2018年3月10日(土)
代官山・晴れたら空に豆まいて

吾妻 光良トリオ+1

吾妻光良(Vo, Gtr) 牧裕(Bass)岡地曙裕(Drs)
早崎詩生(Pf)

晴れたから空に豆まきに来たりして
(当日の天気を保証するものではありません)
ガンガンに鳴るピアノに喜ぶ赤い人が目に浮かびます

18:30 open / 19:30 start
料金:前売¥3,200/当日¥3,500(+ 1drink \600)

晴れ豆さんのスケジュール・ページ

さて、前回お邪魔したのは昨年の7月の晴れ豆ですがとにかく暑かった!というのが印象に残っております。しかし、今回はようやく寒かった冬も終わって、何の根拠が無くても天気ぐらい予言はしてみるものですね、見事に晴れ模様の日となりました。ですので、演目もいつもとはちょっとだけ趣きを変えて春らしい曲を中心に、って別に毎年取っている作戦でしたね、申し訳ない、趣きはほぼ変わっておりません。せいぜい、吾妻の緑色のシャツに春=若草色、というかすかな努力だけでも感じ取って頂ければ、と思う今日この頃です。あ、ギターもイタリア製のゴヤ、というものでいつもよりアート色を強めたチョイスで、ってどうでも良いですね。

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しかし、もう一つ頑張ったのは久々に倉庫から引っ張り出した、若草色のエレキ・マンドリン、久々に弾いてみると、複弦楽器ですから和音を弾くとジャイヴで良く使われているティプレにも似た響きが出るのです。学生の頃に良く聞いたレオ・ワトソンの「マンドリン弾きがやってきた」=”The Man With the Mandolin”をニューオリンズ風にアレンジしてみる、というのに挑戦させていただきました。こんな頑張って弾く楽器ではないのでは、という気もしますが。

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まあ、そんなこんなもあって、色々と楽器を準備してから駅前に出来たという串カツ田中に飲みに行っているうちにすっかり写真の自撮りを忘れてしまい、二部で急遽仕込んだものの見事に失敗、良くお願いしている寺田家の方々から写真を頂きましたが、客席の位置的に岡地さんと早崎さんはほぼ写らないという位置ですが、どうだったのでしょうか、まあいつも通りだったのでしょうね。

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マンドリンを持った吾妻越しに遠くに見える赤い姿、やはり早崎さんはいつも通りだった模様です。いや、いつもより少し嬉しそうに見えるとしたらそれはマンドリンに喜んでるわけではなく、都内のライヴハウスでは随一鳴る、と言われている晴れ豆のピアノに喜んでいるだけと思われます。ちなみにこの写真はアンコール時の様子で、既に客席乱入用の電池アンプを首からぶら下げています。

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そしてお約束どおり乱入。何だ、いっつも同じ展開じゃないか、というなかれ、先ずギターがマンドリンに変わっているところ、そして・・・・

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そう、今年からはこちらの方もピアニカで乱入する、というのを定着させようと、目下努力中であります。しかし、何だろう、服が光っているところがエクトプラズムの様に見えるのがちと不気味であります。

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そして、客席内で落ち合う二名、何か全然そういった必要は無い局面なのに、どことなくロック調のイメージをかもし出しているのが不思議といえば不思議です。蛇足ですが、寺田ご夫妻からは、「首からウィスキーをぶらさげている救助犬」みたいだから、アンプを首からぶら下げるのはお勧めできない、という助言も頂いたのですが、現在これを上回るソリューションは発見されておりません。

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終演後、帰る直前のひとコマ、ああ、岡地さんいましたいました。いつもと変わりありません。早崎さんは用事があってひと足早く退出しましたので、3人だけの写真となりましたが、なかなかのどかな春の晴れ豆でありました。