡地曙裕(Drs),早崎詩生(赤黒Key)

いやあ、時代は令和に変わりましたが時の流れは相変わらず速いもの。令和元年、最後の興行は強烈に地元感漂う、バイユーでの締め括りとあいなりました。たまさか、バイユーの14周年でもあります。14年前は何をしていたかというと・・・、このページを立ち上げるはるか前のことでもあり、覚えてるわけは無いのでした。でも14年間お世話になりっぱなしではあります!

開場19:00 開演20:00
¥2,500+1Drink?

バイユー・スケジュールページ

いやいや、バッパーズとしては久々のアルバムだったり南会津大宴会だったりピットインだったり、と珍しいこと目白押しな一年間でしたが、最後はトリオ+1、しかも地元感満載のバイユーで締め括り、となりました。ステージもそう広くは無いのですが、それに加えて前回から早崎さんが赤黒鍵盤のキーボードを持ち込むことになったため、リハーサル時間の半分以上は位置決め、といっても過言ではないでしょうか。こうやってパノラマで見ると楽勝で収まってる様な見た目ですが、結構ギチギチなのであります。

写真は常連のT田さんに撮っていただいたモノをおざなりに合成しているだけですが、この日はT田さんに加え、T羽さんやN原さん、そしてごめんなさい、まだお名前をきちんと憶えていない常連の方々に囲まれて暖かな12月のライヴ締めとなりました。更には沿線ということもあり、ホッピーズの富山さんも遊びに来てくれて、写真を撮ってくれたりしておりました。

ギターも歌もそこそこうまい富山氏ですが、写真は何故かボケ気味です。更に送ってきてくれた中にはこんな1枚も・・・

何でしょうか? 我々よりも20歳近く若い、ということで、感性もロック寄り/パンク寄りなのでしょうか? そう思って眺めるとなかなかパワフルな写真の様な気もしてきて、俺達もデスメタルなのか?と勘違いしそうになってきます。そして沿線、といえば何とBoppersの冨田さんがつい最近、横浜から国分寺に引っ越してきたばかり、ということもあり、この前日に買ったというフリューゲル・ホーンの鳴らし運転もあってか数曲飛び入りで参加しました。

完全にジジイ達の談笑タイム、という絵柄ですが、いざ演奏が始まると・・・、

それなりに緊張感が走る、様にも見えます。こういうときにもちょっとボケてる写真の方がムードは出るもんですね。そして吾妻は、1年のライヴで所有ギターをなるべくくまなく使う、というのが目標でもあるため、2019年に使い残したギターを調べたところ残っていたのが「レスポール・レコーディング」という重さ6kgという非常に扱いにくい一本で、とてもこれを抱えて客席に出て行こう、という気など起きず、2019年の客席乱入の締めは赤い人のピアニカ演奏で大団円。

令和元年、いろいろお世話になりました。2020年令和2年もまた宜しくお願いします。 ナマステー!

danraku

2019年12月14日(土)
新宿ピットイン
吾妻 光良 & The Swinging Boppers

我々が高校生の頃からあるジャズ喫茶の老舗、新宿ピットイン。ジャズ研出身のメンバーの中には学生の頃に昼の部、いや、ひょっとすると朝の部に出演していた人間もいるかも知れません。ジャズ学生にとって憧れの場所、とも言えるこの場所での初めての公演であります。でもこんな音楽で出演するつもりじゃなかったんだけどな・・・、というメンバーの呟きも聞こえてきそうですが、人生いろいろです。弊楽団としては2019年最後の公演ですので、終了後の忘年会に備えて、早い時間の昼の部の興行です。

開場14:00 開演14:30
前売¥3,500+税/当日¥4,000+税(Drink別)

ピットイン スケジュール・ページ

いろいろとありました令和元年、バッパーズとしての今年最後の公演となりました新宿ピットイン、まだリハが始まる前から遠くを見る様な表情でアルトを吹く渡辺康蔵。

その心の眼は遠い故郷の静岡でジャズに明け暮れていた青春時代を見つめているのでしょうか?それとも1940年代・ニューヨークは52番街の喧騒を見つめているのでしょうか、という渋い写真となりましたが、ここに至る約一ヶ月前、コーゾーとはこんなメールのやりとりが・・・。

「吾妻さん、先日兄がピットインに行って来月のスケジュールのチラシを貰って来たのですが、我々のバンド、それぞれの名前が載っているのに何故か僕の名前だけ記載がありません!このままでは冥途の土産に持って行けないので、何とかお店にお願いして入れてください!」

憧れが強いぶんだけ、神様のいたずらも激しくなるのでしょうか。何とか12月のチラシには名前を記載してもらい、ああ、良かった、と胸をなでおろしながらアルトを吹いている図、というのが正しい解釈であります。

やがてリハも終わり一曲目のインスト部分で外廊下で待っている吾妻の方は、ロック出ですので、そこまで青春真っただ中の強い思いは無いので、この様に不敵な笑みを浮かべつつ余裕で出番を待った後に、ワイヤレスを駆使して堂々と客席後ろから登場。

堂々と、と言ったのも束の間、力任せにギターを振り回していたら、いきなり鳴らなくなってしまい焦りまくって色々と対処に努めましたが、復旧できず、ええーい!面倒くせえ、ワイヤレスなんかやめだ!ともう一台のコード付きのギターに持ち替えました。

あれ?このギターは・・・?そう、ダブルネックです。ジャズ喫茶に持ち込むギターとしてはいかがなものか、というご批判もありましょうが、一年を通して所有ギター38台を満遍なく使う、という人生の目標がありますもので、今年未登場のこのダブルネックが登板するのはもはや自然の摂理にも近いものであります。それにしてもコーゾーが歌っているのに吾妻は歌っていない、そして何故か早崎が立っている、という良く判らない写真ですね。

しかしホラ、なかなかフルバンドの人数が多い感じとギターのネックが多い感じがあいまって全体的ににぎやかな写真になっております。そういえば「すみだジャズ」でもダブルネックを使った記憶がありますので、ジャズとダブルネック、意外に良い取り合わせなのかも知れません。

んなこたないか、やっぱりロック的なしつらえになってしまい、果たしてこれはジャズの殿堂に対するアンチテーゼなのか、挑戦なのか、という意見も・・・、まあ、無いでしょうな。年寄りでデブですしね。

アンコールでは折角持ってきたということもあり、中国製のフルアコとワイヤレスで客席を行脚、みんな、いったいどうしてたんでえ? という表情の動機が良く判りません。
そして、今年最後のウチアゲ会場はピットインTさんのコネで、近隣の居酒屋さんの3500円飲み放題コースで大満足。今年最後ということもあって、お世話になったピットインのスタッフの皆さん、そもそも話を持ってきてくれた長野のジャズ・フィクサーKさん、そして一年色々と協力して頂いたソニーの皆さん、ジャケット・デザインのタスクさんに関根さんなど多くの方に出席頂いたこともあって謝意を表して吾妻からご挨拶。

「ほら見てみ。まただ、世界の中心で俺が叫んでる!」
と陰口を叩くベーシストもおりましたが、いずれにせよ、令和元年もBoppers、ひいきにして頂きましてありがとうございました。

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そして何と、上記の興行が夕方に終わるためピアノの早崎が引き続いて下記演奏会場へと向かいます。いくら還暦前とはいえ、狂気の沙汰ではないか、という説もありますが、お好きな方は是非お付き合いのほどを。

マジカルコネクションvol.90
恒例のライブイベントです。今回は巷で噂の歌手
ジャイサンデーさんを迎えてのデュオです。本番ルールはピアノに火をつけちゃダメだよとマイクを食べちゃダメだよ、です。是非お越しください。

会場/神保町試聴室
出演/早崎詩生(吾妻光良&The Swinging Boppers)&ジャイサンデー、石田力、富山優子、
大口沙世カルテット
開場/17時30分? ? ?開演/18時
料金/予約3000円、当日3500円
(1ドリンク込み、スナック付き)

視聴室 スケジュールページ

マジカルコネクションVol.90ということで、昼ライブに続き、一日、生ピアノ、鍵盤ハモニカ三昧でした。先ずは駆け付けて高校同窓の石田君の弾き語りの手伝いです。

続いて待望の(リハ2回しました!)
ジャイサンデーさんとのデュオです。

ジャイサンデーさんには、気を使っていただき靴は赤。

最後はジャイさんのハグとわたくしピアニカで客席乱入(写真がないので記憶によると..

そして参加者集合写真です。赤と黒なにやら燃えたり灰になったりしてます。

danraku

詳細は渡辺祐さんのfacebookを

danraku